短編「ぽっちゃり母ちゃんと」
- 2022/05/02
- 02:47
連休ったって別にどこも行かねぇよって人も多いでしょうね。世の中では戦争やらであれこれあって大変ですが、こちらはとりあえず新作出します。またママショタっぽく仕上げました。
宜しければどうぞ。
余談1
3月にカヌーイストの野田知佑、4月には漫画家の藤子不二雄Aが相次いで亡くなってしまいましたね。野田知佑はカヌー・自然系エッセイで若い頃には大変影響を受けました。「日本の川を旅する」「ゆらゆらとユーコン」「のんびりいこうぜ」等著作はたくさん読んできてややアウトロー系の知性派といった感じで憧れましたね。……まあ、私は全くアウトドアはしないんですがね。
藤子不二雄Aは何といっても漫画家としてたくさん見ていますが、個人的にはリアルタイムではもう児童漫画は描いておらずアニメの方に親しんできました。「怪物くん」「プロゴルファー猿」「笑うせぇるすまん」等ですね。ほとんど話題には上がらないのですが、「ウルトラB」という作品が昔「ドラえもん」の劇場版の同時併映という形で公開されましてね。その時に登場したマッスルバードというキャラが今も忘れられません(35年前に一回劇場で見たきりなのに)。そして何といっても創作者としてバイブルともされる自伝的作品「まんが道」ですね。何度も読み返しました。
野田知佑は享年84歳、藤子不二雄Aは享年88歳。青春時代に影響を受けた人物が相次いで亡くなってしまうのは寂しい限りです。
余談2
つい最近に存在を知ったのですが、デンマーク・スウェーデン共作映画「罪と女王」をアマゾンプライムで見ました。義理ですが、一応母子モノ映画という範疇ですね。
あらすじ。医師の夫、弁護士の妻、幼い双子の姉妹と四人で暮らす家庭にある日、夫と前妻の間の息子がやってきます。息子は実母(父の前妻)と暮らしていたものの事件を起こして退学処分となりこちらで同居することになったのです。しかし、家族と打ち解けようとしない息子によって家族は自然とぎこちなくなってしまいました。やがて息子が起こした窃盗事件から母と息子の関係は微妙に変化をし始め、やがて欲求不満も抱えていた母親は自ら望んで義息子と肉体関係を結んでしまいます。昼夜問わず家族に秘密で関係を続けますが、やがてその秘密は双子の妹に知られてしまいます。母は家庭内の秘密保全と保身のために義息子を切り捨て、自分から誘った事も棚に上げて真実に蓋をしてしまいました。息子は性的虐待を受けたと訴えると母親に抵抗しますが、自己中心的な母は一切同情をかけず寄宿学校に入れてしまいます。絶望した息子はやがて山で自害、夫は妻に義息子との関係を問いただしますが、あくまで彼女は否定し続けました。夫は薄々妻の嘘と真実に気付いていましたが、今さらどうしようもない事でした。最後は夫妻と双子の娘が義息子の葬儀に向かうシーンで終わります。
身勝手で冷酷な母親と彼女の犠牲になった義息子の物語ですが、デンマーク国内では数々の賞を獲得するなど非常に高く評価されていますね。アマゾンプライム会員の方なら今なら無料で見られますので、ぜひ。
アマゾンプライムはメジャー寄りの作品ばかりのイメージですが、出来れば日本で見ることが難しい「空っぽの家」も見てみたいところ。これも母子モノっぽいんですわね。
余談3
ここのところ、ユーチューブでテルちゃんねるってのにハマってます。彼は昔の映画「ビーバップハイスクール」で城東のテルを演じた男、といえば分かる人には分かりますかね。映画「ビーバップ」はオーディションで選ばれた素人俳優が大半という異色の作品ですが、当時のキャストのインタビュー本が最近発売されて話題になったりと静かなブームのようです。映画が製作された昭和最終盤の雰囲気が懐かしいんですよね。「この感じの街並み、風景はもう見かけないなぁ」って。昔のロケ地をおじさんになったテルが訪ね歩く企画が堪りません。
余談が長くなりました。
それではどうぞ。
中学生になってから母ちゃんに女を感じている自覚はあった。
きっかけは当時テレビでとある女性タレントの出産が話題になったことだ。今ならそれほど珍しくはなかったが、当時の平均から考えたらけっこうな高齢出産になるから驚かれるニュースだった。彼女は母親よりも一つ上の四十代半ば過ぎにもなっていた。
(あの年でまだ産めるんですねぇ)
そんな失礼な事をレポーターが堂々と言ってたけど、実際みんなそう思ってたんだろう。とはいえ自分にとって母親よりも年上の女性がまだ妊娠できるって事実に初めて母もまだ女なんだって実感した。
まだ思春期に入ったばかりの僕はオンナへの関心がマックスでそれは母親相手でも例外じゃなかった。さすがに肉親は……という自重する思いもあったのに、その女性タレントの出産のニュースを見て(逆にまだあり)ってことを知った感じ。そんなこんなもあって、母が風呂に入っていると覗きたくなってしまったんだ。ほんの数年前まで一緒に入っていたというのに。
我が家の脱衣所は大抵どこの家もそうだと思うけど、洗濯機と洗面所のシンクがある。母ちゃんが風呂に入っているタイミングを見計らっては脱衣所に用があるフリをしてゴソゴソと母ちゃんの下着を嗅いだり摺りガラス越しに母の裸体を眺めたりしていた。時にはそのまま軽くオナニーもしたりもした。扉一枚を隔てたとこに母親がいるって状況ですごく興奮したんだ。
後から考えると思春期の頃ってのは本当に馬鹿だったと思う。大抵の判断は浅はかで間違っていて思い出すたびに赤面してしまう。これもそんな思い出の一つだが、そんな事を毎回やってればいい加減バレバレだったってことだろう。そんな事を毎日のようにするようになっていたんだが、ある日僕がいつものように母親の下着を手に取っていると風呂場の引き戸が前触れなく開いて母ちゃんが顔を覗かせた。ジトっとした目で僕を見据えると言った。
「な~にしてんのよ」
固まる俺の手には母ちゃんの下着。何の言い訳も浮かんでこなかった。その様子があんまり滑稽だったんだろう。プッと母ちゃんが笑ったので俺も合わせて笑って誤魔化そうとしたがうまく笑えない。風呂場からは湯気がもうもうと脱衣所にスモークみたいに流れて込んでくる。それが少しずつ晴れてくると母ちゃんの裸体が目に入った。ムッチリとした太めの体形で腹回りや太腿もすごい迫力だ。呆れたような母ちゃんに何も言えないまま気まずい沈黙に耐えていると、何の気も無しのように言われた。
「一緒に入ったら?」
えっと返事をする間もなく、ガラガラと音を立てて引き戸が閉じられる。取り残された脱衣所には浴室内の熱気がまだ残っていて、ジットリと汗ばんでくる。
え、母ちゃんは今何て言った?本気か?そんな事を考えながらも内心バクバクしながら慌てて服を脱いだ。何かを期待する気持ちを抱きながら扉を開いた。
風呂場に入ると母ちゃんは湯船に入りながらわかっていたかのようにニヤッとして見上げてきた。タライで湯船のお湯をすくってかけ湯する時に覗き込んでみると、湯船の水位より下に映る乳房がユラユラと揺れていてその下の母の陰部はほとんど影になって見えなかった。
「……まったく何見てるのよ」
そう僕の目線を咎めながらもそう言いながらも満更でもなさそうだった。親子としての微妙な距離感を保っていたけれど、普段と違ってどこか女を感じさせる母の態度を感じた。もしかしたら母ちゃんもまた僕に男を感じているのか、なんて思ったりもしたくらいだ。冗談っぽく、けれどどこかマジになりそうな危うい緊張感の漂う雰囲気だった。椅子に腰かけてシャワーを浴びているとふと湯船からじっと見つめてくる母ちゃんの目線を感じた。あれ、何で見ているんだ?と思った。勃起しないようにずっと下半身に力を入れていたけれど、バレバレだったんだろう。母ちゃんの目はじっと僕の堅くなったチンチンに注がれていたん。その時の母ちゃんの目は今も忘れられない。
ずっと見ている事に気付いた母ちゃんは少しだけ母は誤魔化すように笑った。今度はさっきと立場が逆になった形だ。
「……おいで」
家に居る父を気にしたのか小声で母が言った。大抵晩酌しながらテレビを見ているだけでこっちに来る可能性はほとんどない。けれど一応用心したのだろう。
バシャンと狭い湯船の中に入ると母ちゃんの丸々とした身体が密着する。柔らかく暖かく、何とも肉感的だ。もう遠慮しなくて良いという事かと思って母の下腹部に腕を入れて股間んの奥に手を探らせると、母の陰毛が指に絡みついてきた。濡れワカメのような陰毛を探り続けるとやがて母の割れ目に触れる事が出来た。その時わずかに母ちゃんはクッと首を反らせて身体を震わせる。湯船の中でも母ちゃんの割れ目から粘液が出てきたのが温度と粘度の違いで分かった。割れ目を指でなぞるとムフーッと大きく鼻息を吐き出した母ちゃんは俯いて身体を震わせ始めた。
いつ怒られるかとビクビクしてはいたが、言われない内にどんどん触ってしまいたいという思いが強かった。感じるとかどう触ればいいとかそんな事も分からなかったけれど、股間の膨らみ全体を陰毛や割れ目を揉むように掌で握り込むと母ちゃんは太ももをギュっと閉じてきた。止めさせようとしているのか、反射的に閉じてしまったのか分からないけれどそのまま母ちゃんの割れ目に指を入れてグリグリと入り口付近を弄ると中からヌルヌルと溢れてくる。指先には母ちゃんの膣道のツブツブとした感触があたるので指を曲げて天井を擦ると、母ちゃんは「ッ!」と小さく声にならない声を上げた。糊みたいなドロドロの愛液が掌に流れてきた。汗と仄かに尿の匂いも混じっている。母ちゃんの膣内は柔らかくなって弛緩したみたいだ。いつしか僕の腕を握っていた母ちゃんは腰をピクピクと震わせて息を整えようとしている。
「すげぇ出てくるよ」
「…………」
そう言ってみたけれど、母ちゃんは何も答えなかった。その代わりに俺の指を奥に吸い込むように締まりが良くなってくる。母ちゃんの表情はますます赤みと妖艶さを増して、ゆっくりと腰を指の動きに合わせて使い始めた。はっとして母ちゃんを見つめると悪い大人の顔でニヤっと口の端を歪めた。何で笑ったのかは分からなかったけれど、俺も何となく笑えてきた。僕だけでなく母ちゃんも「その気」になってるって分かったから。
何気なく顔を近づけるとついに親子で唇を重ねた。今さらって思うかもしれないけど、触ったりするよりキスの方が抵抗感のハードルは高いと思う。映画でも不倫している女が「キスだけはダメ」って言ったりしているのを見て、(そういうもんかな)て思ったりもしてたから。
「ファーストキスが母親と、ね……」
そう言って母はからかうように微笑む。覚悟を決めて吹っ切れたからか余裕が出てきたみたいだった。キスも童貞なのもしっかりバレてるみたいだった。当然だけど。
そっと閉じられたままの母ちゃんの股の間に僕の堅くなったものが挟まれていた。母ちゃんの陰毛がチクチクと絡み付いてくる中にも柔らかな割れ目が触れる。舌を絡めながらキスしている内に(このままセックスさせてくれるかも)と思った。心のどこかで親子である後ろめたい気持ちもあったけれど、その期待には勝てなかった。母ちゃんももう予感というかそのつもりになってたんだと思う。母ちゃんの股に挟まれた僕のは真上を向くくらいになっている。先端だけもう僕の生まれたところに入りかけようとしているのを、かろうじて母ちゃんの踏ん張りで押しとどめられている状態だった。僕が何とか押し込もうと先端を押し込もうとする。何度目かの試みの時に母ちゃんが言った。
「本当に入れるの?」
その声色から母ちゃんはまだ迷っているのが分かる。
「しようよ」
「……本当にするつもり?」
「しよっ……!」
そう言ったところで母ちゃんの割れ目が緩んで、それまで先端を押し当てても固く閉ざされていた入り口がニュルっと音を立てて僕のが入り込んでいくのが分かった。その瞬間母ちゃんはギュっと僕の身体を強く抱きしめて顔を上げようとしなかった。(今入っていく……)と実感しながら腰を突き出すと母ちゃんは泣き顔みたいになった。実の母親相手に童貞を捨てた瞬間だった。母ちゃんのマンコで知った女の感触は不思議な気持ちだった。母ちゃんは過呼吸みたいに短く浅く何度も息を吐いていた。愛撫されるのとセックスしているのは母にとってもやっぱり違うのか、さっきよりも喘ぎ声は控えめだった。腰を使っても母ちゃんは声を我慢しているかのように奥歯を噛みしめて震えて立ち尽くしている。湯気のこもった熱い風呂で汗をかきながら静かに母親とセックスに耽っていると限界があっという間に近づいてきた。我慢しようとしたけれどズキっと痛みのような感覚に襲われて我慢しきれなかった。ビュ~と母ちゃんの中に漏らすように出してしまっていた。母ちゃんは俺が出してしまった事に気付いたけれど、離そうとはせずに首をもたげて口を半開きにして中に出されている感覚を噛みしめているようだった。
少しの間そのまま抱き合っていたけれど、ようやく落ち着いて離れた。目が合うと一線を越えてしまったからか、母ちゃんの事が違って見えた。
実の母親。
生まれて初めて女を教えてくれた人。
同じ血を分けた相手。色んな考えが浮かんでは消えて複雑な気分だった。けれど、今はただ母ちゃんと一線を越えられたという実感を噛みしめた。僕は何ていうべきなのか分からなくて、しばらく無言の時間が続いた。
「はぁ……しちゃったね。親子で……」
自嘲めいたような風に母ちゃんが言った。僕と同じように罪悪感を感じているのか、そんな風に思ってしまった。
「親子でも……しょうがないよ」
「……そうね。しょうがないわね」
母ちゃんは小さく頷いて、母ちゃんは苦笑いを浮かべて僕をギュッと強く抱いてきた。何となくだけどその態度は少しだけ僕を単なるガキから男として扱ってくれているみたいだった。
完
- 関連記事
-
- 短編「夏休みの成長」
- 短編「ずっと母に惹かれていた」
- 短編「ぽっちゃり母ちゃんと」
- 中編「少年時代」
- 短編「ヒグラシ」

- テーマ:人妻・熟女
- ジャンル:アダルト
- カテゴリ:母子相姦小説 短編
- CM:0
- TB:0