いとうえい「お姉さんじゃダメかしら?」より「ママBOX」その2
- 2017/10/15
- 11:40

2009年にコアマガジンより発売されたいとうえい先生の単行本「お姉さんじゃダメかしら?」に収録された「ママBOX」のご紹介。
本日は後編となります。
夫を亡くして以来、息子の性処理を自らの楽しみも兼ねて行ってきた母。
ある日、学校帰りの息子に母からのプレゼントが届いて…と。
ここまでが昨日のご紹介。
続きがここから。
案の定、箱の中身は母親でした。
しかも段ボール箱の中に入った母を箱に開けた穴越しにオナホールのように犯すという若干犯罪と背徳な香りのする方法で。
こういう生身の人間を性欲処理の道具のように扱うって方法、昔でいう壁女っていうんですかね。
コンクリの壁に女を挟むように埋め込んで下半身だけ通りに突き出させて好きに性器を使われるっていう。
だいぶ前に天竺浪人先生あたりも描いてた記憶があります。
非常に人権侵害的な描写で、女性の人格を尊重しておらず、こういうのを読んでいると性犯罪者予備軍と言われても仕方ないなぁと思いながら、しかし大変エロいなぁと思った記憶もあります。
プレー的とはいえ、顔の見えない性器だけが露出した存在を「使う」って背徳の香りがしますね。
後、最後のコマの母親のセリフもいいですね。
「いつかアナタにも好きな娘ができるコトくらいわかってるわ」
母親からの卒業、それは母子相姦のたった一つの(一般的な目で見て)ハッピーエンドの形でないかとも思うのです。
本当ならちょっと切ない台詞なのですが、このくらい天然な母キャラが口にすると逆にグッときますね。
あぁ、やっぱり彼女も子供の幸せを願う一人の母親なんだって。
それでは今日はこの辺で。
明日はレアな作品、神崎四郎先生の単行本「せめて可愛らしく」をご紹介します。
お楽しみに。




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