「母子、濡れた一夜2」よりその9 ROS「ヘタレ息子とメンヘラmother」
- 2017/10/27
- 11:09

2009年に一水社より発売された「母子、濡れた一夜2」の九日目です。
ROS先生の「ヘタレ息子とメンヘラmother」。
ちょっと長いのですが、ご紹介します。
父の葬儀の日、天涯孤独となった少年の前に母親を名乗る女性が現れました。
ヘタレを自称し、身寄りもない学生の少年にまともな選択肢も無く彼女との暮らしを始める事になります。
しかし、家事を任せきりな上に性的なからかいも平然と行う彼女との暮らしに耐えかねます。
ある日、少年は飛び出したものの、行く当てもなく戻ってきて…と。
この時の母親の怒りはいいですね。
ただの変人キャラ、というだけからもう少しだけ母親らしく、肉親らしく踏み込んだ感じを受けます。
そして母は離れて暮らすことになっていた日々の真実を語りだします。
かつて彼女は運命の人に出会う占いを受けました。
そしてその日、ある男を見初める事になります。
一目見た時からいつかこの男との息子は自分にとって最高の男になる、と。
それが夫と結婚した理由でした。
だからといって夫を邪険にするつもりは彼女にはありませんでしたが、その目的を知った夫は息子を連れて彼女の元を去りました。
探し求めていた息子と再会できたのは夫の葬儀の日でした。
そして彼女はかつての占いが当たっていた事を息子と交わりながら確信します。
しかも、その占いというのは朝のテレビ番組のものだった、というとこでオチ。
いかにも今風な作風、キャラ設定、物語展開で新時代の母子相姦漫画の雰囲気を強く感じました。
旧態依然とした劇画、エロ漫画の多い母子漫画にもようやく新しい波が来たように思えました。
この時は。
こういうのばかりになるのは寂しい気もしますが、なかなか新鮮で良かったように思いました。
変人である母親も二次元の世界ではよくある高慢で凛々しい口調のキャラで、母親としては珍しかったんですね。
明日で「母子、濡れた一夜2」のご紹介も最後になります。
昇龍亭圓楽先生の「ヌルママ12」。
お楽しみに。







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- テーマ:エロマンガ・同人誌
- ジャンル:アダルト
- カテゴリ:母子系作品レビュー
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