鳴海アミヤ「ムスコンっ!」一巻買いました。が…。
- 2017/06/30
- 19:26
鳴海アミヤ先生の「ムスコンっ!」の第一巻を購入しました。

ご紹介するか迷ったのですが、こういうのも含めて母モノは買う様にしているんです。
似た路線として、最近は「息子が可愛くて仕方ない魔族の母親」なんかもありますね。
あれも買っていますが紹介するかどうかは今、迷っています。
正直言って母モノというよりオタク向け萌え漫画の亜流なんですよね。
ほら、主人公の冴えないコミュ障の男になぜか一途に迫ってくる女の子達、というパターンって漫画でもゲームでもよくあるじゃないですか。
ハーレムものっていうんですか。
あれのメインヒロインを母親に置き換えた感じ。
基本はオタクで三次元の女の子に興味がない超イケメンの息子とその息子を溺愛する暴走気味の母(見た目少女)の日常マンガという感じです。
ヒロインが母親という以外は、既視感を覚えそうなありふれた舞台ですね…。
で、この息子に好意を持つ第三者の少女(かませ犬)もちゃんと用意されていてこちらは金髪ヤンキー娘が存在しております(画像の右側)。
こういうアレな男に可愛い美少女が何人も好意を抱いて奪い合う無理のある設定に対して、幼馴染とか許嫁とか特殊な運命とかあれこれこじつけがありますよね。
この作品の場合は好意を抱く理由として、母親だったらアレな息子を溺愛してても不自然さがないという幻想に乗っかる形で成立してるんですね。
たしかにヒロインは母親らしさが申し訳程度に家事等でテンプレ的に盛り付けられています。
ただ母親の人間性や行動原理は完全に萌え漫画の暴走ヒロインですね。
あまりの精神面の幼稚さが見てて息苦しくなります。
これだったらこないだご紹介した「おかあさん(10さい)と僕。」の母親は中身が完全に大人の思考や感性だった分まだマシでしたね。
何ていうかこのマンガの未来とかやりたい事が見えないんですよ。
母親は息子を溺愛しているけれど、それ以上でも何でもない。
息子はイケメンオタクでそれ以上でもそれ以下でもない。
どちらにしてもそのキャラなりの考え方とか人間性も感じない。
設定以上の何も入ってない薄っぺらいキャラなんですね。
もちろん母子の互いへの認識に不健全なものは一切ない。
ちなみに夫(父親)は健在で母とはいまだ熱愛状態(最近よくあるタイプですね)。
そして第三者のヤンキー娘もまさにかませ犬的な顔出し。
古い話なんですが、「ハイスクール奇面組」以来、ヤンキー娘というキャラは好きなんですが、明らかなかませに使われたらなぁ…。
う~ん…これほど見どころがない漫画は厳しいなぁ…。
- 関連記事
-
- 「禁断!!母子淫戯2」より2
- 「禁断!!母子淫戯2」より
- 鳴海アミヤ「ムスコンっ!」一巻買いました。が…。
- 「母子暴姦3」より3
- 「母子暴姦3」より2

[PR]
