高見まこ「高見まこ傑作短編集 愛の風景」より「マリコ」
- 2017/06/01
- 11:21
ちょっと珍しいところをご紹介します。
今日は1993年発売の高見まこ先生の「高見まこ 傑作短編集 愛の風景」より「マリコ」ですね。
この「マリコ」という作品は1989年のヤングジャンプ掲載ですね…ヤンジャンだったんだ、これ。
高見まこ先生というと「いとしのエリー」のイメージが強くて、個人的にあんまり好きではありませんでした。
「いとしのエリー」では冒頭に主人公の少年が行きずりの女性をナンパして関係を持ったら、実は相手は新担任の女性教師で、というラブコメなんですが、ナンパ相手に簡単にヤラせる女教師というのがひどく嫌悪感を覚えましたね。
そういうのを女性漫画家が描いた事もそうだし、そういうヒロインも嫌だった事を覚えています。
似た時期に大ヒットしていた柴門ふみの漫画も大嫌いだったんですが、当時は若かったから潔癖の傾向が強かったんですね。
さて「マリコ」の話。
これは父親が再婚した若く美しい義母との関係を描いた短編なんですが、父親が亡くなって母子家庭となった数年間の日々があり、親子としての関係性が深まっている事と40P以上に及んでじっくりと親子であり男女の物語が描かれている事もあり一つの作品として完成度が高いですね。
こうやって丁寧に親子の関係性が描かれているのがアダルトコミックと一般漫画の差であり、より深みが出やすいんですね。
そもそも高見まこ先生が年下の男と年上の女性を描く傾向が強い事もあって、親子の関係性の描き方が上手いと思いませんか?
こういう女性作家さんらしい細かな描写と丁寧な展開は男性が描くアダルトコミックではなかなか望めないものです。
機会があればぜひ手に取って頂きたいですね。







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今日は1993年発売の高見まこ先生の「高見まこ 傑作短編集 愛の風景」より「マリコ」ですね。
この「マリコ」という作品は1989年のヤングジャンプ掲載ですね…ヤンジャンだったんだ、これ。
高見まこ先生というと「いとしのエリー」のイメージが強くて、個人的にあんまり好きではありませんでした。
「いとしのエリー」では冒頭に主人公の少年が行きずりの女性をナンパして関係を持ったら、実は相手は新担任の女性教師で、というラブコメなんですが、ナンパ相手に簡単にヤラせる女教師というのがひどく嫌悪感を覚えましたね。
そういうのを女性漫画家が描いた事もそうだし、そういうヒロインも嫌だった事を覚えています。
似た時期に大ヒットしていた柴門ふみの漫画も大嫌いだったんですが、当時は若かったから潔癖の傾向が強かったんですね。
さて「マリコ」の話。
これは父親が再婚した若く美しい義母との関係を描いた短編なんですが、父親が亡くなって母子家庭となった数年間の日々があり、親子としての関係性が深まっている事と40P以上に及んでじっくりと親子であり男女の物語が描かれている事もあり一つの作品として完成度が高いですね。
こうやって丁寧に親子の関係性が描かれているのがアダルトコミックと一般漫画の差であり、より深みが出やすいんですね。
そもそも高見まこ先生が年下の男と年上の女性を描く傾向が強い事もあって、親子の関係性の描き方が上手いと思いませんか?
こういう女性作家さんらしい細かな描写と丁寧な展開は男性が描くアダルトコミックではなかなか望めないものです。
機会があればぜひ手に取って頂きたいですね。







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- テーマ:エロマンガ・同人誌
- ジャンル:アダルト
- カテゴリ:母子系作品レビュー
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