中編「少年時代」
- 2021/12/31
- 19:28
という訳で久しぶりの新作。
何を書いても前に書いたことがあるような気がして気が狂いそうになる時があって、その打開のために少しママ〇ョタ寄りにしてみました(削除対策で一部伏字)。
宜しければどうぞ。
追伸
明日元日も「母子相姦のある風景」の新話を、2日もまた別の新作を載せます。
それと載せる機会が遅れてしまっていたKAYさんから預かっている新作も三が日中にアップします。
2022年もどうぞよろしく!という感じで新作を重ねてみました。
それでは良いお年を!
数十年近く経った今ではごく普通の親子に見えるかもしれない。
思春期から数年間、僕は母親と人に言えない行為をしてたことがある。
誰にも人には言えない影の過去ってあると思う。
誰にも言った事が無いし、これから先もどんなに酔っていても誰にも話すつもりはないけど、「万引きした事がある」「カンニングした事がある」「人のものを盗んだことがある」……たとえばそんな類のものだ。
僕にとってはそういう事が母親との関係にあたる。
高学年になってから周囲の異性に関心を向けるようになった。
ごく普通の姓の目覚めの流れでクラスの女子や学校の先生や友達の女兄弟とか、そんな流れで僕は自分の母親に性的な関心を持つようになっていた。
異性としてという感覚は全く無く、セックスへの興味の一環でふと目に入るようになったのが母だった。当時同居していた祖母も健在だったがさすがに70歳を過ぎていたので、思春期の自分には断然母親の方に目が向いた。
母親への興味が強まって行ったのは当時まだ一緒に寝ていた事も大きいと思う。
当時父は仕事で遅くなることが多く、自然と先に二人で布団に入る事が多かった。
建設系の仕事をしていた父に対して母は週3、4回くらい日中スーパーのパートに出ているだけで、小さな頃から日曜日も母と二人でどこかに出かける事が多かった。と言っても特別に甘いとか溺愛されていたという事も無かったと思う。
勉強はそこまででもないけど挨拶や生活習慣には口うるさかったし、粗雑な態度や口の利き方にも注意が入っていた。
高学年ともなれば反抗期の入り口だし少しずつ自立心や生意気さが出始める頃だけど、僕については学校でも大人しい真面目君のイメージが付いていた。
その頃に周りと少しずつギャップが出始めていた気もする。
距離が出来たのか、個性の違いを互いに認識するようになったか学年が上がるほど友達と遊ぶことも少なくなっていった。
そんな僕だったからその頃は周りとあんまり歩調がずれないように、家では母の顔色を窺う事に毎日一生懸命だった。
そのおかげで周りを気にしすぎて自分らしさとか自我が目覚めるのが遅くなった気がする。
小さな頃からそうだったのであんまり母親に対して素直に何か好意や感謝を持ったことがない。決して虐待などをされたわけではないけど、何となくずっと息苦しかった。甘えたいと思っても何となくそうしずらかったし、何か嫌だと言っても正論で押さえ込まれるようだった。
「しっかりしなさい」「シャンとしなさい」と口癖のように言われた事もあって、何となく気が抜きたくても抜けなかった。
小さなころからそうだったからか、逆に母への思いが屈折したのかもしれない。
高学年になって数少ない友達の持っていたエロ漫画を見せられた頃に母もこういう事をするのかな、と初めて想像するようになった。どうも馴染みやすさとか柔らかさがなく、堅くて厳しい母だったからこそ何となくあの母もこんな事したのかな、なんて。
そんな風に異性の肉体への関心と母への微妙な感情が僕の中で溶けあっていった。
9月に入った頃のまだ暑い夜だったと思う。
我が家ではエアコンはほとんど使用せず、寝る時はタイマーで扇風機もじきに消すから布団に入ってしまうと寝室が暑くなる。もっと小さかった頃は隣に寝ていた母に寄り添う事もあったけれど、高学年になってからは何となく憚られるものがあった。
隣を見ると母は仰向けになって寝ており、目を閉じてゆっくりとパジャマの胸が上下していた。普段だったら意識するだけでマジマジとは見られない母の胸の膨らみが横からだとよく分かった。見た瞬間に小さく(ハッ)とするように母の胸を意識した。
蛍光灯の照らす薄明りがはだけた母のパジャマの胸元を照らしていた。暑くてもこういう時でも決して下着だけで寝たりするようなことはなかった。
ただやはり寝苦しいのか軽く首を傾けて体を軽くよじらせたその体勢に不思議なほど女を感じて、僕は見入ってしまっていた。乱れたパジャマの隙間からは白い胸元の素肌が覗いていて、その時母も寝る時はブラジャーをしてないという事も初めて実感した。
その頃にはもう母親と一緒に風呂に入る事も無くなっていたので、余計に目が慣れてないという事もある。
軽くこちらに傾けた母の寝姿を目にしていると、小さく上下している胸が気になって仕方ない。(見てみたい)と強く思った僕は気付かれないようにそっと手を伸ばして母のパジャマの上のボタンを2つ外してみた。もし起きたら何をしているのか上手く言い訳が出来ないことだけど、その時は母の胸をもっと見たいという願望だけだった。
みかんくらいの小さめの乳房が片方こぼれて先端には浅黒い乳首が露わになった。ずいぶん久しぶりに見たのに、下半身が熱くなるような感覚が沸き起こった。
幸い母は眠りが深い方で少しくらいは起きそうもなかったので、軽く乳首を指先でわずかに触れてみる。小さなころと違ってハッキリと女の肉体だと認識しながら母親の乳首を触れる行為はひどく興奮してしまい、ひどく勃起してきた。
一度触れてしまうともっとしたいという気持ちに揺らぎながらそのまま指先で何度か母の乳首の硬さを確かめるように軽く触れ続けた。
もっと強く触れてみたい、口にしてみたいという思いに勝てなくてその内にもし起きたら、なんて考えなくなっていた。
母の寝息が変わらないのを確認しながら親指と中指も加えて三本指で母の乳房の柔らかさを確かめるように軽く揉んだり乳首を摘まんだりしてみる。それでも母のいびき交じりの寝息は途切れなかったので母の顔を凝視しながら続けた。
もし傍から見れば滑稽な姿だったと思う。
乳房に触れながら僕は腰までかけている掛け布団の中にもう片方の手を入れ自分の硬くなったペニスを擦り始めた。母親にオナニーをしている事は決して知られてはいけないのに、もう我慢が出来なくなっていた。その頃母の見ている前でオナニーをする夢を見た事があったので、元々そういう願望が芽生えていたのだろう。
母の柔らかな胸に触れながら体温を感じて間近でオナニーをしていると、さすがにあり得ない行為をしている自覚があって絶対に起こしたらヤバイという恐怖心があった。けれど一方で今までに感じた事のない興奮を覚えたのは母親の寝顔をじっと見ながらやっているという現実だった。屈折した母親への思いが何か結実したようなそんな気持ちだった。
普段の口うるさい母と違い、軽くいびきをかいてだらしない寝顔を見ていると(キスしたい)という感情が急速に芽生えてきた。
その頃のアメリカ映画で家族旅行に置き去りにされた少年が自力で泥棒を撃退するという作品があった。とても有名なコメディだけど、一番記憶に残っているのは帰ってきた家族の中で少年のママが再会するなり熱烈に抱き締められて頬にキスされるシーンだった。
その時は母親とキスなんて気持ち悪い、なんて思ってたはずなのに、その時には我慢しきれなくて母の唇に唇を押し当ててみた。幼い頃でもキスしたことなんてないのに、なぜかこの時は猛烈に母親にキスしてなっていた。もちろん寝ているから嫌がられたり抵抗されたりもない。異性への関心も相まってそのまま何度も母の唇や頬にキスをした。唇越しに母の体温を感じると何ともいえない感動と興奮を覚えた。
まだ精通していなかった僕はそのまま最後まで扱き続けると体が震えるほど快感が走ってビクンと絶頂していた。精通前の透明の精液が指先にタラ~っと垂れ、慌ててトイレに行ってティッシュごとトイレに流した。
母親の肉体に触れながらキスしてオナニーしたことで、それまで厳しい家の中では想像でするしかなかったオナニーの対象は母親だけになっていった。と同時に母の存在が僕にとって大きくなった。
それから毎晩のように母が先に寝入るのを待ってからほとんど毎日のように母にキスしたり胸に触ったりしながらオナニーするようになった。時折父が早く帰ってきて3人で川の字で寝る日があるとひどくガッカリする思いだった。
異性への関心=母への関心というくらいになっていった僕にとって、母を独占出来ないのは堪らなく苦痛になっていた。
キスしたり乳房に触れたりオナニーしたりするだけだったが、その時はそれで充分満足だった。
それ以上の行為も知識としてもちろん知ってはいたけれど、実際にするとは全く考えてなかった。
やがて子供の浅知恵の行為だから当然そんな事は母親にバレない方がおかしかった。
ある日学校から帰ると既に母が家に居た。いつもの仕事のある平日なら午後6時前にパート先から帰ってくるから珍しいなと思っていると、「ちょっと来なさい」と言われて両親の部屋に呼び出された。リビングでは祖父母がいるからだろう。二人だけで話すということと声色から母が怒っていると分かった。
(別の事だといいけどな)と淡い期待を持ちながらテーブルをはさんだ正面に座ると、「毎日何しているの?」とはっきりと低い声で言われた
それらしい言い訳も出来ずに黙って顔を上げる事も出来なくなった。父に言いつけられるとか叩かれるとか、とにかくめちゃくちゃ怒られると思って泣きそうになった。だったらしなければいいのにと今では思うけど、それくらいに止められなくなっていた。
よほど僕が脅えているのが伝わったのか、母もそこまで厳しく叱るつもりはなかったのかは分からない。
小声でボソボソと謝ると、自分が情けなくて涙が滲んできた。
泣きながら何度も謝ると、母は小さく息を吐いて頭を撫でてくれる。今までに感じた事のない優しさに満ちた撫で方で驚くと苦笑いを浮かべた母が僕を見下ろしていた。
その表情は菩薩のように寛容さとか許しの気持ちと伝わってきた。
ずっと厳しくしてきた反動があったと母なりに思うところがあったのだろうか。
母は両腕で僕を抱えるように抱きしめてくれたので素直に顔を埋めて僕も抱き締め返した。
いつか見たあの映画の事が全く笑えないくらいだった。
その夜、初めて母は起きたまま僕の望んだように胸を触らせてくれた。
「お父さんには絶対に内緒だからね……」
その時に母は僕にそう言った。
昼間に見たあの表情のような優しく許してくれるような声だった。
僕はてっきり母が言いつけるのではないかと恐れていただけに、母からそう言われるのはその時は何故なのか不思議な気がして仕方なかった。つまり僕はずっと子供だった。
僕が顔を寄せると母は自ら僕の頭を抱いて乳房に包むようにしてくれた。こんなにも母が優しく許してしてくれることにまだ信じられない思いだったけれど、体はしっかりと反応して勃起してしまっていた。オナニーしたい、と思って気づかれないようにしようとしていたら、母は「してあげるから」と言ってそっと手を僕のズボンの中に入れて揉み始めてくれた。
まだ暑い季節だったので汗ばんだ母の掌に玉ごと包まれたかと思うと、ほぐすように握っては緩めてくれる。母がしてくれている……という実感だけでなく片腕を僕の枕のように敷かせて乳首を吸いやすいように体を寄せてくれた。
その時は全く意識してなかったけど、強くに乳首を吸ってしまっているからか母も少し痛かったのか軽く唇を食いしばっているような顔をしていた。母は掌で包み込むようにしていたが、やがて手を広げてペニスの根本に親指と人差し指を添えると優しく擦る様に挟んだ。やがてゆっくりと動き始めた母の指の動きにまだ僕のペニスは刺激が強くて腰が震えて苦しいくらいだった。自分でするときは程よい加減でしているのに対して、母のそれは強い快楽がもたらされて腰が震えてしまいそうだった。僕のペニスの大きさから母の人差し指と親指で充分なのかわずか二本だったけれど、丁寧に優しく刺激してくれているのがよく伝わってきた。
「お母さん……お母さん……」
そう呼びかけると、母は全てを察したようだった。
「……いいよ」
わずかに早められた母の指の動きに誘われるように母の掌にわずかばかりの半透明な精液を吐き出していた。
母の肉体に触れながらオナニーをし始めて数日、僕はいつしか精通していた。
掌に広がった僕の精液をティッシュで拭き取る事無く、しばらく自身の指でヌルヌルと感触を確かめるように粘り気を試すように広げて母はじっと見入っていた。母もその時に僕が男として目覚めだしたのを実感したのだろう。
あまりに強烈な興奮と快感に意識が飛びそうになっていたので、母はそっと僕の肩を抱き締めてパジャマを直してくれた。
「おやすみ……」
全てが終わった後、母はそう言った。今までに聞いたことのない柔らかく優しい声だった。
それからしばらくの間、母と寝る前に同じように母の掌で射精させてもらうようになった。
母の肉体への好奇心はますます強まり、胸だけでなく裸が見たいという願望も強まっていたけれどそれを言うと嫌われるかもしれないという恐怖心はまだあった。
それでもあの夜から母の厳しさの中から芯が抜けてしまったような感じだった。
「して……」
そう頼めば無下に断られた事は一度も無かった。
母からすれば週に1,2回の息子へのささやかな「介助」のつもりだったのだろう。
もっと幼い頃はトイレの全ての面倒を見ていたのだから、という気持ちだったのかもしれない。
ただオナニーの手伝い以外で一番の関心は何といっても母の女性器だった。
夜の行為の時に母の胸だけでなく体中を弄るようになっていた。
母も体中を弄られてキスされて少し変な声を出すようになっているのも気づいていた。
だからいつかその時が来ると母も予感はしていたのだろう。
「お母さんの見せて……」
そう言った時、少し母は躊躇したけれど僕のお願いが通じたのかやがて布団から起き上がると座ったままズボンを腰からずり下げた。
母が体育座りのような格好になったので下半身を覗き込むと、少しだけ掌で隠していたがやがてそのままゆっくりと開いてくれた。
黒々と濃い毛だらけのそこを目にしたら吸い寄せられるように顔を寄せて見入った。
ゆっくりと母が両手で陰毛をかき分けると、母のそれが遂に露わになった。
上下に盛り上がった形の中心には大きな唇のような口が開いていて、目を凝らすとどす黒い濃紫がかった肉がはみ出している。醜いくらいの形状で少し驚きながら母の肉体の最深部を見ていると、母は少し息が荒くなったように肩で息をしていた。
よくよく見ればその唇は呼吸しているようにわずかに開閉しており、生きているようにも思えた。
自然と誘い込まれるように僕はズボンを下ろしてペニスを手に握りながら母のそこに押し込もうとしていた。
「ダ、ダメ……ん、入れたらダメ……」
いつにない弱弱しい声に反して顔を真っ赤にして僕を押しのけようとしている。しかし、体重をかけて圧し掛かるとペニスが母のしっとりと濡れた母の割れ目に触れるだけだった。擦り付けるだけだがそれだけで堪らなく気持ち良い。
母の割れ目の入り口付近はわずかに濡れているのが感触でわかっていた。
「少しだけ……少しだけだから」
そう必死に言葉を絞り出すと母の抵抗感は少し弱まっていって、最後には僕の腰に手を回して自ら入れさせようと腰をもたげて導いてくれた。
「お父さんにも誰にも内緒……絶対にダメだからね……」
僕に最後に言い含めるように耳元で囁かれたと思ったら、痛いくらいの母の陰毛がペニスに押し付けられた。
文字通り密林に迷い込んだようで戸惑っていると母の手が伸びて先端が母の割れ目にヌっと入り込んだ。
入り口付近の母のそこは緩く、母からしても息子に挿入されたという感覚はあまり無かったと思う。
けれど肉体的にたしかにセックスしているという意識があるのか、母は唇を一文字に噛みしめて見上げている。
腰を使ってペニスを母の内部で擦り付けてもあまり刺激を感じなかったのは年齢差による母と僕の性器のサイズの差だと思う。けれどたしかに母も僕も互いにセックスしている事実をたしかに感じていた。
母を女として抱いたというよりは僕のするがままにさせてくれているだけだったけれど、僕は初めて知る女性体験を必死で求めていた。こんなに素直に母に甘えるように求めたのは初めてだった。行為の最中もずっと母は僕の身体を抱きしめてくれていた。
精通したてだった僕のペニスから精液が母の胎内に垂れるように吐き出された時も、ずっと母の両掌は僕の背中に回されていた。乳房を口に含ませてもらい母に抱かれて安堵の中でしばし過ごした。
その内に帰宅した父が玄関を開ける音がしたので僕たちは離れて服を着直した。その時に母と目が合ったが、その時には既にいつもの母の顔だった。けど普通に寝ていたフリをして布団にもぐり込んだ時、母と目が合った。
「内緒だからね……」
そう言った時の母の柔和で優しい声と表情は何とも言えずに眩しく見えた。僕はその時だけは小さな子供に戻ったように素直に頷いた。
それから数年間の間、母親との関係は続いた。進学して自分の部屋が与えられても、母親の身長を追い越す時が来ても。
今思うと本当に恥ずかしいやら気まずいやらで。
大人になってから母親とあの頃の話をしたことは一度もない。おそらく一生誰にも話さないだろう。
けれど母との関係はあれで良くなったと今では思う。
完
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何を書いても前に書いたことがあるような気がして気が狂いそうになる時があって、その打開のために少しママ〇ョタ寄りにしてみました(削除対策で一部伏字)。
宜しければどうぞ。
追伸
明日元日も「母子相姦のある風景」の新話を、2日もまた別の新作を載せます。
それと載せる機会が遅れてしまっていたKAYさんから預かっている新作も三が日中にアップします。
2022年もどうぞよろしく!という感じで新作を重ねてみました。
それでは良いお年を!
数十年近く経った今ではごく普通の親子に見えるかもしれない。
思春期から数年間、僕は母親と人に言えない行為をしてたことがある。
誰にも人には言えない影の過去ってあると思う。
誰にも言った事が無いし、これから先もどんなに酔っていても誰にも話すつもりはないけど、「万引きした事がある」「カンニングした事がある」「人のものを盗んだことがある」……たとえばそんな類のものだ。
僕にとってはそういう事が母親との関係にあたる。
高学年になってから周囲の異性に関心を向けるようになった。
ごく普通の姓の目覚めの流れでクラスの女子や学校の先生や友達の女兄弟とか、そんな流れで僕は自分の母親に性的な関心を持つようになっていた。
異性としてという感覚は全く無く、セックスへの興味の一環でふと目に入るようになったのが母だった。当時同居していた祖母も健在だったがさすがに70歳を過ぎていたので、思春期の自分には断然母親の方に目が向いた。
母親への興味が強まって行ったのは当時まだ一緒に寝ていた事も大きいと思う。
当時父は仕事で遅くなることが多く、自然と先に二人で布団に入る事が多かった。
建設系の仕事をしていた父に対して母は週3、4回くらい日中スーパーのパートに出ているだけで、小さな頃から日曜日も母と二人でどこかに出かける事が多かった。と言っても特別に甘いとか溺愛されていたという事も無かったと思う。
勉強はそこまででもないけど挨拶や生活習慣には口うるさかったし、粗雑な態度や口の利き方にも注意が入っていた。
高学年ともなれば反抗期の入り口だし少しずつ自立心や生意気さが出始める頃だけど、僕については学校でも大人しい真面目君のイメージが付いていた。
その頃に周りと少しずつギャップが出始めていた気もする。
距離が出来たのか、個性の違いを互いに認識するようになったか学年が上がるほど友達と遊ぶことも少なくなっていった。
そんな僕だったからその頃は周りとあんまり歩調がずれないように、家では母の顔色を窺う事に毎日一生懸命だった。
そのおかげで周りを気にしすぎて自分らしさとか自我が目覚めるのが遅くなった気がする。
小さな頃からそうだったのであんまり母親に対して素直に何か好意や感謝を持ったことがない。決して虐待などをされたわけではないけど、何となくずっと息苦しかった。甘えたいと思っても何となくそうしずらかったし、何か嫌だと言っても正論で押さえ込まれるようだった。
「しっかりしなさい」「シャンとしなさい」と口癖のように言われた事もあって、何となく気が抜きたくても抜けなかった。
小さなころからそうだったからか、逆に母への思いが屈折したのかもしれない。
高学年になって数少ない友達の持っていたエロ漫画を見せられた頃に母もこういう事をするのかな、と初めて想像するようになった。どうも馴染みやすさとか柔らかさがなく、堅くて厳しい母だったからこそ何となくあの母もこんな事したのかな、なんて。
そんな風に異性の肉体への関心と母への微妙な感情が僕の中で溶けあっていった。
9月に入った頃のまだ暑い夜だったと思う。
我が家ではエアコンはほとんど使用せず、寝る時はタイマーで扇風機もじきに消すから布団に入ってしまうと寝室が暑くなる。もっと小さかった頃は隣に寝ていた母に寄り添う事もあったけれど、高学年になってからは何となく憚られるものがあった。
隣を見ると母は仰向けになって寝ており、目を閉じてゆっくりとパジャマの胸が上下していた。普段だったら意識するだけでマジマジとは見られない母の胸の膨らみが横からだとよく分かった。見た瞬間に小さく(ハッ)とするように母の胸を意識した。
蛍光灯の照らす薄明りがはだけた母のパジャマの胸元を照らしていた。暑くてもこういう時でも決して下着だけで寝たりするようなことはなかった。
ただやはり寝苦しいのか軽く首を傾けて体を軽くよじらせたその体勢に不思議なほど女を感じて、僕は見入ってしまっていた。乱れたパジャマの隙間からは白い胸元の素肌が覗いていて、その時母も寝る時はブラジャーをしてないという事も初めて実感した。
その頃にはもう母親と一緒に風呂に入る事も無くなっていたので、余計に目が慣れてないという事もある。
軽くこちらに傾けた母の寝姿を目にしていると、小さく上下している胸が気になって仕方ない。(見てみたい)と強く思った僕は気付かれないようにそっと手を伸ばして母のパジャマの上のボタンを2つ外してみた。もし起きたら何をしているのか上手く言い訳が出来ないことだけど、その時は母の胸をもっと見たいという願望だけだった。
みかんくらいの小さめの乳房が片方こぼれて先端には浅黒い乳首が露わになった。ずいぶん久しぶりに見たのに、下半身が熱くなるような感覚が沸き起こった。
幸い母は眠りが深い方で少しくらいは起きそうもなかったので、軽く乳首を指先でわずかに触れてみる。小さなころと違ってハッキリと女の肉体だと認識しながら母親の乳首を触れる行為はひどく興奮してしまい、ひどく勃起してきた。
一度触れてしまうともっとしたいという気持ちに揺らぎながらそのまま指先で何度か母の乳首の硬さを確かめるように軽く触れ続けた。
もっと強く触れてみたい、口にしてみたいという思いに勝てなくてその内にもし起きたら、なんて考えなくなっていた。
母の寝息が変わらないのを確認しながら親指と中指も加えて三本指で母の乳房の柔らかさを確かめるように軽く揉んだり乳首を摘まんだりしてみる。それでも母のいびき交じりの寝息は途切れなかったので母の顔を凝視しながら続けた。
もし傍から見れば滑稽な姿だったと思う。
乳房に触れながら僕は腰までかけている掛け布団の中にもう片方の手を入れ自分の硬くなったペニスを擦り始めた。母親にオナニーをしている事は決して知られてはいけないのに、もう我慢が出来なくなっていた。その頃母の見ている前でオナニーをする夢を見た事があったので、元々そういう願望が芽生えていたのだろう。
母の柔らかな胸に触れながら体温を感じて間近でオナニーをしていると、さすがにあり得ない行為をしている自覚があって絶対に起こしたらヤバイという恐怖心があった。けれど一方で今までに感じた事のない興奮を覚えたのは母親の寝顔をじっと見ながらやっているという現実だった。屈折した母親への思いが何か結実したようなそんな気持ちだった。
普段の口うるさい母と違い、軽くいびきをかいてだらしない寝顔を見ていると(キスしたい)という感情が急速に芽生えてきた。
その頃のアメリカ映画で家族旅行に置き去りにされた少年が自力で泥棒を撃退するという作品があった。とても有名なコメディだけど、一番記憶に残っているのは帰ってきた家族の中で少年のママが再会するなり熱烈に抱き締められて頬にキスされるシーンだった。
その時は母親とキスなんて気持ち悪い、なんて思ってたはずなのに、その時には我慢しきれなくて母の唇に唇を押し当ててみた。幼い頃でもキスしたことなんてないのに、なぜかこの時は猛烈に母親にキスしてなっていた。もちろん寝ているから嫌がられたり抵抗されたりもない。異性への関心も相まってそのまま何度も母の唇や頬にキスをした。唇越しに母の体温を感じると何ともいえない感動と興奮を覚えた。
まだ精通していなかった僕はそのまま最後まで扱き続けると体が震えるほど快感が走ってビクンと絶頂していた。精通前の透明の精液が指先にタラ~っと垂れ、慌ててトイレに行ってティッシュごとトイレに流した。
母親の肉体に触れながらキスしてオナニーしたことで、それまで厳しい家の中では想像でするしかなかったオナニーの対象は母親だけになっていった。と同時に母の存在が僕にとって大きくなった。
それから毎晩のように母が先に寝入るのを待ってからほとんど毎日のように母にキスしたり胸に触ったりしながらオナニーするようになった。時折父が早く帰ってきて3人で川の字で寝る日があるとひどくガッカリする思いだった。
異性への関心=母への関心というくらいになっていった僕にとって、母を独占出来ないのは堪らなく苦痛になっていた。
キスしたり乳房に触れたりオナニーしたりするだけだったが、その時はそれで充分満足だった。
それ以上の行為も知識としてもちろん知ってはいたけれど、実際にするとは全く考えてなかった。
やがて子供の浅知恵の行為だから当然そんな事は母親にバレない方がおかしかった。
ある日学校から帰ると既に母が家に居た。いつもの仕事のある平日なら午後6時前にパート先から帰ってくるから珍しいなと思っていると、「ちょっと来なさい」と言われて両親の部屋に呼び出された。リビングでは祖父母がいるからだろう。二人だけで話すということと声色から母が怒っていると分かった。
(別の事だといいけどな)と淡い期待を持ちながらテーブルをはさんだ正面に座ると、「毎日何しているの?」とはっきりと低い声で言われた
それらしい言い訳も出来ずに黙って顔を上げる事も出来なくなった。父に言いつけられるとか叩かれるとか、とにかくめちゃくちゃ怒られると思って泣きそうになった。だったらしなければいいのにと今では思うけど、それくらいに止められなくなっていた。
よほど僕が脅えているのが伝わったのか、母もそこまで厳しく叱るつもりはなかったのかは分からない。
小声でボソボソと謝ると、自分が情けなくて涙が滲んできた。
泣きながら何度も謝ると、母は小さく息を吐いて頭を撫でてくれる。今までに感じた事のない優しさに満ちた撫で方で驚くと苦笑いを浮かべた母が僕を見下ろしていた。
その表情は菩薩のように寛容さとか許しの気持ちと伝わってきた。
ずっと厳しくしてきた反動があったと母なりに思うところがあったのだろうか。
母は両腕で僕を抱えるように抱きしめてくれたので素直に顔を埋めて僕も抱き締め返した。
いつか見たあの映画の事が全く笑えないくらいだった。
その夜、初めて母は起きたまま僕の望んだように胸を触らせてくれた。
「お父さんには絶対に内緒だからね……」
その時に母は僕にそう言った。
昼間に見たあの表情のような優しく許してくれるような声だった。
僕はてっきり母が言いつけるのではないかと恐れていただけに、母からそう言われるのはその時は何故なのか不思議な気がして仕方なかった。つまり僕はずっと子供だった。
僕が顔を寄せると母は自ら僕の頭を抱いて乳房に包むようにしてくれた。こんなにも母が優しく許してしてくれることにまだ信じられない思いだったけれど、体はしっかりと反応して勃起してしまっていた。オナニーしたい、と思って気づかれないようにしようとしていたら、母は「してあげるから」と言ってそっと手を僕のズボンの中に入れて揉み始めてくれた。
まだ暑い季節だったので汗ばんだ母の掌に玉ごと包まれたかと思うと、ほぐすように握っては緩めてくれる。母がしてくれている……という実感だけでなく片腕を僕の枕のように敷かせて乳首を吸いやすいように体を寄せてくれた。
その時は全く意識してなかったけど、強くに乳首を吸ってしまっているからか母も少し痛かったのか軽く唇を食いしばっているような顔をしていた。母は掌で包み込むようにしていたが、やがて手を広げてペニスの根本に親指と人差し指を添えると優しく擦る様に挟んだ。やがてゆっくりと動き始めた母の指の動きにまだ僕のペニスは刺激が強くて腰が震えて苦しいくらいだった。自分でするときは程よい加減でしているのに対して、母のそれは強い快楽がもたらされて腰が震えてしまいそうだった。僕のペニスの大きさから母の人差し指と親指で充分なのかわずか二本だったけれど、丁寧に優しく刺激してくれているのがよく伝わってきた。
「お母さん……お母さん……」
そう呼びかけると、母は全てを察したようだった。
「……いいよ」
わずかに早められた母の指の動きに誘われるように母の掌にわずかばかりの半透明な精液を吐き出していた。
母の肉体に触れながらオナニーをし始めて数日、僕はいつしか精通していた。
掌に広がった僕の精液をティッシュで拭き取る事無く、しばらく自身の指でヌルヌルと感触を確かめるように粘り気を試すように広げて母はじっと見入っていた。母もその時に僕が男として目覚めだしたのを実感したのだろう。
あまりに強烈な興奮と快感に意識が飛びそうになっていたので、母はそっと僕の肩を抱き締めてパジャマを直してくれた。
「おやすみ……」
全てが終わった後、母はそう言った。今までに聞いたことのない柔らかく優しい声だった。
それからしばらくの間、母と寝る前に同じように母の掌で射精させてもらうようになった。
母の肉体への好奇心はますます強まり、胸だけでなく裸が見たいという願望も強まっていたけれどそれを言うと嫌われるかもしれないという恐怖心はまだあった。
それでもあの夜から母の厳しさの中から芯が抜けてしまったような感じだった。
「して……」
そう頼めば無下に断られた事は一度も無かった。
母からすれば週に1,2回の息子へのささやかな「介助」のつもりだったのだろう。
もっと幼い頃はトイレの全ての面倒を見ていたのだから、という気持ちだったのかもしれない。
ただオナニーの手伝い以外で一番の関心は何といっても母の女性器だった。
夜の行為の時に母の胸だけでなく体中を弄るようになっていた。
母も体中を弄られてキスされて少し変な声を出すようになっているのも気づいていた。
だからいつかその時が来ると母も予感はしていたのだろう。
「お母さんの見せて……」
そう言った時、少し母は躊躇したけれど僕のお願いが通じたのかやがて布団から起き上がると座ったままズボンを腰からずり下げた。
母が体育座りのような格好になったので下半身を覗き込むと、少しだけ掌で隠していたがやがてそのままゆっくりと開いてくれた。
黒々と濃い毛だらけのそこを目にしたら吸い寄せられるように顔を寄せて見入った。
ゆっくりと母が両手で陰毛をかき分けると、母のそれが遂に露わになった。
上下に盛り上がった形の中心には大きな唇のような口が開いていて、目を凝らすとどす黒い濃紫がかった肉がはみ出している。醜いくらいの形状で少し驚きながら母の肉体の最深部を見ていると、母は少し息が荒くなったように肩で息をしていた。
よくよく見ればその唇は呼吸しているようにわずかに開閉しており、生きているようにも思えた。
自然と誘い込まれるように僕はズボンを下ろしてペニスを手に握りながら母のそこに押し込もうとしていた。
「ダ、ダメ……ん、入れたらダメ……」
いつにない弱弱しい声に反して顔を真っ赤にして僕を押しのけようとしている。しかし、体重をかけて圧し掛かるとペニスが母のしっとりと濡れた母の割れ目に触れるだけだった。擦り付けるだけだがそれだけで堪らなく気持ち良い。
母の割れ目の入り口付近はわずかに濡れているのが感触でわかっていた。
「少しだけ……少しだけだから」
そう必死に言葉を絞り出すと母の抵抗感は少し弱まっていって、最後には僕の腰に手を回して自ら入れさせようと腰をもたげて導いてくれた。
「お父さんにも誰にも内緒……絶対にダメだからね……」
僕に最後に言い含めるように耳元で囁かれたと思ったら、痛いくらいの母の陰毛がペニスに押し付けられた。
文字通り密林に迷い込んだようで戸惑っていると母の手が伸びて先端が母の割れ目にヌっと入り込んだ。
入り口付近の母のそこは緩く、母からしても息子に挿入されたという感覚はあまり無かったと思う。
けれど肉体的にたしかにセックスしているという意識があるのか、母は唇を一文字に噛みしめて見上げている。
腰を使ってペニスを母の内部で擦り付けてもあまり刺激を感じなかったのは年齢差による母と僕の性器のサイズの差だと思う。けれどたしかに母も僕も互いにセックスしている事実をたしかに感じていた。
母を女として抱いたというよりは僕のするがままにさせてくれているだけだったけれど、僕は初めて知る女性体験を必死で求めていた。こんなに素直に母に甘えるように求めたのは初めてだった。行為の最中もずっと母は僕の身体を抱きしめてくれていた。
精通したてだった僕のペニスから精液が母の胎内に垂れるように吐き出された時も、ずっと母の両掌は僕の背中に回されていた。乳房を口に含ませてもらい母に抱かれて安堵の中でしばし過ごした。
その内に帰宅した父が玄関を開ける音がしたので僕たちは離れて服を着直した。その時に母と目が合ったが、その時には既にいつもの母の顔だった。けど普通に寝ていたフリをして布団にもぐり込んだ時、母と目が合った。
「内緒だからね……」
そう言った時の母の柔和で優しい声と表情は何とも言えずに眩しく見えた。僕はその時だけは小さな子供に戻ったように素直に頷いた。
それから数年間の間、母親との関係は続いた。進学して自分の部屋が与えられても、母親の身長を追い越す時が来ても。
今思うと本当に恥ずかしいやら気まずいやらで。
大人になってから母親とあの頃の話をしたことは一度もない。おそらく一生誰にも話さないだろう。
けれど母との関係はあれで良くなったと今では思う。
完
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