「淫乳聖母」よりその8 湯河原あたみ「TASTY」
- 2017/09/29
- 11:10

さて、今日で2000年に一水社より発売された「淫乳聖母」のご紹介も最後になります。
オオトリは湯河原あたみ先生の「TASTY」。
やりての女社長であり未亡人として息子を厳しく躾けてきた女性。
しかし、毎晩のように自らを慰めているとメイド達に吹き込まれた息子は確かめるために母親のベッドに潜りこんで…と。
えらく激しい母親のオナニーは洋物っぽくていいんですが…自らの行為を棚に上げて覗いていた息子をひっぱたくのは厳しいっていうより若干DQN母の印象を受けます。
息子に責められ始めると頬を叩いた事を忘れたかのようにあっけなく陥落してしまう事、その後の親子の変化も描かれず、母子モノとしては色々ちょっと物足りない印象です。
一本の漫画としてはギャグっぽいママショタモノですし、メイドのキャラも含めて落ちもついていて完成度が高めだと思うのですが…。
この2000年の時点で世の中にメイド喫茶があったのかは分かりませんが、二次元の分野ではメイドブームは来ていたようですね。
最後の画像で「花右京院メイド隊」という作品に触れてます。
(「花右京院メイド隊」について軽く説明するとアニメ化もした月刊少年チャンピオンで連載していたメイド漫画)
個人的にメイドにもメイド服にも全然関心がないので、早くメイドブームが去ればいいのにと思ってます。
ご主人様に媚びるように仕える、というキャラと清楚で清潔感のある長いスカートやフリルのついたエプロン等が組み合わさって、オタク向けのあざとさの極致のような気がしてどうも私は‥。
湯河原あたみ先生は90年代の半ば頃から2000年代の初頭まで10冊もの単行本を出されており、この時点では人気エロ漫画家の座を獲得しておられました。
ただ最後に出た単行本は2003年ごろで、ここ15年近くは見かけなくなっており、電子書籍している作品も数少ないものです。
また公式サイトも見当たらず、検索すると観光地としての「湯河原熱海」のが引っかかり、現在を辿る事が難しい状態ですね。
8日間続けてきた「淫乳聖母」のご紹介は今日で終わりです。
明日からは2005年に松文館より発売された松任知基先生の単行本「総統の肉人形」をご紹介します。
お楽しみに。





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- テーマ:エロマンガ・同人誌
- ジャンル:アダルト
- カテゴリ:母子系作品レビュー
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