短編小説「その時」
- 2020/12/18
- 00:51
ども。
かなり久しぶりの短編小説です。
本当に短いんですが。
最近なかなか最後まで完成させられないんですよね……う~ん。
小松政夫死んじゃいましたね……(これ書いているのは12月13日)。
バリバリの人気タレントだった頃は知らないのですが、今夏も彼の面白いインタビュー記事(植木等の付き人時代のこと)を楽しんでいたので本当に驚いています。
織田無道も死んじゃいましたし、なんだか最近の時事ネタに触れると亡くなった人ばかりですね……。
そういえばてらさとさんのサークルOLの「母への願い」、販売数が100越えてましたね。
目安の目標として100を挙げておられたのですが、ささやかな追い風になれたのなら何よりです。
きっとこれを読んでいる同志のみなさんの中にも温かく応援して下さった方もいらっしゃると思います。
ありがとうございました。
今回は「その時」。
別に歴史が動いた訳ではなく、昔の「快適な母子相姦」に影響を受けたほんの短い情景を切り取ったクラシックな小話(とすら呼べない)です。
年末にはもう少し長いしっかりしたものを出せるようにします。
多分(おい)。
それではどうぞ。
かなり久しぶりの短編小説です。
本当に短いんですが。
最近なかなか最後まで完成させられないんですよね……う~ん。
小松政夫死んじゃいましたね……(これ書いているのは12月13日)。
バリバリの人気タレントだった頃は知らないのですが、今夏も彼の面白いインタビュー記事(植木等の付き人時代のこと)を楽しんでいたので本当に驚いています。
織田無道も死んじゃいましたし、なんだか最近の時事ネタに触れると亡くなった人ばかりですね……。
そういえばてらさとさんのサークルOLの「母への願い」、販売数が100越えてましたね。
目安の目標として100を挙げておられたのですが、ささやかな追い風になれたのなら何よりです。
きっとこれを読んでいる同志のみなさんの中にも温かく応援して下さった方もいらっしゃると思います。
ありがとうございました。
今回は「その時」。
別に歴史が動いた訳ではなく、昔の「快適な母子相姦」に影響を受けたほんの短い情景を切り取ったクラシックな小話(とすら呼べない)です。
年末にはもう少し長いしっかりしたものを出せるようにします。
多分(おい)。
それではどうぞ。
「ん、ふぅ……」
寝ているような吐息が漏れる。
少し重い物を持ち上げたくらいだ。
想像していたよりもずっとあっさりとした反応で、実際はこういうものかと思った。
母の温もりが体を通じて伝わってくる。
二人の体温が少しずつ近づくのは繋がっているからだ。
思っていたよりも強い刺激があるわけではない。
初めて高級な珍味を食べた時みたいに、最初はピンと来ないんだろう。
ドクンドクンと脈を打って互いの身体が溶けて一つになっていくようだ。
いつか見たアニメ映画の肉塊みたいにドロドロとして逃れられないように締め付けてくる。
包まれていると内部が微妙に蠢いて奥の方に吸い込まれていく力を感じた。
実の母親とセックスをしている、その現実を実感した瞬間心臓の鼓動が早鐘を打ち始める。早く止めないとヤバいなんて、今さらながらに頭をよぎる。
本能というよりは理性がそう感じさせられるんだろう。
腰を動かすことはない。
不思議とお互いにしばらくそのままの格好でじっと噛みしめていた。
永遠に分かたれたはずの親子が再会できた感触と感慨を。
今感じ、思っている全てを。
その瞬間だけは母と私は本当の意味で心身ともに一つになれていたと思う。
錯覚かもしれないが、そう思いたかった。
挿入してから動くのは性器への刺激が足りないからだ。
排卵した女を孕ませるために男が精子を蓄えて受精させるために不十分だからだ。
しかし私たちにはそれで充分だった。
(母と)(息子と)交わっている。
やがて私は母に強く体を押し付けていく。
ぼんやりと宙に浮かぶような心地だった母の胎内が脈動し、私の先端に何かは分からないが熱く堅いものに締め付けられたような感触があった。
息を止めながら亀頭の先端の穴が痛痒いような感覚が溢れて、射精し始めていた。
あとからあとから歯磨き粉のように濃厚な精液が溢れてくる。
精通して間もなかった当時の私には理由までは分からなかったが、母は薄っすらと微笑んでそんな私の苦悶の表情を見上げていた。
ただその時の母の表情は、とても印象的だった。
すっかり萎えてしまっていても母はそのまま膣内で私を留めておき、内側の余韻を思い出しているようだった。
自身の肉体で男を絶頂させた満足げな感情が母の女のプライドを大いに満たしたのだろうか。
本当のところは今でも分からない。
完
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寝ているような吐息が漏れる。
少し重い物を持ち上げたくらいだ。
想像していたよりもずっとあっさりとした反応で、実際はこういうものかと思った。
母の温もりが体を通じて伝わってくる。
二人の体温が少しずつ近づくのは繋がっているからだ。
思っていたよりも強い刺激があるわけではない。
初めて高級な珍味を食べた時みたいに、最初はピンと来ないんだろう。
ドクンドクンと脈を打って互いの身体が溶けて一つになっていくようだ。
いつか見たアニメ映画の肉塊みたいにドロドロとして逃れられないように締め付けてくる。
包まれていると内部が微妙に蠢いて奥の方に吸い込まれていく力を感じた。
実の母親とセックスをしている、その現実を実感した瞬間心臓の鼓動が早鐘を打ち始める。早く止めないとヤバいなんて、今さらながらに頭をよぎる。
本能というよりは理性がそう感じさせられるんだろう。
腰を動かすことはない。
不思議とお互いにしばらくそのままの格好でじっと噛みしめていた。
永遠に分かたれたはずの親子が再会できた感触と感慨を。
今感じ、思っている全てを。
その瞬間だけは母と私は本当の意味で心身ともに一つになれていたと思う。
錯覚かもしれないが、そう思いたかった。
挿入してから動くのは性器への刺激が足りないからだ。
排卵した女を孕ませるために男が精子を蓄えて受精させるために不十分だからだ。
しかし私たちにはそれで充分だった。
(母と)(息子と)交わっている。
やがて私は母に強く体を押し付けていく。
ぼんやりと宙に浮かぶような心地だった母の胎内が脈動し、私の先端に何かは分からないが熱く堅いものに締め付けられたような感触があった。
息を止めながら亀頭の先端の穴が痛痒いような感覚が溢れて、射精し始めていた。
あとからあとから歯磨き粉のように濃厚な精液が溢れてくる。
精通して間もなかった当時の私には理由までは分からなかったが、母は薄っすらと微笑んでそんな私の苦悶の表情を見上げていた。
ただその時の母の表情は、とても印象的だった。
すっかり萎えてしまっていても母はそのまま膣内で私を留めておき、内側の余韻を思い出しているようだった。
自身の肉体で男を絶頂させた満足げな感情が母の女のプライドを大いに満たしたのだろうか。
本当のところは今でも分からない。
完
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- カテゴリ:母子相姦小説 短編
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