木工用ボンド「母親が女になる時」より「VAKZIN」
- 2017/08/21
- 11:57

今日も2000年に一水社より発売された木工用ボンド先生の単行本「母親が女になる時」のご紹介です。
今回は「VAKZIN」。
これは題名は違うのですが、前編後編ありましてこれは前編。
これだけ見ると純粋な母モノというよりは変則的なふたなりと熟女モノとなってしまうのですが、是非明日ご紹介する作品と合わせてご覧になって下さい。
このエピソードだけでもけっこう好きだったんですけれどね。
この単行本が刊行された2000年の時点では、という条件も加わりますが。
そもそもふたなりモノがまだ珍しかった事があるし、この前編を読むことで後編と相まってこのエピソードにおける母親が深層心理で持っているエロさがより強くターボがかかる作用があります。
また母親が絡む相手役がふたなり女医、というのも良かったんですね。
この2000年の時点で私はまだ「少年と熟女」の「lovers」の洗礼を受けていなかった事もあり、脅されたとしても母親が他の男に抱かれる描写に対して強い抵抗感を受けました。
(だから劇画等で母親が米屋など出入り業者に犯されているのを息子が見て欲情して、というお決まりのパターンが嫌いだったのです)。
どうしても母親が他の男に抱かれると強いモヤモヤ感を受けてしまったのですが、このエピソードが良かったのはこのふたなりカウンセラーが非常にエロいだけで妊娠の恐れが(ふたなりだから)ない事、あくまで治療の一環で催眠状態だから浮気願望が表面には出てなかった事、実質的にはレズビアン関係に近いように受け取れた事が大きいですね。
母親のエロさは強調されながらも貞淑さは少なくとも読む限りは失われなかったのですね。
また後編でカウンセラーがしっかり母親を息子に返してあげる、という展開もあり、読後感も良いものでした。
詳しくはまた明日お話します。
(好きな単行本だからつい饒舌になってしまいました…)。
お楽しみに。




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- テーマ:エロマンガ・同人誌
- ジャンル:アダルト
- カテゴリ:母子系作品レビュー
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