KAYさん新作翻訳小説「ランジェリー・ママ・コレクション 第二章」
- 2020/05/06
- 21:07
ども。
連休も終わりですね。
マスクはちょこちょこお店でも並ぶようになってきたり、ぼちぼち学校なども始まるようで少しずつ厳戒態勢から平常に近づきつつあるのかもしれませんね。
例年GWやお盆、年末年始はアクセス数が上がるのですが、終わりに近づくほど上がっていきます。
今年の連休は「母子相姦のある風景」(変則的に二本)と新作「息子と結ばれた日」、そして長年描きたいと思っていた試作品イラスト&体験談も二点掲載出来ました。
最後にKAYさんの新作の「ランジェリー・ママ・コレクション 第二章」で締めさせて頂こうと思います。
第二章では母ジェニファーと息子トムの物語に移ります。
学生時代の長年のライバルビクトリアの手から最愛の息子を取り戻し、「消毒」したいと願うジェニファー。
そこにランジェリーショップのメレディスが介在して、やがてトムと……という流れ。
メレディスがジェニファーの嫉妬を煽りながらも自身の欲望である同性愛を満たそうとするのが何とも「らしい」ですね。
それではどうぞ!
ランジェリー・ママ・コレクション
原題 Lingerie Moms: The Collection
作者 HeyAll
元URL https://www.literotica.com/s/lingerie-moms-the-collection?page=3
第二章 ジェニファー
ジェニファーは息子であるトムを誰よりも愛していた。
彼女にとっては彼こそが世界の中心でありかけがえのない存在であった。
夫を亡くしてからは二人きりの家族であり、法律事務所で弁護士として働きながら息子を育て今は彼は大学生と
なっている。頭がよくハンサムで気の優しい、ジェニファーが男性に望む全ての資質を兼ね備えていた。
そんな息子を誇りに思い、彼のためならジェニファーは何でもしてきたしこれからもそのつもりである。
さてそんな最愛の息子が、ジェニファーとは旧知の仲でありトムの通う大学の教授であるビクトリアと最近親密
な関係となっているという噂を聞きつけた時、彼女の心は平静ではいられなかった。
二人は同じ高校に通っていた、ビクトリアは少女時代から美人で目立ちチアリーダーのキャプテンを務めるとい
う学園カーストの頂点に立つ存在であった。高校の全ての男子の誰もが彼女とのデートを競い合っていた。
だが同時に高校の全ての女子が彼女が実は性悪である事実を知ってもいた。
一方のジェニファーといえば美貌だがいわゆる「良い子」であった。
ちょっと恥ずかしがりやでだけど元気な性格でジェニファーのような高嶺の花ではない、無垢で無邪気な典型的
な身近な可愛子ちゃん。加えて学業成績は常に優秀で生徒会長も努めた才媛でもあった。
学園カーストのトップと大人にも受けの良い生徒会長、二人がなんとなくライバル関係になったのも自然なこと
であった。何かにつけて張り合ってきたのは成績では劣るビクトリアの方で、特にジェニファーがボーイフレン
ドと付き合い始めると必ず彼氏にちょっかいをかけてくるのには憤慨した。
有り体に言えば彼女はビクトリアを毛嫌いしていた。
やがて年月が等しく経過し二人は40代を越えた、そしてなお神は二人から容色を奪わなかった。
ジェニファーはやりての美人弁護士となり、ビクトリアは地元の大学の美人教授となったのだ。
(そして今また私の最愛の男性をあのビッチが掠め取ろうとしている)
その思いにジェニファーの中に黒い怒りの炎が燃え上がるのだった。
******
8月の週末の早朝、その日は学生、保護者、教職員が陸上競技場に集まり熱気で充満していたのは夏の暑さのせ
いばかりではない。大学の毎年恒例の夏の屋外イベントの行われる最初の週末なのだ。
よって大学に縁のある人物は誰もがそこに集い、そのため誰でも探せば会うことがほぼ可能であった。
ジェニファーは模擬店で軽食を提供する準備を手伝っていた。
そこで忌々しきビクトリアの姿を見かけたので激しい怒りが湧くのを抑えつつ、旧知の人物に向かって歩いてい
った。理由は聞きつけた息子と彼女の噂の真偽をを確認するためである。
「モーニング、ビッキー」
精一杯心のこもった調子を装いジェニファーはかつてのライバルに呼びかけた。
「あらモーニング、ジェン。お久しぶりね。調子はどう?」
「悪くはないわ。結構仕事で忙しくしてる」
「変わらないわね、貴女は昔っから勉強中毒で今は仕事中毒、それが貴女の欠点よ」
早速のビッチの毒のある言葉への怒りを必死で抑えつつ、聞きたい話題に話を持っていくことにした。
「貴女の方は?なにか最近変わったことでもなかったかしら?」
「ええあったわ、おかげで今は人生の最盛期にいるような気持ちよ。全てが上手く回ってる感じ」
「じゃああの噂は本当ってことだわね?」
針を言葉に含めてジェニファーは吐き捨てた。
「よく聞こえなかったわ、なんですって?」
ビクトリアは困惑した表情で聞き返してきた、そのしらばっくれた態度に更に腹が立つ。
「私の息子と寝ているんでしょう」
ビクトリアの顔に勝ち誇ったような冷たい笑みが浮かんだ。
「そうよ、だけど何か問題でも、彼はもう分別ある大人。彼は自分で自分の好きな異性を選ぶことができる。つ
まりね貴女には関係ないことよ、おわかり?」
「関係大アリよ、彼は私の息子なんですからね」
「息子だろうがなかろうが、トムって最高の男性よ。年長の女性の扱いも心得ている。母親として彼のそういう
一面を少しは知って理解してあげるべきじゃないかしら?」
その嫌味なライバルの言葉に頬に平手打ちをくれてやりたくなったが、弁護士としての理性で耐えた
「その年になって少しは抑えたらどうなのよ。高校で大学で私の付き合ったボーイフレンドにちょっかいかける
泥棒猫みたいな真似して。そして40も越えて今度は私の息子?恥を知りなさいよ」
「あらあら安っぽい三流ドラマのヒロイン気取りなの、可愛そうなジェニファー。だけどちょっかいかけただな
んてとんでもない。私は私を彼らに差し出し、そして彼らが私を受け入れただけ。彼らを満足させてあげられな
かったのは貴女の責任で私のそれじゃないわ。私がそばにいる限り貴女はいい男とは出会えない巡り合わせなの
よ。お固い貴女にはおわかりいただけないかしらね、貴女は決して私にはなれない」
「アンタみたいなビッチになるだなんて絶対お断りよ」
「まあアンタは今後もシングルでいたらいいわ。そうすれば私に彼氏を掠め取られることはないんだから。覚え
ておいてねアンタには出来の良いオツムがある。私はオツムじゃ負けたけどその他の全部を持っているってこと
をね」
その言葉には女性特有の残酷さが満ち溢れていた。
「語るに落ちたわね。アンタは私へのあてつけだけでトムと寝たのよ。高校時代も大学時代もそうだった。そし
て自分の取り巻きたちにそれを吹聴していたわね、ほいと下衆な女よねアンタって」
「前にも言ったけど貴女も全然変わらないわね。さてっと私は忙しいの、挨拶しなきゃならない関係者や学生が
たくさん来てるものでね。じゃあまたこの会話の続きをいつかしましょうね」
その勝ち誇った言葉をジェニファーに浴びせ、ビクトリアはその場を立ち去ったのだった。
******
ジェニファーは自分の座っていた席のテーブルを怒りに任せてドンと叩いた。
湧き上がる怒りをぶつけるあてもなくただただイライラするばかりであった。
その時背後から自分に話しかける女性の声を彼女は耳にした。
「ごめんなさいね。立ち聞きするつもりはなかったのだけれど、この近さなので全部耳にしてしまって…」
ジェニファーは驚き背後を振り返った。
彼女と同年代らしいより美しい女性がそこで微笑んでいた。
この会場にいるということは彼女も学生の母親なのだろうとジェニファーは思った。
「フフ、他人には絶対聞かれたくない話題なのにね」
ジェニファーはそう言うと自嘲気味に笑ってみせた。
「二人の正否をジャッジするつもりはないけれど、よかったらこれをどうぞ」
そう言って彼女は一枚の名刺をジェニファーに差し出すのだった。
「なにこれ?」
「ダウンタウンにあるとある店のカードです。私たちのような女性にも十分特化しています。説明するのは難し
いし、ある意味凄くクレージーなので私からはしません。だからご自分の目で確かめてみて」
ジェニファーはカードをしげしげと眺めた。そこにはランジェリーショップの住所が書かれていた。
彼女が自分に対して何をさせたいのかを薄々ジェニファーは悟った。
あのビッチに負けないくらいにセクシーに自分を飾れとでも言いたいのだろう。
「気持ちはありがたいけど、私にこの店が役立つとは思えないんだけど…」
「私も最初はそう思ってたわ、だけどその店を訪れてから人生が変わった。私を信じて貴女も是非その店へ」
そしてその女性はジェニファーに新しい世界へのパスポートを残し去っていった。
******
翌日店のドアを開き中に入った時呼び鈴が鳴るも誰もそこにはいなかった。
そこでジェニファーはゆっくりと店内の品物を見て歩いた。
どれもセクシーでカラフルで高級そうで、ジェニファーはこんな店に入った経験はないので目移りする。
「いらっしゃいませ、何をお探しでしょうか?」
突然すぐそばに人影が現れ少なからずジェニファーは驚いた。
そこにはアラフィフらしき、だが信じられないほど妖艶で美しい女性が立っていたのだ。
「あ、そのええとちょっと見せてもらっただけ」
「私の名前はメレディス、この店のオーナーです」
「あ、私はジェニファーです、っていうかすごく失礼だし申し訳ないんだけど、ここはやっぱり私が来るべき店
ではなかったとわかりました。私が期待していたものとは違う」
「そうでしたか、では貴女の期待していたものを少し話していただけないかしら?ランジェリーショップまでわ
ざわざやってきたのに、ここには貴女の欲しいものがなかったというわけでしょう?」
「説明するのは難しいわ。昨日個人的なトラブルが合ってそれを偶然そばで聞いていた女性がここを紹介してく
れた。彼女は言葉では説明できないけどぜひともって念押ししていたので…だけど時間の無駄だった。ここには
私の求めるものはない気がする」
ジェニファーは店から出ようとしたがメレディスはそれを押し止めるように言葉を重ねてきた。
「この店の顧客が貴女にあえてこの店を勧めたからにはそこには十分な理由があるはずですわ。今貴女がここに
いるという事実がそれを物語っています、よかったら事情を話していただけないかしら?」
そこでジェニファーは店を出るのをストップししばらく考え込んだ。
「話しても貴女に理解してもらえるとは思えないのよ。私だって自分が抱えてる問題をどう解決したいのかもわ
からずにいるんだから。簡単に言えば私のこの上なく大切な存在である男性が悪女、そうとんでもない性悪女に
たぶらかされてそれで悩んでるわけなのよ」
「あらそうでしたの、では彼にふさわしい女性は誰なのかしら?もしかして貴女が?」
メレディスは興味深げに片眉を上げて質問した。
「私だとは言わないけど…じゃあ誰がと聞かれてもわからない。正直なんで私が今ここにいるのかもね」
「ジェン、ジェンとお呼びしてもよろしいかしら?私は長年この場所で様々な女性の悩みも聞いてきました。私
にまだ聞いたことのない悩みはないと断言できる自信もあります」
「あらそう?けど私の悩みはあまりに特殊だし…」
そうは言いつつも徐々にジェニファーのガードがゆるくなっていることをメレディスは悟っていた。
「貴女が話している男性は明らかに誰かに寝取られてしまった。そのことに貴女は心をかき乱され複雑な感情を
彼に抱いている。もっと彼について私に話してくれないかしら?私は貴女の手助けができる。そして私は女性と
同じくらいに男性も理解できる。私が貴女の背中を押してあげられる。そうすれば貴女は彼と愛し合えるのよ」
「そんな簡単な話じゃないわ。私は彼と寝るつもりはないんだし」
それを聞いて再びメレディスの片眉がつり上がった。
「当てさせてくれない?彼は貴女の長年の友人?それとも仕事仲間、もしかして貴女のボスかしらね」
「ごめんなさい、これ以上彼について話したくはないの。今度こそ失礼するわね、ここを教えられ深く考えずに
来てしまった。もう行くわ」
「ここは考えなしに来るような場所ではありませんよ。貴女には目的があったはず。男性を興奮させセックスへ
の欲望に火をつけたいと思った数多くの女性たちと同じようにね。私に貴女の時間を15分だけください。もし私
が提供するものを貴女が気に入らなければ貴女は改めてここを去ればいい、何も貴女に損はないはずです」
そこで改めてジェニファーは彼女の提案を吟味した。
「聞いていいかしら?なぜ私の抱える問題にそれほど興味があるの?」
「それが私の仕事だからです。まさに貴女のような女性のために私はこの店を開いたからなのよ。さあ私に万事
任せてちょうだい」
******
試着室で服を脱いでいるジェニファーのもとに、メレディスが様々なランジェリーをピックアップしてきた。
ジェニファーがブラジャーも取らずに立っているのを見て「全部脱ぐのよ」とメレディスがたしなめる。
「これって必要なの?私自分のサイズなら心得ているんだけど」
「サイズは問題じゃないのよ。貴女がランジェリーをまとった上でそれがどう見えて貴女自身がどう感じるかこ
そが大事なのよ。さあランジェリーは女性のもっとも神聖な部分を覆い隠すものよ。恥ずかしがらないで、私は
商売柄女性の裸を見慣れているし同性なのですから」
その言葉に深呼吸をした上でジェニファーはブラジャーを外した。
今はもうトップレスで鏡に映った自分の姿を見ている。
彼女の乳房は大きすぎす小さすぎす、茶色の乳首が恥じらいでうっすら染まったピンクの肌に映えている。
(同性の前で肌を晒すのなんか医者にかかるのと大差ないわよジェニファー)
彼女はそう自分に言い聞かせていた。
「嗚呼なんて美しいの。貴女の思う殿方はラッキーよ、こんな女性に愛されているんだから、さあこちらを試し
てみてちょうだい」
ジェニファーは、メレディスが手渡したブラジャーをつかんで試着した。それは細いストラップのついた黒い色
で、彼女はこれほど肌に柔らかさとしっとり感を覚えたことのないほどの素晴らしい感触だった。
だがブラの半分はスケスケで乳房も乳首も丸見え同然であった。
「どう思う?凄くセクシーな気分になれるでしょう?」
「けど普段つける代物じゃないわ。私こんなに男性を挑発するような下着は初めてなの」
「わかるわ、大人しめの刺激の少ない下着ばかりをつけてきたのよね。でも今は違う。ここを訪れた数多くの女
性たちと同じく貴女は自分の新しい一面を知ったばかりなのよね」
「それってセクシー、それとも淫らな自分ってことかしら?」
ジェニファーはその答えを知っていながらあえて口に出した。
「なら誤解を招いてしまって申し訳ないけど、私は淫らになりたくも自分の新しい一面を発見したいわけでもな
いのよ。けど貴女のセレクトには感謝しているし気に入ったから対価はお支払いします」
その瞬間メレディスはジェニファーの体に体を密着させ、その耳に唇が触れるほどに近づけささやいた。
「意中の人って貴女の息子さんでしょう?」
その言葉に全身に恐怖が走りジェニファーの肉体はフリーズした。
「よ、よく聞こえなかったわ」
「息子さんのお名前は?」
「トムよ、だけど彼が今なんでこの場で関係があるのかわからないわ」
「では繰り返します、貴女の焦がれ愛したい人物は、その性悪女とやらにメロメロにされてるらしい男性は貴女
の息子であるトムなのでしょう?多分貴女が正しいわ、貴女はその女性から彼を守らねばならない。貴女は貴女
の母性本能の命じるままに行動すべきなのだわ」
「な、何か勘違いしてるみたいね、私は…」
「良き母親でありたいのね?フフフそう硬くなることはないわ。その感情は恥ずべきものじゃない。ここなら貴
女の心に秘めた空想を話してもいいのよ。女性は常に男性とのロマンスを夢見るものですもの。それがたとえ血
を分けた息子であっても」
ジェニファーは困惑し全力でしらばくれることにした。
「全然話が噛み合っていないと思うわ。私には貴女の言ってることが理解できない」
メレディスは微笑んだ、全てを見透かした表情でジェニファーにささやくのだった。
「貴女は貴女の息子とファックしたいのでしょう?それを恥じる必要はないの、ここでは隠すことはないのよ。
数多くの母親たちがここで私に息子に対する熱い思いを語ってくれた。貴女が最初では決してないのだから」
メレディスの直球な指摘と、自分以外にも息子への邪な愛を心に秘めた母親たちがいたという事実にジェニフ
ァーは思わず深い喘ぎ声をその美しい唇から漏らした。
息子とファックしたい、そんな下品な感情をトムに抱いたことなどない!そう否定したかったがメレディスの指
摘はまさに、彼女の隠された感情を自己認識させるものであった。
「ち、違うわ!なぜそんな風に思ったの?私はそんな不道徳な女じゃあないわ!」
その言葉に説得力は皆無であり、この場から逃げ出したくとも現在の彼女は半裸状態である。
メレディスはあえてジェニファーを見下すような表情を見せた。
「では貴女はどんな女性かしら?貴女は人生において心臓が激しく鼓動するような熱いパッションを感じた瞬間
がある?はっきり言いましょう、貴女と寝た男性たちは貴女をマグロだと思ったはずよ。死んだ魚のようにまる
で人形を抱いてるかのようにファックを捧げても無反応…」
今また一つ事実を指摘され激しい羞恥と困惑をジェニファーは味わっていた。
「ああそうよ…だから私はあのビッチに全ての男性を盗まれたんだわ。じゃあ私はどうしたらいいの?私は彼を
愛している。彼は私にとって世界の全て。そんな彼があのビッチにファックされてるかと思うと私の心も体も引
き裂かれてしまいそうだわ」
ジェニファーの悲しみの叫びに女主人はただ「パンツを脱いで」と命じた。
言われるがままに彼女は婦人パンツを床に脱ぎ捨てた。
「なぜパンツを脱がせたの?」
メレディスはその質問に行動で応えた。ジェニファーのパンティーの中に手のひらを滑らせたのだ。
ジェニファーが拒む言葉を発する間さえ与えず、そのまま女主人の指が二本ジェニファーの膣内を穿った。
そのままくじられかきまわされる。ジェニファーにとって生まれて初めての同性からの愛撫の洗礼だった。
「私がいじる前からもうこんなにしてしまっていた、貴女ははしたない女…」
メレディスの言葉と愛撫はジェニファーにさらなる羞恥心を沸き立たせる。
「私は…ア…アア…マイガ」
レズ愛に身を任せている自分に陶酔を覚えた瞬間にメレディスは指を膣から引き抜いた。
愛撫の中断に激しい失望を覚えた自分に気づいてジェニファーはまたもや激しく羞恥を感じた。
メレディスは物陰に一瞬隠れ、すぐに戻ってきた。
その手には男性のペニスを型どった大人のおもちゃが握られていた。
「じゃあ最初のレッスンの準備はいいかしら?」
「それで私に何をさせるつもりなの?」
メレディスは悪戯っぽく微笑んで言った。
「貴女のもとに貴女の息子を取り戻す方法を正確に教えてあげるわ。私の言うとおりに計画を実行したのであれ
ば、二度と貴女の息子が貴女から離れて別の女性を望むことなどないはずよ」
******
ジェニファーはその午後遅くに帰宅し、息子のトムががテレビの前に座っているのを目にした。
正確には床に横になって寝そべった格好で明らかに彼が疲れているのがわかった。
ジェニファーはバッグと買い物袋を置いて言った。
「なんかクタクタっぽいわね、マッサージしてあげようか?」
「いやいいよ、少しストレッチして後でご飯食べたら疲れもとれてるさ」
「そんなのじゃダメよ。ママがいいマッサージ知ってるからやったげるわ」
ジェニファーはトムのところに早足で歩いていき、彼のそばの床に座った。
トムはショートパンツとTシャツという軽い格好であり、ジェニファーは座ってすぐに彼の太ももに触れた。
仰向けになったトムにそのままふくらはぎから太ももまで丹念にマッサージを施していく。
「うんいい気持ちだ、ママにこんな握力があるだなんて思わなかったな」
「長年の主婦生活、家事一般をやってたらこんな恩恵もあるってことよ」
ジェニファーの手と視線はトムの太股部分に戻った。パンツの下から覗く肌は白く太ももから下は日焼けしてく
っきりコントラストを描いていた。マッサージは息子を思う心からの行動であったが、同時に昼下がりにメレデ
ィスから与えられたアドバイスも頭の中に渦巻いていた。
「あーいい気持ちだった、痛みも疲れも吹っ飛んだ感じだよ」
「今日のハニーは凄くランニングをしたみたいね。ママも学生時代は陸上やってたからよくわかるの」
「本当に、初耳だよそれ」
「そんなに驚かないで」
「なんで僕が驚いたと思った?いや言われてみればママの体は元アスリートウーマンらしい完璧な体形だよ。同
時に女性として出るところは出てくびれるところはくびれた最高のラインの持ち主だと思う」
その言葉を聞きながら激しくジェニファーは自尊心をくすぐられ興奮を覚えていた。
そして今や彼女の指はトムのパンツのすそに触れている。
「そんな風に言われたらママ照れてしまうわ」とっわざと恥ずかしげに声を出す。
「いや実際事実だもん、その見事な脚線美だって誰が見たってわかるさ」
「ハニーだって素晴らしいわよ」とジェニファーはやや吐息混じりにささやいた。
そのまま彼女の手はパンツの根本近くまでさすっていく。
それはトムの性器にあと少しで触れてしまう距離であり、マッサージとしても母子のスキンシップとしても明ら
かに不適切であった。ジェニファーはその自覚はあったがあえて気にしない風を装った。
ここで指がトムの勃起したコックに触れたとしても全く構わない気持ちでいた。
瞬間パンツが大きくテントを張りジェニファーは目を見張った。
バツの悪さでも感じたのかあわててトムが体を起こしパンツを直した。
「ああゴメンよママ」母の手の感触に勃起したわけでやや恥ずかしそうにトムは言った。
「気にしないで、ハニーが健康な若者である証拠よ」
などと言いつつジェニファーの手はトムの足から全く離れることなくマッサージを続けていた。
普通は息子の勃起に戸惑うものだろうが全くにしない母の様子に少なからずトムは驚いていた。
「なんだか意外だな、ママってこういうことに厳しい女性だって思ってたから」
「あらどうして?」
トムは肩をすくめて言った。
「新しいガールフレンドができるたびに僕はママのことを思い出しちゃってね。避妊とか安全なセックスとか事
細かに僕に教育してきたでしょ?おかげでセックスに関することではママの厳しい表情が浮かぶのが条件反射に
なっちゃったんだ」
「全てはハニーのためだったのよ」その声は母性の慈愛に溢れていた。
「思春期は間違った方向に走りがち、だからママが保護者として正してあげる必要があった。だけどもうハニー
は大人、自分で自分の正しい道を選べるはずだわ」
「なんか引っかかる物言いな気がするけど気のせいかな?」
「気のせいよ、母親が大人になった息子にそれらしい態度をとっちゃおかしい?」
「うーん、今日突然ママの考え方が変わったような、唐突なものを感じちゃってさ」
そこで二人は笑い声を上げ、ジェニファーはトムの太ももを叩いてふざけた。
「これくらいでいいわね、ちっちゃな頃に比べてハニーの揉む部分が広くなっちゃってママのほうが疲れるわ。
さてっとご飯の支度をするわね、すぐにできるから待ってて」
******
ジェニファーの心の中に芽生えたものがあった、それはもう二度と種子に戻り土に埋没することなどない。
その夜彼女の頭と全身を駆け巡ったのはトムの肉体の感触。彼に触れることがどれほどエキサイティングなもの
なのかを彼女は身を持って体感した。湧き上がる性的興奮は夫を亡くして以来ここ数年間感じたことがなく、今
彼女は自分が生きていることを強く実感していた。
部屋の明かりを消しジェニファーはすぐに自分の女の部分に触れた。
メレディスが大人のおもちゃを使って指南してくれたオーラルセックス。
自分もまたトムの前に膝をついて彼にお口で奉仕する姿を思い描く。
バッグいっぱいに詰め込んで購入した淫らなランジェリー下着の数々。
それらを使って存分にトムを誘惑していくつもりだ。
メレディスはジェニファーにそれを着用して、トムにチラリズムの醍醐味を味あわせ時間をかけて彼を彼女の虜
にするように言った。トムの自分を盗み見する様子が目に浮かぶ、それだけでゾクゾクする。
淫らな未来を妄想しそれがリアルとなる確信を覚えつつ、その夜何度もジェニファーはオーガズムを味わった。
******
翌朝ジェニファーはいつものように仕事に出かけるため早起きした。
まずは長めのシャワーを浴びることが日課である。
次に彼女はバスタオルのみを体にマイた姿でクローゼットの前に立った。
今日はいつにもまして暑い八月の陽射しになりそうだ、普段の服装ではオフィスでは不快になるだけだろう。
だから今日は"くつろげるものをまとうのが自然だ"彼女はそんな言い訳を自分にするのであった。
薄いブラウスとスカートをまずベッドの上に選び出し、それに合わせるブラジャーとパンティーが必要だ。
突然彼女の目は輝き、昨日買い求めたメレディスの店の服飾袋に視線を移した。
メレディスの声が聞こえる気がする。早くグッドガールからバッドガールになれと励ましてくれる。
"さあ早くそれを着るのよジェン、トムは朝からビクトリアのことを考えているに違いないわ。だけど彼の人生
の中で最も貴重な女性は誰なのかを今から彼に教えてあげるのよ"
ジェニファーは服飾袋をベッドの上で反対にひっくり返した、魅惑的なランジェリーの数々が一挙に放り出され
ていく。その中で最もメレディスが勧めたペアの下着を手にするとバスタオルを脱いだ。
それは黒のシースルーのブラジャーとパンティーであった。
それをまとったジェニファーは全身を姿見の鏡に映した。メレディスの導く声が聞こえる。
"素晴らしいわ、とってもセクシーよ。ブラウスの前を少し開いてトムに見てもらいましょう。私には彼がどん
な反応をするか予想がつくけど、貴女自身でそれを確認したらいいわ"
全身が未知の感覚でゾクゾクする。
彼女は髪と化粧を美しく整えたが普段のおとなしい下着とは違った、シースルーのそれをつけていると全く違っ
た自分になれた気がする。乳首もプッシーも丸見え同然だ。
普段の自分なら"はしたない・下品"と思ったことだろう。
だがメレディスの声が耳に響きたまらない高揚感が彼女の内部から湧き上がる。
ジェニファーは新しい自分に出会った。
セックスについて消極的な自分はとうにどこかに消え失せていた。
このセクシーな気分は重要だ、あのビクトリアから最愛の男性を取り戻す崇高な目的のためなのだから。
******
ジェニファーはビジネススーツをビシッと決めて階段を降りた。
トムはいつものようにテレビを見ながらシリアルコーンを頬張っていた。
シャツとパンツというラフな格好だ。
母のヒールの音を耳にしてテレビを見たまた「モーニンマム」と彼は言った。
「モーニンハニー」
ジェニファーも挨拶しコーヒーをカップに注いで彼の隣に腰を掛けた。
「ハニーは今日予定あるの?午後から出かけたりする?」
「うん今日はキャンパスの周辺でも色々イベントがあるんだよ。だから友人とそれを見に行くと思う」
「楽しそうね。今日は暑くなる予定よ。だから私は早めに仕事を切り上げて、帰ったらアイスクリームやフルー
ツのスムージーでも作ろうかと思ってるの。どう思う?食べたくない?」
そこでトムは改めてテレビから目を離し母の方に視線を向けた。
「うーん…言ったでしょ、友人と約束があるって。今から行けないなんて言えないよ」
「あらそう、じゃあ別の機会にまたね」
「せっかくのママの好意なのにごめんね。それこそまた別の機会にいただくさ。僕は誰よりもママのアイスを愛
すんだから」などとトムは冗談めかして言った。
「アイスだけじゃなくママの母親としての全てを愛して欲しいところね」
などと厳しく表情を作って済ましてジェニファーは良い、そして吹き出した。
「もちろんさ!ママは炊事洗濯家事一般もパーフェクトな存在だよ」
そこで軽くジェニファーはトムの腕を叩いた。
「お世辞を言ったって何も出ないわよ。だけど今朝のママはいつもとどっか違うことに気づかない?」
そこでトムは母の姿をしげしげと眺めた。いつもどおりまばゆいくらい美しいがそれはいつものことだ。
やや視線を下げそこでトムはようやく気づいた。
母のスーツのブラウスの前が大きくはだけ、露出度の高そうなシースルーの黒いブラジャーが覗けたのだ。
思わず彼は母親の胸の谷間とブラジャーに目を奪われ、しばし凝視してしまった。
そしてはっと気が付きあわてて視線をそらせた。
「ワオ!ホットじゃないかマム」
その言葉と反応を確認するとジェニファーは席を立ち、トムのほほと額にキスをした。
「嬉しいことを言ってくれるわね。ママがハニーと同世代じゃないのが残念だわ。じゃあお友達とイベント楽し
んできなさい。ママは仕事に行ってきます、ラブユーハニー」
「ラブユーマム」
そこでもう一度ジェニファーは彼の額にキスをした。」
******
午後からジェニファーは早めに仕事を切り上げた。だがそれは帰宅して冷菓を作るためではない。
無論彼女の行き先はメレディスの店である。
店内に他の客はおらず、二人は完全にプライバシーを守れる状況だった。
「来てくれて嬉しいわ。けれど私の予想より貴女がここに戻ってくるのが早かったわね」
「わかってます。相談したいことがあって。だってこれを相談できるのは大げさじゃなくこの惑星上で貴女だけ
だと思うし…」
「何でも私に話して、どんな話でも私はかつて聞いたことがあり適切な助言が出来ますから」
「私は昨夜息子のことを思いながら自分を慰めました。それは私の人生でかつてないほどに不道徳で、だけど激
しい興奮と快感を私に与えてくれました」
「何も戸惑うことはないわ。貴女くらいの年齢の女性なら誰にも起こりうる普通のことなのよ。トムは若くたく
ましい素敵な男性なのでしょう?貴女の感じたパッションに従い、彼を求めたらいいと思うわ」
「そうなの?私人生でこれほどの葛藤を覚えたことはないわ」
「だからこそ貴女はここに来たのではないかしら?心配しないでほとんどの母親たちが人生のある時点で通る道
なのだから。それでどうして彼のことを思ってしてしまったの?」
「帰宅してから彼にマッサージをしてあげた。そうしたら彼はあそこを勃起させてしまったの。その時は気にし
ないでと笑って彼に言ってたけど、私は激しい興奮を覚えていた。夜になってから昨日貴女が教えてくれたフェ
ラチオテクニックを使って、彼に奉仕する自分の姿を思い描いた。たまらなくなって何度も私はイッた。そして
今朝は彼が私のブラウスの中を覗き込むのを確認したばかりってわけ」
「彼のためにセクシーな下着をつけ彼にみせつけていたわけね」
念を押すまでもなくメレディスは答えを知っていた。
ジェニファーもまた言葉ではなく行動で示した。
ブラウスのボタンを外し前をはだければシースルーの黒いブラジャーがさらけ出される。
「セクシーだわ、本当に貴女にぴったりよ」
「ありがとう、今朝は彼に見てもらいたくてワクワクしながらつけたのよ」
「そして彼は期待通り貴女の胸に目を奪われてしまった、それから?」
「全身にアドレナリンが駆け巡る感じ。私もビクトリアと同じくらいにセクシーでビッチになり、トムを虜にで
きる自信みたいなものが芽生えたのよ」
「ビクトリア、貴女のトムを誘惑中のクーガー(年下好き熟女)だったわね」
「そう彼女とは同い年で高校以来のライバル関係。彼女はトムの大学の教授で教え子であるトムに手を出した。
どんなに今日トムと一緒に過ごしたかったことか…午後早くに帰るからアイス作って待ってると言ったけど、ト
ムは友人とイベント見て回ると言って断った、だけど私にはピンときた。彼は何かを隠してるってね。午後から
ビクトリアとデートするつもりなんだと私には確信できたのよ」
「それはあながちトムを責めることは出来ないわね。トムのような若い男性はいつも悶々としている。美女であ
ればアラフォー女性が相手でも全く構わないというか、熟女を好む若者は多い。トムはラッキーなボーイね」
「貴女は私の味方だと思っていたのだけど…」
「もちろん貴女の味方ですとも」そう言ってメレディスは微笑んだ。
「そこで問題なのは貴女が今現在の状況をどうしたいかと思ってるかだわね」
「トムがビクトリアにのめりこんでるって噂を聞いてから私の心は千々に乱れていた。今もあのビッチとトムが
デートしているかと思うと心が張り裂けそうになる」
「だからこそ私のアドバイスが欲しいのでしょ」
そう言って女主人は片方の眉を吊り上げた。
「貴女は深く考えすぎている。人生で成功する人は決断すべきときに躊躇したりはしないものよ。彼らは進むべ
き正しい道を必ず選択し栄光を掴むのだわ」
「ちょっとよく意味がわからないわ」
「貴女の抱える問題は貴女のライバルがトムにファックされてるという事実にある。貴女がこれほど彼を焦がれ
ているけれど彼はそれを知らない以上はそのファックは止めようがないわ」
「だからって私自身を彼の前に捧げるの?そんなの簡単にできる話じゃないわよ」
「フフ、心配はいらないわ。男って単純な生き物なのよ。彼らはセックスがしたい。彼らは自分の欲するものを
正確に理解している。トムの場合はセクシーな熟女好きってわけね。それは男性にとって最も身近な女性の投影
なの。つまり彼は母子相姦への妄執を自分で自覚することなく抱いていて、ビクトリアはその身代わりね」
ジェニファーはその指摘にフリーズした。
トムが本当に欲しいのは自分だというメレディスの見立てに心身が震えたのだった。
「そんな…そんな…そんなことが…なぜそう言い切れるの?」
女主人は妖艶に微笑みかけて言った。
「それは世間一般で思われている以上に頻繁に起こっているからよ。この店に来る女性はかなりの割合でこのロ
マンティックな息子への思いを秘めていた。そして彼女たちは私の後押しもあって皆息子とファックすることが
できたわけ。ネットで調べてご覧なさい。星の数ほどのそういったカップルの告白が溢れてるから」
「彼は…トムは私をセクシーと思ってくれるかしら、ファックしたいくらいに」
ジェニファーは率直にメレディスに尋ねた。
「私、セックスについて常に消極的だった、これをやり遂げられるかどうか自信がないの」
「スカートのボタンを外しなさい」
メレディスの言葉は支配的であり、ジェニファーは魅入られたようにその言葉に従いボタンに手をかけた。
ボタンを外しスカートが床にはらりと落ちた瞬間、二人の熟女の視線が合った。
メレディスはそのしなやかな指をジェニファーのパンティーの中に滑らせ、二本の指でプッシーをくじった。
「あぁ~ん」ジェニファーは首を反らせてその快感に嗚咽を漏らした。
しとどのぬめりにほくそ笑みながらメレディスは言葉責めにかかる。
「濡れてるわ、熱くて湿って火照って、フフいけない人。自分の魅力に自信がないですって?心配要らないわ。
トムは貴女のプッシーの魅力に抗えはしない。だってそこは彼が生まれ出でた懐かしい場所。生物学的にも性的
にも間違いのない事実なのだから、彼は貴女の中に回帰せざるを得ない」
「ああそうなの?本当なの?じゃあ、じゃあわたしはどうすればいいの?」
「まずプッシーの上のヘアーは剃ってしまいましょう。わかるわよ、手入れが行き届いていて貴女はこの程度の
ヘアーとデザインがお気に入りだということはね。だけど貴女が身につけるのはシースルーのパンティーなので
で見栄えがちょっとよくないの。できるだけ早く処理しておいて」
「やるわ!」
メレディスの愛撫はなおも続く。
「下着はセクシーで淫ら過ぎるくらいなわけだけど、その分ドレスは上品な物を選んで。そのコントラストがト
ムを強く刺激するはず。あとは自分の心に命じられるがままに行動あるのみよ。貴女の彼への思いを語るの。自
信を持って強く彼にアプローチするのよ。そして彼が二度とビクトリアと寝ないことを約束したら、彼のその身
を差し出すの」
「わかったわ、今夜すぐにでもやるつもりよ」
「あせらないで、今夜のトムは言葉は悪いけどビクトリアのお手つき、食い残しみたいなものよ。どうせなら綺
麗で新鮮な果実を味合わなくては駄目。そうね…明日の朝にしましょう。早朝のセックスは女性にとって最高の
一日の始まりとなってくれるはずだわ」
そう言うとひときわ深く女主人はジェニファーの肉襞をくじった。
「アウっ!!そんな…私待てない。貴女の指が私に火をつけてしまってる。凄く気持ちいい。私このままじゃ女
性にも目覚めてしまいそう、貴女は私に初めて性的に触れてくれた女性だし…」
「私は多くのこの店に来た女性の初めての相手だったのよ、だけど心に刻んでおいてね。これは貴女が息子との
ファックで得られるものと比べたならば何の意味もないことだって。本当の楽しみはこれからなのだから」」
「わかってるわ、わかってるけど貴女の指が良すぎて私どうかなっちゃいそうなの!」
そう言ってジェニファーは切なく腰を左右にくねらせたのだった。
「フフフ、今頃トムがビクトリアをめちゃくちゃにファックしてると思えば、貴女もここでささやかなオーガズ
ムを感じたって不公平ではないわね。そう思わないこと?」
メレディスはわざわざジェニファーの嫉妬心をかきたてることを言い、それが更に彼女の情熱に火を注ぐ。
「イエス」
「では私が貴女をイカせる栄誉を与えられたということで宜しいかしら?」
「ああ焦らさないで、お願い」
それを聞いた瞬間プッシーから女主人の指が引き抜かれ、彼女は床に膝をついたのとジェニファーのパンティー
に手をかけ引き下げるのが同時に流れる動作で行われた。
指を挿入されていたばかりのプッシーはぽっかり口を開き、メレディスはさらに指を使ってピンクの陰唇を押し
広げぬめった肉癖に己の舌を挿入した。
「嗚呼っ!!!」
全身をのけぞらせジェニファーはメレディスの舌の侵入に反応した。
午後の昼下がり、今にも別の客が店に入ってくるかもしれない。
だがそんなことを考える余裕もなくジェニファーは店の壁にもたれかかり、妖艶な熟女の舌によるファックに身
を委ねていた。彼女の舌はコックのように淫らにジェニファーの肉体を前後にかき回した。
ジェニファーは目をつぶってレズビアンの官能に浸った。
同性に舌でファックされイクことなど考えたこともなかったが、今それは現実となった。
陶酔の中でやがて絶頂の予感を感じ、ジェニファーはメレディスの頭と髪を掴みオーガズムに導かれていった。
******
午後も遅くなってからジェニファーは帰宅した。
暑さとメレディスとの百合愛による絶頂のため喉がカラカラであり、冷蔵庫のジュースをがぶ飲みした。
まだメレディスの指と舌によって与えられたエクスタシーの余韻が体に残っている。
あまりの快感に床に崩れ落ちたジェニファーの前に、スカートとパンティーを脱ぎガーターストッキングとヒー
ルだけの下半身となったメレディスが微笑み、ジェニファーの顔を自分のプッシーに近づけた。
そしてジェニファーもまたメレディスに舌と唇で奉仕し、メレディスもまた喜悦の声を上げたのだった。
美女との百合愛…あまりの官能に癖になりそうに思う。
だが彼女は言った、ジェニファーがこれから得るものに比べればそれは無意味に近いのだと。
そしてトムもまた帰宅した。
スポーツバッグを抱え運動着姿である(どんな運動だったの察しはつくが)。
疲れたのかバッグを床に放るとトムはソファに倒れ込んだ。
「お疲れのご様子ね。運動しすぎたハニーはいっつもこう」
「ああ…うん…ちょっと友達とね…ちょっとやりすぎたかな、まあ楽しかったけどさ」
「それはよかったわね」
色々その言葉に思うところはあったが、短く彼女はそう言うに留めた。
「ママの方はどうなの?なんかいつもと違って見えるよ。なんかこう内面から輝くっていうかさ。普段の仕事か
ら帰った時のママって仕事モードを引きずったまんまの感じだし」
「仕事モード?」
「そう仕事モード。事務員にテキパキ指示、クライアントと調整、裁判の準備に弁論の応酬、そんな毎日なのは
想像がつくし、だから帰宅したらクタクタのはずなのに今夜のママは違った感じ」
「そうね、ハニーと同じでママはもまた友人と素晴らしい時間を過ごしていたから。彼女は人生で重要な様々な
ことをママに教えてくれたの」
「へー、その新しい友人て凄いね」
「まあそういうことね。それにしてもママっていつもそんな疲れ顔見せていた?まあ今度からはもっと違ったマ
マの姿を目にするはずよ。約束するわ」
「そいつはいいね、ママの美しい顔が笑顔や喜びに溢れてたらもっと素晴らしく見えるはずだもんね。さてっと
僕はシャワーを浴びるよ、もう汗だくになっちゃったしさ」
「そうなさい、夕食の準備は出来てるから。ハニーの好物ばっかりよ」
と言ってジェニファーもウインクを返した。
******
翌朝早くジェニファーは起床するとシャワーを浴び、決め下着のブラジャーとパンティーをつけ、夏だというの
にガーターストッキングまでまとうと姿見にその淫らな姿態を映し出してみた。
自分に合格点を出すと次に化粧台に座り入念にお化粧と髪の仕上げに注意を払う。
今朝は特別なイベントの日、トムとの新たな関係を結ぶその新たな一歩を踏み出す日。
頭によぎるのはメレディスのアドバイスの数々、昨夜は興奮でなかなか寝付けなかった。
二人の関係がどんな展開を見せるのか様々なシーンを空想しては消えよぎっていた。
ある妄想はトムを馬乗りでファックする未来、またある空想はたくましく彼にファックされる朝。
そして化粧とヘアメイクに満足すると改めて姿見で自分の体の隅々をチェックする。
次にメレディスがくれた衣装をつける、それは彼女が今つけている下着に似て薄手でさらにスケスケだった。
ジェニファーは満足した、十分に上品でなおかつセクシーな姿だ。
乳首もプッシーも非常に薄い生地を通してはっきり見えている。
ヘアーはメレディスの指示通り昨夜のうちに剃ってある。
深呼吸をなどか繰り返した後ジェニファーはシルクのローブをはおって階段を降りていった。
******
トムはキッチンでシリアルコーンを頬張っていた。
「おはよう」と言う前にジェニファーはトムの腕を掴むとリビングまで彼を引っ張っていった。
「ちょっと話したいことがあるの」
そう言ってトムをソファに座らせ、ジェニファーはローブ姿で彼の前に立った。
トムの目にローブから覗くしなやかな母の美脚が見えたが、夏の盛りにストッキングを履いていてトムは奇妙な
ものを感じたが、それ以上に母の唐突な行動をいぶかしんでいた。
「どうしたの?朝から様子がおかしいよママ」
そこでジェニファーは一度だけ深呼吸をするとトムに直球で言葉を放った。
「それはね、ママもできるだけ冷静に話すつもりだけど…ハニーは講義を受けているビクトリア教授と性的関係
を持っているわよね?どうなの?」
直球をまともに受けトムは大きく目を開き口をあんぐりと開くしかなかった。
「ど…どうしてそれを??いやそのこれは…なんとなくそうなっちゃったっていうか…」
「ハニーのことを怒ってるんじゃないわ、心配しないで。ハニーは健康な若者だし女性と交際するのも当たり前
よ。だけど親子くらいに年が離れた、しかも自分の先生と関係を持つのは正しいとは思えない」
「そんなのママに言われるまでもなく自分でもよーくわかってるよ。ママとビクトリアが昔からソリが合わなか
ったことも知ってるし、彼女が当時のことを僕によく話すから。だから僕がママの息子だから彼女の興味を引い
たんだってくらいわかってる。後悔してるよ、こんな関係結ぶべきじゃなかったって。だけど彼女みたいな美人
に誘われたら…僕どうにもノーなんて言えなかったんだよ!」
「ああハニーわかってるわ、正直に話してくれてありがとう」
「僕これからどうしたらいい?」
そこでもう一度強くジェニファーは深呼吸をした。
「よく聞いてハニー、若い男性が年上の女性に惹かれることが多いことはママも知っている。だけどねハニーに
は、選択肢が他にもあるのよ。ビクトリアと会うのをやめるってママに約束してくれるなら、ママが彼女の代わ
りになってあげるわ、どう思う?
「ちょっとママ何を言ってるんだ?正気なの??」
トムに驚愕の表情が浮かび声がやや大きくなるのも当然のことであった。
「ママでは不足?こんなふしだらな姿のママは嫌?ママはビクトリアに代わってハニーのセックスパートナーに
なってあげる覚悟がある。あとはハニーのイエスって言葉だけが必要なの」
瞬間目を輝かせトムは叫んだ。
「イエス!イエスだよママ!僕はずっと長い間ママと愛し合えたらって思ってた。だけどそんなの絶対無理だっ
て諦めてた。ママがビクトリアの代わりなんじゃない、彼女が僕にとってママの代わりだったのさ。そんな夢が
叶うなら答えはいつだってイエスしかないよ!」
「イエス、本当なのね、もう一度だけ言ってみて」
「イエスマム!」
ジェニファーはそのイエスの響きを耳で確かめつつ、ソファに座る彼の前に膝をついた。
その手はトムのショートパンツのすそにかかり引き下げていく。
現れたコックはしなびたままであったが、母の視線を浴びた途端につんざくようにフルサイズに勃起した。
「ワオ、やる気十分ねハニー」
からかう表情でジェニファーはトムの顔を見上げた。
「だってママのそんな凄い姿を目にしちゃこうならないほうがおかしいよ、まるで夢見てる感じだ」
「ママも同じよ、だけどこれは紛れもない現実」
そう言ってジェニファーはコックの先端に軽くキスをした。
「クッ」というトム軽い悲鳴を耳にして、立て続けに数度キスを捧げると少年の肉体が小刻みに動く。
そしてさらにチュッブチュッと音を立てコックのありとあらゆる部位に母の唇と粘膜が触れていく。
やがて全体が唾液で濡れたコックは最初よりもはるかにみなぎり、美しくてかりを帯びた。
次にトムを襲ったのは母の淫らな舌であった。
ジェニファーは舌を突き出すと渦を巻く要領で鬼頭に刺激を加える。
激しいトムの喘ぎを聞きほくそ笑むと次にコックの根本からカリ裏までゆっくりとあるいは激しく舐めていく。
これこそがメレディスがジェニファーにディルドを使ってレクチャーしたオーラルテクであり、しかもその基本
ストロークでしかない。
「どう?気持ちいいでしょう?ママって思ってたより上手でしょう」」
「うん最高だよ、ママにしゃぶってもらうの夢だったんだ、最高だよ」
「ビクトリアと比べてどう?」
「うーんわかんないな。まだママにしてもらったばっかりだし、ママがどんなパフォーマンスをしてくれるかで
答えは違ってくるはずだよ」
「じゃあ答えを出さなくっちゃね」
ジェニファーはためらうことなくトムのコックを喉奥深く届けとばかりに呑み込んでいった。
コックは比喩なしに喉奥まで遂に届きそしてジェニファーは強烈なバキュームをコックに加えた。
真空に吸い込まれる全身を持っていかれる錯覚さえトムは覚え激しく嗚咽を漏らす。
そして次の瞬間コックは激しく吸引されたままで半分ほど彼女の唇から吐き出されまた飲み込まれる。
前後から上下の動きも加えねぶりしゃぶられ、母の手はタマタマさえ揉みしだき始める。
ジェニファーは速度を徐々に早め、早朝のリビングに淫らで湿った音が響き渡る。
トムは母の至高のフェラテクに畏敬の念さえ覚え、たまらない快感に打ちのめされていた。
そして突然行為を中止しコックから唇を離すと再びトムに問いかけた。
「さあハニーはどう思ったの?ママってビクトリアより上手かしら?」
「ビクトリアよりも?それどころじゃないよ。僕が今まで経験したフェラの中で一番だって断言できる。なんて
ファッキングッドなんだママってさ!」
「嬉しいことを言ってくれるじゃないの。そうじゃなきゃもうしてあげないつもりだったのよ」
そしてウインクすると再び彼女の唇は息子のコックを貪り始めた。
最高の賞賛の言葉を得てジェニファーの心身は高揚し、さらなるサービスをしようと全力を注いだ。
トムは長年憧れていた女性の心からの奉仕に全身が快感に加え感動でも震えていた。
それが実母だという背徳感も相まって急速に彼の内部から湧き上がるものがあった。
「ファックマム!もうイッちゃいそうだよ!」
その言葉に素早くジェニファーは行為を三度中断させた。
「まだイッては駄目、ママのお口にじゃ駄目なの。ママの中に入れてちょうだい。ハニーだけが気持ちよくハッ
ピーになるなんてフェアじゃないと思わないこと?」
トムはニヤッと笑いを浮かべた。
「ああフェアじゃないよね。ママの正しい意見にはいつだって僕は従ってきたじゃないか」
そこでジェニファーは立ち上がるとベビードールを脱ぎ、続いてパンティーを引き下ろすとそれをトムに握らせ
た。それを顔にあてがい匂いをかぐ姿に羞恥心と誇りの両方が湧き上がる。
ブラジャーは着けたままだが乳房も乳首もシースルーなので丸見えだ。しかも下半身はガーターストッキングの
みという卑猥極まりないビッチな姿。ジェニファーはゆっくり誘惑するように腰をくねらせながらトムに近寄り
彼の膝と太ももの上に跨った。
トムの鍛え上げた下半身は難なく母の姿態を受け止め両手で優しく抱えてくれる。
ジェニファーは唇を舐めゾッとするほど色っぽい表情を浮かべながら、さらに体を密着させる。
ガーターストッキングの感触がトムの太ももをこすり心地よい。
下半身がコックに触れた瞬間ジェニファーは足で腰をやや持ち上げ、ビクビクズキズキうごめくトムのコックの
先端にプッシーをあてがうのだった。そこで少し中腰といった状態になって改めて彼女は母として息子に最後の
質問を投げかけるのだった。
「本当にこれが欲しいの?今ならハニーは引き返せる。もしハニーが今ママの中に戻ってきたなら私たちの関係
は永遠に変わってしまうわ」
「欲しいさママ、ジュニアハイの頃からずっとそう思ってた」
最終意思が確認された瞬間、ジェニファーは足の力を抜きコックの上に体を預けた。
彼女の唾液にまみれたコックと愛液にしとどに濡れそぼったプッシーは難なくコックを受け入れていった。
「うわあああ!!!」
「アーーー!」
一組の男女にして母子の嗚咽が絡みリビングの中にこだました。
遂にあの女から最愛の息子を取り戻せたという熱い感激の思いに、ジェニファーは強くトムの頭と体を抱き寄せ
ていた。そしてトムの腰の上で跳ね馬のように腰を使いコックの上でプッシーを激しく上下させた。
肉壁は多量の愛液を分泌し、もう二度とトムを離さないとでも言うように強くコックを締め付けていた。
母に力強く頭を抱えられトムもまた強い抱擁を返したので二人は窒息しそうなほどだった。
いつしかトムの腰も母の動きに合わせてピストン運動を開始し、息のあった二人のリズムはより快感を深めお互
いの性器はお互いを方や穿ち、かたや根本から千切れるほどに圧力を加え続けた。
二人の呼吸は荒く目をつぶって股間から湧き上がる快感に集中しようとしていた。
トムの歯は食いしばられ苦痛にあえぐかのように顔をしかめていた。
「ファック!マム、今度こそイッちゃいそうだよ!」
トムの頭を強く抱えていたジェニファーはその腕の力をいったん緩めトムの頭を自由にした。
赤子を慰撫する慈母そのままにトムの頭を優しく撫ぜ始める。
「いいわよ今度はイッて構わない。トムの全部をママの中に受け止めてあげるから我慢しないで」
「マイガッ!マム!」
小さく叫ぶとトムは母のプッシーの中に激しい飛沫を噴出させた。
それはおびただしく何度も脈打ち、それを全細胞を歓喜させてジェニファーは感じ取っていた。
先刻のフェラチオと同じようにある種のバキュームでジェニファーはミルクを絞っていく。
精を放ちきり徐々に萎びていくコックを改めて根本から搾乳するかのようにジェニファーは圧を加えた。
全て搾り取られてもなおジェニファーがトムの上に乗っかったままなので、彼のコックは母の中に埋まったまま
であった。
行為の終了を感じてようやく改めてジェニファーはトムの唇にキスをした。
親子のスキンシップではなく、ライトながら愛し合う男女としてのそれであった。
何度かチュッと音を立て唇を重ね合った後でジェニファーはトムの顔を見つめた。
「ハニー、感想はいかが?」
「もう最高、ママって最高の女性だよ」
「嬉しいわ、ハニーも最高の男性よ」
「こんな激しくて素晴らしいセックス今まで味わったことないよ。全身痺れてて多分今立っても歩けないな」
「あらあらそんな弱音吐いてちゃ駄目よ。ママがハニーに期待するのはもっと高いレベルにあるんだから。ママ
の要求するパフォーマンスを発揮してもらわないとね。もちろんママもハニーに存分に応えるから」
そう言ってもう一度ジェニファーはトムにキスした。
「イエスマム!数時間休めば大丈夫。今夜までにはエネルギーも再充填完了さ。楽しみにしてて」
「今夜?ダメダメ数分で元気になってもらわなきゃね。ママはまだイッてないんだからここで終わっちゃフェア
じゃないわ。アンダスタン?」
「仕事に遅刻しちゃうんじゃない?」
トムはふざけて尋ねた。
ジェニファーは満面のほほ笑みを浮かべて答えた。
「事務所には少し遅れるからって連絡を入れておくわ。早朝のセックスはどんな女性にとっても一日を始めるの
に最適にして最高の方法なんですもの」
そう言ってジェニファーはトムと今度はディープに唇と舌を重ねた。
TO BE CONTINUED
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連休も終わりですね。
マスクはちょこちょこお店でも並ぶようになってきたり、ぼちぼち学校なども始まるようで少しずつ厳戒態勢から平常に近づきつつあるのかもしれませんね。
例年GWやお盆、年末年始はアクセス数が上がるのですが、終わりに近づくほど上がっていきます。
今年の連休は「母子相姦のある風景」(変則的に二本)と新作「息子と結ばれた日」、そして長年描きたいと思っていた試作品イラスト&体験談も二点掲載出来ました。
最後にKAYさんの新作の「ランジェリー・ママ・コレクション 第二章」で締めさせて頂こうと思います。
第二章では母ジェニファーと息子トムの物語に移ります。
学生時代の長年のライバルビクトリアの手から最愛の息子を取り戻し、「消毒」したいと願うジェニファー。
そこにランジェリーショップのメレディスが介在して、やがてトムと……という流れ。
メレディスがジェニファーの嫉妬を煽りながらも自身の欲望である同性愛を満たそうとするのが何とも「らしい」ですね。
それではどうぞ!
ランジェリー・ママ・コレクション
原題 Lingerie Moms: The Collection
作者 HeyAll
元URL https://www.literotica.com/s/lingerie-moms-the-collection?page=3
第二章 ジェニファー
ジェニファーは息子であるトムを誰よりも愛していた。
彼女にとっては彼こそが世界の中心でありかけがえのない存在であった。
夫を亡くしてからは二人きりの家族であり、法律事務所で弁護士として働きながら息子を育て今は彼は大学生と
なっている。頭がよくハンサムで気の優しい、ジェニファーが男性に望む全ての資質を兼ね備えていた。
そんな息子を誇りに思い、彼のためならジェニファーは何でもしてきたしこれからもそのつもりである。
さてそんな最愛の息子が、ジェニファーとは旧知の仲でありトムの通う大学の教授であるビクトリアと最近親密
な関係となっているという噂を聞きつけた時、彼女の心は平静ではいられなかった。
二人は同じ高校に通っていた、ビクトリアは少女時代から美人で目立ちチアリーダーのキャプテンを務めるとい
う学園カーストの頂点に立つ存在であった。高校の全ての男子の誰もが彼女とのデートを競い合っていた。
だが同時に高校の全ての女子が彼女が実は性悪である事実を知ってもいた。
一方のジェニファーといえば美貌だがいわゆる「良い子」であった。
ちょっと恥ずかしがりやでだけど元気な性格でジェニファーのような高嶺の花ではない、無垢で無邪気な典型的
な身近な可愛子ちゃん。加えて学業成績は常に優秀で生徒会長も努めた才媛でもあった。
学園カーストのトップと大人にも受けの良い生徒会長、二人がなんとなくライバル関係になったのも自然なこと
であった。何かにつけて張り合ってきたのは成績では劣るビクトリアの方で、特にジェニファーがボーイフレン
ドと付き合い始めると必ず彼氏にちょっかいをかけてくるのには憤慨した。
有り体に言えば彼女はビクトリアを毛嫌いしていた。
やがて年月が等しく経過し二人は40代を越えた、そしてなお神は二人から容色を奪わなかった。
ジェニファーはやりての美人弁護士となり、ビクトリアは地元の大学の美人教授となったのだ。
(そして今また私の最愛の男性をあのビッチが掠め取ろうとしている)
その思いにジェニファーの中に黒い怒りの炎が燃え上がるのだった。
******
8月の週末の早朝、その日は学生、保護者、教職員が陸上競技場に集まり熱気で充満していたのは夏の暑さのせ
いばかりではない。大学の毎年恒例の夏の屋外イベントの行われる最初の週末なのだ。
よって大学に縁のある人物は誰もがそこに集い、そのため誰でも探せば会うことがほぼ可能であった。
ジェニファーは模擬店で軽食を提供する準備を手伝っていた。
そこで忌々しきビクトリアの姿を見かけたので激しい怒りが湧くのを抑えつつ、旧知の人物に向かって歩いてい
った。理由は聞きつけた息子と彼女の噂の真偽をを確認するためである。
「モーニング、ビッキー」
精一杯心のこもった調子を装いジェニファーはかつてのライバルに呼びかけた。
「あらモーニング、ジェン。お久しぶりね。調子はどう?」
「悪くはないわ。結構仕事で忙しくしてる」
「変わらないわね、貴女は昔っから勉強中毒で今は仕事中毒、それが貴女の欠点よ」
早速のビッチの毒のある言葉への怒りを必死で抑えつつ、聞きたい話題に話を持っていくことにした。
「貴女の方は?なにか最近変わったことでもなかったかしら?」
「ええあったわ、おかげで今は人生の最盛期にいるような気持ちよ。全てが上手く回ってる感じ」
「じゃああの噂は本当ってことだわね?」
針を言葉に含めてジェニファーは吐き捨てた。
「よく聞こえなかったわ、なんですって?」
ビクトリアは困惑した表情で聞き返してきた、そのしらばっくれた態度に更に腹が立つ。
「私の息子と寝ているんでしょう」
ビクトリアの顔に勝ち誇ったような冷たい笑みが浮かんだ。
「そうよ、だけど何か問題でも、彼はもう分別ある大人。彼は自分で自分の好きな異性を選ぶことができる。つ
まりね貴女には関係ないことよ、おわかり?」
「関係大アリよ、彼は私の息子なんですからね」
「息子だろうがなかろうが、トムって最高の男性よ。年長の女性の扱いも心得ている。母親として彼のそういう
一面を少しは知って理解してあげるべきじゃないかしら?」
その嫌味なライバルの言葉に頬に平手打ちをくれてやりたくなったが、弁護士としての理性で耐えた
「その年になって少しは抑えたらどうなのよ。高校で大学で私の付き合ったボーイフレンドにちょっかいかける
泥棒猫みたいな真似して。そして40も越えて今度は私の息子?恥を知りなさいよ」
「あらあら安っぽい三流ドラマのヒロイン気取りなの、可愛そうなジェニファー。だけどちょっかいかけただな
んてとんでもない。私は私を彼らに差し出し、そして彼らが私を受け入れただけ。彼らを満足させてあげられな
かったのは貴女の責任で私のそれじゃないわ。私がそばにいる限り貴女はいい男とは出会えない巡り合わせなの
よ。お固い貴女にはおわかりいただけないかしらね、貴女は決して私にはなれない」
「アンタみたいなビッチになるだなんて絶対お断りよ」
「まあアンタは今後もシングルでいたらいいわ。そうすれば私に彼氏を掠め取られることはないんだから。覚え
ておいてねアンタには出来の良いオツムがある。私はオツムじゃ負けたけどその他の全部を持っているってこと
をね」
その言葉には女性特有の残酷さが満ち溢れていた。
「語るに落ちたわね。アンタは私へのあてつけだけでトムと寝たのよ。高校時代も大学時代もそうだった。そし
て自分の取り巻きたちにそれを吹聴していたわね、ほいと下衆な女よねアンタって」
「前にも言ったけど貴女も全然変わらないわね。さてっと私は忙しいの、挨拶しなきゃならない関係者や学生が
たくさん来てるものでね。じゃあまたこの会話の続きをいつかしましょうね」
その勝ち誇った言葉をジェニファーに浴びせ、ビクトリアはその場を立ち去ったのだった。
******
ジェニファーは自分の座っていた席のテーブルを怒りに任せてドンと叩いた。
湧き上がる怒りをぶつけるあてもなくただただイライラするばかりであった。
その時背後から自分に話しかける女性の声を彼女は耳にした。
「ごめんなさいね。立ち聞きするつもりはなかったのだけれど、この近さなので全部耳にしてしまって…」
ジェニファーは驚き背後を振り返った。
彼女と同年代らしいより美しい女性がそこで微笑んでいた。
この会場にいるということは彼女も学生の母親なのだろうとジェニファーは思った。
「フフ、他人には絶対聞かれたくない話題なのにね」
ジェニファーはそう言うと自嘲気味に笑ってみせた。
「二人の正否をジャッジするつもりはないけれど、よかったらこれをどうぞ」
そう言って彼女は一枚の名刺をジェニファーに差し出すのだった。
「なにこれ?」
「ダウンタウンにあるとある店のカードです。私たちのような女性にも十分特化しています。説明するのは難し
いし、ある意味凄くクレージーなので私からはしません。だからご自分の目で確かめてみて」
ジェニファーはカードをしげしげと眺めた。そこにはランジェリーショップの住所が書かれていた。
彼女が自分に対して何をさせたいのかを薄々ジェニファーは悟った。
あのビッチに負けないくらいにセクシーに自分を飾れとでも言いたいのだろう。
「気持ちはありがたいけど、私にこの店が役立つとは思えないんだけど…」
「私も最初はそう思ってたわ、だけどその店を訪れてから人生が変わった。私を信じて貴女も是非その店へ」
そしてその女性はジェニファーに新しい世界へのパスポートを残し去っていった。
******
翌日店のドアを開き中に入った時呼び鈴が鳴るも誰もそこにはいなかった。
そこでジェニファーはゆっくりと店内の品物を見て歩いた。
どれもセクシーでカラフルで高級そうで、ジェニファーはこんな店に入った経験はないので目移りする。
「いらっしゃいませ、何をお探しでしょうか?」
突然すぐそばに人影が現れ少なからずジェニファーは驚いた。
そこにはアラフィフらしき、だが信じられないほど妖艶で美しい女性が立っていたのだ。
「あ、そのええとちょっと見せてもらっただけ」
「私の名前はメレディス、この店のオーナーです」
「あ、私はジェニファーです、っていうかすごく失礼だし申し訳ないんだけど、ここはやっぱり私が来るべき店
ではなかったとわかりました。私が期待していたものとは違う」
「そうでしたか、では貴女の期待していたものを少し話していただけないかしら?ランジェリーショップまでわ
ざわざやってきたのに、ここには貴女の欲しいものがなかったというわけでしょう?」
「説明するのは難しいわ。昨日個人的なトラブルが合ってそれを偶然そばで聞いていた女性がここを紹介してく
れた。彼女は言葉では説明できないけどぜひともって念押ししていたので…だけど時間の無駄だった。ここには
私の求めるものはない気がする」
ジェニファーは店から出ようとしたがメレディスはそれを押し止めるように言葉を重ねてきた。
「この店の顧客が貴女にあえてこの店を勧めたからにはそこには十分な理由があるはずですわ。今貴女がここに
いるという事実がそれを物語っています、よかったら事情を話していただけないかしら?」
そこでジェニファーは店を出るのをストップししばらく考え込んだ。
「話しても貴女に理解してもらえるとは思えないのよ。私だって自分が抱えてる問題をどう解決したいのかもわ
からずにいるんだから。簡単に言えば私のこの上なく大切な存在である男性が悪女、そうとんでもない性悪女に
たぶらかされてそれで悩んでるわけなのよ」
「あらそうでしたの、では彼にふさわしい女性は誰なのかしら?もしかして貴女が?」
メレディスは興味深げに片眉を上げて質問した。
「私だとは言わないけど…じゃあ誰がと聞かれてもわからない。正直なんで私が今ここにいるのかもね」
「ジェン、ジェンとお呼びしてもよろしいかしら?私は長年この場所で様々な女性の悩みも聞いてきました。私
にまだ聞いたことのない悩みはないと断言できる自信もあります」
「あらそう?けど私の悩みはあまりに特殊だし…」
そうは言いつつも徐々にジェニファーのガードがゆるくなっていることをメレディスは悟っていた。
「貴女が話している男性は明らかに誰かに寝取られてしまった。そのことに貴女は心をかき乱され複雑な感情を
彼に抱いている。もっと彼について私に話してくれないかしら?私は貴女の手助けができる。そして私は女性と
同じくらいに男性も理解できる。私が貴女の背中を押してあげられる。そうすれば貴女は彼と愛し合えるのよ」
「そんな簡単な話じゃないわ。私は彼と寝るつもりはないんだし」
それを聞いて再びメレディスの片眉がつり上がった。
「当てさせてくれない?彼は貴女の長年の友人?それとも仕事仲間、もしかして貴女のボスかしらね」
「ごめんなさい、これ以上彼について話したくはないの。今度こそ失礼するわね、ここを教えられ深く考えずに
来てしまった。もう行くわ」
「ここは考えなしに来るような場所ではありませんよ。貴女には目的があったはず。男性を興奮させセックスへ
の欲望に火をつけたいと思った数多くの女性たちと同じようにね。私に貴女の時間を15分だけください。もし私
が提供するものを貴女が気に入らなければ貴女は改めてここを去ればいい、何も貴女に損はないはずです」
そこで改めてジェニファーは彼女の提案を吟味した。
「聞いていいかしら?なぜ私の抱える問題にそれほど興味があるの?」
「それが私の仕事だからです。まさに貴女のような女性のために私はこの店を開いたからなのよ。さあ私に万事
任せてちょうだい」
******
試着室で服を脱いでいるジェニファーのもとに、メレディスが様々なランジェリーをピックアップしてきた。
ジェニファーがブラジャーも取らずに立っているのを見て「全部脱ぐのよ」とメレディスがたしなめる。
「これって必要なの?私自分のサイズなら心得ているんだけど」
「サイズは問題じゃないのよ。貴女がランジェリーをまとった上でそれがどう見えて貴女自身がどう感じるかこ
そが大事なのよ。さあランジェリーは女性のもっとも神聖な部分を覆い隠すものよ。恥ずかしがらないで、私は
商売柄女性の裸を見慣れているし同性なのですから」
その言葉に深呼吸をした上でジェニファーはブラジャーを外した。
今はもうトップレスで鏡に映った自分の姿を見ている。
彼女の乳房は大きすぎす小さすぎす、茶色の乳首が恥じらいでうっすら染まったピンクの肌に映えている。
(同性の前で肌を晒すのなんか医者にかかるのと大差ないわよジェニファー)
彼女はそう自分に言い聞かせていた。
「嗚呼なんて美しいの。貴女の思う殿方はラッキーよ、こんな女性に愛されているんだから、さあこちらを試し
てみてちょうだい」
ジェニファーは、メレディスが手渡したブラジャーをつかんで試着した。それは細いストラップのついた黒い色
で、彼女はこれほど肌に柔らかさとしっとり感を覚えたことのないほどの素晴らしい感触だった。
だがブラの半分はスケスケで乳房も乳首も丸見え同然であった。
「どう思う?凄くセクシーな気分になれるでしょう?」
「けど普段つける代物じゃないわ。私こんなに男性を挑発するような下着は初めてなの」
「わかるわ、大人しめの刺激の少ない下着ばかりをつけてきたのよね。でも今は違う。ここを訪れた数多くの女
性たちと同じく貴女は自分の新しい一面を知ったばかりなのよね」
「それってセクシー、それとも淫らな自分ってことかしら?」
ジェニファーはその答えを知っていながらあえて口に出した。
「なら誤解を招いてしまって申し訳ないけど、私は淫らになりたくも自分の新しい一面を発見したいわけでもな
いのよ。けど貴女のセレクトには感謝しているし気に入ったから対価はお支払いします」
その瞬間メレディスはジェニファーの体に体を密着させ、その耳に唇が触れるほどに近づけささやいた。
「意中の人って貴女の息子さんでしょう?」
その言葉に全身に恐怖が走りジェニファーの肉体はフリーズした。
「よ、よく聞こえなかったわ」
「息子さんのお名前は?」
「トムよ、だけど彼が今なんでこの場で関係があるのかわからないわ」
「では繰り返します、貴女の焦がれ愛したい人物は、その性悪女とやらにメロメロにされてるらしい男性は貴女
の息子であるトムなのでしょう?多分貴女が正しいわ、貴女はその女性から彼を守らねばならない。貴女は貴女
の母性本能の命じるままに行動すべきなのだわ」
「な、何か勘違いしてるみたいね、私は…」
「良き母親でありたいのね?フフフそう硬くなることはないわ。その感情は恥ずべきものじゃない。ここなら貴
女の心に秘めた空想を話してもいいのよ。女性は常に男性とのロマンスを夢見るものですもの。それがたとえ血
を分けた息子であっても」
ジェニファーは困惑し全力でしらばくれることにした。
「全然話が噛み合っていないと思うわ。私には貴女の言ってることが理解できない」
メレディスは微笑んだ、全てを見透かした表情でジェニファーにささやくのだった。
「貴女は貴女の息子とファックしたいのでしょう?それを恥じる必要はないの、ここでは隠すことはないのよ。
数多くの母親たちがここで私に息子に対する熱い思いを語ってくれた。貴女が最初では決してないのだから」
メレディスの直球な指摘と、自分以外にも息子への邪な愛を心に秘めた母親たちがいたという事実にジェニフ
ァーは思わず深い喘ぎ声をその美しい唇から漏らした。
息子とファックしたい、そんな下品な感情をトムに抱いたことなどない!そう否定したかったがメレディスの指
摘はまさに、彼女の隠された感情を自己認識させるものであった。
「ち、違うわ!なぜそんな風に思ったの?私はそんな不道徳な女じゃあないわ!」
その言葉に説得力は皆無であり、この場から逃げ出したくとも現在の彼女は半裸状態である。
メレディスはあえてジェニファーを見下すような表情を見せた。
「では貴女はどんな女性かしら?貴女は人生において心臓が激しく鼓動するような熱いパッションを感じた瞬間
がある?はっきり言いましょう、貴女と寝た男性たちは貴女をマグロだと思ったはずよ。死んだ魚のようにまる
で人形を抱いてるかのようにファックを捧げても無反応…」
今また一つ事実を指摘され激しい羞恥と困惑をジェニファーは味わっていた。
「ああそうよ…だから私はあのビッチに全ての男性を盗まれたんだわ。じゃあ私はどうしたらいいの?私は彼を
愛している。彼は私にとって世界の全て。そんな彼があのビッチにファックされてるかと思うと私の心も体も引
き裂かれてしまいそうだわ」
ジェニファーの悲しみの叫びに女主人はただ「パンツを脱いで」と命じた。
言われるがままに彼女は婦人パンツを床に脱ぎ捨てた。
「なぜパンツを脱がせたの?」
メレディスはその質問に行動で応えた。ジェニファーのパンティーの中に手のひらを滑らせたのだ。
ジェニファーが拒む言葉を発する間さえ与えず、そのまま女主人の指が二本ジェニファーの膣内を穿った。
そのままくじられかきまわされる。ジェニファーにとって生まれて初めての同性からの愛撫の洗礼だった。
「私がいじる前からもうこんなにしてしまっていた、貴女ははしたない女…」
メレディスの言葉と愛撫はジェニファーにさらなる羞恥心を沸き立たせる。
「私は…ア…アア…マイガ」
レズ愛に身を任せている自分に陶酔を覚えた瞬間にメレディスは指を膣から引き抜いた。
愛撫の中断に激しい失望を覚えた自分に気づいてジェニファーはまたもや激しく羞恥を感じた。
メレディスは物陰に一瞬隠れ、すぐに戻ってきた。
その手には男性のペニスを型どった大人のおもちゃが握られていた。
「じゃあ最初のレッスンの準備はいいかしら?」
「それで私に何をさせるつもりなの?」
メレディスは悪戯っぽく微笑んで言った。
「貴女のもとに貴女の息子を取り戻す方法を正確に教えてあげるわ。私の言うとおりに計画を実行したのであれ
ば、二度と貴女の息子が貴女から離れて別の女性を望むことなどないはずよ」
******
ジェニファーはその午後遅くに帰宅し、息子のトムががテレビの前に座っているのを目にした。
正確には床に横になって寝そべった格好で明らかに彼が疲れているのがわかった。
ジェニファーはバッグと買い物袋を置いて言った。
「なんかクタクタっぽいわね、マッサージしてあげようか?」
「いやいいよ、少しストレッチして後でご飯食べたら疲れもとれてるさ」
「そんなのじゃダメよ。ママがいいマッサージ知ってるからやったげるわ」
ジェニファーはトムのところに早足で歩いていき、彼のそばの床に座った。
トムはショートパンツとTシャツという軽い格好であり、ジェニファーは座ってすぐに彼の太ももに触れた。
仰向けになったトムにそのままふくらはぎから太ももまで丹念にマッサージを施していく。
「うんいい気持ちだ、ママにこんな握力があるだなんて思わなかったな」
「長年の主婦生活、家事一般をやってたらこんな恩恵もあるってことよ」
ジェニファーの手と視線はトムの太股部分に戻った。パンツの下から覗く肌は白く太ももから下は日焼けしてく
っきりコントラストを描いていた。マッサージは息子を思う心からの行動であったが、同時に昼下がりにメレデ
ィスから与えられたアドバイスも頭の中に渦巻いていた。
「あーいい気持ちだった、痛みも疲れも吹っ飛んだ感じだよ」
「今日のハニーは凄くランニングをしたみたいね。ママも学生時代は陸上やってたからよくわかるの」
「本当に、初耳だよそれ」
「そんなに驚かないで」
「なんで僕が驚いたと思った?いや言われてみればママの体は元アスリートウーマンらしい完璧な体形だよ。同
時に女性として出るところは出てくびれるところはくびれた最高のラインの持ち主だと思う」
その言葉を聞きながら激しくジェニファーは自尊心をくすぐられ興奮を覚えていた。
そして今や彼女の指はトムのパンツのすそに触れている。
「そんな風に言われたらママ照れてしまうわ」とっわざと恥ずかしげに声を出す。
「いや実際事実だもん、その見事な脚線美だって誰が見たってわかるさ」
「ハニーだって素晴らしいわよ」とジェニファーはやや吐息混じりにささやいた。
そのまま彼女の手はパンツの根本近くまでさすっていく。
それはトムの性器にあと少しで触れてしまう距離であり、マッサージとしても母子のスキンシップとしても明ら
かに不適切であった。ジェニファーはその自覚はあったがあえて気にしない風を装った。
ここで指がトムの勃起したコックに触れたとしても全く構わない気持ちでいた。
瞬間パンツが大きくテントを張りジェニファーは目を見張った。
バツの悪さでも感じたのかあわててトムが体を起こしパンツを直した。
「ああゴメンよママ」母の手の感触に勃起したわけでやや恥ずかしそうにトムは言った。
「気にしないで、ハニーが健康な若者である証拠よ」
などと言いつつジェニファーの手はトムの足から全く離れることなくマッサージを続けていた。
普通は息子の勃起に戸惑うものだろうが全くにしない母の様子に少なからずトムは驚いていた。
「なんだか意外だな、ママってこういうことに厳しい女性だって思ってたから」
「あらどうして?」
トムは肩をすくめて言った。
「新しいガールフレンドができるたびに僕はママのことを思い出しちゃってね。避妊とか安全なセックスとか事
細かに僕に教育してきたでしょ?おかげでセックスに関することではママの厳しい表情が浮かぶのが条件反射に
なっちゃったんだ」
「全てはハニーのためだったのよ」その声は母性の慈愛に溢れていた。
「思春期は間違った方向に走りがち、だからママが保護者として正してあげる必要があった。だけどもうハニー
は大人、自分で自分の正しい道を選べるはずだわ」
「なんか引っかかる物言いな気がするけど気のせいかな?」
「気のせいよ、母親が大人になった息子にそれらしい態度をとっちゃおかしい?」
「うーん、今日突然ママの考え方が変わったような、唐突なものを感じちゃってさ」
そこで二人は笑い声を上げ、ジェニファーはトムの太ももを叩いてふざけた。
「これくらいでいいわね、ちっちゃな頃に比べてハニーの揉む部分が広くなっちゃってママのほうが疲れるわ。
さてっとご飯の支度をするわね、すぐにできるから待ってて」
******
ジェニファーの心の中に芽生えたものがあった、それはもう二度と種子に戻り土に埋没することなどない。
その夜彼女の頭と全身を駆け巡ったのはトムの肉体の感触。彼に触れることがどれほどエキサイティングなもの
なのかを彼女は身を持って体感した。湧き上がる性的興奮は夫を亡くして以来ここ数年間感じたことがなく、今
彼女は自分が生きていることを強く実感していた。
部屋の明かりを消しジェニファーはすぐに自分の女の部分に触れた。
メレディスが大人のおもちゃを使って指南してくれたオーラルセックス。
自分もまたトムの前に膝をついて彼にお口で奉仕する姿を思い描く。
バッグいっぱいに詰め込んで購入した淫らなランジェリー下着の数々。
それらを使って存分にトムを誘惑していくつもりだ。
メレディスはジェニファーにそれを着用して、トムにチラリズムの醍醐味を味あわせ時間をかけて彼を彼女の虜
にするように言った。トムの自分を盗み見する様子が目に浮かぶ、それだけでゾクゾクする。
淫らな未来を妄想しそれがリアルとなる確信を覚えつつ、その夜何度もジェニファーはオーガズムを味わった。
******
翌朝ジェニファーはいつものように仕事に出かけるため早起きした。
まずは長めのシャワーを浴びることが日課である。
次に彼女はバスタオルのみを体にマイた姿でクローゼットの前に立った。
今日はいつにもまして暑い八月の陽射しになりそうだ、普段の服装ではオフィスでは不快になるだけだろう。
だから今日は"くつろげるものをまとうのが自然だ"彼女はそんな言い訳を自分にするのであった。
薄いブラウスとスカートをまずベッドの上に選び出し、それに合わせるブラジャーとパンティーが必要だ。
突然彼女の目は輝き、昨日買い求めたメレディスの店の服飾袋に視線を移した。
メレディスの声が聞こえる気がする。早くグッドガールからバッドガールになれと励ましてくれる。
"さあ早くそれを着るのよジェン、トムは朝からビクトリアのことを考えているに違いないわ。だけど彼の人生
の中で最も貴重な女性は誰なのかを今から彼に教えてあげるのよ"
ジェニファーは服飾袋をベッドの上で反対にひっくり返した、魅惑的なランジェリーの数々が一挙に放り出され
ていく。その中で最もメレディスが勧めたペアの下着を手にするとバスタオルを脱いだ。
それは黒のシースルーのブラジャーとパンティーであった。
それをまとったジェニファーは全身を姿見の鏡に映した。メレディスの導く声が聞こえる。
"素晴らしいわ、とってもセクシーよ。ブラウスの前を少し開いてトムに見てもらいましょう。私には彼がどん
な反応をするか予想がつくけど、貴女自身でそれを確認したらいいわ"
全身が未知の感覚でゾクゾクする。
彼女は髪と化粧を美しく整えたが普段のおとなしい下着とは違った、シースルーのそれをつけていると全く違っ
た自分になれた気がする。乳首もプッシーも丸見え同然だ。
普段の自分なら"はしたない・下品"と思ったことだろう。
だがメレディスの声が耳に響きたまらない高揚感が彼女の内部から湧き上がる。
ジェニファーは新しい自分に出会った。
セックスについて消極的な自分はとうにどこかに消え失せていた。
このセクシーな気分は重要だ、あのビクトリアから最愛の男性を取り戻す崇高な目的のためなのだから。
******
ジェニファーはビジネススーツをビシッと決めて階段を降りた。
トムはいつものようにテレビを見ながらシリアルコーンを頬張っていた。
シャツとパンツというラフな格好だ。
母のヒールの音を耳にしてテレビを見たまた「モーニンマム」と彼は言った。
「モーニンハニー」
ジェニファーも挨拶しコーヒーをカップに注いで彼の隣に腰を掛けた。
「ハニーは今日予定あるの?午後から出かけたりする?」
「うん今日はキャンパスの周辺でも色々イベントがあるんだよ。だから友人とそれを見に行くと思う」
「楽しそうね。今日は暑くなる予定よ。だから私は早めに仕事を切り上げて、帰ったらアイスクリームやフルー
ツのスムージーでも作ろうかと思ってるの。どう思う?食べたくない?」
そこでトムは改めてテレビから目を離し母の方に視線を向けた。
「うーん…言ったでしょ、友人と約束があるって。今から行けないなんて言えないよ」
「あらそう、じゃあ別の機会にまたね」
「せっかくのママの好意なのにごめんね。それこそまた別の機会にいただくさ。僕は誰よりもママのアイスを愛
すんだから」などとトムは冗談めかして言った。
「アイスだけじゃなくママの母親としての全てを愛して欲しいところね」
などと厳しく表情を作って済ましてジェニファーは良い、そして吹き出した。
「もちろんさ!ママは炊事洗濯家事一般もパーフェクトな存在だよ」
そこで軽くジェニファーはトムの腕を叩いた。
「お世辞を言ったって何も出ないわよ。だけど今朝のママはいつもとどっか違うことに気づかない?」
そこでトムは母の姿をしげしげと眺めた。いつもどおりまばゆいくらい美しいがそれはいつものことだ。
やや視線を下げそこでトムはようやく気づいた。
母のスーツのブラウスの前が大きくはだけ、露出度の高そうなシースルーの黒いブラジャーが覗けたのだ。
思わず彼は母親の胸の谷間とブラジャーに目を奪われ、しばし凝視してしまった。
そしてはっと気が付きあわてて視線をそらせた。
「ワオ!ホットじゃないかマム」
その言葉と反応を確認するとジェニファーは席を立ち、トムのほほと額にキスをした。
「嬉しいことを言ってくれるわね。ママがハニーと同世代じゃないのが残念だわ。じゃあお友達とイベント楽し
んできなさい。ママは仕事に行ってきます、ラブユーハニー」
「ラブユーマム」
そこでもう一度ジェニファーは彼の額にキスをした。」
******
午後からジェニファーは早めに仕事を切り上げた。だがそれは帰宅して冷菓を作るためではない。
無論彼女の行き先はメレディスの店である。
店内に他の客はおらず、二人は完全にプライバシーを守れる状況だった。
「来てくれて嬉しいわ。けれど私の予想より貴女がここに戻ってくるのが早かったわね」
「わかってます。相談したいことがあって。だってこれを相談できるのは大げさじゃなくこの惑星上で貴女だけ
だと思うし…」
「何でも私に話して、どんな話でも私はかつて聞いたことがあり適切な助言が出来ますから」
「私は昨夜息子のことを思いながら自分を慰めました。それは私の人生でかつてないほどに不道徳で、だけど激
しい興奮と快感を私に与えてくれました」
「何も戸惑うことはないわ。貴女くらいの年齢の女性なら誰にも起こりうる普通のことなのよ。トムは若くたく
ましい素敵な男性なのでしょう?貴女の感じたパッションに従い、彼を求めたらいいと思うわ」
「そうなの?私人生でこれほどの葛藤を覚えたことはないわ」
「だからこそ貴女はここに来たのではないかしら?心配しないでほとんどの母親たちが人生のある時点で通る道
なのだから。それでどうして彼のことを思ってしてしまったの?」
「帰宅してから彼にマッサージをしてあげた。そうしたら彼はあそこを勃起させてしまったの。その時は気にし
ないでと笑って彼に言ってたけど、私は激しい興奮を覚えていた。夜になってから昨日貴女が教えてくれたフェ
ラチオテクニックを使って、彼に奉仕する自分の姿を思い描いた。たまらなくなって何度も私はイッた。そして
今朝は彼が私のブラウスの中を覗き込むのを確認したばかりってわけ」
「彼のためにセクシーな下着をつけ彼にみせつけていたわけね」
念を押すまでもなくメレディスは答えを知っていた。
ジェニファーもまた言葉ではなく行動で示した。
ブラウスのボタンを外し前をはだければシースルーの黒いブラジャーがさらけ出される。
「セクシーだわ、本当に貴女にぴったりよ」
「ありがとう、今朝は彼に見てもらいたくてワクワクしながらつけたのよ」
「そして彼は期待通り貴女の胸に目を奪われてしまった、それから?」
「全身にアドレナリンが駆け巡る感じ。私もビクトリアと同じくらいにセクシーでビッチになり、トムを虜にで
きる自信みたいなものが芽生えたのよ」
「ビクトリア、貴女のトムを誘惑中のクーガー(年下好き熟女)だったわね」
「そう彼女とは同い年で高校以来のライバル関係。彼女はトムの大学の教授で教え子であるトムに手を出した。
どんなに今日トムと一緒に過ごしたかったことか…午後早くに帰るからアイス作って待ってると言ったけど、ト
ムは友人とイベント見て回ると言って断った、だけど私にはピンときた。彼は何かを隠してるってね。午後から
ビクトリアとデートするつもりなんだと私には確信できたのよ」
「それはあながちトムを責めることは出来ないわね。トムのような若い男性はいつも悶々としている。美女であ
ればアラフォー女性が相手でも全く構わないというか、熟女を好む若者は多い。トムはラッキーなボーイね」
「貴女は私の味方だと思っていたのだけど…」
「もちろん貴女の味方ですとも」そう言ってメレディスは微笑んだ。
「そこで問題なのは貴女が今現在の状況をどうしたいかと思ってるかだわね」
「トムがビクトリアにのめりこんでるって噂を聞いてから私の心は千々に乱れていた。今もあのビッチとトムが
デートしているかと思うと心が張り裂けそうになる」
「だからこそ私のアドバイスが欲しいのでしょ」
そう言って女主人は片方の眉を吊り上げた。
「貴女は深く考えすぎている。人生で成功する人は決断すべきときに躊躇したりはしないものよ。彼らは進むべ
き正しい道を必ず選択し栄光を掴むのだわ」
「ちょっとよく意味がわからないわ」
「貴女の抱える問題は貴女のライバルがトムにファックされてるという事実にある。貴女がこれほど彼を焦がれ
ているけれど彼はそれを知らない以上はそのファックは止めようがないわ」
「だからって私自身を彼の前に捧げるの?そんなの簡単にできる話じゃないわよ」
「フフ、心配はいらないわ。男って単純な生き物なのよ。彼らはセックスがしたい。彼らは自分の欲するものを
正確に理解している。トムの場合はセクシーな熟女好きってわけね。それは男性にとって最も身近な女性の投影
なの。つまり彼は母子相姦への妄執を自分で自覚することなく抱いていて、ビクトリアはその身代わりね」
ジェニファーはその指摘にフリーズした。
トムが本当に欲しいのは自分だというメレディスの見立てに心身が震えたのだった。
「そんな…そんな…そんなことが…なぜそう言い切れるの?」
女主人は妖艶に微笑みかけて言った。
「それは世間一般で思われている以上に頻繁に起こっているからよ。この店に来る女性はかなりの割合でこのロ
マンティックな息子への思いを秘めていた。そして彼女たちは私の後押しもあって皆息子とファックすることが
できたわけ。ネットで調べてご覧なさい。星の数ほどのそういったカップルの告白が溢れてるから」
「彼は…トムは私をセクシーと思ってくれるかしら、ファックしたいくらいに」
ジェニファーは率直にメレディスに尋ねた。
「私、セックスについて常に消極的だった、これをやり遂げられるかどうか自信がないの」
「スカートのボタンを外しなさい」
メレディスの言葉は支配的であり、ジェニファーは魅入られたようにその言葉に従いボタンに手をかけた。
ボタンを外しスカートが床にはらりと落ちた瞬間、二人の熟女の視線が合った。
メレディスはそのしなやかな指をジェニファーのパンティーの中に滑らせ、二本の指でプッシーをくじった。
「あぁ~ん」ジェニファーは首を反らせてその快感に嗚咽を漏らした。
しとどのぬめりにほくそ笑みながらメレディスは言葉責めにかかる。
「濡れてるわ、熱くて湿って火照って、フフいけない人。自分の魅力に自信がないですって?心配要らないわ。
トムは貴女のプッシーの魅力に抗えはしない。だってそこは彼が生まれ出でた懐かしい場所。生物学的にも性的
にも間違いのない事実なのだから、彼は貴女の中に回帰せざるを得ない」
「ああそうなの?本当なの?じゃあ、じゃあわたしはどうすればいいの?」
「まずプッシーの上のヘアーは剃ってしまいましょう。わかるわよ、手入れが行き届いていて貴女はこの程度の
ヘアーとデザインがお気に入りだということはね。だけど貴女が身につけるのはシースルーのパンティーなので
で見栄えがちょっとよくないの。できるだけ早く処理しておいて」
「やるわ!」
メレディスの愛撫はなおも続く。
「下着はセクシーで淫ら過ぎるくらいなわけだけど、その分ドレスは上品な物を選んで。そのコントラストがト
ムを強く刺激するはず。あとは自分の心に命じられるがままに行動あるのみよ。貴女の彼への思いを語るの。自
信を持って強く彼にアプローチするのよ。そして彼が二度とビクトリアと寝ないことを約束したら、彼のその身
を差し出すの」
「わかったわ、今夜すぐにでもやるつもりよ」
「あせらないで、今夜のトムは言葉は悪いけどビクトリアのお手つき、食い残しみたいなものよ。どうせなら綺
麗で新鮮な果実を味合わなくては駄目。そうね…明日の朝にしましょう。早朝のセックスは女性にとって最高の
一日の始まりとなってくれるはずだわ」
そう言うとひときわ深く女主人はジェニファーの肉襞をくじった。
「アウっ!!そんな…私待てない。貴女の指が私に火をつけてしまってる。凄く気持ちいい。私このままじゃ女
性にも目覚めてしまいそう、貴女は私に初めて性的に触れてくれた女性だし…」
「私は多くのこの店に来た女性の初めての相手だったのよ、だけど心に刻んでおいてね。これは貴女が息子との
ファックで得られるものと比べたならば何の意味もないことだって。本当の楽しみはこれからなのだから」」
「わかってるわ、わかってるけど貴女の指が良すぎて私どうかなっちゃいそうなの!」
そう言ってジェニファーは切なく腰を左右にくねらせたのだった。
「フフフ、今頃トムがビクトリアをめちゃくちゃにファックしてると思えば、貴女もここでささやかなオーガズ
ムを感じたって不公平ではないわね。そう思わないこと?」
メレディスはわざわざジェニファーの嫉妬心をかきたてることを言い、それが更に彼女の情熱に火を注ぐ。
「イエス」
「では私が貴女をイカせる栄誉を与えられたということで宜しいかしら?」
「ああ焦らさないで、お願い」
それを聞いた瞬間プッシーから女主人の指が引き抜かれ、彼女は床に膝をついたのとジェニファーのパンティー
に手をかけ引き下げるのが同時に流れる動作で行われた。
指を挿入されていたばかりのプッシーはぽっかり口を開き、メレディスはさらに指を使ってピンクの陰唇を押し
広げぬめった肉癖に己の舌を挿入した。
「嗚呼っ!!!」
全身をのけぞらせジェニファーはメレディスの舌の侵入に反応した。
午後の昼下がり、今にも別の客が店に入ってくるかもしれない。
だがそんなことを考える余裕もなくジェニファーは店の壁にもたれかかり、妖艶な熟女の舌によるファックに身
を委ねていた。彼女の舌はコックのように淫らにジェニファーの肉体を前後にかき回した。
ジェニファーは目をつぶってレズビアンの官能に浸った。
同性に舌でファックされイクことなど考えたこともなかったが、今それは現実となった。
陶酔の中でやがて絶頂の予感を感じ、ジェニファーはメレディスの頭と髪を掴みオーガズムに導かれていった。
******
午後も遅くなってからジェニファーは帰宅した。
暑さとメレディスとの百合愛による絶頂のため喉がカラカラであり、冷蔵庫のジュースをがぶ飲みした。
まだメレディスの指と舌によって与えられたエクスタシーの余韻が体に残っている。
あまりの快感に床に崩れ落ちたジェニファーの前に、スカートとパンティーを脱ぎガーターストッキングとヒー
ルだけの下半身となったメレディスが微笑み、ジェニファーの顔を自分のプッシーに近づけた。
そしてジェニファーもまたメレディスに舌と唇で奉仕し、メレディスもまた喜悦の声を上げたのだった。
美女との百合愛…あまりの官能に癖になりそうに思う。
だが彼女は言った、ジェニファーがこれから得るものに比べればそれは無意味に近いのだと。
そしてトムもまた帰宅した。
スポーツバッグを抱え運動着姿である(どんな運動だったの察しはつくが)。
疲れたのかバッグを床に放るとトムはソファに倒れ込んだ。
「お疲れのご様子ね。運動しすぎたハニーはいっつもこう」
「ああ…うん…ちょっと友達とね…ちょっとやりすぎたかな、まあ楽しかったけどさ」
「それはよかったわね」
色々その言葉に思うところはあったが、短く彼女はそう言うに留めた。
「ママの方はどうなの?なんかいつもと違って見えるよ。なんかこう内面から輝くっていうかさ。普段の仕事か
ら帰った時のママって仕事モードを引きずったまんまの感じだし」
「仕事モード?」
「そう仕事モード。事務員にテキパキ指示、クライアントと調整、裁判の準備に弁論の応酬、そんな毎日なのは
想像がつくし、だから帰宅したらクタクタのはずなのに今夜のママは違った感じ」
「そうね、ハニーと同じでママはもまた友人と素晴らしい時間を過ごしていたから。彼女は人生で重要な様々な
ことをママに教えてくれたの」
「へー、その新しい友人て凄いね」
「まあそういうことね。それにしてもママっていつもそんな疲れ顔見せていた?まあ今度からはもっと違ったマ
マの姿を目にするはずよ。約束するわ」
「そいつはいいね、ママの美しい顔が笑顔や喜びに溢れてたらもっと素晴らしく見えるはずだもんね。さてっと
僕はシャワーを浴びるよ、もう汗だくになっちゃったしさ」
「そうなさい、夕食の準備は出来てるから。ハニーの好物ばっかりよ」
と言ってジェニファーもウインクを返した。
******
翌朝早くジェニファーは起床するとシャワーを浴び、決め下着のブラジャーとパンティーをつけ、夏だというの
にガーターストッキングまでまとうと姿見にその淫らな姿態を映し出してみた。
自分に合格点を出すと次に化粧台に座り入念にお化粧と髪の仕上げに注意を払う。
今朝は特別なイベントの日、トムとの新たな関係を結ぶその新たな一歩を踏み出す日。
頭によぎるのはメレディスのアドバイスの数々、昨夜は興奮でなかなか寝付けなかった。
二人の関係がどんな展開を見せるのか様々なシーンを空想しては消えよぎっていた。
ある妄想はトムを馬乗りでファックする未来、またある空想はたくましく彼にファックされる朝。
そして化粧とヘアメイクに満足すると改めて姿見で自分の体の隅々をチェックする。
次にメレディスがくれた衣装をつける、それは彼女が今つけている下着に似て薄手でさらにスケスケだった。
ジェニファーは満足した、十分に上品でなおかつセクシーな姿だ。
乳首もプッシーも非常に薄い生地を通してはっきり見えている。
ヘアーはメレディスの指示通り昨夜のうちに剃ってある。
深呼吸をなどか繰り返した後ジェニファーはシルクのローブをはおって階段を降りていった。
******
トムはキッチンでシリアルコーンを頬張っていた。
「おはよう」と言う前にジェニファーはトムの腕を掴むとリビングまで彼を引っ張っていった。
「ちょっと話したいことがあるの」
そう言ってトムをソファに座らせ、ジェニファーはローブ姿で彼の前に立った。
トムの目にローブから覗くしなやかな母の美脚が見えたが、夏の盛りにストッキングを履いていてトムは奇妙な
ものを感じたが、それ以上に母の唐突な行動をいぶかしんでいた。
「どうしたの?朝から様子がおかしいよママ」
そこでジェニファーは一度だけ深呼吸をするとトムに直球で言葉を放った。
「それはね、ママもできるだけ冷静に話すつもりだけど…ハニーは講義を受けているビクトリア教授と性的関係
を持っているわよね?どうなの?」
直球をまともに受けトムは大きく目を開き口をあんぐりと開くしかなかった。
「ど…どうしてそれを??いやそのこれは…なんとなくそうなっちゃったっていうか…」
「ハニーのことを怒ってるんじゃないわ、心配しないで。ハニーは健康な若者だし女性と交際するのも当たり前
よ。だけど親子くらいに年が離れた、しかも自分の先生と関係を持つのは正しいとは思えない」
「そんなのママに言われるまでもなく自分でもよーくわかってるよ。ママとビクトリアが昔からソリが合わなか
ったことも知ってるし、彼女が当時のことを僕によく話すから。だから僕がママの息子だから彼女の興味を引い
たんだってくらいわかってる。後悔してるよ、こんな関係結ぶべきじゃなかったって。だけど彼女みたいな美人
に誘われたら…僕どうにもノーなんて言えなかったんだよ!」
「ああハニーわかってるわ、正直に話してくれてありがとう」
「僕これからどうしたらいい?」
そこでもう一度強くジェニファーは深呼吸をした。
「よく聞いてハニー、若い男性が年上の女性に惹かれることが多いことはママも知っている。だけどねハニーに
は、選択肢が他にもあるのよ。ビクトリアと会うのをやめるってママに約束してくれるなら、ママが彼女の代わ
りになってあげるわ、どう思う?
「ちょっとママ何を言ってるんだ?正気なの??」
トムに驚愕の表情が浮かび声がやや大きくなるのも当然のことであった。
「ママでは不足?こんなふしだらな姿のママは嫌?ママはビクトリアに代わってハニーのセックスパートナーに
なってあげる覚悟がある。あとはハニーのイエスって言葉だけが必要なの」
瞬間目を輝かせトムは叫んだ。
「イエス!イエスだよママ!僕はずっと長い間ママと愛し合えたらって思ってた。だけどそんなの絶対無理だっ
て諦めてた。ママがビクトリアの代わりなんじゃない、彼女が僕にとってママの代わりだったのさ。そんな夢が
叶うなら答えはいつだってイエスしかないよ!」
「イエス、本当なのね、もう一度だけ言ってみて」
「イエスマム!」
ジェニファーはそのイエスの響きを耳で確かめつつ、ソファに座る彼の前に膝をついた。
その手はトムのショートパンツのすそにかかり引き下げていく。
現れたコックはしなびたままであったが、母の視線を浴びた途端につんざくようにフルサイズに勃起した。
「ワオ、やる気十分ねハニー」
からかう表情でジェニファーはトムの顔を見上げた。
「だってママのそんな凄い姿を目にしちゃこうならないほうがおかしいよ、まるで夢見てる感じだ」
「ママも同じよ、だけどこれは紛れもない現実」
そう言ってジェニファーはコックの先端に軽くキスをした。
「クッ」というトム軽い悲鳴を耳にして、立て続けに数度キスを捧げると少年の肉体が小刻みに動く。
そしてさらにチュッブチュッと音を立てコックのありとあらゆる部位に母の唇と粘膜が触れていく。
やがて全体が唾液で濡れたコックは最初よりもはるかにみなぎり、美しくてかりを帯びた。
次にトムを襲ったのは母の淫らな舌であった。
ジェニファーは舌を突き出すと渦を巻く要領で鬼頭に刺激を加える。
激しいトムの喘ぎを聞きほくそ笑むと次にコックの根本からカリ裏までゆっくりとあるいは激しく舐めていく。
これこそがメレディスがジェニファーにディルドを使ってレクチャーしたオーラルテクであり、しかもその基本
ストロークでしかない。
「どう?気持ちいいでしょう?ママって思ってたより上手でしょう」」
「うん最高だよ、ママにしゃぶってもらうの夢だったんだ、最高だよ」
「ビクトリアと比べてどう?」
「うーんわかんないな。まだママにしてもらったばっかりだし、ママがどんなパフォーマンスをしてくれるかで
答えは違ってくるはずだよ」
「じゃあ答えを出さなくっちゃね」
ジェニファーはためらうことなくトムのコックを喉奥深く届けとばかりに呑み込んでいった。
コックは比喩なしに喉奥まで遂に届きそしてジェニファーは強烈なバキュームをコックに加えた。
真空に吸い込まれる全身を持っていかれる錯覚さえトムは覚え激しく嗚咽を漏らす。
そして次の瞬間コックは激しく吸引されたままで半分ほど彼女の唇から吐き出されまた飲み込まれる。
前後から上下の動きも加えねぶりしゃぶられ、母の手はタマタマさえ揉みしだき始める。
ジェニファーは速度を徐々に早め、早朝のリビングに淫らで湿った音が響き渡る。
トムは母の至高のフェラテクに畏敬の念さえ覚え、たまらない快感に打ちのめされていた。
そして突然行為を中止しコックから唇を離すと再びトムに問いかけた。
「さあハニーはどう思ったの?ママってビクトリアより上手かしら?」
「ビクトリアよりも?それどころじゃないよ。僕が今まで経験したフェラの中で一番だって断言できる。なんて
ファッキングッドなんだママってさ!」
「嬉しいことを言ってくれるじゃないの。そうじゃなきゃもうしてあげないつもりだったのよ」
そしてウインクすると再び彼女の唇は息子のコックを貪り始めた。
最高の賞賛の言葉を得てジェニファーの心身は高揚し、さらなるサービスをしようと全力を注いだ。
トムは長年憧れていた女性の心からの奉仕に全身が快感に加え感動でも震えていた。
それが実母だという背徳感も相まって急速に彼の内部から湧き上がるものがあった。
「ファックマム!もうイッちゃいそうだよ!」
その言葉に素早くジェニファーは行為を三度中断させた。
「まだイッては駄目、ママのお口にじゃ駄目なの。ママの中に入れてちょうだい。ハニーだけが気持ちよくハッ
ピーになるなんてフェアじゃないと思わないこと?」
トムはニヤッと笑いを浮かべた。
「ああフェアじゃないよね。ママの正しい意見にはいつだって僕は従ってきたじゃないか」
そこでジェニファーは立ち上がるとベビードールを脱ぎ、続いてパンティーを引き下ろすとそれをトムに握らせ
た。それを顔にあてがい匂いをかぐ姿に羞恥心と誇りの両方が湧き上がる。
ブラジャーは着けたままだが乳房も乳首もシースルーなので丸見えだ。しかも下半身はガーターストッキングの
みという卑猥極まりないビッチな姿。ジェニファーはゆっくり誘惑するように腰をくねらせながらトムに近寄り
彼の膝と太ももの上に跨った。
トムの鍛え上げた下半身は難なく母の姿態を受け止め両手で優しく抱えてくれる。
ジェニファーは唇を舐めゾッとするほど色っぽい表情を浮かべながら、さらに体を密着させる。
ガーターストッキングの感触がトムの太ももをこすり心地よい。
下半身がコックに触れた瞬間ジェニファーは足で腰をやや持ち上げ、ビクビクズキズキうごめくトムのコックの
先端にプッシーをあてがうのだった。そこで少し中腰といった状態になって改めて彼女は母として息子に最後の
質問を投げかけるのだった。
「本当にこれが欲しいの?今ならハニーは引き返せる。もしハニーが今ママの中に戻ってきたなら私たちの関係
は永遠に変わってしまうわ」
「欲しいさママ、ジュニアハイの頃からずっとそう思ってた」
最終意思が確認された瞬間、ジェニファーは足の力を抜きコックの上に体を預けた。
彼女の唾液にまみれたコックと愛液にしとどに濡れそぼったプッシーは難なくコックを受け入れていった。
「うわあああ!!!」
「アーーー!」
一組の男女にして母子の嗚咽が絡みリビングの中にこだました。
遂にあの女から最愛の息子を取り戻せたという熱い感激の思いに、ジェニファーは強くトムの頭と体を抱き寄せ
ていた。そしてトムの腰の上で跳ね馬のように腰を使いコックの上でプッシーを激しく上下させた。
肉壁は多量の愛液を分泌し、もう二度とトムを離さないとでも言うように強くコックを締め付けていた。
母に力強く頭を抱えられトムもまた強い抱擁を返したので二人は窒息しそうなほどだった。
いつしかトムの腰も母の動きに合わせてピストン運動を開始し、息のあった二人のリズムはより快感を深めお互
いの性器はお互いを方や穿ち、かたや根本から千切れるほどに圧力を加え続けた。
二人の呼吸は荒く目をつぶって股間から湧き上がる快感に集中しようとしていた。
トムの歯は食いしばられ苦痛にあえぐかのように顔をしかめていた。
「ファック!マム、今度こそイッちゃいそうだよ!」
トムの頭を強く抱えていたジェニファーはその腕の力をいったん緩めトムの頭を自由にした。
赤子を慰撫する慈母そのままにトムの頭を優しく撫ぜ始める。
「いいわよ今度はイッて構わない。トムの全部をママの中に受け止めてあげるから我慢しないで」
「マイガッ!マム!」
小さく叫ぶとトムは母のプッシーの中に激しい飛沫を噴出させた。
それはおびただしく何度も脈打ち、それを全細胞を歓喜させてジェニファーは感じ取っていた。
先刻のフェラチオと同じようにある種のバキュームでジェニファーはミルクを絞っていく。
精を放ちきり徐々に萎びていくコックを改めて根本から搾乳するかのようにジェニファーは圧を加えた。
全て搾り取られてもなおジェニファーがトムの上に乗っかったままなので、彼のコックは母の中に埋まったまま
であった。
行為の終了を感じてようやく改めてジェニファーはトムの唇にキスをした。
親子のスキンシップではなく、ライトながら愛し合う男女としてのそれであった。
何度かチュッと音を立て唇を重ね合った後でジェニファーはトムの顔を見つめた。
「ハニー、感想はいかが?」
「もう最高、ママって最高の女性だよ」
「嬉しいわ、ハニーも最高の男性よ」
「こんな激しくて素晴らしいセックス今まで味わったことないよ。全身痺れてて多分今立っても歩けないな」
「あらあらそんな弱音吐いてちゃ駄目よ。ママがハニーに期待するのはもっと高いレベルにあるんだから。ママ
の要求するパフォーマンスを発揮してもらわないとね。もちろんママもハニーに存分に応えるから」
そう言ってもう一度ジェニファーはトムにキスした。
「イエスマム!数時間休めば大丈夫。今夜までにはエネルギーも再充填完了さ。楽しみにしてて」
「今夜?ダメダメ数分で元気になってもらわなきゃね。ママはまだイッてないんだからここで終わっちゃフェア
じゃないわ。アンダスタン?」
「仕事に遅刻しちゃうんじゃない?」
トムはふざけて尋ねた。
ジェニファーは満面のほほ笑みを浮かべて答えた。
「事務所には少し遅れるからって連絡を入れておくわ。早朝のセックスはどんな女性にとっても一日を始めるの
に最適にして最高の方法なんですもの」
そう言ってジェニファーはトムと今度はディープに唇と舌を重ねた。
TO BE CONTINUED
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