連載「母子相姦のある風景」第二十八話「鎮守の森 後編」
- 2019/08/24
- 00:01
ども。
という訳で今回が「鎮守の森」の後編になります。
よろしくお願いします。
という訳で今回が「鎮守の森」の後編になります。
よろしくお願いします。
翌日も部活で朝7時半に家を出た。
昨日のキスなんて母親は無かったかのように振舞っていて、何だかちょっと寂しいような気にもなったかな。
暑さだけじゃなくて寝不足も相まってその日の体調は良くなかったし。
アップを始めて1時間も経たない内に見かねた友達がもう外で休んでろって言ってそのまま顧問に言いに行ってくれたんだ。
風が抜ける体育館の脇に行って涼ませてもらう事になったんだ。
時折起き上がっては水道の水を飲みに行く以外、スノコに寝転んだ。
練習の途中でもたまにそこで休憩するんだけど、風通しが良いからやけに涼しいんだよね。
体育館の中からキュッキュと靴がコートに擦れる音が響いてくる。
最初の1時間以上はダッシュとか体力メニューでその後でボールを使った練習。
最後にはいつもメンバーを入れ替えながら紅白試合を2、3試合やるパターン。
疲れててしんどいんだけど、やっぱりみんな試合がやりたくて来るんだ。
まあ、勝てなくても楽しめれば良いって部活だからそんなんで良かったんだろうね。
「どうだ、少しは良くなったか」
外に出て30分くらい経った頃かな。
中から顧問の先生が出てきたんだ。
20代後半の若い先生だけど、弱いチームを鍛え上げようって気はない人。
「大丈夫です、もう少ししたら戻れますから」
その時はまだ練習に戻るつもりだったけど、立ち上がるとまだ少しクラっときた。
目の前でカメラのフラッシュを焚かれたような感じ。
「今日はもういいよ、家に電話したから。もうお母さんが迎えに来るから自転車置いて帰れ」
緩いチームの監督らしく、さっさと帰る様に言ってくる。
自分ももう無理が効きそうにないから、素直に従う事にしたんだ。
「昨日の事、考えてたんでしょ」
帰宅途中の車の中の話。
信号を止まっている時にそれまでほとんど話さなかった母が急にからかうように言ってきた。
ハンドルを握ったままこちらを向いて口の端を歪めている。
ちょっと気恥ずかしかったけれど、こういい返した。
「う~ん、まぁそうだね」
またおどけた言い方で素直に認めると、昨日脱衣所でそうしたように軽く肩を突いてきた。
手に持ってたペットボトルのスポーツ飲料をもう一口飲んだ。
家から母が持ってきてくれたもの。
田舎だからあの頃はまだコンビニも数が少なかったんだよね。
車が走り出す前にゴニョゴニョと何か母が独りごちたけど、聞き取れなかった。
家に着くころには体調はある程度戻っていたよ。
まだ少し頭痛はしてたけど、気怠さは治っていてだいぶ楽だった。
暑い自分の部屋に戻るよりもクーラーのあるリビングで横になることにした。
冷蔵庫からヨーグルトと冷たい麦茶を持ってきて、テーブルに置いてくれた。
僕を迎えに行くまでやっていたらしく、母は途中までやってたらしい洗濯物を干し始めた。
「昼、何食べたい?」
声を掛けられて目を覚ますと母は傍らに立って僕を見下ろしていたんだ。
真下から見上げる形なのですぐ間近に白く光る母の足がやけに長く見える。
「父さんは仕事?」
「もうとっくに行ってる。当たり前でしょ」
質問に無関係な事を聞いた僕を咎めるでもなく、母は答えた。
何を言っていいのか分からなかったから、思いついた事を言ってみただけだったんだけど。
僕の答えを待っているのか、母が横たわる僕を見つめている。
じっと見つめ返すと、しばし無言で見つめ合う形になったよ。
僕を見下ろす母にねだるように傍らの白いクッションを差し出すと、少し小さなため息をついた母は膝を崩して腰かけた。。
ようやくすぐ近くまで来たので、上半身を起こして母に顔を近づけてみる。
何をしようとしているのか、途中で分かったんだろう。
「ちょっと~……」
軽く抗議して少し逃れようとはしたけれど、昨日と同じように触れるだけの浅いキスをした。
唇を重ねている時も「ん~」と拒むように母は漏らしたけど、唇が離れても距離を取ろうとはしない。
許してくれているのかと思い、今度は長いキスをしてみても母は突き放そうとはしなかったので、しばらくしていた。
少ししている内に体勢を変えて互いに座ったままおそるおそるハグをしてみたんだ。
思ったより柔らかくて暖かく胸の感触がしっかりと当たってくる。
ぎゅっと抱きしめながら何度もキスをしたけれど、試してみたいと思っていた舌を入れてみた。
さすがに嫌がられるんじゃないかって怖かったけれど、もう母は何も言わずに僕の舌に熱い舌を絡めてきた。
どこまで母が許してくれるのか分からないから終始ドキドキだったよ、もちろん。
けれど抱き締めながら何度もキスをしていると母は少し感じ入ったような潤んだ瞳で見つめ返してきたんだ。
今まで一度も見たことが無い様な態度でさ。
それどころか肩に回していた腕の中で母から身を預けてきたりまで。
「いいの、あんたは」
何度目かのキスと抱擁の間に母は言った。
「え、なんで……?」
「……母親相手に一生の恥になるよ、あんたの」
「そんなこと無いって」
「……絶対後悔するよ。止めるなら今だよ」
「いいから」
「良くないでしょ、こんなの……」
「もういいって!」
話したって答えなんて出るはずもないし。
そこまで言うと、母はそれ以上何も言わなくなったよ。
母の腕を引いて体を床に横たわらせたんだ
開き直った様に母は腰かけていたクッションを頭の下に敷いた。
寝かせた母の身体に覆いかぶさると、母を抱きしめてみる。
さっきまでと違い、抱きしめ返してくれることは無かったけれど。
片腕を母の股間に割って入れ足を開かせようとすると、強く抵抗された。
かなり足に力を込めているようだけど、機嫌を取るように何度も太ももを撫で続ける内に嫌がる力は薄れていくのが分かる。
もうとっくに固く勃起していたので、母の足に押し付けてみたんだ。
冷たい母の太ももの肉に押し付けると、柔らかくて気持ちが良い。
拒まれながらも母のあそこを下着の上から擦り続ける。
数分間もしている内に汗かは分からないけれど、指先にはヌルヌルとして下着がグッショリと濡れてきた。
「本当にする気……」
独り言か聞いて来たのか分からないくらいの口調で母が言った。
「するよ、する」
「止めた方がいいってば……後悔するから」
「いいって……お願い。お母さんに入れさせて」
そこまで言うと母の抵抗はだいぶ弱まっていったよ。
正直言ってその時はそんな先の事なんて分からなかったし、見えなかったし。
ただその時はしたいだけで頭がいっぱいだったし、その相手が実の母親である事はむしろ望ましく思えたんだ。
実際に母親が初めてで嬉しいとさえ思ったのは事実だったよ。
(入れさせてくれるの?)
強引ではあったけれど、あくまで無理やりにはしたくなかったよ。
たとえ嫌々でも一応合意で受け入れてもらいたい気持ちだったんだ。
都合の良い事なんだけどさ。
だから直前に母の気持ちを確かめるようにもう一度だけ顔を見ると、諦めたように母は足を開いてくれたんだ。
いつの間に脱いだのか、顔の傍らには母のショーツが脱ぎ捨てられていた。
初めてだから全く分からないまま、股間を母のあそこに押し当ててみる。
柔らかな母のヘアの感触がしたと思うと、硬めの感触に包まれた。
あっさり入ったのかなと思ったらそれは母の掌だった。
もう覚悟を決めたのか母は自ら導いて入れさせてくれるようだ。
掌に掴まれたまま母のあそこに誘導されていく。
そうしたら不思議なものでこちらがえっちょっ待っ……と言いたくなる。
母のヘアに押し付けられて奥の皮膚に当たった……と思った瞬間、母の固い掌から柔らかな感触に変わっていた。
……っ……て無言のまま母がピクンと反応したんだ。
「あ、入った……入ったの?これ」
自覚出来ないのも間抜けな話なんだけどさ。
母にそう尋ねると、小さく呻くように頷いたんだ。
何で言っていいのかよく分からないんだけど。
たまに初体験は入れただけですぐ終わったなんて話があるけど、それはよっぽど興奮しているか締りがきついかのどちらかだと思う。
思えば赤ん坊が通り抜けるくらい広がるところに指2本分の太さが入ったってどうってこと無いんだろう。
ただそれでもこの瞬間に自分が童貞じゃなくなったのも事実だったけれど。
母のアソコが最初緩かった事もあって、セックスにずっと抱いていた素晴らしいイメージはちょっと実際は違うんだと知ったよ。
相手が母親だからか、どこかでしちゃって本当に良かったのかなって気持ちが消えてないからかも。
「動いていいよ……」
耳元で母がそう囁いてきて体勢を調整するとスムーズに出し入れ出来るようになった。
さっきよりも母の胎内深くに根元まで入り込んでいく感触が伝わってくる。
ゆっくりと腰を前に押し込んでみると、母の膣内で擦れながら更に僕を飲み込むように吸い付いてきた。
セックスしていると根元まで全部入っているのかどうかがよく分からなくなるんだ。
おそらく母の胎内が吸いついてくるからだろうけれど。
「あぁぁ……」
僕が少しずつ動き始めると、母は充足感のような息と共に声を漏らした。
声を漏らすほど母の内部は蠢いて締りを強めていく。
ようやく初めて味わう女の胎内の感触の良さを実感した。
母親とセックスしている現実に異様に興奮し、必死に腰を振り続ける。
母の肌には弾の汗が浮かんで流れ落ちていった。
相変わらず外ではうるさいほど蝉が鳴いていた。
まだ午前中だから……ミンミンゼミだっけ?
動くごとに母のあそこが濡れて動きが滑らかになる。
塗れ具合とは反して母はあからさまに乱れる事は無くて、腰でどんなに突き入れても大きく声を上げるような事は無かった。
しかし徐々に吐息が荒くなり入れられてしまっている感覚で自然と体が反応しているみたいだ。
腰の奥に痛みにも似た疝痛が湧いてきて、限界が近づいてくる。
不格好だけどそれなりに激しく激しく腰を使い続けると、いよいよ終わりが近づいた事を実感したのか母は息を整えるように何度も大きく呼吸をした。
「あーっ、〇〇、○○っ……」
苦し気に母が僕の名前を呼んで強く抱きしめてくる。
もう一度目を合わせたまま歯が当たるくらい強く唇を重ねると興奮と快感が限界に達し、射精してしまっていた。
下半身の奥から全ての精液を吐き出す勢いで母の胎内に出し切ってしまうと、ぐぐっと母の膣道に締め付けられて搾り取られるような感覚に襲われる。
はぁ~……と下半身が軽くなっていくような気がして深く息を吐く。
すると母はすぐに僕の身体の下からすりぬけて一つになっていたモノを引き抜いてしまったんだ。
テーブルの上のティッシュ箱をこちらに手渡すと、自分だけさっさと風呂場に向かって行った。
すぐに精液を洗い流すつもりだったんだろう。
その時は何ですぐに行ってしまったのか分からず、ポカンとして見送るしかなかった。
射精した後のふと冷静になる時も一人きりだったから、気怠さだけが残っていた。
急激に眠気がやってきたけれど、さすがにさっさと寝てしまうわけにいかないから風呂場から母が戻ってくるまで待っていた。
午後からアフターピルを貰いに医者にかかるつもりらしい。
そういうものがあるって事も、その時に知った。
戻ってきた母はバスタオル姿のまますぐに医者の診察時間を調べだすので、切り替えの早さに内心ちょっと驚いていた。
実際母もあんまり大量に射精されて焦っていたんだろう。
昼食を食べたら行ってくるという母にはもうさっきまでの甘ったるい雰囲気は無かった。
冗談でもキスしたり抱き寄せたりなんてもう出来そうにない。
母は服を着ると冷や麦の支度だけしてさっさと出かけてしまった。
車庫から母の車が走り去るのをじっと眺めていた。
家に取り残されるとなんだか気まずい思いが湧いてくる。
けど今さらどうしようもないので何となくそのまま庭を眺めていた。
昼顔が絡まったフェンスの向こうには鳳仙花も咲いている。
土が濡れているのを見て、もう水やりは終わってるのが分かった。
まだ午前11時過ぎだけど、午前中の診察に間に合わせたかったんだろう。
昨日から今日にかけて本当に色んなことがあったなと改めて思った。
こうしてるといつも通りの夏休みの一日なんだけど。
もし今日という日をいつか思い出すとしたらどうやって振り返るんだろう。
そんな事をぼんやりと考えていた1992年の夏だった。
完
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昨日のキスなんて母親は無かったかのように振舞っていて、何だかちょっと寂しいような気にもなったかな。
暑さだけじゃなくて寝不足も相まってその日の体調は良くなかったし。
アップを始めて1時間も経たない内に見かねた友達がもう外で休んでろって言ってそのまま顧問に言いに行ってくれたんだ。
風が抜ける体育館の脇に行って涼ませてもらう事になったんだ。
時折起き上がっては水道の水を飲みに行く以外、スノコに寝転んだ。
練習の途中でもたまにそこで休憩するんだけど、風通しが良いからやけに涼しいんだよね。
体育館の中からキュッキュと靴がコートに擦れる音が響いてくる。
最初の1時間以上はダッシュとか体力メニューでその後でボールを使った練習。
最後にはいつもメンバーを入れ替えながら紅白試合を2、3試合やるパターン。
疲れててしんどいんだけど、やっぱりみんな試合がやりたくて来るんだ。
まあ、勝てなくても楽しめれば良いって部活だからそんなんで良かったんだろうね。
「どうだ、少しは良くなったか」
外に出て30分くらい経った頃かな。
中から顧問の先生が出てきたんだ。
20代後半の若い先生だけど、弱いチームを鍛え上げようって気はない人。
「大丈夫です、もう少ししたら戻れますから」
その時はまだ練習に戻るつもりだったけど、立ち上がるとまだ少しクラっときた。
目の前でカメラのフラッシュを焚かれたような感じ。
「今日はもういいよ、家に電話したから。もうお母さんが迎えに来るから自転車置いて帰れ」
緩いチームの監督らしく、さっさと帰る様に言ってくる。
自分ももう無理が効きそうにないから、素直に従う事にしたんだ。
「昨日の事、考えてたんでしょ」
帰宅途中の車の中の話。
信号を止まっている時にそれまでほとんど話さなかった母が急にからかうように言ってきた。
ハンドルを握ったままこちらを向いて口の端を歪めている。
ちょっと気恥ずかしかったけれど、こういい返した。
「う~ん、まぁそうだね」
またおどけた言い方で素直に認めると、昨日脱衣所でそうしたように軽く肩を突いてきた。
手に持ってたペットボトルのスポーツ飲料をもう一口飲んだ。
家から母が持ってきてくれたもの。
田舎だからあの頃はまだコンビニも数が少なかったんだよね。
車が走り出す前にゴニョゴニョと何か母が独りごちたけど、聞き取れなかった。
家に着くころには体調はある程度戻っていたよ。
まだ少し頭痛はしてたけど、気怠さは治っていてだいぶ楽だった。
暑い自分の部屋に戻るよりもクーラーのあるリビングで横になることにした。
冷蔵庫からヨーグルトと冷たい麦茶を持ってきて、テーブルに置いてくれた。
僕を迎えに行くまでやっていたらしく、母は途中までやってたらしい洗濯物を干し始めた。
「昼、何食べたい?」
声を掛けられて目を覚ますと母は傍らに立って僕を見下ろしていたんだ。
真下から見上げる形なのですぐ間近に白く光る母の足がやけに長く見える。
「父さんは仕事?」
「もうとっくに行ってる。当たり前でしょ」
質問に無関係な事を聞いた僕を咎めるでもなく、母は答えた。
何を言っていいのか分からなかったから、思いついた事を言ってみただけだったんだけど。
僕の答えを待っているのか、母が横たわる僕を見つめている。
じっと見つめ返すと、しばし無言で見つめ合う形になったよ。
僕を見下ろす母にねだるように傍らの白いクッションを差し出すと、少し小さなため息をついた母は膝を崩して腰かけた。。
ようやくすぐ近くまで来たので、上半身を起こして母に顔を近づけてみる。
何をしようとしているのか、途中で分かったんだろう。
「ちょっと~……」
軽く抗議して少し逃れようとはしたけれど、昨日と同じように触れるだけの浅いキスをした。
唇を重ねている時も「ん~」と拒むように母は漏らしたけど、唇が離れても距離を取ろうとはしない。
許してくれているのかと思い、今度は長いキスをしてみても母は突き放そうとはしなかったので、しばらくしていた。
少ししている内に体勢を変えて互いに座ったままおそるおそるハグをしてみたんだ。
思ったより柔らかくて暖かく胸の感触がしっかりと当たってくる。
ぎゅっと抱きしめながら何度もキスをしたけれど、試してみたいと思っていた舌を入れてみた。
さすがに嫌がられるんじゃないかって怖かったけれど、もう母は何も言わずに僕の舌に熱い舌を絡めてきた。
どこまで母が許してくれるのか分からないから終始ドキドキだったよ、もちろん。
けれど抱き締めながら何度もキスをしていると母は少し感じ入ったような潤んだ瞳で見つめ返してきたんだ。
今まで一度も見たことが無い様な態度でさ。
それどころか肩に回していた腕の中で母から身を預けてきたりまで。
「いいの、あんたは」
何度目かのキスと抱擁の間に母は言った。
「え、なんで……?」
「……母親相手に一生の恥になるよ、あんたの」
「そんなこと無いって」
「……絶対後悔するよ。止めるなら今だよ」
「いいから」
「良くないでしょ、こんなの……」
「もういいって!」
話したって答えなんて出るはずもないし。
そこまで言うと、母はそれ以上何も言わなくなったよ。
母の腕を引いて体を床に横たわらせたんだ
開き直った様に母は腰かけていたクッションを頭の下に敷いた。
寝かせた母の身体に覆いかぶさると、母を抱きしめてみる。
さっきまでと違い、抱きしめ返してくれることは無かったけれど。
片腕を母の股間に割って入れ足を開かせようとすると、強く抵抗された。
かなり足に力を込めているようだけど、機嫌を取るように何度も太ももを撫で続ける内に嫌がる力は薄れていくのが分かる。
もうとっくに固く勃起していたので、母の足に押し付けてみたんだ。
冷たい母の太ももの肉に押し付けると、柔らかくて気持ちが良い。
拒まれながらも母のあそこを下着の上から擦り続ける。
数分間もしている内に汗かは分からないけれど、指先にはヌルヌルとして下着がグッショリと濡れてきた。
「本当にする気……」
独り言か聞いて来たのか分からないくらいの口調で母が言った。
「するよ、する」
「止めた方がいいってば……後悔するから」
「いいって……お願い。お母さんに入れさせて」
そこまで言うと母の抵抗はだいぶ弱まっていったよ。
正直言ってその時はそんな先の事なんて分からなかったし、見えなかったし。
ただその時はしたいだけで頭がいっぱいだったし、その相手が実の母親である事はむしろ望ましく思えたんだ。
実際に母親が初めてで嬉しいとさえ思ったのは事実だったよ。
(入れさせてくれるの?)
強引ではあったけれど、あくまで無理やりにはしたくなかったよ。
たとえ嫌々でも一応合意で受け入れてもらいたい気持ちだったんだ。
都合の良い事なんだけどさ。
だから直前に母の気持ちを確かめるようにもう一度だけ顔を見ると、諦めたように母は足を開いてくれたんだ。
いつの間に脱いだのか、顔の傍らには母のショーツが脱ぎ捨てられていた。
初めてだから全く分からないまま、股間を母のあそこに押し当ててみる。
柔らかな母のヘアの感触がしたと思うと、硬めの感触に包まれた。
あっさり入ったのかなと思ったらそれは母の掌だった。
もう覚悟を決めたのか母は自ら導いて入れさせてくれるようだ。
掌に掴まれたまま母のあそこに誘導されていく。
そうしたら不思議なものでこちらがえっちょっ待っ……と言いたくなる。
母のヘアに押し付けられて奥の皮膚に当たった……と思った瞬間、母の固い掌から柔らかな感触に変わっていた。
……っ……て無言のまま母がピクンと反応したんだ。
「あ、入った……入ったの?これ」
自覚出来ないのも間抜けな話なんだけどさ。
母にそう尋ねると、小さく呻くように頷いたんだ。
何で言っていいのかよく分からないんだけど。
たまに初体験は入れただけですぐ終わったなんて話があるけど、それはよっぽど興奮しているか締りがきついかのどちらかだと思う。
思えば赤ん坊が通り抜けるくらい広がるところに指2本分の太さが入ったってどうってこと無いんだろう。
ただそれでもこの瞬間に自分が童貞じゃなくなったのも事実だったけれど。
母のアソコが最初緩かった事もあって、セックスにずっと抱いていた素晴らしいイメージはちょっと実際は違うんだと知ったよ。
相手が母親だからか、どこかでしちゃって本当に良かったのかなって気持ちが消えてないからかも。
「動いていいよ……」
耳元で母がそう囁いてきて体勢を調整するとスムーズに出し入れ出来るようになった。
さっきよりも母の胎内深くに根元まで入り込んでいく感触が伝わってくる。
ゆっくりと腰を前に押し込んでみると、母の膣内で擦れながら更に僕を飲み込むように吸い付いてきた。
セックスしていると根元まで全部入っているのかどうかがよく分からなくなるんだ。
おそらく母の胎内が吸いついてくるからだろうけれど。
「あぁぁ……」
僕が少しずつ動き始めると、母は充足感のような息と共に声を漏らした。
声を漏らすほど母の内部は蠢いて締りを強めていく。
ようやく初めて味わう女の胎内の感触の良さを実感した。
母親とセックスしている現実に異様に興奮し、必死に腰を振り続ける。
母の肌には弾の汗が浮かんで流れ落ちていった。
相変わらず外ではうるさいほど蝉が鳴いていた。
まだ午前中だから……ミンミンゼミだっけ?
動くごとに母のあそこが濡れて動きが滑らかになる。
塗れ具合とは反して母はあからさまに乱れる事は無くて、腰でどんなに突き入れても大きく声を上げるような事は無かった。
しかし徐々に吐息が荒くなり入れられてしまっている感覚で自然と体が反応しているみたいだ。
腰の奥に痛みにも似た疝痛が湧いてきて、限界が近づいてくる。
不格好だけどそれなりに激しく激しく腰を使い続けると、いよいよ終わりが近づいた事を実感したのか母は息を整えるように何度も大きく呼吸をした。
「あーっ、〇〇、○○っ……」
苦し気に母が僕の名前を呼んで強く抱きしめてくる。
もう一度目を合わせたまま歯が当たるくらい強く唇を重ねると興奮と快感が限界に達し、射精してしまっていた。
下半身の奥から全ての精液を吐き出す勢いで母の胎内に出し切ってしまうと、ぐぐっと母の膣道に締め付けられて搾り取られるような感覚に襲われる。
はぁ~……と下半身が軽くなっていくような気がして深く息を吐く。
すると母はすぐに僕の身体の下からすりぬけて一つになっていたモノを引き抜いてしまったんだ。
テーブルの上のティッシュ箱をこちらに手渡すと、自分だけさっさと風呂場に向かって行った。
すぐに精液を洗い流すつもりだったんだろう。
その時は何ですぐに行ってしまったのか分からず、ポカンとして見送るしかなかった。
射精した後のふと冷静になる時も一人きりだったから、気怠さだけが残っていた。
急激に眠気がやってきたけれど、さすがにさっさと寝てしまうわけにいかないから風呂場から母が戻ってくるまで待っていた。
午後からアフターピルを貰いに医者にかかるつもりらしい。
そういうものがあるって事も、その時に知った。
戻ってきた母はバスタオル姿のまますぐに医者の診察時間を調べだすので、切り替えの早さに内心ちょっと驚いていた。
実際母もあんまり大量に射精されて焦っていたんだろう。
昼食を食べたら行ってくるという母にはもうさっきまでの甘ったるい雰囲気は無かった。
冗談でもキスしたり抱き寄せたりなんてもう出来そうにない。
母は服を着ると冷や麦の支度だけしてさっさと出かけてしまった。
車庫から母の車が走り去るのをじっと眺めていた。
家に取り残されるとなんだか気まずい思いが湧いてくる。
けど今さらどうしようもないので何となくそのまま庭を眺めていた。
昼顔が絡まったフェンスの向こうには鳳仙花も咲いている。
土が濡れているのを見て、もう水やりは終わってるのが分かった。
まだ午前11時過ぎだけど、午前中の診察に間に合わせたかったんだろう。
昨日から今日にかけて本当に色んなことがあったなと改めて思った。
こうしてるといつも通りの夏休みの一日なんだけど。
もし今日という日をいつか思い出すとしたらどうやって振り返るんだろう。
そんな事をぼんやりと考えていた1992年の夏だった。
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- テーマ:18禁・官能小説
- ジャンル:アダルト
- カテゴリ:連載「母子相姦のある風景」シリーズ
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