改めてご紹介しますが、てらさとさんは先日DMMサイトにてサークルOLという名前で「母への願い」という作品を発売されました。「母への願い」はフルカラー36ページの漫画(!)になります。
同人作品初ということでてらさとさん自身「色々イマイチな部分がある」との事ですが、こういうのはやっぱり完成させた者勝ちだと思います。私にはその気力と根性は無いので、負けていられないなと改めて思いました。
タイトル 冬への扉
著者 てらさと
1
04年の夏、岩田 彰は3年に一度 東京の晴海で開催される
東京VehicleShowという、車の先進的な機能や特徴を紹介するイベントに
開発側のスタッフとして、イベントに参考出品する車の仕立てや
会場の準備などで、2週間 東京に出張で来る予定でいた。
元々、東京に実家のある彰は、今回の出張でもホテルを使わずに実家から
イベント会場へ脚を運ぶことを予定してた。
また、実家にいる母の小百合も2年前に主人を亡くしており、一人息子の彰が
出張とは言え、実家に来ることを喜んでいた。
岩田 彰は、大学を卒業後 ある自動車メーカーに就職し、そのメーカーの開発拠点の
ある地方都市で仕事をしており、その仕事も今年で4年経ち、彰も26歳になっていた。
就職して2年目に、大学時代の同じサークルで3歳年上の裕子と結婚をした
子供は未だ無く、色々と波はあるものの、基本的に順調な仕事と生活を送っていた。
日曜日の夕方、彰は翌日から始まる仕事に備えて 少し早めに実家に到着した。
彰の実家は、東京西部郊外の閑静な住宅地にある一軒家で、
既に築20年にもなり、決して広くはないが
彰にとって大学時代まで住み慣れた我が家であった。
「ただいま」
「あら、いらっしゃい 早かったのねぇ」
「うん、明日に備えてね」
「母さんのところに来るのも、半年振りだから、早く来たかったんだ」
ほんの少し、早く着いただけでも、母の小百合が事の他 喜んでくれたことが、彰には
嬉しく感じられ、彰の言葉にも嬉しさが重なっていた。
「早く上がんなさい。食事まだなんでしょ? すぐに作るわね」
小百合はそういうと、少しウキウキとした様子で言うと、踵を返して
パタパタとスリッパの音を鳴らして台所へいった。
ブルーグレーのインナーに薄手の白いブラウスを羽織り、明るいグレーのピンストライプの
タイトスカートの小百合は、昔から相変わらずのこざっぱりとした清潔感と
控えめではあるが、体のラインがでる服を着ており、
スカートから伸びる足も150cmと小柄の小百合ではあるがバランスのとれた
綺麗なカーブを描いて足首へと続き、ストッキング越しにも柔かく綺麗な踵が
スリッパを踏みながら遠ざかる後ろ姿をみていた彰は、
「やっぱり、母さんはいいなぁ」
と、少し上気した顔で誰にとも無く呟いていた。
2
小百合は学生時代に、後に彰の父親となる誠二とサークルを通して知り合った。
新入生として入ってきた小百合を、誠二はすぐに気に入っていた、
小百合は、「可愛らしい」とよく表現されるような小ぶりな手足であったが
その肢体は、パーツ毎にバランスが取れた形であり、決して痩せぎすではなく
胸やヒップも女性としての丸みが十分にあり
男性からは、小さい可愛さと女性的な丸みが共存する小百合は、
学校でも人気が高かった。だからと言って、
有頂天になるような性格ではなく、明るく気さくなキャラクターで
同性からも好かれており、その屈託の無い明るさに、益々 誠二は小百合を気に入り
繰り返し小百合をデートに誘い、持ち前の誠実さと熱心さで 何とか小百合をくどくと
小百合の卒業と同時に結婚をした。
翌年には、小百合が22歳の時に 彰を出産したため
大学を卒業後 、社会人として会社に就職もしなかったため
少し世間的には疎い面もあったが
誠二と彰に囲まれた生活は 満ちたりており、小百合は幸せを感じていた。
誠二は彰が6歳の時に、誠二の両親からの援助もあって 実家の近所に自宅を購入した。
しかし、それ以降の誠二は家族とローン返済のため、
誠二はがむしゃらに働き、帰宅時間も日増しに遅くなり、 出張も多く
家を留守にすることが多くなってきた。
小百合はそんな誠二のことを理解はしつつも、寂しさが募り
彰に対して、その分の愛情を傾けていた。
その後もワーカーホリックのような夫の誠二ではあったが、安定した収入を
得ており、生活面で小百合が苦労をすることは無く、彰も順調に高校へと進んでいった。
そんな中、小百合にとって最初の事件が起こった。
ある朝、高校2年になった彰を学校へ送り出したあと、家の掃除をした後に
洗濯物に取り掛かったときに、昨夜 入浴時に小百合が脱いだパンティを掴むと
ヌルっとした感触に驚き、慌てて 自分のパンティを確認すると明らかに それとわかる
ザーメンが小百合のパンティのクロッチの部分に付着していた。
昨夜は 夫の誠二は出張で家には不在であり、必然的に付着させたザーメンの主は
彰と決まってくる。
その事実に、小百合はパンティを両手にもって見詰たまま激しく動揺していた。
「どうしよう・・、これって彰よね・・」
そう呟くと、事の異常さに呆然とする一方、イヤラシイとか 穢らわしいなどといった
否定的な気持ちを持っていない自分に気付き、そのことにも驚いていた。
「あの子どうしてこんなこと・・・」
小百合は、 彰がどういう気持ちで自分のパンティに射精をしたのか を
問い質したい気持ちと このまま伏せておいた方が良いのか、
もしくは夫に相談をした方が良いのか
かなりの時間をそのことに費やし、すっかり その日は家事が進まなくなっていた。
そして最終的には、その事を荒立てず静観するよう 小百合は心を決め
その後は、不用意に自分の下着を彰の目につくところには置かないよう気遣い
何事もないかのように、過ごしていた。
その後、彰は順調に高校を卒業し志望校にも受かり、問題もなく大学生活を送っていた。
またプライベートな面でも彼女の裕子を家に連れてきたりと
次第に彰の生活範囲が小百合の目の届かぬ所に移り、嬉しいような寂しいような
複雑な気持ちで そんな彰を眺めていた。
その間、小百合のパンティに対する悪戯なども無く2年が経ち 小百合自身そのことを
忘れかけていた ある夏の日に小百合にとっての次の事件は起こった。
彰は夏休み中も サークル活動に忙しく、5日間の合宿へ行くという事で
十分な時間もかけずに準備をすると、すぐさま出掛けていった。
半分呆れながら、慌しい彰を見送った後に、彰の部屋を片付けていると
閉まりきっていない、机の引き出しが気になり何気なく小百合は引出しを開けると
そこには、明らかにエロ系と判る 数冊の写真集と文庫本とビデオがあった
「あらら、こんな物 読んじゃって、フフっ」
まだ、詳細に内容を見ていない小百合は、彰も健康な男性なのだからしょうがないな
という感じで 直ぐに引き出しを閉じようかと思ったが、
元々 性に対しても好奇心が強く、
夫とのsexも奔放であった小百合は、多少 の罪悪感は有ったが
軽い気持ちで、その文庫本を手に取ってみた。
それは「母と息子の禁忌愛」というタイトルで、扇情的な女性のリアルなイラストが
表紙を飾っていた。
「え?これって・・」
明らかにタイトルとその絵だけで内容が想像できた。
小百合は狼狽しながらも、彰の椅子に腰掛けて その本をパラパラとめくってみると
そこには、主人公である中学生とその母親がおりなす
禁断で濃密な母子相姦が短編のオムニバス形式で綴られていた。
小説内で相姦に至るまでの過程は、どの短編も基本的には、最初に母親のパンティに
息子が射精し、それが見つかるのがキッカケで相姦に発展していた。
「いやだ 彰ったらこんな物読んで・・」
そう思いながらも、小百合は無意識に下半身が疼いていた。
そして数年前に小百合のパンティに対する悪戯を見つけた事を思いだした、
「あの時も、私に興味があって白いの出したのかしら」
小百合は掃除をする事も忘れて、ページをめくっていた。
「っん、ふっーぅ」
読みながら次第に興奮してきた小百合は、吐息を漏らしていた。
小百合の左手は本を持ち、右手は興奮し始めた自身の体を抑えるように
下腹部に当てていた。
母子相姦というタブーと分類される中でも一際 禁忌性が強い内容に対して
意外な事に小百合は嫌悪感を抱くことが無かった。
ややもすると、最愛の息子と結ばれている小説の主人公が羨ましくさえあった。
いつのまにか、本来自分を抑えようとしていた右手の指が小百合の秘唇のほうへ
移動しスカートをたくし上げてパンティの上から軽く弄うような動きに替わっていた。
「んっ、んんっ」
理性では押さえようと思っていたが、自分の意思から離れ始めた右手の動きに
小百合の吐息は 強く結んだ口を回避して、鼻から苦しげに繰り返し出てきた。
読んでいた短編が相姦の佳境に移り
鼻だけでの呼吸に耐えられず、口から吐息が一度出ると
理性を押しのけて、快感の本流が堰を切って、小百合の体に流れ始めた、
「はぁーっ、んっんっ」
小百合はいつしか、小説の母親が実の息子を迎え入れ、その禁断の快感に
身を委ねている場面で、自分自身を重ね初めていた。
ゆっくり、動いていた指が激しくなってきた。
「あっ、あーん、あぁぁー」
「ああ、いいっ、そこいい んっ あぁ」
小百合の指はパンティの脇から中に入り込み、一番敏感なクリトリスを弄った。
「はぅぅ、んん、ぅっふ」
しばらく、その状態でクリトリスをいじっていたが
もどかしげに腰を動かすと、パンティを脱ぎ始めた
元々、色白の小百合ではあるが、小振りで逆ハート型のヒップをパンティが
するりと抜けると、顔や腕とは違う陶器のような綺麗な肌が彰の椅子に乗り
その華奢な指は、肉芽を弄ぶだけでは飽き足らず、小百合の蜜液で満たされた
肉洞へと ゆっくりと着実に埋没させていった。
「んっあぁああ、いいいっ」
快感の本流に流され、すっかり読むことが出来なくなった小説は下に落ち、
その左手は形の良いEカップの胸をもみしだき、
右手の動きとあわせ 快感の波を大きく、そしてより強くしていった。
「あぁ。気持ちいいいっ、んぁああ」
小説を読んで興奮していた小百合は、いつしか小説から想像に切り替わり、
その相手が 彰になっていた。
「んんっ、だめよ、だめ」
「彰、私はあなたのお母さんなのよ、はぁぁ」
「そんな所、舐めたりしたら、お母さんおかしくなっちゃう」
息子である彰が小百合の股間にうずくまり、丁寧に舐めることを想像しながら
小百合の指は陰唇の縁をなぞる様に移動した
「あぁぁ、だめぇ、そんなことしたら、お母さん感じちゃう」
彰が股間から顔を上げ 体を起こすと、小百合の両足を抱え
怒張した陽根を小百合の陰裂に近づけてきた
「ああぁぁ、だめぇ、それだけはダメよ」
「私たちは実の母子なの、ねっ、お願い止めてぇ」
小百合はそこに彰がいるがごとく、振る舞いながらも、右手の指を3本揃えて
自身の蜜液で溢れ返る 蜜壺へゆっくりと埋没させた
「ヌプッ」
と入ると、ゆっくりとその手を奥へと進めていった。
「ああぁぁぁ、いやぁお願い、だめなの、あぁ、んっ」
びちゃっ・・
ぬちゃっ
と溢れた蜜液が注送する指に絡み はしたない音をたてて、
より一層小百合の淫靡な感覚を増大させていった。
「あぁぁ、いい、感じるぅ」
「っんん、ああぁぁいいの、彰のがいいの」
「彰のおちんちんが、お母さんの奥まで入ってる」
「はぁぁ、いい」
「あぁぁ、いっちゃいそう」
小百合の右手は激しい注送を繰り返した
ぬちゃっ! びちゃっ!
「あぁあぁ、いくっ!いっちゃう」
「お母さんいっちゃいそう、はぁああぁぁぁ」
「いやぁぁぁああぁ、いくぅぅ」
腰が持ち上がり、一際高い声をあげると、小百合は絶頂に導かれ
しばらくの間、彰の椅子の上で荒い呼吸をしながら、体が落ちつくのを
惚けたような状態で待った。
少し経ってから、正気を取り戻し腰を上げると
禁断の状況を想定することにより、夫とのsexでは 味わったことのない快感に
小百合の蜜液はお尻を伝い、彰の椅子へ染み込んでいた。
「いやだ、あたしったら」
自分が 彰の持っていた小説で こんなにも淫らになれることを目の当たりにし、
一人でいるにも関わらず、小百合は耳まで真っ赤になっていた。
落とした小説を元の引き出しに戻した小百合は、中にあるビデオの背表紙を
改めてみると、それも母子相姦をメインに扱ったビデオであった。
「あぁ、あの子ったら、私のこと・・・」
小百合は彰が小百合に何を求めているか、確信をいだいた。
そうして、ビデオは再び元通りに直し、部屋から出ていた。
「だめだわ、こんなことじゃ」
小百合はその後、手早く家事を済ませると
香りの良いハーブティを淹れ、気を鎮めながら、不用意にオナニーに興じて
しまった自分を戒め、今まで通り、普通の親子でいることを自分に言い聞かせていた。
しかし、オナニーとはいえ一度タブーの快感に溺れてしまった事実は
後にそのタブーに犯されるのであった。
小百合はその後も、ごく普通に暮らしを営み、彰の趣味も
胸の奥へ隠して過ごしていた。
彰が大学を卒業して間もなく、以前から よく家に連れて来ていた
裕子と彰が 結婚するということになり、小百合はビックリしたが、
それと同時に もう小百合に欲望を向けることもなくなるだろうと思っていた。
裕子は小百合と同じくらいの身長で、性格も明るく
小百合自身 年の離れた妹のように感じることが出来て、好感を持っていたので、
彰の結婚相手として不安は無かった。
ただ、裕子の母親は裕子が高校生の時に、まだ若くして子宮ガンで
亡くなっていた。そのため、裕子が嫁いでしまうと裕子の父親が一人っきりになるので
小百合と夫の誠二は、少しその事を心配していた。
しかし、裕子の父親は精悍で精神的な強さを兼ね備えており、
双方の親が会った時には、そんな心配は霧散していた。
彰の結婚後、数ヶ月して小百合に悲劇が訪れた。
夫の誠二が、F県に出張中 車で移動しており、高速道路で大型トラックと複数の車を
巻き込んだ事故により、他界してしまったのである。
46歳で未亡人となってしまった小百合は、葬儀のあと一ヶ月くらいは
ぼうっと過ごしていたが、彰や裕子が小まめに訪れてくれたり
裕子の父親も気に掛け、まめに声を掛けてくれたので
次第に、そのショックから抜けることができた。
小百合は余裕が出てくると、女として脂がのっているその体を
少し持て余し、次第に自分で慰めることも多くなっていた。
時には、以前に封じ込めたはずの、彰との禁断の関係を想像してしまうことも
しばしばであった。
「いけない、こんなことじゃ・・・」
と自分に言い聞かせるが、最近では彰を一人占めしている
裕子が羨ましくなる事もあり、2人で家に来ると
その若い肌に彰が吸い付き、弄り、彰のペニスを満足いくまで
挿入していることをイメージすると、小百合はちょっとしたジェラシーを感じていた。
3
久しぶりに帰ってきた実家はいつも通りに家具が配置され、風通しが良く
ほのかにアロマオイルの香りが漂っている。彰にはそれが何の香りかは
判らないが清潔感の漂う小百合に似つかわしい香りだな といつも感じていた。
台所に向かった小百合の後、もってきた荷物を自分の部屋に置き
リビングのソファーにどっかりと腰を落とした。
彰は、結婚して2年経つが妻の裕子とは、大学時代から 馬が合うというか
フィーリングが合い いつの間にか、当たり前のような流れで結婚をしていた。
しかし、彰には性格的に合うことも大きな要素であったが、それ以上に
裕子にたいして母の小百合とどこか面影が似ていることも結婚に至る
大きな理由の一つであった。
彰は昔から女性に対して、常に小百合のイメージを求めていた。
幼少の頃より、端からみると甘え過ぎな環境で育ったせいもあり
母親というよりは、理想の女性の一人として彰の無意識の中に形成され、
好きになる娘は何人もいたが、その 殆どが小百合に似た外見の女性であった
が しかし話をして幻滅したりで長続きしない事が多かった。
彰は母の小百合に対して、親というだけでなく、女性を求めていることを
明らかに意識したのは 高校に入学してからであった。
部活の帰り道に何気なく 寄った 小さな公園のベンチに座ると
そのベンチに裏側に本が落ちていた。それが所謂エロ系週刊誌で
殆ど、汚れていなかったため 何気なく手に取った彰は、幾つかのグラビアの後に
近親相姦の特集が組まれていたページを読んでいた。
兄妹・母子・父子など幾つかのパターンで体験談を集めたような形であった。
その内容に 彰は異様な興奮を覚えながらページをめくった。
中でも、母子相姦の話は、公園で読んでいるということも忘れ、
制服のズボンを怒張が痛いほどに押し上げていた。
その体験談のひとつは、交通事故により、両手がギプスで動けない少年が
自宅に帰って入浴しようとした時、恥ずかしがる息子をよそに
母親が一緒にお風呂へ入り、全身をくまなく洗い
その間、裸の母親を急激に意識しペニスを大きくしてしまった息子を
可哀相に思った母が、そのままペニスをこすり射精に導いていた。
そして次の日も、同様にお風呂に入ると更に積極的になった母親が息子のペニスを
口に咥え自ら息子のザーメンを飲み下していた。
息子がギブスをつけている間、その行為は続き、ギブスが取れた日
ついに、母親は息子とのセックスを許し、互いが気持ちの赴くまま体を合わせている
そんな話であった。
彰は幾つかあった、他の母子相姦の話の中で、この体験談でお風呂に一緒に入る
くだりが好きになっていた。
そして、その対象を小百合に置き換えて想像をしていた。
このときに、改めて自分は小百合に女性を求めていることを認識していた。
小百合は彰から見ても、小柄だが十分に魅力的な女性であり
友達や近所の人から母を褒められると、嬉しかったことも思い出していた。
その日は、自宅に帰ると初めて 母親をオナニーの対象として利用した。
自らの欲望を放った後には、深い罪悪感があったが、その興奮は忘れがたいものと
次第になっていった。
そして、その行為は徐々にエスカレートしていった。
時には小百合のパンティを持ち出して匂いを嗅いだり
小百合がトイレに入ると、ドアにそっと耳を傾けオシッコの音を聞いたりして
異様な興奮を覚えていたりした。
しかし、小百合が風呂を上がった後にパンティを持ち出して初めてザーメンを
そのパンティに放った後は、それ以降 脱衣所に小百合のパンティが残されることは
無くなっていた。
彰は悪戯がばれたと思い、いずれ怒られるであろうと思っていたが
小百合は普段と特に変わらずにいた。
しかし、彰は自分の欲望は理解したが それが世間では許されないことであり
更に、小百合の口には出さないが、隙をみせない態度から、彰も悟り
自分の欲望が実現されることは無いということを自分に言い聞かせていた。
大学で裕子と知り合い、その外見と明るく屈託のない性格で
彰よりも3歳年上ではあるが、一緒にいてストレスを感じないで済む
ある意味理想的な女性であった。
大学を卒業し就職して直ぐに結婚をした。
それは裕子自身が強く望んでいたこともあるが、彰も母の小百合に許されない
欲望を抱き続けるよりも、裕子を結婚し生活を共にする方が、健全であり
彰の抱く欲望から彰自身が開放される という思いもあり、
さほど、収入が安定してもいないのに結婚へ踏み切ったのである。
裕子との生活はいたって快適であった。
家事をこなすことは勿論だが、sexにもある意味貪欲で、彰が興味を抱くことには
なんにでも理解を示していた、裕子とは結婚前から性交渉は当たり前のように
有ったが、結婚後には、 外でのsexや、写真撮影、屋外で露出させたり
軽いSMなど、刺激的な事をするようになっていた。
「彰と結婚できたから、嬉しくて何でもしたくなっちゃうの」
と、彰がそういう行為に抵抗が無いか聞いたときに裕子は笑顔で答えていた。
しかし、裕子の明るさには後ろ暗さが隠されていることを
まだ彰は知らなかったのである。
4
「彰、 起きなさい、ご飯できたわよ」
彰はいつの間にかソファーでうたた寝をしていたようで、台所からは
美味しそうな匂いが漂っていた。
「うーん、良い匂いだね」
そう云うと、一つ伸びをして、ダイニングへ脚を運んだ
久しぶりに小百合と一緒にとる食事は、料理の旨さと嬉しさが合わさり
彰にとって、ことのほか楽しい時間に感じられた。
「美味しいねー、これ」
昔から、彰の好物である 魚の煮物を笑顔でつついていると
「ほーんと、彰はこれがすきね」
「でも、お母さんにとっては楽で良いけどね、ふふっ」
そういって、小百合はビールと一緒に煮物を頬張る 彰の姿に、今は亡き夫の姿を
垣間見た気がしていた。
「なんだか、ビールと一緒に煮物を食べてる彰って、お父さんに似てるわね」
「そう?」
「うん、そうよ 似てる。何だか彰もすっかり大人よね」
「当たり前じゃん、もう26だよ」
「そうかー、あたしもどんどん年とっちゃうなー、もう48よぉ」
「そんなこと無いよ、お母さん まだまだ綺麗だよ」
「まーた、そんなお世辞言っちゃって」
「お世辞じゃーないよ、本当だよ」
何気ない会話ではあったが、彰は本音を言っていた。
特に どうにか成りたいということでは無く、久しぶりに見た母は、
綺麗な肌のせいもあり、48歳という年齢よりも若く見え、彰は素直に魅力的と
思えたのである。
「あら、有難う。そう言って貰えると嬉しいわ。フフ」
小百合も、素直に嬉しく思い笑顔になっていた。
「でも、年をとってお祖母ちゃんと呼ばれてもいいから、
私は早くあなたの赤ちゃんが見たいわ」
「どう?まだ出来る気配は無いの?」
「うーん、今のところ それらしい気配はないね」
「そうなの、彰ももっと頑張りなさいよ」
「へへっ、なんだよ、お母さんエッチだなー」
そいうと2人で囲んでいる食卓が笑いに満ちており、
小百合は嬉しさと同時に、彰をいとおしく感じていた。
「でも、彰は、ちゃんと裕子さんと仲良くしてる?」
「あぁ、取り敢えずね」
「何よ、取り敢えずって、あなた まさか浮気とかしてないでしょうね」
「大げさだなぁ、そんなことしてないよ・・・、でも浮気したいなぁって
思う人はいるけどね」
冗談めかした言い方をしていたが、小百合は彰が他の女性と浮気したい
などと聞いて思いのほか動揺をしていた。
「だめよ 彰!、そんなことしちゃ」
彰は母の小百合が気色ばむ様子に、可笑しくなって笑って言った。
「あはは、大丈夫だよ、浮気したい相手はお母さんなんだから」
「・・何、ばかな事云ってるの」
笑って云う彰をみて、少し気色ばんでしまったことに恥ずかしさを
感じていた。
それと、冗談とも本気とも取れる際どい言い方をされて
少し戸惑っていたが、ここ最近、小百合の中で燻っていた妖しい気持ちが
首をもたげていた。
「いやぁね、お母さんの事からかって、こんなオバサンとじゃ浮気も
何も無いでしょ」
「何云っての、お母さんは 今でもとっても素敵だよ、
僕なんてずーっと昔から母さんの事大好きだったんだ」
「あら、ありがとう」
まだ、彰の真意をつかみかねて、少し冗談っぽく返事を返すと
「浮気というより、僕の大事な愛人にしたいな」
彰も実質本気の発言ではあるが、まだ冗談として流せるような言い方をした
「あら、愛人なの。そうねぇ、じゃぁ彰さん、私は おばさんだけど
私をあなたの奥さんよりも可愛がってね」
と わざらしく下から見上げるように しなを作って云うと
「あははは、やったぁ、じゃあ 母さんとの愛人契約成立だね」
2人は、笑い合った。 それでいながら この会話がキッカケで2人の間に妖しく
繋がる一本の紐が見え始めていた。
そして、お互いが相手の目の中にある種の予感を抱きながらも、
楽しく食事を続けていた。
「彰ぁ、お風呂沸いたから入りなさい」
「うん、判った」
食事の後、2人は暫くリビングで寛いでいたが、小百合は食事の後片付けをして
風呂の準備をしていた。
「いつも、仕事で忙しいでしょうから、ゆっくり浸かってきなさい」
「ああ、そうだね」
「それとも、愛人の私が、お背中流しましょうか?フフ」
小百合が冗談めかして云うと
「最高だね、母さんと一緒に入れるなら、疲れもふっとんじゃうよ」
彰もそう云うと、笑いながらソファから腰を上げて風呂場に向かった
「バスタオルは後で、もって行ってあげるね」
「うん」
彰は小百合との有る意味 キワドイ会話を楽しみながら、本当であったら
良いなと思い、脱衣場で服を脱ぎ風呂場に入った。
湯船のフタを開けて、お湯をかぶり始めた頃に脱衣場のほうで物音がしていた。
彰は小百合がバスタオルを置いているのだろうと思い、
特に気にしていなかったが、
ガチャ
という音がしたので振り向くと、全裸の小百合が入ってきたのである。
「か、母さん・・・、何してんだよ」
「あら、さっき愛人が背中を流すといったじゃない」
そう云って笑うと、体を洗うスポンジを手にしていた。
「え、で でもさっきのは冗談じゃないの」
「あら、昔は一緒に入ってたじゃない。それにあなたの愛人なら喜んでなるわ」
フフっと小百合は笑うと、スポンジにボディソープを足していた。
実際、小百合にしても ただの勢いでしか なく
食事のときにした会話が、以前から燻っている妖しい気持ちに火をつけ
理性とは別に、突き動かされるような感じで
バスタオルを持ってきた後には、さしたる躊躇いも無く着ている物を脱ぎ
彰のいるバスルームを開けていた。
彰は思いもかけない展開に、戸惑っていたが、
背中を流し始めた小百合を鏡越しに見ると、恥ずかしさと嬉しさが込み上げ
股間は早くも力強く漲っていた。
「彰もすっかり、大きい背中になったわね」
丁寧に背中を流していた小百合がしみじみ云う。
「さぁ、後ろは終わったから前向きなさい」
「え、い、いいよ、自分でするから」
「恥ずかしがらなくていいのよ、こっち向きなさい」
そういうと彰の肩をもってクルリと廻した。
さしたる力ではないが、彰は抗うことが出来ずに ただ、股間を両の手で
隠すだけで精一杯であった。
「フフっ、何 隠しているのよ」
そう云って笑うと、彰の手をどかしてしまった。
「あら、こんなに大きくしちゃって、 お母さんのこと見て大きくしてくれたの?」
「・・・・」
何も答えられずにいると、
「いいのよ、あたしはぜーんぶ知っていたんだから、
あなたが、昔 お母さんのパンティに悪戯したことや
お母さんといけないことをするビデオや本を持っていたことなんかも、ぜーんぶ」
「ねぇ 彰、 今でもお母さんの事 好き?」
「え、・・・」
彰は、母の心理をはかりかねて、答えられずにいると
「あたしの事を見て、そうやってオチンチン大きくしてくれたんでしょ?」
「ねぇ、教えて?」
「実はね、私は、さっき嬉しかったの、彰があたしのこと愛人にしてくれるって
云ってくれて、・・・あたしのこと、女として見てくれているって思えたの」
「私は彰のためなら、何だってできるわ、愛人にでも何にでもなる」
「お願い、あなたの本当の気持ちを教えて」
小百合はいっきにそういうと、顔を耳まで紅潮させて彰を見詰た。
彰は思いもかけない形で母の気持ちを聞き、高校生の頃から長年描いてきた
自分の欲望が叶えられる事実に、嬉しさが込み上げていた。
「だ、大好きだよ お母さんのこと」
一度、彰は自分の本音を言ってしまうと、気持ちが楽になった。
「昔から、ずっと好きだった、裕子よりもずっとずっと好きだった」
「お母さんのことを考えて、いつもいけない事してたんだ」
「本当は、お母さんと結婚したかった」
小百合に向けて、自分の気持ちを吐露していた。
「あぁ、嬉しい。 彰、母さんもあなたのこと愛しているわ、女として誰よりもね」
そう言うと、二人は見詰あい、どちらからとも無く
顔を近づけ、互いの唇を重ねた。
彰は母である小百合とキスをしている事実に震えるほど興奮していた。
やがて、彰は小百合の唇を割り、舌を絡める濃厚なキスになり
2人とも、口を付けたままの激しいキスに、鼻での呼吸が荒く浴槽に響き始めていた。
「っん、あぁぁ」
お互いの唾液を交換し合い、歯の裏を舐めとり、
喉まで届かない舌の短さをもどかしく思うような、激しくねっとりとしたキスを
3分以上も続けていた。
唇を離すと、それだけでかなりの体力を消耗したかのように
互いの体を抱き合い、激しい呼吸を繰り返し、暫くそのままでいた。
そして、顔を少し離すと、彰は小百合に
「母さん、好きだよ、愛してる、僕だけの母さんだ」
そう云って小百合を見詰た。
「嬉しい」
「彰のためなら、何でもして上げられるわ」
「だから、離さないでね、裕子さんには内緒で
ずっと私を愛して、ね、お願い」
「うん、わかった、約束する、今日が母さんと僕の秘密の結婚式だね」
「あぁ、嬉しい、彰」
見詰あい、再び唇を重ねたときに、
小百合の手に当たった 彰のペニスははちきれんばかりに膨らんでいた。
「お母さんが、楽にしてあげる」
そう、云うと、まだ洗ってもいない彰の股間の間にうずくまり
ペニスに顔を近づけていた
「え、お母さん、まだ洗ってないよ、そこ」
これから、小百合がするであろう事を想像し、そういうと
「いいの、彰のなら汚くなんてないの、私が綺麗にしてあげる」
と云うと、小百合は舌を這わせ始めた。
ペニスの裏筋をゆっくりと舐め上げ、鈴口をチロチロと刺激した。
彰は裕子にいつも舐めてもらっているが、母の小百合が舐めていることは
肉体的の快感以上に、精神的な快感が脊椎を奔り、眩暈を起こしそうなほどの
快感に包まれていた。
やがて、彰のペニスをパックリと咥え込むと、上下に動かし始めた。
「あぁぁ、気持ち良いよ、母さん」
そう呟くと、再び 股間で首を懸命に振っている母を見た。
小百合は肩よりやや長めの髪の毛を後ろにまとめており、顎から頬にかかる
顔のラインが、彰の強張りを含むせいで イヤラシク膨らむのを見ると
興奮が増してきた。
あぁ、母さんが本当に咥えてくれている
そう、思うのと、小百合が喉まで使って快感を与えているお陰で
早くも、彰は爆発しそうになっていた。
「うっ、あぁぁ」
「か、母さん、気持ちよすぎるよ、でちゃいそうだ」
小百合は口を外すと
「いいのよ、いっちゃっても、彰の白いのを受止めてあげたいの」
そういうと、再度、咥えなおし
ジュポッ、
・・・ニュポッ
と唾液が立てるイヤラシイ音が示すように
より、一層激しく彰のペニスに刺激を加えていた。
「んっはっ、あぁぁ」
「だめだ、母さん、本当に出ちゃいそうだ、あぁぁ、うっ」
そう言うと、彰の強張りは、小百合の口の中で激しく脈動し、
小百合の喉へ直接 熱い迸りを注いだ。
小百合はむせながらも、そのまま口で受止めていた。
彰のペニスは数回、脈動を繰り返すと、ようやく落ち着いてきた。
小百合はそれでも、口を離さずに、更に搾り取るかのように、吸い立てた。
そして口を離すと、口内に貯まった彰のどろリとしたザーメンを
ゴクリと音をたてて、飲み込んでいた。
「あぁぁ、母さん凄い、飲んでくれたんだね。」
彰は、性に積極的な妻の裕子でさえ、飲み込むようなことはしないので
母のその行為に、感動すら覚えていた。
「私は彰となら、何でも出来るわ」
「いつでも、あなたの濃いのを飲んであげる」
小百合は淫蕩という言葉が合うような、とろんとした表情でそう言った。
普段は清潔感を持つ母の小百合が、別の表情を見せたことで
彰は更に小百合へのイヤラシイ興味を引き立てられた。
小百合は一旦 蛇口で口をすすいでいると、彰が
「今度は僕が、お母さんの背中を流してあげるよ」
と言うと、小百合を風呂場の椅子に腰掛けさせて
スポンジは使わずに、直接 手にボディシャンプーをとり
背中をゆるゆると洗い始めた。
「お母さんの肌綺麗だね」
「うん、ありがとう」
小百合は、ただ背中を流してもらっているだけで幸せの境地にいた。
夫が亡くなってから、誰からも愛情を与えてもらえなかった小百合の体は、
この状況が禁忌なこととは理解してるが、
理性に相反して甘く反応し、それが止める術を持た無いことを、本能的に悟り、
今はその快感に身を委ねていた。
やがて、背中を満遍なく洗うと、彰の手はおずおずと
小百合の胸に伸びてきた。
黙っていると、女の勘所を知りえている その手は、ゆるゆると揉み始めた。
小百合の陶磁器のような肌が、彰にもまれることで、段々と赤みを帯び始めて
小梅のような綺麗なピンクの乳首はつんと立ち上がり
彰の手によって、弾かれると体に電気が走るような快感にうめき声を漏らしていた
「あぁぁ、んっんーん」
「あぁ、彰ぁ、んっ、きもちいいい」
小百合は、この倒錯した世界に 信じられないほどの、快感を得ていた。
それは今まで夫から受けた、愛撫など消し飛ぶような快感の波が
次から次に、小百合を襲っていた。
すると、彰の泡だっている右手が滑りながら、小百合の股間に導かれていた。
小百合のヘアは薄く、柔らかいネコ毛のようなヘアで
恥丘の割れ目が、ヘアを透かして 判るような程度しかなかった。
その少女のような恥丘に 彰の手が降りてくると
「あぁ、いや恥ずかしい」
とわずかばかりの抵抗をしたが、
特に彰の手の侵入を止めることはなく、彰はゆっくりと割れ目をなぞるようにして
秘唇に指を這わせていた。
「ぅん、あぁぁ」
彰の指が、小百合の敏感な突起に触れると、思わず呟き声がもれ
小百合はぴくぴくと体が痙攣し始めていた。
母の陰裂は、彰の手についている泡とは別に蜜液に溢れ
更に、ヌメり、彰の指が動くたびに、
ぴちゃ、ぴちゃ と
指を秘唇へ潜らすと、
ぬちゃっと
妖しく淫らな音を奏でていた。
「母さん凄いよ、母さんのオマンコが びちゃびちゃだ」
「はぁ、いやぁん、恥ずかしい そんな事言わないで」
しかし、体は更に彰の指のリズムに合わせるようにして
腰をグラインドさせていた。
彰は小百合の背中越しに、左手で胸を揉みしだき、右手は小百合の秘唇を弄り
後ろから、彰の再び気張り始めたペニスを小百合の陶器のような
尻の境目に擦りつけて、うなじを情熱的に舐め、時は耳の穴にまで
彰の舌をくぐらせていた。
彰の愛撫が全身に及ぶことで、小百合は早くも気をやりそうになっていた。
「あぁぁ、いい、気持ちいい、ぅんふぅ」
「いやぁ、もうお母さんいっちゃいそう、はぁぁいい、あ あきら 凄いわぁ」
そう、言うが早いか 小百合は彰の手に自分の手を重ねて
快楽の波に身を任せていた。
軽い叫び声を残して、小百合が彰に身を投げ出すようにしてピクピクと
痙攣したのを見て、彰は自分の愛撫により、母である小百合が気をやったことに
非常に嬉しくなっていた。
「お母さん、良かった?」
少し落ち着いたのを、見計らいそう聞くと
「ええ、とてもよかったわ、こんなに感じるなんて・・」
そう呟くように云うと、2人は 浴槽の鏡越しに見詰めあっていた。
2人とも、それぞれ落ち着き余裕が出てくると
感情に任せた行為に及ぶだけでなく、母子でありながら、男女の睦合う
会話をしながら、互いの性感を高めていった。
「ねぇ、お母さん。僕たち親子なのに、こんなにイヤラシい格好をして
お風呂にはいっているよ、ほら、鏡をみて」
小百合の耳元でそう呟くと、
小百合に良く見える位置に、移動し再び小百合の胸を揉みだした。
「あぁぁん、いやぁぁ、意地悪いわないでぇ」
そう言いながらも小百合はこねる胸を見詰め、彰に身を任せきっていた。
「本当に、彰は悪い子だわ、お母さんにこんなに はしたない真似させて、ぅんん」
「お母さんが、こんなにイヤラシい体をしているのが、いけないんだよ」
また小百合のうなじを舌で弄いながら
「お母さん、こんなにエッチな体で、お父さんが死んでから
他の男に抱かれたりしてなかったの」
「いやな事言わないで」
鏡越しに 小百合は彰を軽く睨みつけた
「ごめん、ごめん。でも、一人でさびしくなかった?」
「すこしね、たまに自分で慰めたりもしたわ」
包み隠さない、小百合の返事に興奮しながら
「えーっ、そうなんだ、母さんもオナニーするんだ。」
「いやぁ、言わないで」
「ねぇ、どんなこと想像するの?」
そういって、右手を再度股間に落とすと
「ぅん、はぁぁ・・」
と熱い吐息を漏らしながら
「恥ずかしいけど、あなたのことを思うのが多かったわ、
ごめんね、いけない母親ね、私は。でも我慢できなかったの」
「本当!?、嬉しいよ、母さん、感激だよ、僕のこと考えてくれるなんて」
彰は、小百合に潜り込ませた右手をさらに、細かく動かし
ペニスを更に擦りつけていた。
「あぁん、いい、もうお母さんこれ以上耐えられないわ、
お願い、彰が欲しいの」
鏡に映る小百合が訴えかけるような目でみつめ、つっと振り向き
彰に唇を合わせてきた。
激しいディープキスのあと、
「ねぇ、お風呂出て上に行きましょ」
「うん」
そう言うと、彰は小百合の体に残っている、泡を洗い流し
脱衣場に用意されたバスタオルを持ってくると
「僕が、拭いてあげるよ」
とバスタオルで小百合をくるみ、丁寧に水分を拭いさっていった。
彰の一つ一つの行為が嬉しく、それだけで感じてしまった小百合は
バスタオルで拭かれた秘唇が、すぐさま蜜液で溢れるのを感じていた。
彰は小百合を腰抱きにして階段をあがり、以前は夫婦の部屋であった寝室に
濃厚なキスをしながら入っていった。
部屋の明かりも点けずに、小百合をくるんでいたバスタオルを外すと
カーテンから洩れる明かりでボンヤリと見える母親の裸体は
大げさかもしれないが、彰には神々しくさえあった。
「すてきだよ、母さん、本当に大好きだ」
彰は、優しく母の体をベットに横たえると
口付けから始まり、小百合の全身にキスの雨を降らすかのように
唇をつけ、時はねっとりと舐め、その行為は 脇の下や足にも及び
小百合はまさに彰の愛情を 全身で感じていた。
彰の口が、股間に戻ってくると、小百合の脚は、すーっと自然に開き彰を迎えた
彰は、長く伸ばした舌をねっとりと絡め取るように、小百合の秘唇に這わせていた。
「あぁぁ、」
小百合は喜悦の声をあげた。そして小百合の陰裂からは
乾くことを知らない泉のごとく、淫水が溢れていた。
「母さん凄い、母さんのおまんこから一杯ジュースが出てきたよ」
「あぁぁ、ごめんね彰ぁ、お母さん一杯 彰に感じてるの
だから、一杯いやらしい汁が でてきちゃうの、あぁぁ」
「いいよ、お母さん、お母さんのいやらしい汁は 美味しいんだ」
彰は湧き出る淫水を喜び舐めすくいとっていた。
「あぁ、もうだめ!お願い彰っ、彰のちょうだい」
「彰のオチンチンをお母さんの中に入れて」
叫ぶように言う小百合を見て、小百合の股間から頭を上げると
「ぅんぁ、僕ももうだめだ、お母さんの中に入れたい」
母の淫水で顔じゅうをびちゃびちゃ にしたまま、
彰の体を母の両脚の間にすべり込ませた。
そして自分でペニスを握り、母の淫裂にあわせると
「母さん、いい?入れるよ」
彰は腰を推し進めると、淫水で濡れそぼった肉洞に
にゅぷ、とも
ズプリ とも いえるような卑猥な音を立てて
彰の怒張が潜り込んでいった。
「あぁぁ、お母さん入ったよ」
「そうよ、あぁ彰、入ったのよ、彰のがあたしの奥まで入ってる
あぁぁ、凄い、・・・熱い」
切れ切れに言うのがやっとの小百合に早くも絶頂感が押し寄せていた。
「ぅんふぅ、いいわ、もうすぐにでも逝っちゃいそう」
彰も始めて入った母親の肉洞が、彰のペニスにぴったりと絡みつき
ヒダが蠢き、別の生き物のごとく動いていた。
長年の夢であった、小百合とのsexに、彰は裕子との行為では得られない快感により
sexには十分慣れており、2度目だというのに早くも射精感が押し寄せていた。
「あぁ、僕も凄く気持ちいい、母さんのおまんこが僕を締付ける」
「もう、でちゃいそうだよ」
「いいわ、一緒にいきましょう、彰っ。一緒に あぁぁ」
彰は腰を目一杯押し付けると、
「いくよ、母さん、あぁ本当でちゃう、母さん」
小百合の体の奥にこれまでの思いをぶつけるかのように、激しくペニスが
脈動し、子宮の奥へ彰の白濁とした液を流し込んでいた。
同時に絶頂を迎えた小百合も激しく痙攣をして彰の腰に巻きつけた脚も締付けるように
しなっていた。
「あぁぁ、いく、いっちゃう」
2人の荒く乱れる呼吸音だけが、小百合の寝室に残されていた、
2人が落ち着きを取り戻すと、母の膣内にペニスを残したまま
彰は 睦みあうように、お互いの口をついばみ
胸や首にもキスの雨を降らせていた。
「お母さん、凄い気持ち良かった」
「私もよ、彰のたっぷり感じられたわ」
「でも、僕たちいけないこと、しちゃったね」
男性特有の射精後に現実へ突き戻される感覚が、罪悪感を彰にもたらしていた。
「いいの、誰にも内緒にして私と2人で何処までも落ちましょう」
そういって、舌を絡ませる小百合がいとおしく
「うん、母さんとなら何処にでもいけるよ」
「そうね、私も。」
「 あと裕子さんには、悪いけど、もう あたしは彰の愛人なの
二度と離れることは出来ないわ」
「嬉しいよ、母さん、母さんは僕の愛人だよ」
「あぁ、彰」
再び口を合わせると、母の膣に残っていたペニスが再び起き上がり始めた
その変化に気が付いた小百合は、フフッと笑うと
やさしく腰をグラインドさせた。
「もっと、お母さんの中にだしたい?」
「うん、でも・・」
彰が妊娠のことを気遣っているのが判ると、小百合は笑顔で
「大丈夫、今日は安全日」
「それにせっかくの彰との初夜だから、彰のそのままを感じていたいの」
「いいの?母さん」
不安が拭われると、彰も腰を律動させ始めた
「いいわ、彰のを一杯お母さんの中に注いで」
小百合と彰は、再び背徳の快感に身を委ねていった。
5
カーテンから、朝日が差し込み 、夏の日差しが庭の朝露を霧散させ始めた頃、
既に起きて、食事の準備を済ませた 小百合は 、まだベッドでまどろんでいる
彰に声を掛けた
「彰、ご飯よ、起きなさい。
早くしないと、仕事に遅れちゃうわよ」
そうして、体をゆすり起こし、彰がまぶしそうに目を擦っていると
「早く、降りて来なさいね」
と、昔と変わらない調子で云うと、さっさと下に降りてしまった。
彰は寝ぼけながらも、起きると、そこは母の寝室であり
昨夜のことが、まざまざと蘇ってきた。
昨夜は、3度も小百合と交わるような、激しい夜であったにも関わらず、
彰は、まだ どこか信じられない自分がいた。
「本当に、しちゃったのかな・・・」
そう呟き、ベットの周りを見渡すと乱れたシーツが僅かに 昨夜の痕跡を
残しているだけであった。
「彰ぁ、早くしなさい、もう間に合わないわよ」
階下から聞こえる、小百合の声に 慌てて 仕事に行くためのスーツに着替え
階段を走り降りると
「ほんとに もう、いつまで経っても 子供なんだから」
やはり、昔のように諭され
どこか、毒気を抜かれたように、機械的に食事を採っていると
「あきら、いつまでボンヤリ寝ぼけているの、シャキっとしなさい」
コーヒーを淹れながら、変わらぬ明るい笑顔で小百合が笑いかけてきた。
そのまま、勢いで朝食を済ませると、彰は 必要な書類を詰め込んだ カバンをもって、
玄関に向かうと、小百合も送り出しに、一緒にたたきにまでやってきた
「今日は、何時ごろ帰ってくるの?」
「え? 、う、うん 8時ごろかな」
「そう、じゃぁ美味しい 夕飯をつくってまってるわね」
「う、うん」
どこか、釈然としない彰をみて
「どうしたの、モジモジして」
「ね、ねぇ、昨日のことって 本当なのかな?」
彰は朝から、一番気になっていることを聞くと
「いやぁねぇ、そんなこと気にしてたの?」
と云うと、いきなり 小百合は 背伸びをするように彰の首に両手を廻し
彰の頭をかき抱くと、ねっとりと、唇をつけ
舌を絡ませ、激しい口付けをしていた。
ゆっくりと唇を離すと、二人の唇の間に唾液が糸をひいていた。
「昨日は、とっても気持ちよかったわ」
そう耳元で呟くと、そのまま唇が触れ合うくらいの距離で見詰める小百合の顔は
先程までは、今まで通りの清潔な母の顔から、一転して
淫靡な笑みを湛えた 女の顔になっていた。
「私は、あなたのお母さんであり、愛人よ。
これからは、いつでも好きな時にあたしの中に入ってきていいのよ」
「あぁ、母さん、嬉しいよ、夢見たいだ」
「フフッ、でも、今はこれでお終い。早く仕事に行きなさい」
「うん、判った、行ってくるよ」
「でも、帰ってきたら、また お母さんを一杯愛してね」
再び、濡れて光る唇をつけた。
「うん、今日はもっともっと、いやらしい母さんにさせちゃうよ」
そう云って笑うと
「じゃぁ行ってくるね」
ドアを開け、彰は 早くも暑さがジリジリとしだした外に出て行った。
送り出した 小百合もまるで新妻のように、はしゃいだ気持ちで
後片付けを始めていた。
6
一日の仕事を終え、帰路に着くと 彰は ウキウキとした気持ちを抑えきれず
ややもすると、小百合とのこれからのことを考えてニヤついていた。
「今日は、どんなことしようかなー」
呟き声で、言いながら
様々なことを想像していた。
裕子にやっていること以上に、破廉恥な行為で小百合を弄りたい
母ならば、小百合ならばこそ 様々なことを試したく
それが、たとえ世間一般では変態といわれる行為であっても
既に、もっとも背徳的な行為をしている、小百合と彰が創る世界には
なんら障害にはならない
却って2人の仲をより緊密にする蜜戯に他ならないのである
そうして彰は、出張中の2週間を、如何に過ごすか計画を立てていた。
8時を少し廻った頃に、ようやく彰は帰宅した。
「母さん、ただいま」
門扉を開ける音を聞きつけたのであろう、小百合は直ぐに玄関にきた
白地に紺色の細かい水玉のゆったりとしたワンピースの上に
クリーム色で薄手の半袖カーディガンの出で立ちの小百合は
彰がもっとも好む清潔感に溢れており、
いつもの通り、屈託の無い笑顔で迎えてくれた。
「おかえり、彰、疲れた?」
「うん、大丈夫、母さん見たら元気になったよ。」
そういうと、カバンを受取ろうとしていた小百合の二の腕を掴んで
小柄な体を引き寄せると、覆いかぶさるように、唇を重ねていた。
「あん、んっん」
強引な振る舞いに ちいさな呟き声を残しながらも、 小百合は至福の表情で自ら
彰の口を割り、舌を絡ませていた。
激しいディープキスに十分にお互いが満足し、顔を離すと
糸を引き 唾液が2人の間を繋いでいた。
「本当だ、もうここも 元気ね」
股間を軽くなで
「お母さんとキスして、ここをこんなに膨らませるなんて、いけない子」
小百合は 悪戯顔で彰の 既に膨らんだペニスをズボン越しに指で弾いた
「さぁ、もうご飯もできてるわよ、早く荷物を置いて着替えていらっしゃい」
「うん、今日は何?」
「てんぷらよ」
「判った直ぐ行くね」
彰は階段を駆け上がり、直ぐに着替えて食卓に向かった。
見事な食べっぷりの彰を見ながら、小百合は禁忌を犯したとは思えないような
和やかな雰囲気で食卓を囲めることを嬉しく思い、
また、今夜も彰と2人で、禁断の世界へ再び共にいける事に
妖しく子宮が疼き始めている、自分を意識していた。
「彰、御代わりは?」
「うーん、もうお腹一杯だぁ」
「そう、じゃぁお茶を入れてあげるね」
そういうと、ヤカンに水をいれ、ガスコンロにかけると、
後ろから、いつの間にか彰がしのびよっていた。
「おかあさん」
そいうと、両の腕で母を抱きしめると、首筋にキスの雨を降らせ始めた
「いやぁん、くすぐったい、今、お茶を淹れてあげるから待ってて」
「うん、判った」
そう彰は返事をしたが、一向に止める気配は無く 小百合の胸を揉みしだき
右手はすぐさま小百合のワンピース越しに恥丘をまさぐり始めていた
「あぁん、もう全然、判ってないじゃない、ぅん、はぁ」
小百合自身、食事の時から妖しい気持ちがあったため、すぐさま彰の情熱的な愛撫に
反応をしていた。
「あぁぁ、もう、止めて、ね、一緒にお茶飲もう、ね、ぅん、あぁぁ」
「お茶よりも、お母さんのHな汁がいいな」
そう言うが早いか、彰は後ろから小百合のワンピースを捲り上げると
スカートの中に入り込むようにしながら、母の太腿を抱き
パンティ越しの尻に、顔を埋めた
「あっ、こら、彰、だめ、あぁぁん」
彰のすばやい動きに、感じ始めている小百合は彰を止めることもままならず
押し寄せる快感に耐えるように、両手をキッチンにつくと
彰にとって、尻が出される格好で、より舐め回しやすくなった。
「はぁぁん、もう彰ったら、あん、あっぁあきらぁ」
小百合の声が次第に甘くなって、腰をグラインドし始めていた。
彰は、母のパンティに手をかけると、お尻側から 引き剥がすように下ろした。
「あぁ、お母さんのお尻 すごく綺麗だよ」
スカートの中で暗いにも関わらず、小百合のお尻の輪郭と手に伝わる
スベスベとした肌に、彰は感動を覚えていた。
彰は躊躇無く、小百合の臀部に舌を這わせ始めた
丁寧に舐めながら、右手を母の淫裂の方へすすめると、
ビクッと
小百合の体が反応した
「あぁ、ぅんん」
何かに耐えるような呟きを上げた
彰は、小百合の腰を突き出す方向へ、グイっと更に引き付け
彰の脚で、小百合の両脚を開かせ、小百合の尻肉を広げた。
小百合のワンピースの中の暗さにようやく慣れてきた彰の目は
開かれた股間を見詰た
元々、恥毛が薄い小百合の秘部は、尻側から見ると 殆ど毛が無く、
淫裂とアナルだけが見えていた。
彰は秘部に舌を伸ばした。
「あぁっ、だめ まだ洗っていないから汚いわ、だめ、あぁぁ」
彰は一口舐め取ると
「だいじょうぶ、お母さんのおまんこ、美味しいよ 、たまんないね」
そういうと、更に舌を這わせた
小百合の淫水は溢れ、次第に彰の喉を伝い始めていた
「お母さん、もう おまんこがビチョビチョだよ」
「いやぁ、いわないで、あぁぁ、だって感じるの、彰が、 お母さんのあそこが
あぁぁ、ぅん、」
切れ切れに、快感を訴えると
「お母さん、どこが気持ちいいの?」
「ぅん、あぁ、・・あそこ」
彰は、小百合にもっと卑猥な言葉を言って欲しくて更に聞き返した。
「アソコじゃぁわかん無いよ、どこ?」
「あぁぁ、お、おまんこ」
小百合は彰に促されるまま、はしたない言葉を吐いた。
「ねぇ、誰に舐められているの? はぁ、」
ぴちゃっ、ねちゃ、
問いかけながら、舐めることは休まずに卑猥な音を立て続けた
「あ、彰よ、あぁぁ」
「彰って、誰?」
「あぁん、もう意地悪、あぁぁ、あたしの大事な息子よ、」
小百合は、彰が背徳感を煽る問いかけに、答えてしまうと
その後は、歯止めが利かなくなってきていた。
「はぁ、気持ち良いの、息子の彰におまんこ舐められるのが、気持ちいい、あぁあ」
「きもち良いの? 良いよ、もっと もっとHなお母さんになってね」
「ええ、いいわ、私は彰と、・・息子の彰と一緒に変態な母親になるの、あぁぁ」
「お願い、・・彰、こんな変態なお母さんでも、ずっと愛してね、ぅんぁぁ」
「うん、お母さん、これからは 一生 お母さんとHするね、一杯愛してあげるね」
「それから、もっと変態なこと2人でしよう、ね、お母さん」
「いいわ、お母さんと彰で、変態になるの、あぁ、すてき」
そう言うと、彰は更に舌を付き入れるように、舐め上げ 溢れる蜜液をすすり上げた
「あぁ、美味しいよ、お母さんのおまんこ」
ようやく、母の女陰を満喫した彰は、口を離してワンピースの中から出てきた
小百合は、キッチンテーブルの上に突っ伏し、上気した顔で荒い呼吸を繰り返していた
「お母さん、気持ちよかった?」
「・・・、ん、よかったわ」
すこし、掠れた声でいうと、彰を見詰て軽く微笑んだ。
「そうだ、お母さん、お風呂はいろうよ」
ようやく、小百合が体を起こすと、彰は抱き寄せて、小百合の返事も待たずに
風呂場へと向おうとすると
「まって、食事の片付けだけさせて」
そういうと、彰の手を解き、既に沸ききった、ヤカンの火を止めて、
テーブルの上に残った食器をどこか、放心したような表情で片付け始めた。
「じゃぁ、先に風呂の準備しているね、」
彰は、次に母親と睦み合う場所である風呂場に向かっていた。
つづく
[2004/09/06]
タイトル 冬への扉(後編)
著者 てらさと
彰は、風呂の準備が終わると明かりを消したまま湯船に入って
小百合が来るのを待っていた。
「彰いるの?」
小百合は彰が風呂に入っていると思っていたのに、
照明が消えているので不思議に思い、ドア越しに聞いてきた。
「うん、もう入っているよ。母さんも早くきなよ。気持ちいいよ
でも、明かりは消したままで 入ってきてね」
小百合は着ていたワンピースを脱ぎながら 笑って
「なーに、また悪さを考えているの だーめよ
ほんとに まだまだイタズラっこなんだから」
小百合はまるで恋人が他愛も無いことでじゃれあうような
言葉のやり取りに、自ら進んで興じていた。
浴室に入ると、湯船に入った彰が小百合を見詰めていた。
窓ガラスが開け放たれており、夏の夜気が風呂場の空気と交換され
肌に心地よかった。
「やっぱり、母さんは綺麗だねー」
小百合が言うように、まさにイタズラっこのような笑顔で迎えた
「ありがと フフっ、嬉しいけど 何を企んでいるの?明かりも消しちゃって
窓も開けっ放しで。もー外から見えちゃうじゃない」
「えー、大丈夫だよ、中が暗いと外から見えないから。
ただ、今日はいい感じの月明かりだからさ、照明なしでいいかなって
結構、こういうのも落ち着くよ」
彰の実家の裏手側 ちょうど風呂場の窓側は、近所の公団居住者が利用できる
家庭菜園用スペースとして提供されている土地があり
夜には 誰かから覗かれる心配も殆ど無いのである。
そして 彰が仕事のイベントから帰ってくる時 見上げた空に
すっきりと雲の晴れた夜空に満月が浮かんでおり
月明かりだけの中で小百合を、母を眺めて見たいと考えていた。
思惑通り月明かりが差し込み、浴室で見る小百合は
肌の白さとあいまって 幻想的ですらあった。
彰には 世の中では禁忌として忌まれる母子関係で、
かつ 自身が持っている倫理観に苛まれ 後ろめたさが続くであろう事を
心の何処かで気にしていたが
小百合が浴室に入り、暗い中に浮かび上がるその姿にふっと気持ちが軽くなり
浴室の湯気と共に、月夜の夜気により
その後ろめたさが霧散していったかのような気持ちになっていた。
「ルナかー。」
「なーに、それ?」
小百合は掛け湯をして彰と一緒に湯船に入りながら聞いた。
「うん、僕たちみたいな関係を どこかの俗語でルナって言うらしいよ
で、更にルナっていうのが、月を表す言葉みたい。
さっき お母さんを見たら、僕たちみたいな関係でも
月明かりが優しく包んでくれるような感じがしたんだ。
だから、その俗語って上手いこと表現しているなーって思ったんだよ」
「・・・・そうかもね。
たしかに月明りは、柔らかくて深みがあるから落ち着くし
全てを許してくれそうな気がするわね」
そう云って、小百合は窓越しに見える月を仰いだ
不思議と彰の言う通り、世間では許されないはずの事が
この暗い浴槽の中から 月を仰いでいる間は
許容されているような錯覚におちいり
おごそかに祝福すらしているようにも感じられた。
「でも、誰も許してくれなくても、もう構わないの
あなたと二人なら・・・」
そういうと、さほど大きくない湯船の中を彰のほうに
ずり寄って 腰の辺りを跨ぐように彰に乗りかかると
両手で彰の頬を挟み
彰の目を見ながらゆっくりと顔を近づけ口を合わせた。
「んっん・・」
ゆっくりと丹念に二人は舌を絡める
夏の夜の下、浴室に満ちている湯気が二人の頬に水滴となり
汗と混じりながら彰の額や、小百合の首筋を伝う。
二人は暗くて視覚から得られる情報が少ないため
より良く感じる触感や音、絡める舌が感じる味
更には 浴室の石鹸の匂いと混じるようにうっすら感じる
お互いの匂いを、その全てを全身で感じていた。
「すごい、彰を一杯感じる」
小百合は目が潤み、先ほど台所で受けた彰の愛撫に
疼いていた体は、すぐさま反応し
湯船の中でも秘唇から甘い蜜があふれ出てくるのを感じていた。
「あぁ、もう、待てない あきら
彰のちょうだい、 ね、お母さんにこのまま入れて」
そう云うと、湯船の中で少し腰を上げ、 すでにいきり立つ
彰のペニスをつかむと、小百合の膣口へ亀頭を合わせ 腰を落とした。
「あぁ・・いい」
湯船の中の浮遊感と相まって、彰に強張りをゆっくり挿入されると、
どこか まったりと、そして溢れる蜜液にねっちょりとした感覚に
小百合は感激すら味わっていた。
「あぁ、あきらぁ~、あきら あきら
んぁ ぁきら」
膣の中に入ってきたペニスの感触に理性が飛び、
うわ言のように、名前を連呼しながら 腰をグラインドさせていた
「気持ち良いよ お母さん」
彰も暗い浴室の湯船に満たされたお湯の中で交わることで、
母親の子宮にいるかのような
不思議な感覚で夢中に腰を動かしていた
「あぁ、お母さん、僕が出てきた場所に戻ってきたんだね」
「そうよ、お母さんのお腹に戻ってきたの。あぁ」
二人は快感に身をゆだね、時間の経過すら
二人のために遅くなっているかのようであった。
お互いの愛を確かめるかのような、濃厚なディープキスと
対面している座位により、互いの体をこれ以上ないほどに密着させ
浴室に来て交わってからまだ間もないのに、すでに二人は
快感の高みへと上り詰めていった。
「あぁ、お母さん。いいよ。気持ちいい」
「うぅん、お母さんも、すっごい あーぁいい
あぁだめ、お母さん、すぐにでも逝っちゃいそう」
「僕もだよ、んっん、 お母さん一緒に逝こう、」
「いいわ、一緒よ。 あぁあ」
「あぁあぁ、いきそう、お願いもっと、滅茶苦茶にして
んぁあぁ、いい、いきそう」
興奮しているが、程よく抑えられた艶のあるあえぎ声が
暗い浴室内に、二人が律動して立てる水音と混じり
彰の気持ちを高めていった。
「でそうだ、出るよ母さん。お母さんの中で破裂しそうだ」
「いいわ、いっぱいいっぱい、お母さんの中に出して」
「うぁ、あぁあああ でる、でっ、でる」
「あぁ、いくいくぅぅ」
彰の白濁した精液は、何の躊躇もなく
実の母親の子宮の奥深くへ注がれていった。
「あぁ、彰のがいっぱい、お母さんの中にいっぱい
奥のほうに入ってくる あぁぁ」
「お母さんの、おまんこが締め付けてる すっごい
絞りとられるみたいだ あぁ」
彰のペニスが脈動し、それに合わせるかのように 小百合の膣が
細かく蠕動していた。
小百合は彰の肩に顎を乗せるようにして気持ちと鼓動を鎮めていた。
「あぁ、彰。大好きよ、愛している。お母さんはあなたと結ばれて
とても幸せなの。もうこれ以上ないくらいよ」
「うん、僕も」
ようやく、彰のペニスが鎮まり 小百合の膣からヌルリと出てきた
「あぁん、彰が出てきちゃった。ふふふ、凄く良かったわ 嬉しい・・
さてと、お母さん先にシャワー浴びるね」
そういうと、湯船からあがりシャワーを捻った。
「あ、彰のが出てきた。ふふふ」
7.
彰の2週間の出張は、母親と 貪るように互いの体を堪能し尽くし
毎日睦みあい、瞬く間に過ぎ去っていった。
彰もイベントが無事に終わり自宅へと戻った。
「お帰りなさい イベント大変だった?」
裕子は明るく彰を迎えた。
「うん、おおよそ順調にできたよ」
「お母様も、元気だった?」
「え?う うん 相変わらずだったよ
今度、うちにも顔出すって」
「そう、じゃあ ちゃんと準備しなくちゃね」
裕子は彰の出張の荷物を持つと奥に運んだ。
彰は後ろめたさを感じながら 裕子の後姿を見ていた。
夕食と風呂を済ませ、二人は寝室にいた。
「うふ、2週間ぶりだから 今日は可愛がってね」
「うーん、今日は疲れているからなー」
「えーっ、そんなのダメよ。ちゃんと頑張ってね旦那様?・」
『やばっ、お母さんと明け方までやってきたからな・・・
ちゃんと勃つかな? ばれないようにしなきゃ』
心の中で、呟いていた。
「ごめん、本当今日はむりだよ、明日 にしようよ」
「ダーメ。彰も、もう倦怠期? ちゃんと旦那様の勤めをしてよね」
そう云うと、裕子は彰のパジャマをめくり 彰のペニスを咥えた。
途中、勃起が中折れしたりもしたが 何とか夫婦の営みを終えた。
「 彰、出張で浮気でもしてきたの?」
「し、してないよ」
「怪しいな。そんなに慌ててさ」
内心 裕子の感の鋭さに、舌を巻いていた。
「本当に疲れてるんだ。イベントも毎日客がひっきりなしでさ」
「ふぅん、まぁ今のところ信用してあげるわ。
でも、浮気をしたら 理由なんか聞かないで即離婚だからね。」
「わかったよ。でも、裕子も俺がいない間に浮気してたんじゃないの?」
「するわけ無いでしょ。彰だけなんだからね」
他愛もない、睦言であった。
出張から既に1ヶ月が経とうとしていた。
彰は 小百合との密度の濃いsexを日増しに強く思い出し
欲望を募らせていた。
その間、意外にも特に電話で小百合との連絡もせずにいた。
そんなある時 小百合から電話があり
彰の自宅へ遊びに行きたいと言い出した。
彰は一も二もなく、了承していた。
「来週、うちの母さんが遊びにくるって。
一晩だけ泊めてくれって。いいだろ?」
裕子にそう云うと
「うん、良いわよ。ここに来るの初めてだしね
頑張って料理とか準備しなきゃね」
素直に反応する裕子を見ながら
彰は 小百合が来ると思うと、早くも欲望で股間が膨らんでいた。
小百合の来る日が近づくと彰は落ち着きがなくなり、浮ついていた。
「ねぇ、あなた何を最近ソワソワしているの?
何だか、初恋の人が家に来るかのようね。」
何気ない裕子の指摘に、彰は狼狽していた。
翌週の土曜日となり、小百合が最寄駅から電話をして
迎えに来て欲しい旨を伝えた。
「じゃあ、母さんを迎えに行ってくるよ」
「はーい、いってらっしゃい」
彰ははやる気持ちを抑え
できるだけ何気ない風にして、駐車場に向かった。
朝から激しい雨が続く 生憎の天気であった。
郊外の小さな駅前に 小百合は軒下で雨を避けながら待っていた。
近づく車に彰を認めると、控えめに手を振り
横付けにした車の助手席に、小百合は傘もささずに
小走りで入ってきた。
「ふーっ、凄い雨ねー。あの軒下から車までの間でこんなに濡れちゃったわ」
そう云いながら、バッグから花柄のハンカチを出すと、
少し光沢をもったストッキングの足元を押さえて雫を拭っていた。
「今日は特に凄い雨だね、でも夏の間は、この辺りは夕方になると
いつも雷とスコールみたいな雨が降るからね。慣れちゃったよ」
そう云うと、彰は自宅に向けて車を出した。
暫く走り、前後に車がいないことを確かめ素早く路側帯に止めると
「やっと、お母さんに会えたよ、本当に嬉しい」
助手席に座る母親の顔を、右手で引き寄せ
小百合にキスをしようとすると、
「こーら、ダメよ。さっきリップをつけたばかりだから
彰に付いちゃうでしょ。裕子さんに怪しまれるわよ」
「大丈夫だよ、ちゃんと拭けば」
小百合の顔に近づくと、確かに付けたばかりのような
光沢のある唇に彰は重ねていった。
「んっ、んん」
彰が唇を割り、舌を絡ませると 小百合は慌てて
「あん、ダメ、本当にダメよ、これ以上は・・・ね。」
狭いシートの中で身をひねり、それ以上 彰にキスされないようにした
「もう、やっぱり、付いちゃったじゃない」
彰の口まわりを見て、小百合はバックからティッシュをとり
丁寧に拭いた。
優しく拭き終わると
「早く行きなさい。」
少し、母親らしい表情で言い
「もう、リップ剥げちゃったじゃない」
多少ブツブツいいながらも小百合の表情には
彰と同様に、恋人に会えたような嬉しさが見え隠れしていた。
その日は、一旦 彰の自宅でお茶を飲んだあと、この地方の観光地へ
皆で出かけた。
夕食も ついでに外食で済ませて
彰の家に着いたのは10時を廻っていた。
暫く、皆で軽くお酒を交えながら談笑し、客人である小百合が風呂に
入り、客室へ入ると 彰と裕子も暫くしてから、風呂を済ませると
夫婦の寝室へ行き、床に就いた。
しかし、彰は出迎えの車でのキス以外なにも無いことで
どうしようも無いくらいに 欲望が高じていた。
夜半から また雨と雷が強くなってきた。
彰は小百合が隣の部屋にいる事が気になり、
欲望が高まるのを必死に抑えていた。
そのとき、トイレにでも起きたのであろう小百合が
気を遣って静かに移動している音が
外の風雨の音の合間に聞こえた。
彰は いてもたってもいられず、隣で寝ている裕子を
僅かに確認して、そーっと寝室を出た。
暗い廊下にトイレのドアの隙間から明かりが漏れていた。
彰は躊躇なく、ドアのノブを回した。
鍵は掛かっておらず 膝までパジャマを下ろして座ったばかりの小百合が
声にはしないが、驚きの表情で慌てて前を隠そうとした。
「いやだ、彰。でていって」
真っ赤な顔をして そう云ったが、彰は後ろ手に
ドアを閉めてしまった。
さして大きくないトイレなので、二人も入ると 息苦しいほどであったが
彰はかまわなかった。
「お母さん、やっと二人になれたね」
「ばかね、こんなところに来たら、裕子さんが起きてきちゃうわよ
それに恥ずかしいから、早く出て行って。ね。」
「大丈夫だよ、ぐっすり寝ていたし。
それに、もう俺自身が お母さんに会えて 嬉しくて
もう、たまんないよ。」
「彰があたしの事を想ってくれるのは、嬉しいけど ここでは
何もできないでしょ。ね。ほら出なさい。」
「だって・・・」
そうためらい勝ちに云うと、彰は座っている
小百合に顔を寄せて 少し強引に唇を重ね合った。
「んっうん」 思わず小百合から吐息が漏れた。
特に小百合も彰の強引なキスに抵抗を示すわけでもなく
一分位、そうして互いの舌を絡め、唾液をすすり
情熱をぶつけあっていた。
ようやく、口を離すと
「ふぅ、ね、もういいでしょ。寝室に戻りなさい。
本当に裕子さん起きちゃうわ」
「大丈夫だよ、ほら雨が激しいから これ位の音なんか聞こえないよ」
いつまでも、諦めようとしない息子を見て
小百合は意を決したように 話を始めた
「ねぇ、彰 聞いて。 こんな場所で話すようなことではないけど
私ね。 彰とこういう関係になったことを
ここに来るまでの間ずっと考えていたの。
お母さんはね、あなたのこと愛しているわ。
あなたと・・・本当の息子と結ばれてしまった事には
後悔なんかしていない。 いえ、本当に嬉しかったの
でもね、この先を考えたとき
このまま続けたら、彰のためにならないんじゃないか
彰の結婚生活や仕事とか影響があるんじゃないかって。・・・」
母と子が狭いトイレに一緒にはいり、奇妙なシチュエーションではあるが
小百合は至って真面目な表情で続けた。
「お母さんが、いくら彰のことを愛していても
その感情だけで、彰の人生を潰すようなことをしたくないの。
ね、分かって。 初めて彰と結ばれた時、この幸せがずーっと続けば良い。
誰にも邪魔されずに、彰と一緒にいたい って思ったわ。
でも、これ以上、続けたら本当に後に引けなくなっちゃうの。
ねっ。だから・・・・」
彰も瞬間的に裕子や仕事のことを考えた。
しかし、彰にとって結論は決まりきったことであった。
「・・・・いやだ。 いやだよ。
僕だって、お母さんのこと愛しているんだ。お母さんが一番大事なんだ
裕子には悪いけど、僕はお母さんをとる。
たとえ、今の仕事から離れるはめになってもお母さんをとる。
だから、そんな事いわないで。ねっ
ずーっと一緒だって言ったじゃない。ねっお母さん」
「・・・・どんな母親でも、自分の子が普通に幸せになって欲しい
って思うものなの ねっ、今までの事をくつがえすようだけど、
彰にも分かって欲しいの」
目に一杯の涙を湛えて、小百合は彰を見詰めた。
それでも彰は、諦めなかった。
「僕は、お母さんと一緒にいることが一番の幸せなんだよ
今、後に引いたらそれこそ一生後悔しちゃうよ。
お母さんが僕より早く年をとっておばあちゃんになっても
僕はお母さんが一番好きなんだ。
いつか、他人に僕たちのことがバレたとしても
その負い目は背負っても構わない。
お願いだから、そんなこと言わないでよ。
お願いだから一緒にいようよ。」
そう一気にまくし立てると
再度、小百合の唇に合わせた。
先ほどよりも、激しく濃厚に彰の思いの丈をぶつけていった。
そのストレートな表現に小百合は素直にうれしく、
子宮を揺さぶるかのような感動を覚えていた。
「うれしい、彰。・・・
わかったわ、お母さん もう迷わないわ。
彰と離れない。 たとえどんなに白い目で見られても彰と一緒よ」
二人は、再度見詰め合うと唇を合わせた。
二人の激しい胸中を物語るかのように、
窓ガラスにたたきつける雨音が響いていた。
少し、二人の気持ちが落ちついてくると
「ねぇ、彰 そういえば、ちょっと出て行ってよ。
お母さんおしっこしたかったんだから。」
小百合は改めて今いる状況の奇妙さと、つい今しがた二人の気持ちを
明らかにしたことの気恥ずかしさで、やや顔を赤らめながら
彰に出て行くように促した。
「へへへ、ねぇお母さん。お母さんのおしっこするところ見せてよ」
いつもの悪戯顔が復活していた。
「いやねぇ、そんなの恥ずかしくて見せられるわけないでしょ」
小百合が一笑に付すと、再度パジャマを下げて隠した
「ねぇ、いいでしょ。お母さんの全てをみたいんだ ね。」
「ねぇ、そんなの変態がすることよ。」
「そうだよ、お母さんと一緒に変態になるっていったじゃん
ねぇ、いいでしょ。見せてよ」
「何だか、ぜーんぶ彰のダダッ子ぶりを発揮して押し切られているみたい」
そう云いながらも、小百合は許容するそぶりを見せていた。
「ねぇ、本当に見るの? お母さんの事、幻滅するわよ?」
「そんなこと無いよ。母さんのものなら何でも好きだよ」
「んっもう、本当言い出したら聞かないんだから。」
そういうと、小百合はおずおずと隠していた両手を離した。
彰は狭いトイレでしゃがみ込み、母親の股間を凝視した。
「んっ、んっ」
小百合が少し鼻から息を漏らすと
小百合の薄い恥毛の下からチロチロっとおしっこが出始めた。
「お母さん出てきたよ」
母親がする小水姿に、興奮した彰は
もっと良く見えるように 右手を伸ばし 指をVの字にして
小百合の陰裂を押し開いた。
「あっ、こら、何するの。」
しかし、小百合にも出始めた小水を止めるすべはなく
ますます、勢いを増していた。
便器にあたる音が激しくなり、伸ばした彰の手にも飛沫が掛かった。
「凄いよ、お母さん一杯でてる」
「いわないで。もう、いやな子ね、ほら もう終わりよ。」
勢いが弱まり、雫だけが陰唇にまとわり付いていた。
「よかったよ、お母さん。」
「ほら、拭くから、ちょっとどいて」
「いいよ、僕が綺麗にしてあげるよ」
そう云うが早いか、彰は母の両足を肩に担ぎあげた
「あっ、きゃぁ」
便器の上で、小百合の座る位置がずれ
陰唇が彰の顔の前に突き出される格好になった。
彰は寸分も躊躇を見せずに、今、小水を終えたばかりの
母親の股間に顔を埋めた。
ピチャっぴちゃ
猫が舐めるような音を立てながら、彰は丹念に小百合の陰唇を
舐め清めた。
「ああ、っだめよ、汚いわ」
そう云いながらも、小百合はひどく扇情的な気分を味わっていた。
「ううん、もういいわ、大丈夫、もう綺麗になったから」
小百合は両手を使って、何とかあわてて腰を引き上げると
彰の頭を両手に挟み 持ち上げ、それと合わせて立ち上がっていた。
「ふぅ、お母さん変になっちゃう。もう、こんなに変態な息子だなんて・・」
「お母さん、まだだよ ほら 両手を便座につけて」
少し、ふらついている小百合を強引に振り向かせ
両手が付くと、お尻を突き出させるように持ち上げた
「ほら、逆さにしてもっと綺麗にしてあげる」
舌を突き出し、小百合の股間を ゾロリと舐め上げた
「あぁああ」
思わず、あげた声が思いのほかトイレに響いていた。
彰は、小百合の控えめなヒダに何度も舌を這わせた。
小百合の秘唇には、小水ではなく、新たに甘い蜜液があふれ出てきた
「お母さん、Hなお汁がでてきてるよ」
「いやぁ、彰が意地悪するから・・・
そんなにイヤラシク舐めるからよ」
いつの間にか、降り続いていた雨の音が止み
トイレの中で響く、淫靡な音が 更に強調されてきた。
彰は、隅々まで舐め尽し
舌をアヌスへと移動させていた。
「ああ、だめ、きたないよ。恥ずかしいからやめて」
「汚いことない。お母さんはお尻も美味しいよ」
舌をすぼめ、彰はアヌスの奥へ 差し込んだ
「ああああ、だめよダメ、お母さんに変になっちゃう
ううんんっ」
小百合も欲望のタガが外れようとしていた。
その時、いきなり彰の背後で
まるでカミナリが落ちたかのような“バーン”という
破裂音がトイレの中に響いた。
「なんなの!なんなの、あなたたちは!」
激昂してドアを叩きつけるようにして開けた裕子の声である。
「親子でいったい、何をしているの!
信じられない! 彰、あたしを裏切ったわね、
いえ、親子そろってあたしを裏切ったのね!」
言い捨てるように、裕子は言うと
だだっっと、寝室に走りこみドアを叩きつけた。
「裕子」
膝立ちの状態から、そう云うのが精一杯であった。
「入らないで!絶対にはいらないで」
ドアの向こうから、叫ぶように裕子が言い捨てていた。
取り残された 小百合と彰は 毒気が抜けたように
暫く無言で見詰めあった。
「今は、放っておくしかないわね」
「うん、裕子が落ち着いたら話し合ってみるよ。」
それから、さらに小声になって
「お母さんは心配ないよ。僕の気持ちは変わらないからね」
まんじりともしない時間がただ過ぎ、小百合と彰は とりあえず
リビングのテーブルで状況を窺っていた。
小一時間経ったころ、寝室のドアが開き裕子が出てきた。
リビングに居る小百合たちに一瞥をくれると
「云うまでも無いけど、もう彰とは生活を一緒にできない。
貴方たち二人を許すことなんかできやしない。
もう、離婚しか残されていないの。
これ以上喋りたくも無い。 私は実家に帰るわ
早いうちに書類を届けるからね」
一方的にまくし立てると 裕子は車の鍵を持つと
感情に任せて大きな音を立ててドアを閉め、アパートを出て行った。
「行っちゃったね。裕子には悪いことしたけど
このまま騙し通すことは出来なかっただろうし、しょうがないね」
「彰、本当に大丈夫なの?」
「うん、もう後は成るようになるさ。
大事なお母さんを得るには、それ相応の失うものがあるって覚悟してたから」
「そう・・。こんな状況で言うのもなんだけど ありがとう彰 。」
「明日は、お母さんとこれからの事を考えようね
今日は、もう何も考えたくないや。少し気持ちも昂ぶっているし」
「そうね、もう遅いし、休みましょ。彰も疲れているでしょ」
「うん」
確かに、疲れが一気に押し寄せたように感じていた。
8.
裕子は、激しさは無くなったが依然振り続ける雨の中、車を走らせていた。
もとより、運転が好きでもあり、また地方都市では車が普段の生活で欠かせず
深夜の雨でも躊躇はなかった。
却って、昂ぶる気持ちを抑え 冷静さを取り戻すのに
役立っていた。
とはいえ、強い信頼を寄せていた彰と小百合が、自分を裏切ったという気持ちが
何よりも強く、それが悔しかった。
雨以外にも、視界をくもられていた。
ただ、意外にも、実の親子であのような行為をしていた事実には
あまり嫌悪感をいだいてはいなかった。
裕子は一時期、ほとんどの男性にたいして嫌悪感を持っていた。
それは、まだ幼い小学4年生の時、
公園でかくれんぼをして遊んでいて草叢にかくれていた裕子を、
背後から浮浪者風の男にいきなり抱きすくめられた。
あまりにもビックリして声も出せずにいると
裕子のスカートに手を入れながら 髭面の顔を近づけ覆いつくすように
唇を塞いできた。
裕子は全身に鳥肌がたち、恐怖で涙が溢れ出てきた。
パンツの中に進入してきた手は 裕子の幼い陰唇を撫ぜ回し
野太い指を突き入れようとしたとき、
向こう側の草叢が裕子を探す鬼役の子が近づいてきたため、
男は裕子を投げ飛ばすように突き放すと、低い声で
「誰にも言うなよ、言ったら只じゃすまないぞ」
幼い子供を卑劣な言葉で脅かし、走って逃げていった。
泣きじゃくる裕子を見つけた子達に
何も言えないまま裕子は家に帰った。
それ以来、裕子は男に対して強い不信感を持ち
同級生の男の子、普段 街中で見かける男、
学校でも不用意に近づく男性教師に対して軽蔑すら感じていた。
裕子が唯一気を許せるのが父親であった。
そうした男性に対する嫌悪から 高校は女子高に進み、
ようやく気の休まる学生生活を味わっていた。
男性に興味がわかない分、裕子は同じクラスの明美と
友達になり、次第に女性に対して歪んだ恋愛感情をもつようになった。
男性に不信があったぶん、明美との関係は深く、開けっ広げで
性に対する奔放さが裕子の中に構築されていった。
そんな裕子が再び共学の大学に進んだ。
大学生の中でも、男性との色恋沙汰には関心がなく、
その分 学業に専念できたので、裕子は上位の成績を維持していた。
そうするうちに、自尊心が芽生え 男性に対する恐怖心が克服されようとしていた。
そんな時に後輩で同じサークルの彰と出会い
その誠実で、ひたむきな姿がいつしか
裕子の男性に対する不信感を崩し 、交際にまで至った。
彰との恋愛は順調で、大学を卒業後、
必然的に二人は結婚を意識し始めていた。
それから、暫くの後に彰は裕子を自宅に招き
両親に紹介していた。
このときに裕子は、彰の母である小百合に対し
憧憬に似た気持ちを持っていた。
清潔感のある外見と、明るく気さくな人柄は
裕子を惹きつけてやまなかった。
女子高時代の悪癖が心の底に渦巻くのを感じていた。
小百合に対して、抱く憧憬の念があるゆえに、
裕子には小百合と彰が、自分を裏切ったという気持ちが
より強く感じられるのであった。
裕子は深夜 雨の街道を闇雲に車を走らせ
先ほどの光景や、これからの自分の生活、取り留めなく
ネガティブになる気持ちを抑える術も無く、
車で闇を裂いていった。
また、人間不信になりそうな自分が、
唯一落ち着ける場所の実家へと、父親の元へと帰っていった。
9.
翌朝、ほとんど睡眠を取れなかった 小百合は一旦実家に帰り
まずは、様子を見ることになった。
昨夜は、裕子が出て行った後、
なんとなく、彰は夫婦の寝室に、小百合は客室にと
それぞれが戻った。
しかし、小一時間もたったころ
部屋の布団で横になり、小百合はこれからのことをぼんやりと考えていると
「がちゃっ」 と
客室のドアが開き、彰が入ってきた。
「どうしたの?」
疲れのせいか、少しかすれ気味の声で問いかけると
「うん、気が昂ぶって眠れないんだ」
「そう、無理もないわね。」
「ねぇ、やっぱりお母さんと一緒に寝てもいい?」
「良いわよ、いらっしゃい」
そういうと、小百合は布団に迎え入れた。
布団に入ると彰は、鼻先を母親の脇に持ってきて
甘えるような仕草で左手が小百合の胸に伸びてきた。
小百合もそれが当然のように抵抗もなく
受け止めていた。
「いいわよ、彰。 そんなにサバサバと気持ちが割り切れる
わけないものね。思いっきりお母さんに甘えてなさい」
「うん、ありがとう」
セックスの時とは違い、彰の手つきも
どこか、触ることによって慰撫されているようであった。
その夜、小百合と彰は互いの体を貪ることも無く
精神的な繋がりが母親の胸から彰の手を通し感応し、
小百合の優しい香りが、鼻腔から脊髄をゆっくりと辿って
マッサージするかのように彰の気分を癒していた。
10
1週間が経ち、彰の元に裕子から離婚届が送付されてきた。
淡々とした文面の手紙が添えられており
現在までに夫婦として貯めた貯金プラスαの慰謝料を渡すことで
折り合いをつけるとの旨が書かれていた。
彰が最も心配していた 裕子の父親の反応が何もなく
構えていた彰にとっては、肩透かしを喰らったような気さえしたが
こじれる気配もないことに安堵して
彰は 慰謝料に異議を唱えることもなく、離婚届に判を押し返送した。
また、彰は離婚後に現在の仕事も辞めて一時的に東京の小百合の元へ
身を寄せるつもりでいた。
小百合と電話でその事を話すと 小百合は流石に仕事を辞めることには
反対したが、彰がこれから先のこととして 実家を売却して
小百合と二人で誰も知らない土地へ行き
生活をしようという話を聞くにあたり、
彰の自分に対する本気の度合いと、その気持ちが嬉しく
もう引き返せないのであれば、そういう選択肢が
自分たち二人には良いと 判断して 気持ちを固めた。
基本的に電話で 彰と小百合は事を進め 1ヵ月後には
彰が現在の職場を退職し、その退職金と貯金を併せ裕子への慰謝料として賄った。
彰は東京に戻るその朝は、ある意味清々とした気分でさえあった。
この一ヶ月、様々な雑事に追われ、小百合に会うことが出来ずにいた。
そのため、身の回りの整理を終えて
ようやく、最愛の女性であり、これから睦みあう母との
新たな生活がいよいよ始まるかと思うと
誰にも云えない背徳感と、ある意味の達成感を味わいながら
荷物を満載した車で、母の待つ東京の実家へ向かった。
実家の前に車を付けると、既に小百合は門扉のところで出迎えて待っていた。
「早かったわね」
まだ、残暑の残る陽射しの元、髪を後ろに束ね
洗いざらしの白いTシャツにジーパンで
裸足にサンダルを履いた 小百合が笑顔で声を掛けてきた。
「うん、思いのほか道路が空いていたからね」
眩しい物でも見るように、目を細め口元を緩めた。
事実、彰にとって 極々普通の格好をしているだけの母親でも
眩しくさえ感じられるのであった。
「一息ついてから、車を裏に廻して荷物を運んじゃいましょう。」
「うん、そうするよ」
二人で玄関に入り 後ろ手にドアを閉めると
彰は我慢できずに小百合の腕を取り、引き寄せて唇を合わせた。
クチュっ
淫猥な音を玄関に響かせ 二人は互いの存在を確認するかのように
激しく唇をむさぼりあった。
ひとしきり、感情の赴くままに互いの口を・舌を吸い合って落ち着くと
「お母さん、会いたかった」
「うん、私も。ずっと我慢していたのよ。 うれしいわ。
だけど 今は待って、先にお茶してから荷物を片付けちゃいましょうね。」
「うん」
「でも、・・・・もう一回お母さんにキスして」
そう云うと、小百合は背伸びをして彰の首に
腕を巻きつけ 彰の唇を塞いでいった。
小百合は自分の方が自制できそうも無いな、と心の片隅で苦笑していた。
彰の荷物の搬入も終わり
もうすぐに実家を売り払って二人で地方へ移り住む計画の僅かな期間、
彰が生まれ育った場所で小百合の濃密な暮らしが始まった。
昼夜を問わず、欲望の赴くままに互いの体を求め合い
次第に、その内容もエスカレートし始めていた。
11
実家に戻って、数日過ぎたころ ふとした事から情事の終わったその後に
小百合が彰に 裕子と今までに どんなプレーをしたのか聞いていた。
彰も 少し照れながらも、正直に話すと。小百合は
「ねぇ、お母さんにも、その全てをやって。ね、お願い。
彰が望むなら、それ以上の事でも何でもできるからね。
お願い、裕子さんにしたこと全部して、一杯お母さんを愛して」
彰の腕枕の中で、母親が裸の胸や、太ももを密着させながら
囁くように、彰へ欲望を伝えていた。
「うん、いいよお母さんに一杯、変態なことしてあげる。
そうだ、明日 一緒に新宿に行こうよ。
そこで、一緒に色々買いに行こうよ」
「ふふっ、いいわよ。彰とデートね。楽しみ」
小百合は、布団の中で彰のペニスを手で擦りながら
肩口へ唇での愛撫を続けていた。
翌日、車で彰と小百合は 新宿へ行き、デパートや電機量販店などで
今後 必要になるものを買い揃えた
日が暮れて早めの夕食を済ますと
二人は歌舞伎町へ足を向けた。
猥雑なネオンが煌き、若いカップルや学生、一見してそれと分かる
暴力系など雑多な人間が入り乱れていた。
「彰は、こんなところに何度も来たことあるの?」
「うん、何回かね。」
小百合は、歌舞伎町が持つ圧倒的な欲望に気押されていた。
そんな小百合を、彰は母であっても、可愛らしく思えた。
目的地の一つであるアダルトグッズの
看板がかかっている地下の店に入った。
中に入ると派手で様々な工夫を凝らした下着類や
バイブの数々、SM用のロウソクやロープ、鞭などが
10畳程度の店内に所狭しと陳列されていた。
時間帯が早いせいか、客は彰たち以外にはいなかった。
「いらっしゃいませ」
髪の毛を派手な赤茶に染めて耳や唇にピアスを嵌めた
まだ20前後の男が接客をしていた。
彰と小百合のような 年の差があるカップルでも、
この街では特に珍しいことではなく、
この男も別段気にする風でもなかった。
小百合と彰はバイブを数種類品定めしていた。
小百合自身も彰が実家に戻って以来、
何度も体を重ねるうちに、むやみに恥ずかしがることも無く
欲望を素直に彰へ伝えるようになっていた。
「お母さん、これどう?」
「それは、大きすぎるわ。無理無理 」
「ふ~ん、じゃぁこれくらいかな」
「フフフ、そうね、それなら彰と同じくらいかしら」
結局、彰のペニスと同程度の大きさのバイブと
アナル用バイブ、ローション、
おもちゃの手錠を選び、購入した。
その後、彰は悪戯気分で西新宿の高層ビル群に向かった。
大体、どこのオフィスビルでも、忙しい会社は夜中まで人が残っているが
夜になるとひっそりと誰も来なくなるフロアも確実に存在するのである。
彰は以前に来たことがあるビルの一つに入り、そういったフロアに行くと
辺りに人の気配を確かめて、非常用階段に向かった。
扉を開けて中に入ると
いきなり彰は小百合の肩を抱き
唇を合わせた。
うすうす、彰が何を考えているのか、判っていた小百合は
案外、素直に彰の唇を吸い返した。
互いの唾液を吸い、舌を歯茎に這わせ
濃密な口付けを交わし、いつしか双方の手が
それぞれの股間に伸びてきていた。
「んっ、ふぅ、こんなところに連れてきて
何をする気? ふふふ」
唇を外して、既に大きくなった彰の股間を
弄りながら、小百合は妖艶な笑みを浮かべていた。
彰も、薄いベージュのスカートの後ろ側から
手を差し入れ、小百合のヒップを包む
パンティごと、慈しむようにまさぐって
「もちろん、お母さんと変態な事をするんだよ
ほら、その階段に手をついてみて」
彰は上り階段を指し示した。
小百合も言われもしないうちに
手を突くだけでなく、お尻を突き出した
「ふふ、彰はこうして欲しいんでしょ?
お母さんも、どんどんHになっちゃうから、ふふ」
「すごいよ、お母さん、そのイヤラシイ格好がたまらないよ」
「ああ、お願い彰 お母さんのここ触って」
小百合は自らスカートをまくった
「お願い、お母さんのここいじめて」
小百合の指が妖しくパンティの上をなぞっていた
「いいよ、いじめてあげる」
そういうと、彰はいきなり、小百合の頬尻を叩いた
階段の中で “ピシャっ”という音が響いた
「あん、いたい」
小百合が突き上げたお尻を苦しげに悶えさせたが
嫌がる素振りも無かった
更に調子に乗った彰は、突き出たお尻に軽く噛み付いた
「あぁあぁん、いやだ、いたい」
彰は軽く噛み付いたまま、指をパンティの隙間から挿入した。
母親の肉ヒダに沿って弄ると、すぐに蜜液がこぼれ始めた
「いやらしいね、お母さん。ジュースが一杯でてきたよ」
「ああぁ、気持ちいいの、彰にしてもらえる事が
何でも感じるの。 だから、ああぁあん
ねぇ、お母さんにもっとHなことして、恥ずかしいことして」
彰の指が淫裂から、クリトリスへと辿り
微細な振動を送ると、小百合は腰を段々とグラインドし始めた
薄いブルーのパンティがみるみるうちに、
小百合の淫汁によって染みが広がり
陰唇の形を現すかのように濃いブルーに変わっていった。
「あぁ、彰いいわ、腰が砕けそう」
「お母さん、まだまだだよ
これからもっとHなことするからね」
彰は右手を母親の股間に差し入れたまま
先ほど、購入したおもちゃを取り出しそうとした。
其の時、彰たちの場所より3~4階上の扉が開く音が響いた
靴音が
「カン・カン・カン」と鳴り、
その音の調子から彰たちのいる下の階へ
降りてきているのが判った。
小百合が思わず上体を上げ、目で扉の方を示しながら
まくれあがった、スカートを下ろした。
彰もそそくさと荷物を持つと、小百合の手を引き扉へ向かった。
階段口から出てエレベータホールへと行くと
ようやく、安心しできた
「あー。ビックリしたね」
ニヤニヤと笑みを浮かべながら
「でも、中途半端になっちゃたなー」
「そうよ、どうしてくれるの?
もう、今日は彰に 一杯 してもらうからね。」
「わかったよ。お母さんのあそこが壊れるくらいに
してあげる。じゃあもっと落ち着く場所に行こう」
12
再度、外に出た二人は 人目をはばかることも無く
腕を組み目に付いたラブホテルへと向かった。
適当な部屋を選び、中に入った
「お母さんと、こんなところに来るなんて
感激しちゃうよ。」
「ふふふ、私も嬉しい。
本当は後ろめたさを感じるべきなのかもしれないけど
今は、彰とこうして愛し合えることが
嬉しいの。こんな気持ちになれるのなら
もっと早くからこうしていたかったわ」
「嬉しいよ、お母さん」
「あぁぁ、ねえ彰。お願いお母さんを抱いて。
もうさっきから焦らされてこれ以上待てないわ
お願い、お母さんをメチャクチャにして」
「わかったよ、そこのベッドに腰掛けて。」
彰は小百合が座るのを確認すると
バスルームに行ってハンドタオルを持ってきた。
「今日は これから、お母さんは僕の言いなりに
なるんだよ。愛人でもなく、そうだな 奴隷だな」
小百合は潤んだ目で彰を見上げた
「いいわ、彰の奴隷になる。
お母さん 彰の言うことなら、何でもするわ」
親子ならではの信頼関係が成せる業なのか、
小百合はた易くそういうと、
彰がタオルで何をしようとしているのか理解し
自ら目を瞑っていた。
腰掛けている 小百合の後ろに回り込み
タオルで目隠しをすると、彰は先ほど購入してきた
いくつかのセックスグッズを 使いやすいように
ベッドに並べた。
「お母さん、立って」
「はい、いいわよ」
その場に立ち上がると 彰が背中越しに
小百合のブラウスを脱がし始めた。
母親の衣服を脱がす行為に、興奮を感じはするが
あえて、その行為に時間はかけずに
手際よく全てを脱がしてしまった。
「あぁぁん、いじわるね
もっとゆっくり脱がして欲しかったのに」
「だめだよ、お母さんは僕がする全てのことに
文句を言っては、いけないんだ。今は、奴隷なんだからね。
僕が聞いた事にだけ、答えればいいんだよ」
彰は、奴隷という言葉を使ってはいるが
決して、嫌悪感を感じるほどに乱暴になったりはせず
ソフトな主従関係のプレーを楽しむスタンスで
小百合に接している。
目隠しをされた状態で、なおかつ全裸で立たされて
心もとない感じに、小百合は興奮しながらも
手を前で合わせて座り込みそうになっていた。
「座っちゃだめだよ。そのまま足を広げて
お母さんの大事なところを見せて」
「いやん、こんな明るいままじゃ 恥ずかしいわ」
「奴隷には、選択権が無いんだよ。
次に嫌だと言ったら、お仕置きするよ。わかった?」
「判りました」
「じゃぁ、言われた通り、足を広げてごらん」
肩幅くらいに広げると
「もっとだよ、それに手で隠さない」
「・・・はい。ぅん ふぅ」
羞恥心が小百合を激しく苛み
オフィスビルでの興奮も蘇り、
既に小百合に股間からは淫蜜がトロリと
流れはじめている。
「そうしたら、その手でお母さんの大事なところを
良く見えるように開いて」
「・・あぁあ」
否定しそうになる言葉を呑み込み
小百合は自身の薄い恥毛の上を滑らせるようにして
ゆっくりと割れ目を開いた。
「よく見えるよ、お母さん。
お母さんが今開いているところは、何って言う場所?」
「・・・えぇ・・・、あ、あそこ」
「あそこじゃ、判らないでしょ
ちゃんと言わないとね」
「ええぇ、・・・お、おまんこ」
「聞こえないよ、もっと大きな声で」
「・・・・おまんこ・・」
首筋から頬にかけて、
真っ赤になりながら、小百合は彰の質問い答えていた。
「いいねー。お母さんが、恥ずかしい言葉を言うのっていいよー、
あぁ、それに本当お母さんのおまんこは綺麗だよ。」
しみじみと彰は小百合の股間に魅入った。
そして、小百合が開いている股間に手を伸ばした
「あ・あぁあん、」
小百合はいきなり肉ヒダを触られ
腰が引け、思わず声をあげていた
「動いちゃ、ダメだよ」
「だって・・・・はい」
素直に彰の言うことを守り、また元の体勢にもどった
彰の手は、ゆっくりと小百合が開いている
肉ヒダの中を捏ねはじめていた
ピチャッ、ピチャッ
「いやらしい音だ。・・・ねぇ、お母さん」
「はい、いやらしい音です」
「こんな、いやらしい場所から、僕が産まれたの?」
「・・そうです。私の大事な息子が産まれました、あぁあ」
「その大事な息子と、いけないことしたでしょ
何をしたのか、ちゃんと言ってみて」
「・・・はい、私は大事な息子とHをしました」
「もっと具体的に、何をどこにいれたのか言って」
小百合は自分の理性のタガが外れるのを感じていた
どんどん、欲望に任せた言葉を躊躇なく言い始めていた
「はい、私は彰の・・息子のおちんちんを、私のおまんこにいれました」
「気持ちよかったの?」
「はい、主人との時より、ずっと感じました。はぁあぁぁぁ」
「これからも、したい?」
「ぁあ、一杯して欲しいです、んぅふ
メチャクチャにして欲しい。 あぁぁ
お母さんの・・・私の、私のおまんこに
息子の白いのを入れて欲しいの、一杯いっぱい注いで欲しいの。 」
「わかったよ、お母さん、一杯 お母さんの中に入れてあげるね」
「あぁぁぁ嬉い、ね、お願い、もう彰の頂戴
お母さん我慢できない」
「まーだ、だめだよ、お母さんはこれから
もっともっと変態なことするんだからね」
「ぅんん、はい・・・わかりました」
「じゃぁ、こっちにきて」
そう言って、手を握ると彰は用意していた
手錠を小百合にかけた。
「・・・・」
彰も、すばやく全裸になると
「はい、こっちだよ」
彰は、小百合の股間に手を差し込みつつ、
横抱きにしながら
風呂場へと導いていった。
浴槽のへりに小百合の両手を付かせて
お尻を高く持ち上げさせると
「お母さんの、たっぷり濡れたおまんこが良く見えるよ」
言うが早いか、彰は、ゾロリとクリトリスから菊座に向かって
舐め上げた。
「あぁぁああ、ぅんんぐぅ」
目が塞がれている分、他の感覚が鋭敏になっており
小百合は、益々淫らな粘液が零れおち
小百合の太ももにかけて、テラテラと浴槽の明かりを反射して
淫光を放っていた。
丹念に陰唇をなぶったあと、彰の舌は母親のアヌスに狙いを移した
「ひゃぁ、あぁぁん、だめよ汚いわ」
「そんなことない、お母さんの体は何処でも好きだし、汚くなんてないよ」
彰は舌を菊座の中心にいきなり差し込んできた
先ほどからの執拗な 息子の愛撫でアヌスも抵抗なく
ニュルっと 思いのほか深く舌が入り込む。
小百合には鋭敏に感じる女陰とは異なり、
アヌスの入り口の鋭敏さと続く腸壁の緩慢さが相まって、
どこかマッタリとした快感が
背骨をゆっくり伝ってくるような刺激を味わっていた。
「すごい、彰、お母さん変になりそう・・・あぁぁぁ」
「お母さん、これからだからね」
ローションを手に取り、アナル用バイブに
塗りつけた。
「いくよ、お母さん」
バイブをゆっくりとアナルの中心にあてがうと
思いのほか、スルリと先端が入り込んだ
「はぁぁぁ、っっくぅ」
「ほら、結構簡単に入っちゃったよ」
「うぅん、何だか変な感じ んぅぅふ」
いいつつも、小百合の腰はゆっくりとグラインドしていた。
アダルトショップで購入したときから、
今日はアナルを弄られると予期していた。
小百合自身アナルの経験は無いが
以前、彰のアパートで舐められて以来
どこか、アナルを犯されることを期待をしていた面も内心ではあった。
今のところ、痛みも伴わず、そのマッタリとした快感が
逆にもっと、責めて欲しいという欲求に変わっていた。
「お母さん、痛い?」
小百合は無言で首を振った
「意外と気持ち良いでしょ?」
ゆっくりと、バイブの残りを押し込みながら聞くと
「ぅぅん、あ、いい。もっと頂戴。」
「いいよ、お母さん。全部入れてあげる」
15センチほどあるアナルバイブが
ゆっくりと、埋没していった。
「ほら、全部はいっちゃった。じゃぁ、今度は動かしてあげるね」
スイッチを入れると 既に埋没しているバイブが
くぐもった音を上げて動き出した
「ひゃぁぁぁ、あぁあぁぁ・・・んっっんん」
マッタリと感じていた快感がいきなり
腸壁を刺激し、内臓を揺さぶるかのような
痺れに似た快感に変容していた。
「すっ、すごい、あぁぁぁぁ、お腹が掻き回される、あぁぁ」
グラインドさせていた腰の動きが止まり、
本能的に膝がしまり、反返っていた背を丸め
強烈な刺激に、小百合はなす術を見失い
だらしなく、開いてしまう口から
淫靡な唾液が滴りおちていた。
「お母さん、気持ち良い?」
「あぁぁっぁぁ、いいい、すごい、お母さんメチャクチャになっちゃう
あぁぁぁぁ、お願い 彰の頂戴、もう我慢できない ぁぁぁ」
「いいよ、入れてあげる」
母親の上体を上げさせると、今度は彰が
浴槽に座り、小百合を対面し抱き寄せた
「片足ずつ、ゆっくり僕を跨いで。」
母親の首筋にキスをしながら、小百合の足を誘導した
「ほら、もう判るでしょ、お母さんのオマンコに
僕のが触っているの。」
「彰、お願い入れて」
「もっと、ちゃんと言ってよ」
「あぁぁぁ、お願い、彰のおちんちんを
お母さんの おまんこにいれてぇぇ ぁぁ」
十分にじらすと彰は膣口にペニスの先端をあてがった
「いいよ、腰を落として。・・・・・んふぅぅんっ」
言うが早いか、小百合は腰を落とした、
依然として動き続けるアナルバイブの刺激と
息子のペニスの刺激に、蜜壺は激しく蠕動し、収縮していた。
彰もバイブの振動が肉壁を通して伝わり、小百合の激しい蠕動に
すさまじいまでに快感を得ていた。
「おぉぉぉ、す、すごい、お母さんのおまんこが締め付けるぅぅうっ」
「あぁぁぁぁ、い、い、いく、お母さん いっちゃう あぁぁあきらぁ
いっちゃうぅぅうん」
「あぁぁぁ、僕もいきそうだ、気持ちいいあぁあ でる、でるよ」
「い、いっしょに、彰も一緒にいこう、あぁぁ
お、お母さんの中に一杯だしてぇ」
「でる、あああぁでるよ」
「あぁぁあいくぅううう」
母親の上気した上半身にピッタリとくっつき
絶頂を迎えるその瞬間に、二人は互いの口をむさぼった。
「あぁぁんぅぐぐぅう」
上から下まで、これ以上ないほどに密着した二人の体が
目を瞑り至福の痙攣を起こした。
痙攣が治まり、二人とも脱力し、タイルの上に
倒れこみそうになったが、
かろうじて彰は小百合の体を気遣い
まだ、アナルに挿入していたバイブを
ゆっくりと抜いてから 小百合を横たえた
荒い息で呼吸を整える二人は、どこか恍惚としていた
小百合の目隠しのタオルを外し
軽くシャワーを浴びて、二人でベッドに戻ると
彰は冷蔵庫から、冷えたジュースを出して
乾いた喉に流し込んだ
「お母さんも飲む?」
「うん、ちょうだい。」
「はい、どうぞ」
「いやだ、彰が頂戴」
甘えた仕草で、言うと
手錠がされたまま、ベットの上にちょこんと座り 上をむいて
ヒナ鳥がえさをもらうかのように、口を開けて待った。
「なんだ、しょうがないなー」
「さっきは、お母さんが彰の云う事を聞いて、奴隷になったんだから
今度は、彰が何でも言うこときくのよ」
「え~、やだなー」
「口答えしない、子供は黙ってお母さんの言うこと聞くのよ」
「はーい」
少し不平顔をしてはみるが、小百合の言うがままに
することが早速楽しみになっていた。
「先にこの手錠を外しなさい」
彰は黙って、言うことを聞き、手錠を外した
小百合はそれを受け取ると、
「はい、手を出してこれをつけるのよ」
有無を言わさず、彰の両手を背中側に廻し
手錠をかけてしまっていた。
「うわっ、なんだか怖いなー」
「ふふふっ、私の気持ちがわかるでしょう?ふふ
言うこと聞かないとひどいからねー」
小百合は彰をベッドへ仰向けに寝かせた。
腰を浮かせて枕を入れると
彰は股間をさらけ出すような格好になった。
「うわっ、恥ずかしい」
「ふふふ、黙りなさい僕ちゃん、これからいいことしてあげる」
普段の清楚な小百合からは、想像できないような
妖艶な笑みを浮かべた。
そういうと、小百合は浴槽に戻り、先ほど遣っていた
おもちゃを持ってきた。
彰の股間の間に入り、ローションをペニスに垂らしはじめた。
トロリとした粘液がヒンヤリとペニスを包むと
小百合が、先ほど精子を出し終えて
少し勢いが衰えた肉茎をしごきはじめた
「どう?きもちいい?」
「あぁぁ、良いよ お母さん」
「そう、じゃぁもっと、気持ちよくしてあげる」
更にローションを股間に気前よく垂らすと、
袋を伝い、彰のアナルにも伝わった。
小百合はそのすぼまりに指を合わせると
「はい、力をぬいてね」
「え?っえ、ちょと、ちょっと待って 」
無防備な格好をさらし、さらに
アナルまで弄られそうな状況に、彰は狼狽した。
構わず、小百合のきれいに爪が切られた中指の
第一関節までが ツプッっとアナルに埋まり込んだ。
「あぁぁぁ、んんぅぅ」
不覚にも彰は女のような、声をあげてしまっていた。
「ほら、まだまだ入るわよ」
「まっ、待ってまって」
「だーめ、お母さんの言うとおりにしなさい、
でも、怖くないわよ。お母さんが優しくしてあげるからね」
ゆっくりと、もうひと間接押し進めた
「うぅんん、」
どうしても、漏れてしまう声に、余計恥ずかしさが
こみ上げてきていた。
基本的に自分の体内に異物が入り込むことが無い
男性にとって どこか怖さもあるが、
その気持ちと対照的にペニスはきばりきっていた。
「ほら、全部はいっちゃったよ」
小百合の指が根元まで埋まっていた。
それをゆっくりと動かすと
彰は自然に腰が動き、またペニスはお腹に
張り付きそうなくらい、太く脈うっていた。
指を引き抜くと、小百合は次に先ほど
小百合のアナルに埋まっていたバイブを取り出し
ローションを再度塗ると、彰のアナルにあてがった
「えっ、お母さんやめて、いいよそんなの、ね 、やめようよ」
明らかに狼狽している彰が可愛いく
でも、少しいじめてみたい気分になっていた
ビンビンになっている彰のペニスを左手でこすりながら
「入れるわよ」
と、先端をあてがった。
ゆっくりとバイブを進めると
「んんっっ、ふうぅん」
彰は目を瞑り、自然と鼻息がもれだしていた
「あぁぁ、お母さん 何か変な気分だ、んんっ」
自分のアナルに異物が差し込まれる異様な感覚から
次第に快感に変容していた。
「あぁあ、お母さん、き、きもちいい。」
裕子ともしたことが無いプレーに、彰はすっかり
陶酔し始めていた。
バイブの殆どが彰のアナルに埋まると
小百合はスイッチを押した。
「おぉぉぉぉ、んんっっ、す、すごいっ ああああ、」
彰の腰が跳ね上がり、腸内で暴れるバイブが激しい刺激を
彰の背骨を貫くかのように、送り込んでいた。
「彰、どこがきもち良いの?」
まるで、女性のような反応の息子を見て
その顔に笑みを浮かべて やさしく、聞いた。
「お、お尻の中が す、すごい、おぉぉぉぉ」
「ふふっ、いけない子、お母さんにお尻を弄られて
感じるなんて。もっと、お仕置きしなきゃ。ほら、立ってごらん」
小百合はアナルにバイブを残したままの彰を立たせ
そのいきりきったペニスを掴むと
再び、バスルームに戻った。
「ねぇ、あきら、その格好のまま オシッコをしなさい」
断続的に来る刺激に、腰をもだえさせながら
「んんっっ、で、でないよ」
「だめよ、これはお仕置なんだから、しなさい。」
腸内での動きが激しく、思わず膝が崩れそうになった
彰の背後に回り、体を軽く支えながら
小百合の手は彰の気張りきった強張りを握り
ゆるく、上下にこすりながら
「ほら、するのよ、赤ちゃんの時みたいに
お母さんが見てあげるからね」
風呂場の鏡に映には、まるで小百合に男根が生え
息子を犯しているように、見えた。
常識では考えられないような、そんなポーズを目の端で捕らえると
小百合は、異様な興奮に襲われた。
「はやく、お母さんに見せて。あぁぁぁ」
まるで、実際に彰を犯すかのように、腰を前後に揺さぶった。
しばらくの間、彰は様々な刺激が来る中で、
おしっこを出そうと努力をしていた。
暫くすると尿意が訪れてきた。
「お、お母さん、おしっこでそうだよ」
「いいわよ、出してごらんなさい」
こわばりを刺激しながら、小百合は覗き込むと
“チロッ”と亀頭の先端から、液体が漏れ、
その後に続き、まるで射精をするかのように
断続的にオシッコが飛び出てきた。
その様子を眺めながら、小百合は一種の恍惚感に浸りながら
ローションでぬるつくペニスをいっそうしごいた。
「ふふふ、赤ちゃんのころ何度もこうやって
お母さんの手にオシッコかけたわよねー。」
「お母さん、お願い手錠を取って。
もう、たまらないよ、お母さんの中に入れたい。あぁぁ」
「いいわよ、お母さんも、もうたまらないわ、あぁぁぁ」
その勢いが弱くなり、やがてオシッコが出なくなると
彰を振り向かせて、激しいディープキスをした。
小百合の手から開放されたバイブは、
彰のアナルからヌルリと出てきていた。
小百合がベットに戻り鍵をとってきて、手錠を外した。
「あぁぁぁ、お母さん、好きだよ愛してる。」
再び、唇を合わせると、彰は母親の股間に手を伸ばした。
しとどに濡れた秘唇は、指を付きいれると
その指の体積分だけ、蜜が溢れ出てきた。
「うぅんん、あぁぁ。お母さんも愛してる。
もう、彰だけなの、彰が全てよ。」
彰は手早くシャワーでタイルを流すと
小百合の上気してほんのりと赤みを帯びた体をタイルに横たえた。
先ほどからの強烈な刺激で、これ以上は無いほどに
彰のペニスは大きく反り返り、自らの腹にへばりついていた。
「お母さん、入れるよ。お母さんのオマンコにまた入れるよ。」
「あぁっぁ、頂戴。彰の頂戴。お母さんのおまんこを
彰のおちんちんで一杯にして。あぁっぁ」
小百合は自ら、両足をM字に広げると
元々薄い草叢のしたにあるピンクの淫裂を
両手で広げた。
「彰が産まれてきたここに、入れて欲しいの、あぁぁ
あきらぁ、頂戴 あぁあん」
興奮して潤みきった目で見上げ、背徳的な言葉をとめどなく
言うことで、彰も強く興奮することを、
この数日間の夫婦のような生活で感覚的に理解していた。
彰が跪きペニスを握り、母親の秘唇にあてがい
一気に腰を進めた
「ああああぁぁあっぁぁ、」
押し入れられた その勢いのまま快感が
直接、脳天まで奔ってきていた。
その快感に、小百合の体は敏感に反応し、微細な振るえが
とまらなくなっていた。
先ほど、一同放出している彰は、次第に冷静さを取り戻し
母親を絶頂に導くよう
丁寧にペニスの抽送を繰り返し 同時に クリトリスを
微妙なタッチで刺激していた。
小百合のクリトリスは強烈にこねくりまわすよりも
軽く触るほうが、却って感じやすいのであった。
「あぁぁっぁぁっぁぁ、だめぇえぇ、こわれちゃうぅう。
い、いく、いくぅぅ、あぁぁぁ」
「いいよ、お母さん いくとこ見せて」
「あぁっぁぁぁっぁぁぁ、いぃぃぃいいいいぃぃっぃ」
小百合の膣全体が 彰のペニスを絞るかのように締り
両手は彰の頭をかき抱き
両足の指が、その快感に丸まり、激しく痙攣をしていた。
彰は、痙攣が治まりぐったりしている母親を裏返すと、
太ももの間を両手が割り開き、
絶頂を迎えて大量に濡れそぼった 母の秘唇を
舐め掬い上げた。
小百合は全身に電流が走ったかのように
体を震わせた。
再び舐めあげた後に、移動した舌が小百合のアヌスを捕らえた
「あぁぁぁぁぁっぁぁぁ」
「お母さん、今度は、ここに入れてあげるね」
そういうと、ぐったりとした小百合の腰を上げさせ
顔が突っ伏した四つん這いの状態にして、
集中的にアヌスを舐めほぐしていた。
「いやぁぁぁん、だめよ、はいらないわ、あぁぁぁ」
まだペニスを迎え入れたことはないとはいえ、
先ほどのアナルバイブでの刺激を思い出すと
否定しつつも、体が勝手にうごめくようであった。
彰は、アヌスにまで零れ落ちた淫液を指に塗りたくると
ゆっくりと挿入した。
一本目がたやすく入ると
2本目を追加した。
「んんぅぅんぅぅん、はぁぁあ」
「お母さん、気持ちいい?」
残っている親指で、小百合のクリトリスを更に刺激すると
「あぁっぁぁ、良い、気持ち良いぃぃぃぃ」
「お母さん、僕のちんちんをここに入れて欲しい?」
「あぁぁぁ、いいい、いいわ、あぁぁ彰のおちんちんを
お母さんのお尻にも、頂戴あぁぁ」
ついさっき、絶頂を迎えた体は過敏に反応し
小百合の理性をねこそぎもぎ取っていた。
指を引き抜き、怒張を小百合のアヌスに合わせ
ゆっくりと押し込んでいった。
明るいバスルームの照明のしたで、
小百合のアヌスがよく見て取れた。
ゆっくりと亀頭の大きさにあわせて アヌスのしわが広がり
えらの部分までくると、
“つぷっっ”と亀頭全体が埋まってしまった。
「はぅぅぅっぅっぅ、んんんぅぅ」
呼吸器官ではないのに、ペニスがはいる事で
息苦しささえ感じていた
彰も、アヌスの強烈な締め付けに 暫く動けずにいた。
「お母さん、入ったよ」
「・・・・・」
何も返事ができずに、頭を振って答えていた。
「いたい?」
小百合が首を横に振る
「ゆっくり、奥に入れるね」
縦に首が振られるのを見ると
更に、腰を押し進めた。
「はぁぁぁんんんんぅぅぅ」
言葉にならない声を上げ、小百合は髪を振り乱した。
一分近く時間をかけて
全てを埋没させ、体が密着すると
小百合の体が、痙攣し大量の蜜液が流れて 彰の太ももをぬらした
小百合の荒い呼吸が収まると
彰はゆっくりとアヌスへの抽送をはじめた
「あんっ、あんっあんっあぁぁん」
その突き動かすリズムに併せ、小百合のあえぎ声が浴室に響いた。
小百合のアヌスがこなれてくると、
「お母さん、もっとメチャクチャになろうね」
「ん、何をするの?」
それでなくとも、実の息子とアナルセックスをしているのに
それ以上、メチャクチャなことなどあろうかと思っていたら、
彰は、今日購入した、2つのバイブを取り出した。
「これを前の穴に入れてあげる、こっちは僕のお尻にいれるの
そうしたら、二人でもっとメチャクチャになれるよ」
「いやだ、んんっ、はっあぁ、ほ、本当に彰ったら変態なんだから」
バイブを持った手を母の淫裂の前にもっていき
溢れ出ている蜜液をぬりたくった。
「いくよ、」
彰の怒張とほぼ同じくらいのバイブが、膣壁を分け
中へと埋没する。
「はぁうぅぅぅぅ、ぁぁぁっぁぁあぁ」
前後に怒張が挟まった 強烈な感触に
小百合は髪の毛を振り乱した。
彰は更に、先ほどまで入っていたアナル用バイブを再度自ら
挿入をし、思わず唸り声を上げた。
二人が、一息つくと 彰は小百合に自分のバイブのスイッチを渡し
小百合に埋まっているバイブのスイッチは自分でもった。
「スイッチ入れれば、二人一緒にメチャクチャになれるよ」
「・・・・」
小百合は声にもできず、ただこれから二人を襲うであろう
快感の凄まじさを想像し、身震いしつつも、淫猥な 期待で
何も考えられなくなっていた。
「じゃぁ、一緒にスイッチいれよう。 せーの」
二人の穴に入り込んだバイブは、
脳天をしびれさせるような刺激を送り込んだ。
スイッチを入れて、僅かな間に いきなり快感が
三相交流のように、間段無く
見る見る二人を頂へと導いていた。
彰も、アヌスの強烈な締め付けに
先ほど小百合を逝かせた余裕もなくなり
夢中で動かしていた
「あぁぁぁ、気持ちいいよ、お母さん。」
「お、お母さんも、いい、はぁぁあぁぁぁぁっぁんん」
その快感の凄まじさに、小百合は歯が カチカチと鳴り出した。
「あぁ、もう、もう、でちゃう、出そうだよ、お母さん、あぁ」
「あぁぁっぁあっぁっぁ、あきら、あきら、あきらあぁっぁぁぁ
いいいいいぃぃぃっぃっぃぃぃいいい、あぁぁっぁ」
彰も一気に射精の瞬間を向かえ、
母の腸内に、ドクドクと脈動しながら己が欲望を
思いのままに放出していた。
一方、小百合も体の自制が効かなくなり、
震えながら、漏らしていた。
彰の大腿に小百合の暖かいオシッコを受けていたが、
それすら、愛おしかった。
脈動が収まると、ペニスとバイブを抜き出し
そのまま、母親の隣へ放心したように横たわった
今までにない、快楽を共にした二人は、
少し、休息するとラブホテルの部屋を出て
支払いの窓口へ行った。
彰が支払いを済ますと、わざと従業員に聞こえるように
「お母さん、払ったよ行こう」というと、母親と腕を組み
ラブホテルを出た。
「あの従業員、どう思ったかな?ねぇお母さん」
「いやぁねー、そんなことして・・」
13
実家に戻って2ヶ月が経ち、ようやく家の売却も目処がつき
いよいよ、二入は 知人の誰もいない場所へと
引っ越すことになった。
彰の車を先に運び、 その後 二人で暮らすに必要最小限の荷物を梱包し
無名な引越し業者を利用し、さながら夜逃げの体で新居に移っていた。
2LDKのこじんまりとした場所であったが、静な田舎町で
二人は案外と気に入っていた。
彰も無難な仕事が見つかり、少しずつ生活のペースが確立していた。
そんな矢先に、二人にとって衝撃的でかつ、
今までずーっと潜在的にあった可能性が実現していた。
ある日、彰が仕事から帰って 一息ついたあと
小百合が、ぎこちなく
「ねぇ、相談があるの」
「お母さん、どうかしたの?」
この地に来てから、外では年の離れた夫婦という事で
“あなた“や”小百合“で通していたが、
自宅では変わらずに「お母さん」と呼んでいた。
「うん、あのね。妊娠したみたい。・・・・3ヶ月だって・・・」
彰は、驚きの表情で見詰めたが、やがて
「そうだよね、あれだけいつも中に出していれば
当然だよね。・・・・ちょっと驚いたけど
でも、僕は嬉しい。お母さんとの間に子供ができるなんて・・
大変かもしれないけど。・・でもお母さんと一緒に育てたい。
せっかく宿った命を粗末になんてしたくない
できるだけ協力するから、産んで欲しい。ね、お母さん」
「私もね、彰としているときは、快感に身を任せていたかったの
それに、中にだされても、万が一出来たら産みたいって
ずーっと思ってた。彰の子供が欲しかったの。
だから、嬉しいわ、彰がそう言ってくれるなんて。・・」
うっすらと、涙を湛えた瞳で彰を見詰め、やがて
彰の胸に顔をうずめ、嗚咽をあげ始めた。
「おかあさん、大丈夫、僕がお母さんも子供も守るよ、
ね、安心してね。愛してるよ、お母さん」
彰にとって、うそ偽りの無い感情の吐露であった。
やがて小百合と彰は、車で小一時間でいける
山あいの小さな村にある助産院に出産準備のために通い始めた。
担当の助産婦は 永山 和子 という
40代前半の小柄で あまり飾り気が無く、
世話好きなキャラクターが にじみ出るような人であった
いつも、大きなエプロンに、ジーパン。
髪の毛を後ろでまとめた姿で 世話しなく 動き、
彰にもマメに声を掛けてきた
「若い旦那さんはいいねー、奥さん羨ましいよ、
あははは ゆっくりしていってねー」
小百合も 何度も通ううちに
くったくない和子の人柄に、すっかり打ち解けていた
母子手帳は、誰にも会わないように気を遣いながら
前の住所の場所で取得していた。
和子は、小百合たちに何か事情があるのであろうと
察しているようであったが、別段 問いかけることもなかった。
「ツワリはもう、落ち着いてきたかな?
赤ちゃんも元気だし、心配なさそうだねー」
「そうですねぇ、あまりツワリもひどくなかったし 女の子かもしれないわね」
「旦那さん、女の子だと メロメロになっちゃうよー あはははは
それはそうと、もうちょっと落ち着いたら
旦那さんとHをしてもいいからね。あはははは」
彰が 検診に同席しているにも関わらず
あっけらかんと言われると、照れながらも
「はい」
と素直に答えてしまっていた。
それまで安定期になるまでは、小百合とのセックスを控えていたが
助産婦の和子から OKが出ると
その夜、二人は久しぶりに睦み合った。
彰は、小百合の少し大きくなったお腹を気遣い
横抱きにして、浅い挿入を心がけていた。
激しいセックスではなく、相手を慈しむように
丹念に小百合を愛していった。
小百合もその気持ちがわかり、
妊娠中に起こりがちな不安定な気持ちを
落ち着かせることができていた。
そうして、臨月まで 至って穏やかな生活を送ることができていた。
予定日の二日前 夜中の一時ごろに
小百合は強烈な痛みを腰に感じていた。
彰が慌てて、電話をすると陣痛だと思うから
産院に連れてくるよう指示されていた。
産院に着くと、和子は産院の前で待っていてくれた。
助手席の小百合の様子を見ると
深夜のため、声を抑えて話かけてきた
「何分おきくらい?」
「今は10分間隔くらいです」
彰が答えると
「そう、痛みが遠のいたら車から降りて
部屋に入ってね」
「分かりました。ありがとうございます」
相変わらずのエプロン姿であるが、
満月の月明かりが照らし出した和子の顔は
思いのほか憂いを湛えたその表情に
彰は場違いな感想だが、
女性らしさを、ある種の淫猥さを感じていた。
「今、よさそうね、旦那さん支えてあげてね
さぁ、部屋に行きましょう」
部屋に入ると、布団が敷かれ
大きなクッションが二つおかれていた。
小百合を横たえると、和子は やはり抑えたトーンで
優しい慈愛に満ちた表情で説明をしていた。
「前にも、話したけど うちの院では
産むための決まった姿勢は無いからね。
奥さんが、産みやすい方向に体をむけて自由にしてもいいからね。
あと、病院だと浣腸とか剃毛もするけど、うちはしないからね。
でも、お腹が圧迫されて うんちとか出そうになったら
構わず、出していいからね 安心して。
何も遠慮をすることはないから、
大きな声を出してもいいの、精一杯産むことだけに集中すればいいのよ」
「はい」
「奥さんは経産婦さんだから、大丈夫、もう慣れたもんよ」
少し薄暗い部屋で 和子はにこやかに笑った。
そうして、小百合を衣服を全て脱がし
白い襦袢のような物を着せて
和子は小百合の足の間にはいった。
そうして小百合の陣痛が本格化してくると
腰の下に、吸水シートを幾重にも重ねた。
「いいわよ、子宮口も段々開いてきている。
今で6センチくらい、まだイキまないでね」
「あぁぁぁぁ、くぅぅう、んんんぅう」
絶え間なく襲い掛かる陣痛の痛みに
小百合は彰の手を握り、激しく歯を噛み締め
くぐもった唸りをあげていた。
彰は、その姿に言い知れぬ感動を覚えていた
これほどまで、女性は命を産むことに力を注ぐのかと
これほどの苦痛を伴うのかと
少しでも、その痛みを自分に廻せることができないものかと
いつしか彰も必死になって母に声を掛けていた
「頑張ってお母さん、僕も一緒にいるよ」
「うぅぅぅん、い、いたい、いたい
ああぁぁ、彰ぁ、もっと手を握って、うぅうぅんん」
つかの間、陣痛が収まると 彰は小百合の汗を拭い
飲み物を与えていた。丁寧に体を気遣い
小百合の手を、握っていた。
また、激しい陣痛が襲うと
小百合は、無意識にその姿勢が楽なのか
四つん這いになっていた。
「もう、そこまで頭がきているよ、もうすぐ、もうすぐ」
和子が励ましていた
しばらく、いきんでいたが
中々出てこないため、和子は
「少し、赤ちゃんが出てくるのをサポートするからね」
手術用のゴム手袋を嵌めた和子の指が
小百合の陰唇の中へと入りこんでいく
小百合の手を握りながら、その光景を見ていると
次第に和子の手のほとんど陰唇に入っていた。
出てこようとする力に対して、和子が小百合の膣を押し広げることで
出やすくしているのである。
その時だけは、彰は不謹慎とは思いつつも
和子の手が小百合の膣に入ることで、小百合が喘いでいるように見えてしまい
不覚にも、ペニスが反応していた。
和子のそうしたサポートが功を奏したのか、やがて
「出てきた、出てきた。ほら、旦那さんも見ておきなさい」
そういうと、彰を促した。
小百合の股間に目を移すと
既に子供の頭が出掛かっており、小百合の膣口めいっぱいに
広がっていた。
驚愕の思いで見ていると やがて 頭の全てが出きた
今度は肩で少しとまり、肩ができると 後は ズルリと
体全体がでてきた。
「産まれましたよ。予想が当たったね、女の子だ」
和子がにこにこして赤ちゃんを持ち上げると
程なく、羊水と鮮血にまみれた 胎児が
大きな声で泣き始めた。
彰は、自分でも涙がにじむのが分かった。
素直に母に感謝していた。
「お母さん、ありがとう」
小百合は、成し遂げた達成感からなのか、荒い呼吸をしながらも
穏やかに、そして晴れやかな表情をして彰を見詰めていた
「おとうさん、これから頑張ってね」
14
和子は産後の処理をしたのち、小百合の体を拭き終わると
今後のことについて、お話があるからと言って
彰を検診室へと連れて行った。
「まずは、おめでとうございます。
本当に、元気で無事に産まれてよかったですね」
穏やかに笑いかける和子へ、彰は感謝の念を示した
「ありがとうございます。家内も 和子さんだから
安心して産めたんだと思います」
「いいえ、どういたしまして。
ここに着てから4時間で産まれたから
母体への負担も少なくて済んだわね。裂傷も特になくて
回復も早いと思いますよ。
ところで、旦那さん この後の処理をどうしましょうか?」
「どう といいますと?」
和子は少し考えるそぶりを見せると
「役所への処理よ。」
「はい」
「あなたは、小百合さんの旦那さんでしょ?
でもね、母子手帳にも、父親の欄が空白だったし
どういうことかなって思っていたの。
でね、正直におっしゃって欲しいの、小百合さんって本当はあなたの
お母さんなんでしょ?」
「・・・・」
彰は唐突なことに二の句が告げないでいると
「図星みたいね。ふふふ、せっかく今まで上手く隠せていたのに
小百合さんの陣痛の時に 励ますのに、“お母さん”って口走ってたわよ」
なおも、彰は戸惑っていた
「いいのよ、私は貴方たちみたいな関係を否定しないから。
というか、逆に興味があるの。
他言はしないって約束するわ。 正直に教えて。親子なんでしょ?」
彰は諦めたように、少しうなだれると
「はい、そうです」
消え入りそうな声で言うと
「そんなに、沈まないで 別に責めている訳ではないんだから
ただ事実を受け止めておきたいだけ。」
和子は真剣な面持ちで 彰を見詰めた
彰は 今日 和子が迎えに出てきてくれた時に感じた
和子の持つ、妖艶さが再び表情から滲みだしているのを感じた。
「というよりは、昔はね、ここみたいに ある種隔絶された
田舎の小さな村では、いとこ同士の結婚は珍しくもないし
近親相姦でできた子も、意外と居たみたいなの。」
彰は話がどこに進むのか判断しかねており、
ただ、和子の話に耳を傾けていた。
「実はね、私が助産院を始めて もう10年になるけど
あなた達と同じような境遇のカップルが、もう一組いたのよ
母親と息子の間にできた子を、ここで出産したの。
でね、その旦那さん・・というか息子さんが、凄くお母様のことを
大切にしていて、傍目にも 本当に愛しているんだなって
伝わってくるの。普通のカップルより余程成熟していたし
奥さんも、とても幸せそうだったわ。
でね、今回 あなた達を見ていたら、やっぱり
羨ましいくらいに、睦まじいし、相手を思う気持ちが判るのよ。
だから、できるだけ協力してあげたいなって。」
和子は、一気にそういうと
少し、顔が上気し赤らんでいた
「あと、できれば色々教えて欲しいなって、思ったの・・・・」
しばらく、間をおくと 和子は意を決したように
「あなたが、正直に教えてくれたから
私も きちんとお話するわ。だからあなた達のこと教えて。」
少し、目が潤み始めていた
「私も もう、42歳で18になる息子がひとりいるの
和幸っていうの。・・・
主人は、息子が5歳のときに 外に女を作って 離婚しちゃった。
だから、まぁ私がこうして助産院を切り盛りして
なんとか、生計を立てているんだけどね。・・・
で、こんな辺鄙なところにいて年頃の女の子と会う機会が少ないせいか
最近、息子が私の下着とかを悪戯するようになってね
父親も居ないし 私はどうしようって、
どう息子に接したらいいのかしら。もう判らなくなってね」
真っ赤な顔で、ここまでいうと和子は下を向いてしまっていた。
「でも、正直に言えば 嬉しかったの
こんなおばちゃんなのに、和幸は女性として
見ているかもしれないって。
主人とは、別れたけど 私もまだ女なのかもしれない
身近にいながらも、あんなに強い視線で見詰められるとね
どんどん、私も気分が高揚してくるの。 おかしいわよね・・」
精一杯笑顔を作ろうとした和子の目には
涙が溢れそうになっていた。
「ふとした拍子に 以前にここを訪れた、
母子のカップルを思い出しちゃうの。
あぁ、あんなふうに男と女としてお互いを思いやることができるなら
どれだけ、充実することができるだろう。
あんなにも幸せそうな、顔ができるなんて
凄く羨ましいって。」
涙が溢れていた。泣き笑いのような表情のまま
和子は鼻を啜りながら、更に自分の気持ちを吐露していた。
「あなた達が来たときに、あれ?って。
あのカップルと同じかもしれないって思ったの。
その後も見ていると、あなた達もとても思いやりがあって
仲がいいから、いいなーって思ってた。
小百合さんが陣痛のときに、一生懸命励ますあなたが
我を忘れて「お母さん」って言ったとき
物凄く羨ましかったの。
私も息子が・・・和幸が何よりも大事よ。
あなた達みたいに、深く愛し合って 思いやれるなら
何もかも、放り出していいやって思えるの。」
和子は、暫く 涙が流れるままに
静かに気持ちを整えていた。
「でも 本当は、私が淫乱なだけかもしれない。
私は、あの子と結ばれたいって気持ちを否定できないの。
・・・
助産院の仕事なんて、波が激しくてね。
ずーっと一人で、ぼうっとしている事も多いのよ。
そんな時、恥ずかしいけど自分で慰めたりしちゃうの。
それも、最近は息子と体を交えることを想像しちゃうの
でもね、実際 あの子の将来や 色々考えると
どうしたらいいのか、判らなくて苦しいの。・・・・」
「そうでしたか。和子さんの気持ちは よく判りました。
でも、僕たちが何か具体的に出来るわけでもありません、
ただ出来る事と言えば 僕たちのきっかけや、
今に至るまでの ざっとした経緯、気持ちの面を
お話できるだけです。」
和子は真っ赤な目を、彰に向けていた。
「息子さんは、18歳で まだどちらかというと
性欲がメインになっているかもしれませんね。
もちろん、僕自身 母と体を交えることに
只ならぬ興奮を感じますし、母親との爛れたような
セックスを繰り返ししています。
それは、いけないって気持ちが付きまとうけど
それ以上に甘美で 正直 母親の体に溺れています。
でも、息子さんより少し年をとった分、欲望だけでなく
この先 世間との軋轢をどうやって
克服していけばいいのか、と言う事にも目を向けています。
産まれた娘の事もそうですが
家内も、いえ、お母さんも ずっと幸せにしてあげたい。
でも、この先のことを考えると、
僕たちは長く苦しい“冬への扉”を開けてしまったのかもしれない
そして開いたからには、冷たい世間の波風を、
お母さんと一緒に凌いでいかないとなりません。
だから、和子さんが どういう道を選択すればいいのか
息子さんとの事は何がより良いのか、助言もできません。
僕は、苦しいけれど和子さんが、判断するしか無いと思います。
世間体を気にして、そのまま何事も無いようにするべきなのか、
背徳感に背いてでも、自分の気持ちに正直に生きるべきなのか、
本当のところわかりません。
ただ、僕と家内・・・いえ お母さんとの間には
後悔はありません。
そこに至るまでの事を、お話すれば
少しは和子さんの気持ちを和らげる事に役立つのであれば、お話します。」
彰は、和子の真摯な視線を確認すると
ゆっくりと語り始めた。
今までのことを振り返り、努めて そのときの気持ちを
出来るだけ正確に和子へ伝えていた。
夜明けが近い。
彰たちがもたらす話が、和子と息子の人生のなかで
新たな章が始まるきっかけとなるのか
それとも、ただのエピソードになるのかは、わからない。
人は誰とも関わらずに生きてはいけない。
長い人生の中で 他人が一夜で語る話など、
ただの点にしか過ぎないかもしれないが
彰は、その話で、和子たちに及ぼす影響を、
さらには自分たち親子がこれからどういう道を辿るのか、
世間体とは一体なんであろうか、
考えずにはいられなかった。
窓の隙間から、夜明けの光が差し込んできた。
彰は、自分たち、そして和子達にも
冬の扉の向こうに、暖かな光明が差し込むことを祈っていた。
おわり
[2005/06/07]
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