短編「夕立」
- 2022/12/25
- 22:06
せっかくクリスマスなので、何も更新しないのもアレなので新作を出します。
とはいえ、思いっきり季節違いなのは今年の春ごろに作成したものだからです。
今年のGWにAIのべりすとを使い始めた頃に書いてあれこれテスト調整してたので、読み返すと文体がちっとも安定してません。
一応形だけ整えたつもりなので、お出しさせて頂きます(無責任)。
あ、「春夕立」というのは春のにわか雨のようです。
最初夕立にしようとしてたら、本来は夏のみを指す用語のようなので急遽変えました。
よろしくお願いします。
余談1
水木一郎亡くなってしまいましたね……。
私は世代的には彼の代表曲の直撃ではないのですがもちろんよく知っています。
長年アニソンが相当低い地位だったという話を聞いて何ともやるせない気持ちでした。
「マジンガーZ」等レコードは大ヒットしてるのに、しょせん子供向けの歌という扱いで普通の歌番組には呼ばれない、楽曲もカラオケに入らない、紅白なんてとても……という惨めな気持ちを抱いてた時代からやり続けてついには「世間を見返した」生き方がすごく格好良い。訃報を聞いてから改めて代表曲を聞き返しています。
合掌。
余談1-2
水木一郎の訃報に対して、ささきいさおのコメントも目にしました。
世代的には水木一郎より少し上なのですが、個人的に幼稚園の頃に「銀河鉄道999」の再放送をずっと見てたので、ささき氏の曲もとても印象深いのです。
特にOPよりEDの「青い地球」が好きなのですが、この度YouTubeで初めてフル楽曲として聞いたら、恥ずかしながら涙が溢れてきてしまいました。
あぁ、こんなに良い曲だったのか……間奏を挟んだあと「メーテル 母さんを見てるみたいだ」ってフレーズにやられてしまいまして。
余談2
今も商業作品でも同人作品でも母モノをよく買うのですが、同人でダラダラと続いた上に「これで終わりかい」っていうシリーズを時折見かけます。何で雑誌連載してる訳でも無いのにただシチュエーションをちょっと変えただけで話を水増しするんだろう……と。
毎回仕切り直すように一話完結でやってるサークルは偉いと改めて感じます。
サークル「SAYA PRODUCTS」は偉い。
最初はデジタル絵っぽかったのに、何だかアナログ寄りになってきたのが不思議ですね。
それでは宜しければどうぞ。
4月から高校に進学を控え、これといった宿題もないので毎日ぼんやりと過ごすだけです。
3月の終わりにしては日差しが眩しくて、温かい日でした。
母と2人で簡単な昼食を済ませると、僕はリビングのソファでダラダラとしているうちに、気づけば少し眠ってしまっていました。
ふと気が付いて目を覚ますとすでに午後になっており、雨音が響いています。
窓の外は太陽が雲に隠れてやけに薄暗くなっています。
頭上を見上げると、目の前には母の顔。
いつまでも寝ている僕を見下ろすように、母はその脇で立っていたのです。
目を擦りながら言いました。
「けっこう寝ちゃってたかな」
「ん、昼からずっとね。……夕立ちがすごいよ」
外に目を向けながら母が言いました。
「そろそろ起きなさいよ」
「もう少し寝たいよ」
「また夜中まで起きてたんでしょ。お父さんが怒ってたよ」
笑いながら母が僕のお腹の辺りをつついてきました。
母はシャワーを浴びたらしく、顔はすっぴんで、シャンプーの匂いがしていました。
「だったらせめて起きて自分の部屋に行きなさい」
そう言って僕の脇腹をくすぐります。
「やめてよ、くすぐったいから」
母の手をはらいのけながら言いました。
「しつこいな~」
少し腹を立てたふりをして僕も母の脇腹を摘みました。
「わっ、なんだこの肉」
「やめてよ。自分なんてガリガリのくせに」
そんなことを言い合いながら、お互いの体をつついたりくすぐったりしていました。
特に意識したつもりはなかったのですが、やはり母といえども女性だったので、じゃれあっているうちに興奮したのかもしれません。
気づくと股間が硬くなっていました。
でも、ふざけているだけですから、別に罪悪感はありませんでした。
ところが、弾みで母の手が僕の股間に触れました。
母はわざとらしく顔をしかめて、「やだ、変なの」と言いました。
僕は仕返しに母の胸をつついて、「なんだよ、自分だってぷよぷよのくせに」と言い返しました。
そしたら、いきなり母が黙り込んでしまいました。
最初は僕が悪口を言ったからだと思ったのですが、違ったようです。
なんで黙ったのかは聞けませんでしたが、自然と母の背中を擦っていました。
「ありがとう」
母はそう言うと僕にそっと抱きついてきました。
しばらくそんな恰好のままいたのですが、自然な形で母の手が僕の股間を擦ってきました。
柔らかな手に触れられて心地よいのですが、母は無言です。
しばらくするとさらに気持ちよくなってきてしまったので、「お母さん」と声に出しました。
母は無言のまま、少し自分の腰を引く感じで、何かもぞもぞしていました。
それが終わると、また僕の股間を触ります。
そして今度はトランクスの前開きの部分から手を入れて、僕のちんちんを掴みました。
思わず、「あ」と声が出ました。
母の手はそのまま硬くなった僕のちんちんを前の部分から引っ張り出しました。
僕は何も言えず、されるままになっていました。
母は指で掴んだちんちんを自分の方に引き寄せ、自分でも腰を押しつけてきました。
そのとき、ちんちんの先にじゃりっとした感触が当たったので、母のあそこの毛だとわかりました。
めちゃくちゃ心臓がドキドキして、吐きそうでした。
2人とも横向きになったままです。
母が摘んだちんちんを自分の股間に擦りつけるようにすると、ぬるっとした所にはまりました。
母の左足は僕の腰の上に乗っていました。
母の指にぐいっと引っ張られると、ちんちんがにゅるにゅるっという感じで温かいところに入りました。
まだ経験のない僕でも、母のあそこにちんちんが入ったのだとわかりました。
ものすごい興奮と緊張ですが、僕は「あ」としか言えません。
母は小さく、「うっ、うっ」と息をしています。
僕はすぐに我慢ができなくなりました。
母にそれを言ったほうがいいのか迷いましたが、もう間に合わないと思いました。
僕は、「あっ、あっ」と言いながら母の中で射精をしてしまいました。
母が僕の髪を擦ってくれたので、僕も母の髪を撫でました。
汗をかいたのか、母の髪はしっとりしていました。
母の背中を擦ると、薄っすらと浮いた汗がひんやりしていました。
僕の耳元で母の荒い呼吸が聞こえていました。
やがて僕の精液を出し切ったのでしょう、僕の方から母のあそこから離れました。
母もそれを感じたのか、僕の上からどきました。
僕はカーペットの上で仰向けになりました。
恥ずかしくて、顔を見合わせることができません。
やってしまった……という思いがありました。
どうすればいいんだろう?
「大丈夫?」
僕はとりあえず聞いてみました。
母は僕の隣にうつ伏せで寝転びました。
「あんま大丈夫じゃないかも……」
母はそう言いました。
「ごめんね」
「ううん、こっちこそなんかゴメン。完全にやらかしちゃったよね」
僕はそう言いながら起き上がってティッシュを取りました。
母も起き上がりました。
僕たちは黙ったまま、互いに下半身を拭き合いました。
いつもの母に戻っていましたが、時々僕と目が合うと気まずそうな顔をしていました。
僕はそのあと母と何を話せばいいのかわからなかったのですが、口を開きました。
「でもさ、あの時はちょっとびっくりしちゃったけど。けど……」
「けど?……なによ」
「してよかったかどうかで言えば……良かったと思う……かな」
「そう……」
母はそれだけ言うとまた黙ってしまいました。
僕も何も言えず、ただ母の顔を見ることもできず、床を眺めていました。
「ねぇ」
しばらくして、母が言いました。
「ん?」
「今日したこと、誰にも言わないでくれる?」
「そりゃ、もちろん」
「お父さんにも、誰にもよ」
「当たり前じゃん……どうやって言えるんだよ」
僕も小さい声で言いました。
母は僕の方をじっと見つめてくるので、なんだか怖くなって目を逸らしました。
「……ね、またしたい?」
母は笑いながら言いました。
本気か冗談かどうも区別がつかない感じでした。
「え~、それって……。ヤバくない?」
「ヤバいかも」
母は笑っています。
そしてまた沈黙が続きましたが、嫌な気分ではありませんでした。
むしろ少し嬉しかったのかもしれません。
窓の外はいつの間にかすっきりと晴れていて、雲の切れ間から夕日が差し込んでいました。
母と2人、無言のまましばらく外を眺めていました。
夕立の名残でしょうか、雨粒が光って見えました。
ふと母を見ると、僕を見て微笑んでいました。
僕もなんだか照れ臭くなって、へへっと笑みを返しました。
これが僕の初めての体験でした。
完
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