津過元正「淫乱熟母 亜矢子」その6
- 2017/08/29
- 11:21

さて、今日まで六日間かけてご紹介しましたが、これで最終日。
東京三世社より2004年に発売された津過元正先生の単行本「淫乱熟母 亜矢子」です。
婿入りした先で妻と妻の母と三人暮らしをする男。
遂に義母と結ばれた男と義母のその後の生活を描きます。
(ちなみに今日ご紹介するエピソードの前に夫と母親の逢瀬に気づき、幼い頃から自慰に耽っていた記憶に浸る嫁、という話が挟み込まれるのですが、バッサリカットさせて頂きました。嫁が二人の裏切りに気づいている、という事実だけ分かれば十分でしょう)
これがエピローグとなります。
男と義母は爛れた性を愉しむようになり、気づいていた嫁はそれを見ながら自慰に耽ります。
キュウリとかナスという劇画の世界ではお馴染みの大人のおもちゃ扱いされる野菜達を使うのは今の若い世代にはどう受け取られるのでしょうか…分かりませんが、私が劇画で「肥後ズイキ」等を使ったプレーをどうしようもなく古臭く感じるのと同じなんでしょうかね。
個人的にはナスの後でガバガバになってると指摘されるひどい恥辱を受ける義母にすごくエロスを感じるのですがどうでしょうか。
好みの問題なんですが、性欲はあってもあくまで最後まで貞淑さを失ってない義母に対して、義息子があくまで敬語を崩さないままにこうした下卑た言葉を掛ける外道さ加減が古典的なエロスというものを感じます。
ひどい言葉なのにそれにまた興奮している義母がいる事もたしかで…と。
そして最後は何事も無かったように日常を演じ続ける家族に戻って物語は終わります。
ラストはありがちといえばありがちですが、最後まで遂に親子丼をしないところにリアリズムを覚えますね。
段階を追って展開を描いていけばしっかりとエロくなり、いきなり過激にすればいいってもんじゃない、と改めて思います。






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