短編「春の大会」
- 2019/05/06
- 00:11
今日で連休も最終日ですね。
令和になって最初の更新という事になりますね。
直近の話題ですと………。
期待してた同人作品「母さんもう一度妊娠して」は期待外れ(良いのは題名だけ)。
同じく期待していたmorrowの「五十路母雅美と過ごすスケベな一日」はいつも通りやってるだけ。この人の作品はいつも途中から一緒なんですよね。描いてて飽きないのかな(人のこと言えない)
プロも同人も母モノは最近はもう一つなのが多いなぁ……。
こないだ書いたビーバップの劇場版。
ハマッてしまって連休中に二作目の哀歌をもう一回借りて見ました。
(何やってんだ)
30年間語り継がれている伝説的な名演技の城東のテルがやっぱり素晴らしいですね。
「ボンタン狩りじゃ!!」
「相変わらず渋いねぇ、あぁ~ん!?大将!」
すっかり癖になっちゃいましたよ。
あぁ~ん!?
「小説家になろう」に出してた「母子相姦のある風景」の全年齢版。
気を付けてたんだけど、R18規定に引っ掛かってるって運営さんに叱られちゃいましたので、掲載を取り下げました。。
最近の話題が全然令和っぽくないなぁ。
さて、今回の新作は「春の大会」。
これ、かなり昔書いた体験談のリメイクですね。
15年以上前にどっかのオリジナル体験談に影響を受けたんだけど、あれはどこで見たんだっけ……。
宜しければどうぞ。
何年か前に母校が選抜に出場した事があった。
元々明らかな強豪校がない県だから番狂わせが起きやすいし、勝ち抜く可能性はどの学校でもあるって言われてた。言われながらも自分が現役の頃は全然勝てなかったんだけどさ。OBの応援バスツアーていうのが立ち上がって、二年で部を辞めた俺としては行きにくかったんだけどね。ただ退部してからも親しくしてた同級生に誘われて断れなかったんだ。
もちろん言ったら悪いんだけど、選抜大会では母校は優勝候補とぶつかって一回戦負けだった。試合日の早朝にバスで出発したんだけど、序盤から負け試合みたくなってさ。
そのまんま地元へ帰郷したんだ。もっとも予想通りだからそんなに暗い空気でも無かったし、そのまま地元でOB飲み会になったんだ。あんま飲めないんだけど、上の世代もいたから競う様に飲まされた。本来途中で辞めた奴がいるような席じゃないんだけど、そのお陰で輪に入れたのは良かったかな。たぶん。
在学時に野球を辞めた原因は別に厳しい練習とか体育会系の上下関係とかそんなんじゃない。単なる家庭の事情だった。
というか、もっと私的な事だけどさ。我が家は元々幼稚園の頃からずっと母子家庭だったんだ。高校生だった当時、母親は40そこそこで友達の母親と比べたら若い方だった。母も感覚が若い方だったし、親子っていうか友達っぽくもある親子関係だったと思う。高校になっても反抗期とかもなくて冗談も言い合えたし、日曜日は買い物に付き合ったりもした。そんな風に親子の距離は近かったし、年齢を思うと近すぎたのかもしれない。二年生だった冬休み、俺は母親と肉体関係を持った。
その日は冬休みに入って母の仕事納めの日だった。
珍しく夜中に帰ってきた母からは酒の匂いがした。
父と離婚してからずっと男もいる雰囲気もなかったけれど、全く女らしさが無くなってるわけでもない。気怠そうにソファにもたれてるところに強引に迫っていたけど、そんなに抵抗もされなかった。
母親っていう意識はあったけど、目の前の押せばやれさせてもらえるかもって期待に勝てなかった。すげえ熱くなってる母マンコと繋がりながら何度もキスをしている内にふと目が合った。
(やっちゃってるな、俺たち)
苦笑いみたいな顔してた。母のがかなり苦々しい思いは強かったと思うけど。
ただ母のあそこはめちゃめちゃ濡れていて熱くなってた。鍋の中みたいな感じで、心は別として母の肉体は自分を受け入れてくれているのが分かった。月並みな言い方だけど。たとえ体だけでも母が受け入れてくれてる事に頭の奥が熱くなる。母マンコに吸い込まれるようで母の胎内に引っ張り込まれそうな感覚が本能的に願ってた事だってその時に初めて分かった。イカない事ばかり意識しながら腰を動かし続けると、その内に母もじれったくなったのか髪をかきあげソファの背もたれで腕をついて体勢を持ち直すと、改めて下半身を持ち上げて跨って動き始める。すると俺のチンポが斜めに母のマンコにゴリゴリと擦れるような角度になっていた。そのまま騎乗位でカクカクと腰を上下に使うとさっきよりも気持ちよさそうな声を漏らし始めた。母が息子とのセックスでより良いモノにするためにより強い快感を味わうためだけにしてる。当たり前だけど、ずっと未婚だった母はそれなりにセックスをよく分かっているんだ。やり方って意味じゃなくって、気持ちよくなり方だけじゃなくて、自分が好きな体位だってあるんだ。それがどういう意味なのか、初めてその時に知った。母の経験人数は何人くらいなんだろう?ついさっきまで童貞だった自分には想像も出来なかった。考えた事も無かったけど、嫌でも考えてしまう。それくらいに上下動し続ける母の腰使いは慣れていた。骨盤同士がコツコツぶつかり合ってきてまさにパコるって感じ。
そっからはもうお互いに無言だけど、とりあえずしようって暗黙の同意が出来た。母は俺の様子を伺いながら腰の動きを弱めたり強めたりしていた。長持ちさせようとしているんだと分かった。なんか惨めな気持ちだった。近親相姦でかなり動揺していると思ってたのに、いざし始めたら母のがずっと上手だった。セックスっていうのは気持ち良くなるために互いの性器を擦り付けあう動物みたいに原子的な行為なんだって改めて思う。
気付かない間に母からも強く抱き締められてた。母のがずっと激しく腰を動かしてた。
「あー、いく、いきそう。もうちょっと……」
しばらく動き続けた後で、喘ぎながら強く抱きしめてきた。母でもこうして刺激を与え続ければいくんだって思って、内心驚いた。母の様子からいかせることなんてとても出来ないと思ってた。ただ得意な気持ちにはなれなかった。自分がいかせたっていうより、意識的に母がいこうとしたからだって事も分かってた。
どうしようもないほどの母との経験値の差を知らされるだけだった。何にも知らずにただ野球をやってきただけの自分が馬鹿みたいにさえ思った。けどそれでも強く抱き締め合うだけでたとえ相手が母親でも本当に不思議な感動があった。
その日はそれから俺がイくまでやった。母はもう一回いってから朝まで眠った。
次の日はどんな顔して話せばいいのか分からなかったけど、朝からゴミ出しとか洗濯とか手伝えって言われて、そんな風に普通の日常に戻る事が出来た。
「ちょっともうまたぁ?私もうけっこう年なんだけど……」
そう言いながらも、母も40過ぎたばかりでまだ女を捨ててないのは何となく感じてた。
俺とそうなったからって特別母にとっては女として幸せを覚えたりはなかったと思う。
けどずっと感じてた独身の不安感とか心の隙間とか……そんなのはあったんだろう。
息子である俺でも母にとって何かの代替品になれるかもって思って。
そして年が明けても俺は部の練習に行かなくなった。
俺が練習をサボるようになった事を母は気にしてたみたいだった。
けど日曜日は家に居る時は裸のまま母とまったりとした時間を過ごしていると、何ものにも代えがたい感情が沸き起こったんだ。
母を女としてやれるようになった生活はいつまでも続くものじゃない事は分かってた。
だから今はひたすら母を抱きたい。
そんなへ理屈みたいな俺の言葉に母はもう何も言わなかった。
元々母の感性は年より若かったから俺との肉体関係を楽しむようにあれこれ要求も応えてくれた。フェラチオはすぐにしてくれたし、初めてだっていうアナルにも入れさせてくれた。
今まで俺が童貞の間に抱いていたセックスへの妄想や好奇心から母にその欲望をぶつけるようにしたけど、そんな時にも顔を赤くしながら母は呼吸を荒げてたし、少なくとも嫌がっているようには見えなかった。
何度目かの行為の時に母が初めて深い絶頂した時にはすごく衝撃を受けた。
二度目でいつも以上に自分の持ちが良かったから、数分間の間激しめにつき続けていた時だった。
今までの軽い絶頂が母のいく、っていう事だと思ってたけど、悲鳴のような大声を上げて電気でも走ったみたいに全身を震わせるのを見た時、本物を見た気がした。
それは映画や漫画で見たような綺麗なものでなかった。母の正気を失ったような声もそうだし、いった後もどこを見ているのか分からない目線やよだれも垂らして意識も朦朧としているようで大丈夫かと思ったのを覚えてる。
すると息も絶え絶えだった母は陶然としたようにキスして抱き着いてきた。「動かないで」と言う母の言葉を無視して、再び母の奥まで突き続けると電気でも流されたみたいにやがて痙攣し続けて、短く悲鳴を上げ続けた。それが母の本当に深い絶頂だって分かった時、嬉しかった。達成感というか、本当に訳も分からないんだけどとにかく嬉しかった。
苦し気に呼吸を整える母は俺がまだ射精してない事を気にして申し訳なさそうにしてた。
いいよ、と頭を撫でるとまだ気が済まないのか俺の機嫌を取るようにキスをしてきた。
改めて母は俺に親じゃなくて女の部分を見せたんだって事だと思う。一時的だけど無理矢理に母親の皮を破られたような感じだったんじゃないかな。その時、初めて母を女として愛しいって心から思ったんだ。それから母とのセックスは一段進んだと思う。
俺は毎回でも母をいかせてやりたいと思う様になったし、母もいきたいという感情を出し始めるようになった。
セックスの時に一緒にいきたがるのは互いの本能的な欲求なんだって初めて分かった。
初めの頃の一方的に欲望をぶつけていくのと違って、母がいく瞬間を狙って射精するタイミングを見計らって堪えている時、これが本当のセックスなんだって思った。そんな事ばかりしながらも学校にだけは行っていたけれど、母との愛欲にまみれた日々は俺の残りの高校生活を染めた。
結局その日のOB会は日付が変わるまで続いた。
夜中の帰り道、俺はいつかの母との日々を思い出していた。
一期一会なんてもんじゃないけど、母とのあんな日々はやっぱり長くは続かなかった。
母の妊娠。
そして堕胎。
その二つの出来事が俺達の関係を引き裂いた。
それから俺が高校を卒業してからの数年間、母とは一度も会わなかった。
今度会う時はもう色んな覚悟を決める時。
一度別れる時、そういった。
それは心中か、一生夫婦になる覚悟を問う言葉か。
その答えを酔った頭で考えながら。俺は通いなれた懐かしい母のアパートへの道を歩いてる。
空気が生ぬるい。
夏も近いんだろう。
完
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- テーマ:18禁・官能小説
- ジャンル:アダルト
- カテゴリ:母子相姦小説 短編
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