「MOTHER」より玄田生「タラチネ」

今日も１９９４年にヒット出版社より発売された「MOTHER」より玄田生先生の「タラチネ」のご紹介。
玄田生先生の単行本「青年の性的闘争」にも収録されてますね。
これは本「MOTHER」に収録されたラストの作品であるため、二日間かけてしっかりとご紹介したいと思います。

これはね、かなりいいですよ。
まず、シリアスでしっかり描かれています。
手抜き無し。
私が理想とする一般漫画っぽい日常の雰囲気と既に成熟しながらも変化していく親子関係がしっかり描かれています。
作家であり、時にフェミニスト系コメンテーターとしてテレビにも出演する母親とその息子の物語。
文化人らしい小綺麗でリアルな母親のキャラ設定がいいですね。
ただ、これこの１９９４年で考えるとモデルはジャーナリストの江川〇子（一応伏せた）とかじゃないかなぁ…多分‥ちょっと露骨な気もします。

良いところですが、続きはまた明日。