KAYさん新作翻訳小説「A.I. Mom 中編」
- 2023/05/07
- 23:01
「A.I. Mom 中編」です。
A.I. Mom 中編
https://www.literotica.com/s/a-i-mom
「ソーニャ!私のボーイは私そっくりなAIを作って、彼女とセックスしてるってわけ!?」
「マスターはボーイではありません。それ以外はイエスです。ナンバー14はマスターにセックスを与えることに
よって彼をハッピーにしているのです。貴女はマスターにおフェラしてさしあげたことがないのでしょうか?」
「ええっと…答えは"一度だってないわ"よ」
「ではしてあげるべきです。それこそがマスターの至高の幸福でしょう。私は貴女が"人として"そうすべきだと
思っています。ともあれ私たちは先を急ぎましょう」
そしてソーニャはシャーリーを、トニーが彼女に案内しなかったエリアにいざなった。
ソーニャがコードを入力しドアを開くと、シャーリーを中に先に入れ後手にドアを閉めた。
その部屋の中央には大きな円形のベッドがあり、サテンのシーツが敷かれていた。
鏡張りの壁には大画面テレビが備えられている。天井も同じく鏡張りだがこちらにテレビはない。
加えて変わった形をした家具がいくつか設置されていた。
「ずいぶん珍しいデザインの家具ね」
「全てがセックスに最適化されたデザインです。このエリアは他のAIの保管場所も兼ねているのですが、それ以
外はほぼマスターのセックスのために使用されています」
「あら、他のAIもここに?」
「ええ、ご覧になりたいですか?」
「ええ、凄く」
ソーニャは鏡張りの壁を操作した。壁がスライドした途端、シャーリーは顎が外れるほどに大きく口を開いた。
出現したのは三つのキューブの中に眠る美女三人。
名称はハル・ベリー・ナンバー11、サンドラ・ブロック・ナンバー12、マーゴット・ロビー・ナンバー13。
当然ながら全員がモデルとなった女優そのものの容姿とスタイルである
三人はハイヒール以外は一糸纏わずに、その素晴らしい姿態をシャーリーに披露していた。
「全員、睡眠モードに入っています」
「私のボーイはここに来て彼女たちとセックスするってわけ?」
「そのとおりです。マスターはここを"プレイルーム"と呼んでいます。ただ彼女たちよりもナンバー14が圧倒的
にマスターのお気に入りなのです」
ソーニャがパネルのボタンを操作すると壁に設置されたテレビに映像が映し出された。
全てのテレビが同じビデオを再生している。
シャーリーの目に、自分が息子の大きく勃起したコックをしゃぶっている光景がアップで映った。
「ああママ!ママくらいおちんぽしゃぶりが上手な人はいないよ」
まるで童貞少年のごとく切なく、フェラの快感に悶えるトニーの喜悦の声が室内に響き渡る。
「ママにハニーのおちんぽミルクちょうだい!ママはハニーのミルクゴックンしちゃうの大好きなのよ!!」
自分そのものの声もまたシャーリーの耳に、淫らに絡みついてくる。
トニーはナンバー14の髪を掴み「嗚呼っママイクっ!」と叫びながらそのほとばしりを14の口の中に叩きつけて
いた。息子の絶頂をシャーリーはただただ無言で見つめ続けた。
「この映像が加工されていないとしたら、トニーのコックってメッチャビッグよね?」
「ええ、成人男性の平均値を遥かに上回るサイズです」
そして映像が切り替わった。シャーリーは自分がトニーを騎乗位でファックしている姿を目にした。
同時にソーニャはシャーリーの指が自分のプッシーにあてがわれていることに気がついた。
「ねえソーニャ、もう我慢できない。私を愛して」
ソーニャはシャーリーのセクシーナイティを頭から脱がせ、プレイルームのベッドの一つにいざなった。
***
「嗚呼ママ!ママのお口って最高だ!ママのお口のことを考えるだけで昼間っからムラムラしちゃうのさ!」
その声にナンバー14は妖艶に微笑み、トニーのコックから口を離して言った。
「私のベイビーちゃんはママにミルクを与える頃合いよ。ママはハニーのミルクをゴックンしちゃうのが幸せ。
ゆっくりする?それとも速くしてもらいたい?」
「ゆっくりがいいな。僕はママがおしゃぶりしてるとこ見るのが大好きなんだ」
そこでナンバー14は改めて彼のコックを根本から握り、舌を出してゾロリと先端から分泌する前触れ液を舐め上
げた。続いてコックを握る手を離さないままに、トニーの陰のうを左右交互に口の中で転がすのだった。
「ママにこうされるのが好き?」
「決まってるじゃないか!」
その言葉を合図に再びナンバー14は先端からトニーのコックを深々と口の中に飲み込んだ。
室内にトニーの嗚咽が激しく響く。亀頭全体を舌と口で転がし、一転して喉奥深くまで飲み込む。
カリ首裏を舐め上げ、凄まじいバキュームで吸引する。
ありとあらゆるフェラテクを駆使し、ナンバー14はトニーのコックを責め立て続けた。
「ママも僕のおちんぽしゃぶるのが大好きなんだろう?」
「全世界のあらゆるものの中で一番のお気に入りよ」
これらのベッドトークは全てがキャロルに筒抜けであった。
というのもキャロルの任務の一つが全AIの監視であったためである。
キャロルは全てのAIとリンクしていて、各AIが見ているもの、聞いているものを時間差なしで認識していた。
また各AIを通じて、トニーは直接キャロルと会話することも可能であった。
「キャロル、今僕のママは何をしている?」
瞬間ナンバー14は彼のコックから口を離し、彼女の声帯及び声紋を通してキャロルの言葉が聞こえた。
「現在お母様はうつ伏せになってソーニャのプッシーを舐めている最中です。おそらくまもなくソーニャはオー
ガズムに達するでしょう。プレイルームのカメラを起動しそちらに映像と音声を送信しましょうか?」
「いやそれはママのプライバシーの侵害だ…ってちょっと待て、今プレイルームって言わなかったか?」
あわててトニーはベッドから体を起こした。
「なんでだ? ママとソーニャはプレイルームで何をしてるんだよ?」
「ですからお母様の口と舌でソーニャは今まさに絶頂を迎え…」
「違う違う!二人がプレイルームにいる理由を聞いているんだよ!」
「お母様はエクスタシーの瞬間、非情に大きな声を漏らしてしまうそうです。それが貴方に聞こえてしまうこと
を心配し、ソーニャに他に場所がないかと尋ねました。そこで彼女はお母様をプレイルームに」
「もの凄く嫌な予感がしてきたぞ。もしかしてママは見てはいけないものを見たりしなかったか?」
「お母様とナンバー14は廊下で鉢合わせしています」
「ガッデム!(なんでその時報告してくれなかった)」
「シャーリーはソーニャにナンバー11、12、13を見せられ、今は貴方とナンバー14のプレイを再生しながらソー
ニャのプッシーに貪りついています。甘さ控えめのヴァニラ味がお好みのようですね」
「ソーニャはナンバー14について何を話したんだ?」
「ナンバー14がAIハリウッド女優たちよりもはるかに貴方のお気に入りであること。毎晩毎朝彼女のおフェラご
奉仕に貴方が身を任せていることなどです」
「…それを聞いたママの反応は?」
「最初はかなりショックを受けたご様子でした」
「怒ってたかい?」
「結論から言えば皆無です。それを知った途端に彼女はソーニャを求め、今に至るまでレズ愛を堪能中です」
「オッケー、もう全てバレてしまった以上は仕方がない。ママ、おフェラを再開だ。少しペースをアップでね」
そこでナンバー14は自分の自我?を取り戻して言った。
「いいわよハニー、私の大きくなったベイビーのためなら何だってしてあげちゃうからね」
ナンバー14の存在を母親に知られた事実は、どういうわけかトニーをたぎらせ、ナンバー14のおフェラ再開の途
端にすぐさま絶頂の予感を彼は覚えた。
彼はナンバー14の髪と後頭部を掴み激しく腰を振って、喉奥深くコックをねじ込みながら爆発した。
当然ながら彼女はAIなのでむせたりも窒息もしない。
生身のシャーリー相手にはとてもできない乱暴な行為である。
シャーリー本人にしてもらえたならば、トニーは優しく髪を撫でながら彼女の口の中に果てただろう。
そして彼女は彼のミルクを全て飲み込み、根本から搾乳し、残ったエキスを舌にのせて優しく微笑んでくれる。
そんな妄想を頭の中で巡らせていると、ナンバー14が彼の隣に身を横たえてきた。
「ありがとうハニー。ママはハニーのミルク飲むのが本当に大好きよ」
***
シャーリーはソーニャにレベル3の絶頂を与えたところだった。
彼女は女性との経験も豊富であったため、ソーニャのリアルな性的反応に驚愕するばかりであった。
ただトニーが言う通りその愛液は淡白過ぎ、ヴァニラ味の女性を生まれて味わう羽目になったのである。
「ソーニャ、じゃあ私のクリちゃんを舌でレロってくれない?」
「もちろんですシャーリー。あと親指を上に向けてくれれば速度が上がります。下に向ければ速度も強度も下が
りますので」
シャーリーは丸いベッドの上に改めて仰向けになり大きく足を開いた。
ソーニャはその股間の狭間に顔を近づけ、会陰からクリットまでゾロリと舐め上げた。
次の瞬間ソーニャの舌はシャーリーのクリットに絡みつき、ゆっくりと振動し始めた。
それは人間ではありえない一定の速度を保っていた。
瞬く間に彼女のクリットは勃起し、ソーニャはシャーリーの親指の指示で速度を早めた。
わずか数分でシャーリーの内部からオーガズムが湧き上がった。
彼女の言葉通り、プレイルームに大きく彼女の絶頂の嗚咽が響き渡り、そして静かになった。
激しい呼吸をするシャーリーの肉体をソーニャは優しく支え抱きしめ続けた。
やがて美女の手の中で美熟女はスヤスヤと寝息を立て始めた。
ソーニャはそこで室内に流れるトニーとナンバー14のビデオを停止し、照明を暗くした。
そして再びシャーリーを胸に抱きしめながら彼女もまた睡眠モードに入ったのだった。
*****
翌朝、キャロルは完全に充電を終えるとシャワー室に足を踏み入れた。
石鹸の代わりに使用するのは彼女の人工皮膚を清潔かつ柔軟かつしなやかに保つ、専用のクレンザーである。
温水浴を終えるとキャロルは髪を乾かし整え、化粧を直し、下着と服を身につけた。
ソーニャはシャーリーを抱きしめたまま眠っているので、キャロルはナンバー14のみを呼び出すことにした。
やってきた14に充電を施し睡眠モードに入らせると、キャロルは階下に降りてキッチンに向かった。
コーヒーを入れ、シナモンパンをレンジでチン。
朝食が出来上がったところでトニーがキッチンに入ってきた。
二人は一緒にキッチンのテーブル椅子に腰掛けた。
「ママの様子は?」
「ソーニャとともに睡眠中です」
「ママと一緒に眠るのが僕の長年の夢だったんだけどな」
「幼い頃は一緒に寝ていらしたのでは?」
「ハハ、そうだね。ナンバー14は?」
「私の個室で充電中です」
「シャワーを浴びさせ服を着てもらおう。コスプレじゃなく普通の格好でいい。ママは多分改めて彼女を正式に
紹介して欲しいはずだから」
即座にキャロルはナンバー14を起動させた。
「指示を送信しました、トニー」
「ありがとう」
そう言いながらトニーは二杯目のコーヒーをカップに注いだ。
「カフェインの摂取は貴方の不安レベルを高めます」
「うんでもまだウイスキーを飲むには早いよ」
「一度抜けば不安も収まるかもしれません。お口でしてさしあげましょうか?」
「いや気持ちだけ受け取っておくよ」
「貴方は私を"極めて優秀な尺八使い"と評価してくれていたはずでしたが」
トニーはそれを聞いてクスクス笑った。
「キャロール、僕はそんな凝った言い回ししたことはないぞ」
「貴方が私を評価した正確な言葉は"極めてビッチなおちんぽしゃぶらー"でした。一般的に侮蔑的なニュアンス
を含む言い回しとされます。"尺八使い"はもう少し柔らかい言い方の一つです」
「なるほど、一つかしこくなった気がするよ。覚えとこう」
そう言いながらトニーはシナモンパンを一つかじった。
「今ナンバー10からメッセージが。お母様がお目覚めです。彼女はプレイルームで他のAIたちを眺めています」
「ママは好奇心旺盛な女性でね」
「二人は今こちらに向かった模様です。お母様もコーヒーを召し上がりますか?」
「ママは普段はブラックで飲むんだけど、今朝は多分砂糖入りを飲みたがると思うよ」
そこでキャロルはカップにコーヒーを注ぎ、スプーンをコーヒー皿に添えた。
そこにシャーリーとソーニャが入ってきた。
どちらも"昨夜はお楽しみだったようで"状態が抜けきっておらず、ソーニャに至っては全裸のままだ。
「モーニン。シャーリー、目覚めのコーヒーをどうぞ」
だがシャーリーは無言で別のカップにブランデーを注ぎ、それを持ってキッチンを出て自室に戻っていった。
彼女は誰とも視線も会話も交わさないままであった。
「今のママの様子はどう判断したもんだろうね?」
トニーは人間の心の機微の問題を、AIであるキャロルに投げかけた。
「羞恥がもっとも近いのではないでしょうか?」
「ソーニャ、君もシャワーを浴び、身だしなみを整えておいで。あと昨夜はご苦労さま、ありがとう」
「お礼には及びません。では失礼いたします」
ソーニャはそう言ってキッチンを出ていった。
「今日は研究所に出向かれますか?」とキャロル。
「やめとこうかな。ママとナンバー14をここに一緒に置いていくのは色々まずい気がする」
「お母様がここにいらっしゃるのであれば、ナンバー16を起動させる絶好の機会だと思います」
「キャロール。自分の池がワニだらけになってるってのに、それを増やしてどうするんだ、手に負えないよ」
「その分事態はもっと面白くなるかもしれません」
「ハハ、君は楽観的だな」
そう言ってトニーはクスクスと笑った。
数分後、一組の瓜二つの女性がキッチンに入ってきた。即ち美熟女とAIのペアである。
トニーは絶句し、次に凝視し、どちらが本当の自分の母親かを見極めようとした。
だがどちらがシャーリーで、どちらがナンバー14なのかさっぱりわからない。
「トニー、向かって右側のほうがお母様です」とキャロル。
「なんでわかった?二人とも同じ髪型・服装だぞ」
「貴方を見た時、彼女の瞳孔がわずかながら拡張しましたから」
「マジかよ」
二人の女性はトニーの反応を眺めながら、全く同じように微笑んでいた。ただし二人とも無言である。
「二人の共通性・一致度は極めて驚異的なレベルですね」とキャロルは論評した。
瞳孔で察しはついていたが、キャロルはすぐにナンバー14にアクセスし、彼女の視界からトニーを眺めて、自分
の判別が正しいことを確認している。
一方トニーはキャロルにそう言われても、実際にシャーリーがこらえきれずに笑い出すまで、全く判断がつかな
いままだった。
そしてシャーリーは改めて新しいカップにコーヒーを注いで、テーブル椅子の一つに腰掛けた。
そこで黙っていたナンバー14が口を開いた。
「ハニー。今朝もママにハニーのビンビンちんぽをしゃぶって欲しい?」
「なんてこった」と言ってトニーは頭を抱えた。
「いや、今朝はいいよ」
シャーリーは微笑みながらトニーに聞いた。
「あら、ママにしてもらいたくはないってわけ?」
「いやママこれは…説明できるよ、ちょっと待って」
そう言いながらもトニーの顔はみるみる真っ赤に染まっていく。
「説明されなくたって全部わかるわよ。キャロル、貴女もそうは思わない?」
「完璧に同意しますわ」
「でしょう。それでハニー、貴方はママの質問にまだ答えていないわよ
「それはママのおフェラご奉仕。しかも今朝は私たちがペアでしてあげられるってわけね」
ナンバー14の提案を聞き、トニーは自分の耳を疑った。
「ですってよ、ハニー」とシャーリーが畳み掛けてくる。
「ママ、ちょっと時間をくれないかな、もう僕は恥ずかしさでいたたまれないよ」
「あら!ママが昨日見たビデオの中じゃハニーは全然恥ずかしがってなかったわよ」
そこでトニーは正直に自分の中に溜め込んでいた長年の思いを白状することに決めた。
「ママ、ママは僕が異性を意識する年頃になってからずっと、僕の理想の女性だった。だけどママと僕は親子で、
その思いは決して許されないこともわかってた。僕はママとの関係をずっと夢見るしかなかったんだ。だから僕
はその夢を実現させるためナンバー14を作ったんだよ。ごめんよママ。これはママへの冒涜だ。僕はママに軽蔑
されても文句は言えない。もう一度言う、ごめんよママ」
「軽蔑ですって、まさかその反対でママは凄く光栄に思うわ。私のような年齢の女性が、若い男性に魅力を感じ
てもらえるだなんて、それが血を分けた息子の思いであっても、ママは凄く嬉しく思うのよ」
「嗚呼、そう言ってもらえたら救われた気分だよ、けど自分そっくりなAIを見たときはさぞ驚いただろうね」
そこでシャーリーは目を輝かせながら、トニーにお願いを始めた。
「トニー、私は昨夜ハイディ・クルムそっくりなAIをファックしたわ。今日は午後からハニーの許可をもらえる
なら、サンドラ・ブロックとハル・ベリーともファックしてみたいの。いわゆる3Pね。マーゴット・ロビーは
また日を改めてのお楽しみってとこかしらね」
シャーリーはそこでいったん言葉を切って、また話し始めた。
「でね今のところナンバー14はパスしとくわ。自分自身とファックするってのも変な話じゃない。あ、当然彼女
と鉢合わせしたときは驚いたわよ。そして自分の母親そっくりなAIを作ったハニーは変態さん、そしてその母親
であるママも同じく変態さんよ」
「変態さんはきついな。けどなんでママも変態さん?」
「ママはまだ母子相姦を冒す心の準備ができていないの。ならそれを見る所から始めてみようかなって。ハニー
パンツを脱ぎなさい。A.I.ママが貴方のコックをおフェラするところが見てみたいわ」
「え!何だって??」
トニーは目を大きく開き、シャーリーに思わず叫んでしまった。
「シャーリーは私にハニーのコックをしゃぶらせたがってるのよ。
そう言いながらナンバー14は一歩トニーに向かって足を踏み出した。
「さあボーイは聞き分けのいい子でしょ。ズボンをお脱ぎなさい」
そしてナンバー14はトニーの目の前でキッチンの床に膝をついた。
シャーリーは二人に向かって椅子の向きを変えた。
「ちょっとママ、本気?」
「本気も本気よ。ママ、心臓がワクワクでドキドキしちゃってるわ、さあズボンを脱ぐのよ」
トニーは抵抗は無意味と悟り、椅子から立ち上がってズボンを脱いだ。ナンバー14もアシストする。
そこでシャーリーは傍らに佇むキャロルの方を向いた。
「貴女、全然動じてない様子だけど?」
「ナンバー14がトニーをおしゃぶりしているところは、何度も目にしていますので」
「なるほどね。さてっとハニー、ママ、一つお願いがあるんだけど」
「なんだい?」
「ナンバー14を本当にママだと思ってしてみてくれる。ハニーが私のお口をどんなふうにファックするのかじっ
くり見てみたいから」
「ママ……」
「お願い」
シャーリーはトニーの目を凝視し、懇願、いやトニーに命じた。
「オッケー、わかった」
決心を固め、トニーは目の前に膝をついたナンバー14を見つめ語りかけた。
「ママ、その素敵なお口で僕をしゃぶってくれる?」
「ああ私のかわいいベイビーはママのお口が欲しいのね。もちろんしゃぶってあげてよ。ママはベイビーのミル
クが大好き。お口いっぱいに出してくれるわね」
「もちろんだよ」
トニーのコックはナンバー14に触れられる前に、会話のみで興奮し勃起し始めていた。
すぐさまナンバー14は彼を完全勃起させるべくそれをしごき始めた。
みるみる先端から透明なエキスがにじみ出し、彼女はそれを舌で舐め取っていく。
だがトニーは彼女のそのご奉仕を見てはいなかった。彼の視線はシャーリーに向けられていたのである。
トニーはナンバー14が陰のうを押し揉みながら、コックを頬張ったのを感じうめき声を漏らした。
舌で亀頭先端を舐められ、次に時計回りに亀頭の周囲をナンバー14の舌が淫らに旋回しているのを感じる。
「嗚呼…ママ」
かすれた快感の声を上げながら、トニーはシャーリーを見つめ続ける。
「ハニーは、ママにしゃぶられるのが好き?」とシャーリー。
「最高だよママ」
そこでトニーの視界に、キッチンに入ってきたソーニャの姿が入った。
彼女はソーニャの背後にそっと歩み寄り、両手でシャーリーの肩を優しくマッサージし、次にそのバストに手を
差し伸べ揉みしだき始めた。シャーリーは「嗚呼」と軽い快感の嗚咽を漏らした。
一方ナンバー14の口淫ご奉仕は続いている。
トニーのコックを先端から根本まで激しくおしゃぶり、一旦解放したかと思えば根本からカリ裏まで一気に舐め
あげる。その快感に身をよじらせながら、トニーはシャーリーから決して視線を離そうとはしない。
彼は今まさに母親にフェラされながら、母親が美女にレズ奉仕されている様子を眺めていた。
その信じられない体験に彼の後頭部は官能で痺れていた。
ソーニャは右手を乳房からシャーリーの婦人パンツの股間に移動させ、優しく愛撫した。
次にソーニャの手は腰部分からシャーリーのパンツの中に滑り込んだ。
AIである彼女の指は正確にシャーリーのクリットを探り当て、すぐさま小刻みに振動させ始めた。
「アッアン!いやぁーーーん」
アラフィフ美女の淫らかつ愛らしい声がキッチンに響き、さらなるトニーの官能をくすぐってくる。
トニーの目にシャーリーの、シャーリーの目にトニーの、お互いの紅潮した顔が映る。
「嗚呼ママ舌だ!ママの舌の上に出させてよ!お願いだ!!」
トニーは童貞少年のように切なげにナンバー14に懇願した、だがシャーリーを見つめる視線はそのままである。
ナンバー14は指示に従い口をトニーのコックから離し、カリ裏に舌をあてがった。
瞬間シャーリーも同じように舌を突き出し、トニーは今ナンバー14がどのような表情をしているのかを悟った。
それを合図にしたかのようにトニーは決壊した。
シャーリーの目にトニーが"自分の舌"めがけてあとからあとから白い飛沫を噴出する光景が映った。
それを見た瞬間、シャーリーは湧き上がるオーガズムとともに、大きく叫び声を上げた。
「ファック!凄いわハニー!もっと、もっと、もっとよ!ママのお口にぶちまけなさい!!!」
全身をエクスタシーの波で痙攣させながら、シャーリーは愛する息子の絶頂を見届け続けた。
やがて静寂が訪れた。トニーはそこでナンバー14の姿を見下ろし、微笑みながら言った。
「ママ、ゴックンするところを見せて」
ナンバー14は微笑み、わざと大きく喉を鳴らしてそれを飲み込んだ。
「美味しかったわ、ベイビーボーイ」
ナンバー14はトニーを見上げ微笑みながら言った。
ナンバー14はトニーの萎みつつあるコックの先端から滲むミルクを一滴指ですくい取りながら立ち上がった。
そしてそれをシャーリーの顔の前に持っていく。シャーリーは一瞬ためらい、トニーの方を見つめた。
「もう一度だ!」
トニーの声にすぐさまナンバー14は再びトニーの前に膝をついた。
彼はナンバー14の髪を掴むと、荒々しくコックを彼女の喉奥深くねじ込んだ。
そして獣のような唸り声をあげつつ、ナンバー14の口をファックする息子の姿をシャーリーは凝視した。
まもなくトニーはその朝二度目の放出を果たした。
事が終わるとナンバー14はトニーの手のくびきから解放された。
「今日もママにいっぱいミルクをくれて、本当にハニーはいい子だわ」
そう嬉しそうに言いながらナンバー14は立ち上がった。
そこでシャーリーは背後から愛撫奉仕を続けてくれていたソーニャの方を見上げた。
「ありがとう、可愛いソーニャ」
「どういたしまして、シャーリー」
次にシャーリーはトニーとナンバー14に向かって言った。
「そして二人にもありがとうと言わせてちょうだい」
「お礼には及びません。これは私の喜びでもあるのですから」
「僕もだよ。こんな凄い快感を感じたのって生まれて初めてだった、ママも僕のを舐めてみたい?」
シャーリーはトニーのストレートな問いかけにには答えず、肩をすくめながら言った。
「ママ、着替えてくるわ。パンツも下着も濡れてしまったから」
そう言いながらソーニャの手をパンツから優しく引き抜きながら立ち上がった。
そしてコーヒーをもう一杯注ぐとキッチンを出ていった。
「今のママの反応をどう思う?」
彼はキッチン内の三人のAIに尋ねた。三人は顔を見合わせ微笑むと、トニーに向かって全員肩をすくめた。
「なあどう思うよ?」
「すいません。私たちは全員、お母様への注意が足らなかったみたいですわ」とキャロル。
ナンバー14はトニーに近寄り、彼の唇に優しくキスを捧げた。
「今夜また会いましょうね、ハニー」
そして充電のために彼女はキッチンを去った。
「私はシャーリーになにか必要なものがないか聞いてきます」
そう言ってソーニャが続いた。
そこでキャロルはマスターに対し、本日の業務を提案した。
「貴方はナンバー16を起動させることを考えるべきだと思います」
「その前にまずやるべきことがある」
「何でしょう?」
「とりあえずはママと接触・会話したことによる、君たちの言語データのアップデートかな」
「それは彼女と出会ったときからタイムレスに行われています。他には?」
「味だよ。女性のエキスの味わい。まだ新しいエキスを僕は試していない」
ナンバー16の起動準備は既に整っていて、今週中にも実行される予定であった。
だがシャーリーの突然の訪問で、そのスケジュールは変更を余儀なくされたのである。
彼としてはナンバー16を起動したいのはやまやまであったが、母がいる間は保留にしようかと迷っている。
またナンバー16は確かに最新型だが、トニーの理想とする完成品とは言えないプロトタイプでもある。
ナンバー01から15のキャロルに至るまで、彼はその得られたデータを元にナンバー16の人工知能を調整した。
ナンバー16に搭載した新機能を、早くテストしてみたい気持ちもまた強いのである。
トニーとキャロルはリビングルームに移動した。しばらくしシャーリーがソーニャとともにやってきた。
ソファに座り、シャーリーは何やら真剣に考えている様子である。
「ママ、どうかしたかい?」
「ねえAIは実際にセックスで快感を得ているの?それともあの反応はプログラムされた演技なの?」
「彼女たちは快感をシュミレートする。そうプログラムされている」
「答えになってないわよ。彼女たちは実際に"感じる"ことができているの?」
「イエス、AIの人工皮膚には温度、圧力、接触、摩擦、伸長に対する受容体が含まれているんだ」
「じゃあ感情はあるのかしら?」
「結論から言えばノーだよ。彼女たちは人間の感情に反応するようにプログラムされている。だけど彼女たち自
身の感情に基づく反応じゃないんだ。たとえばソーニャがママをセックスに誘ったとする。そこでママが何らか
の理由で気が乗らずに断ったとしよう。彼女はがっかりした反応を見せるかもしれないけど、実際に彼女の気持
ちを傷つけてるわけじゃないんだ」
「ママの頭じゃ理解が追いつかないわ」
そこでキャロルが例え話を始めた。
「こう考えてみてください。貴女のスマホで電話をすることは、そのスマホを幸せにするのでしょうか?」
「いいえ、スマホはスマホよ。幸せも不幸もないわ」
「そのとおりです。ではアップル社がアップデートの通知を貴女に送り、貴女がそれを無視することを選択した
場合、アップル社は悲しみを覚えるのでしょうか?」
「全然でしょうね」
「ではAIではなく、誰かが貴女に素晴らしいオーガズムをもたらしてくれたとしましょう。貴女はその人にお返
しをする義務を感じますか?」
「もちろんよ。私がその人にお金という対価を支払ってでもいない限りね」
「ちょっとママ、本当にそういうことしてたわけじゃないよね?」
トニーの反応にキャロルは「トニー、もう少し私に話す時間をください」とやんわりと黙っているよう諭した。
そしてもう一度シャーリーに向かって話を続けた。
「ではAIが貴女にオーガズムを与えました。貴女は彼女にもしてあげる義務を感じますか?」
「ええ、そう思うわよ」
「そこが大きな錯覚なのです。AIはいわば貴女のスマホのようなものです。AIが貴女のために曲を演奏したから
と言って、AIは貴女がそれに合わせて歌ってくれることを期待してはいません。ソーニャは人間のように自分を
認識してはいません。だから貴女はAIに対して好きなだけ利己的になって構わないのです。彼女たちは貴女のス
マホ同様に何らそのことを気にかけることはないのですから」
「だけど私には昨夜のソーニャが、素晴らしい恋人に思えてしまってたわ」
「シャーリー、AIは人間を愛せません。愛情たっぷりのふるまいに見えても、実際はただの行為に過ぎません」
「ねえキャロル。人間も同じよ。皆行為をするわ。けどAIの行為は感情に基づかない、それはわかったわ。だけ
ど見知らぬ人と行為をするくらいなら、私はAIを選ぶ。ソーニャに親しみを感じてる。トニー、これって間違っ
ていると思う?」
「ママ、僕には僕を愛してくれる人がいる。即ちママだ。そして僕には僕を愛するように行動するようプログラ
ミングされたナンバー14がいる。彼女は僕とセックスするようにもプログラムした。だけど僕が愛してるのはマ
マだ。僕はナンバー14を愛してはいない」
「そうかしら? それはママとは別の形の愛なんじゃなくって?」
その言葉に悩んだ様子のトニーにキャロルが助け舟を出した。
「答えはすぐには出ない問いかけかもしれませんね、それでシャーリー、貴女の質問に対して私とトニーは答え
られたのでしょうか?」
「ええ、十分だわ」
「じゃあママ、今日は午後から観光といかないか、カリフォルニアを案内したいんだけどな」
「ごめんね、ママはハル・ベリーとサンドラ・ブロックとの3Pデートの予定が入ってるの」
「ああそうだったね。すっかり忘れてたよ、キャロル、必要な準備はできてるのかい?」
「完了済みです。プレイルームはソーニャの手で掃除が完了。ソーニャを含めた三人の充電も完了しており既に
起動済みです。ソーニャの昨夜のデータを元に、よりお母様に快感を与えられるようハルもサンドラもアップ
デートしています。シャーリー、ナンバー14も起動しましょうか?」
シャーリーはクスクス笑いながら言った。
「興味あるけど、今日はまだその日じゃないわね」
「お望みでしたらプレイの一部始終を撮影してお渡しすることも可能です。8K動画が最高品質です」
「あら、じゃあ私のプレイが、トニーとナンバー14ののプレイ中に流れてしまうじゃない」
「シャーリーが望まないのであれば、貴女に映像データを渡した時点でオリジナルのデータは削除されます」
「ということはハニーはママのビデオには興味がないって理解でいいのね」
「いや興味がないって言ったら嘘になる。ただ僕はママのプライバシーを尊重したいだけさ」
「フフ、エッチなママ友に見せたら驚くでしょうね。私がサンドラ・ブロックにプッシーナメナメされてるビデ
オを目にした日にはね。ああ、撮影の件だったわね。答えはイエス、イエスよ!録画してちょうだい。ねえハ
ニー、本当に男性型AIは作ってないの?ママはヒュー・ジャックマン、それもウルヴァリンがタイプなのよ」
「ごめんよ。ママが目にしたAIでおしまいなんだ」
「残念だわ。じゃあソーニャ、私をプレイルームまでエスコートしてちょうだい」
「承知しました。ブランデーもお持ちしましょうか?」
「いいわね!じゃあ可愛いボーイ&ガール、ママは美女とのプレイを楽しんでくるわね」
はしゃいだ様子でリビングを出ていくシャーリーの背中に、トニーは声をかけた。
「ママ、キャロルと僕は研究所に向かうから。夕食までには戻ってくるよ。なにか必要なことがあったらAIの誰
にでもいいから伝えて(すぐキャロルに伝わるから)」
「シャーリー、今夜の夕食には何かスペシャルディナーを用意させましょうか?」
「その前に映画スターのマンマンを思う存分食べてあげちゃうつもりよ」
「楽しんでねママ」
*****
一時間後トニーとキャロルは研究所に到着した。
ナンバー16は最終アップグレードを済ませたあとに、トニーの家に移動することとなった。
TO BE CONTINUED
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「ソーニャ!私のボーイは私そっくりなAIを作って、彼女とセックスしてるってわけ!?」
「マスターはボーイではありません。それ以外はイエスです。ナンバー14はマスターにセックスを与えることに
よって彼をハッピーにしているのです。貴女はマスターにおフェラしてさしあげたことがないのでしょうか?」
「ええっと…答えは"一度だってないわ"よ」
「ではしてあげるべきです。それこそがマスターの至高の幸福でしょう。私は貴女が"人として"そうすべきだと
思っています。ともあれ私たちは先を急ぎましょう」
そしてソーニャはシャーリーを、トニーが彼女に案内しなかったエリアにいざなった。
ソーニャがコードを入力しドアを開くと、シャーリーを中に先に入れ後手にドアを閉めた。
その部屋の中央には大きな円形のベッドがあり、サテンのシーツが敷かれていた。
鏡張りの壁には大画面テレビが備えられている。天井も同じく鏡張りだがこちらにテレビはない。
加えて変わった形をした家具がいくつか設置されていた。
「ずいぶん珍しいデザインの家具ね」
「全てがセックスに最適化されたデザインです。このエリアは他のAIの保管場所も兼ねているのですが、それ以
外はほぼマスターのセックスのために使用されています」
「あら、他のAIもここに?」
「ええ、ご覧になりたいですか?」
「ええ、凄く」
ソーニャは鏡張りの壁を操作した。壁がスライドした途端、シャーリーは顎が外れるほどに大きく口を開いた。
出現したのは三つのキューブの中に眠る美女三人。
名称はハル・ベリー・ナンバー11、サンドラ・ブロック・ナンバー12、マーゴット・ロビー・ナンバー13。
当然ながら全員がモデルとなった女優そのものの容姿とスタイルである
三人はハイヒール以外は一糸纏わずに、その素晴らしい姿態をシャーリーに披露していた。
「全員、睡眠モードに入っています」
「私のボーイはここに来て彼女たちとセックスするってわけ?」
「そのとおりです。マスターはここを"プレイルーム"と呼んでいます。ただ彼女たちよりもナンバー14が圧倒的
にマスターのお気に入りなのです」
ソーニャがパネルのボタンを操作すると壁に設置されたテレビに映像が映し出された。
全てのテレビが同じビデオを再生している。
シャーリーの目に、自分が息子の大きく勃起したコックをしゃぶっている光景がアップで映った。
「ああママ!ママくらいおちんぽしゃぶりが上手な人はいないよ」
まるで童貞少年のごとく切なく、フェラの快感に悶えるトニーの喜悦の声が室内に響き渡る。
「ママにハニーのおちんぽミルクちょうだい!ママはハニーのミルクゴックンしちゃうの大好きなのよ!!」
自分そのものの声もまたシャーリーの耳に、淫らに絡みついてくる。
トニーはナンバー14の髪を掴み「嗚呼っママイクっ!」と叫びながらそのほとばしりを14の口の中に叩きつけて
いた。息子の絶頂をシャーリーはただただ無言で見つめ続けた。
「この映像が加工されていないとしたら、トニーのコックってメッチャビッグよね?」
「ええ、成人男性の平均値を遥かに上回るサイズです」
そして映像が切り替わった。シャーリーは自分がトニーを騎乗位でファックしている姿を目にした。
同時にソーニャはシャーリーの指が自分のプッシーにあてがわれていることに気がついた。
「ねえソーニャ、もう我慢できない。私を愛して」
ソーニャはシャーリーのセクシーナイティを頭から脱がせ、プレイルームのベッドの一つにいざなった。
***
「嗚呼ママ!ママのお口って最高だ!ママのお口のことを考えるだけで昼間っからムラムラしちゃうのさ!」
その声にナンバー14は妖艶に微笑み、トニーのコックから口を離して言った。
「私のベイビーちゃんはママにミルクを与える頃合いよ。ママはハニーのミルクをゴックンしちゃうのが幸せ。
ゆっくりする?それとも速くしてもらいたい?」
「ゆっくりがいいな。僕はママがおしゃぶりしてるとこ見るのが大好きなんだ」
そこでナンバー14は改めて彼のコックを根本から握り、舌を出してゾロリと先端から分泌する前触れ液を舐め上
げた。続いてコックを握る手を離さないままに、トニーの陰のうを左右交互に口の中で転がすのだった。
「ママにこうされるのが好き?」
「決まってるじゃないか!」
その言葉を合図に再びナンバー14は先端からトニーのコックを深々と口の中に飲み込んだ。
室内にトニーの嗚咽が激しく響く。亀頭全体を舌と口で転がし、一転して喉奥深くまで飲み込む。
カリ首裏を舐め上げ、凄まじいバキュームで吸引する。
ありとあらゆるフェラテクを駆使し、ナンバー14はトニーのコックを責め立て続けた。
「ママも僕のおちんぽしゃぶるのが大好きなんだろう?」
「全世界のあらゆるものの中で一番のお気に入りよ」
これらのベッドトークは全てがキャロルに筒抜けであった。
というのもキャロルの任務の一つが全AIの監視であったためである。
キャロルは全てのAIとリンクしていて、各AIが見ているもの、聞いているものを時間差なしで認識していた。
また各AIを通じて、トニーは直接キャロルと会話することも可能であった。
「キャロル、今僕のママは何をしている?」
瞬間ナンバー14は彼のコックから口を離し、彼女の声帯及び声紋を通してキャロルの言葉が聞こえた。
「現在お母様はうつ伏せになってソーニャのプッシーを舐めている最中です。おそらくまもなくソーニャはオー
ガズムに達するでしょう。プレイルームのカメラを起動しそちらに映像と音声を送信しましょうか?」
「いやそれはママのプライバシーの侵害だ…ってちょっと待て、今プレイルームって言わなかったか?」
あわててトニーはベッドから体を起こした。
「なんでだ? ママとソーニャはプレイルームで何をしてるんだよ?」
「ですからお母様の口と舌でソーニャは今まさに絶頂を迎え…」
「違う違う!二人がプレイルームにいる理由を聞いているんだよ!」
「お母様はエクスタシーの瞬間、非情に大きな声を漏らしてしまうそうです。それが貴方に聞こえてしまうこと
を心配し、ソーニャに他に場所がないかと尋ねました。そこで彼女はお母様をプレイルームに」
「もの凄く嫌な予感がしてきたぞ。もしかしてママは見てはいけないものを見たりしなかったか?」
「お母様とナンバー14は廊下で鉢合わせしています」
「ガッデム!(なんでその時報告してくれなかった)」
「シャーリーはソーニャにナンバー11、12、13を見せられ、今は貴方とナンバー14のプレイを再生しながらソー
ニャのプッシーに貪りついています。甘さ控えめのヴァニラ味がお好みのようですね」
「ソーニャはナンバー14について何を話したんだ?」
「ナンバー14がAIハリウッド女優たちよりもはるかに貴方のお気に入りであること。毎晩毎朝彼女のおフェラご
奉仕に貴方が身を任せていることなどです」
「…それを聞いたママの反応は?」
「最初はかなりショックを受けたご様子でした」
「怒ってたかい?」
「結論から言えば皆無です。それを知った途端に彼女はソーニャを求め、今に至るまでレズ愛を堪能中です」
「オッケー、もう全てバレてしまった以上は仕方がない。ママ、おフェラを再開だ。少しペースをアップでね」
そこでナンバー14は自分の自我?を取り戻して言った。
「いいわよハニー、私の大きくなったベイビーのためなら何だってしてあげちゃうからね」
ナンバー14の存在を母親に知られた事実は、どういうわけかトニーをたぎらせ、ナンバー14のおフェラ再開の途
端にすぐさま絶頂の予感を彼は覚えた。
彼はナンバー14の髪と後頭部を掴み激しく腰を振って、喉奥深くコックをねじ込みながら爆発した。
当然ながら彼女はAIなのでむせたりも窒息もしない。
生身のシャーリー相手にはとてもできない乱暴な行為である。
シャーリー本人にしてもらえたならば、トニーは優しく髪を撫でながら彼女の口の中に果てただろう。
そして彼女は彼のミルクを全て飲み込み、根本から搾乳し、残ったエキスを舌にのせて優しく微笑んでくれる。
そんな妄想を頭の中で巡らせていると、ナンバー14が彼の隣に身を横たえてきた。
「ありがとうハニー。ママはハニーのミルク飲むのが本当に大好きよ」
***
シャーリーはソーニャにレベル3の絶頂を与えたところだった。
彼女は女性との経験も豊富であったため、ソーニャのリアルな性的反応に驚愕するばかりであった。
ただトニーが言う通りその愛液は淡白過ぎ、ヴァニラ味の女性を生まれて味わう羽目になったのである。
「ソーニャ、じゃあ私のクリちゃんを舌でレロってくれない?」
「もちろんですシャーリー。あと親指を上に向けてくれれば速度が上がります。下に向ければ速度も強度も下が
りますので」
シャーリーは丸いベッドの上に改めて仰向けになり大きく足を開いた。
ソーニャはその股間の狭間に顔を近づけ、会陰からクリットまでゾロリと舐め上げた。
次の瞬間ソーニャの舌はシャーリーのクリットに絡みつき、ゆっくりと振動し始めた。
それは人間ではありえない一定の速度を保っていた。
瞬く間に彼女のクリットは勃起し、ソーニャはシャーリーの親指の指示で速度を早めた。
わずか数分でシャーリーの内部からオーガズムが湧き上がった。
彼女の言葉通り、プレイルームに大きく彼女の絶頂の嗚咽が響き渡り、そして静かになった。
激しい呼吸をするシャーリーの肉体をソーニャは優しく支え抱きしめ続けた。
やがて美女の手の中で美熟女はスヤスヤと寝息を立て始めた。
ソーニャはそこで室内に流れるトニーとナンバー14のビデオを停止し、照明を暗くした。
そして再びシャーリーを胸に抱きしめながら彼女もまた睡眠モードに入ったのだった。
*****
翌朝、キャロルは完全に充電を終えるとシャワー室に足を踏み入れた。
石鹸の代わりに使用するのは彼女の人工皮膚を清潔かつ柔軟かつしなやかに保つ、専用のクレンザーである。
温水浴を終えるとキャロルは髪を乾かし整え、化粧を直し、下着と服を身につけた。
ソーニャはシャーリーを抱きしめたまま眠っているので、キャロルはナンバー14のみを呼び出すことにした。
やってきた14に充電を施し睡眠モードに入らせると、キャロルは階下に降りてキッチンに向かった。
コーヒーを入れ、シナモンパンをレンジでチン。
朝食が出来上がったところでトニーがキッチンに入ってきた。
二人は一緒にキッチンのテーブル椅子に腰掛けた。
「ママの様子は?」
「ソーニャとともに睡眠中です」
「ママと一緒に眠るのが僕の長年の夢だったんだけどな」
「幼い頃は一緒に寝ていらしたのでは?」
「ハハ、そうだね。ナンバー14は?」
「私の個室で充電中です」
「シャワーを浴びさせ服を着てもらおう。コスプレじゃなく普通の格好でいい。ママは多分改めて彼女を正式に
紹介して欲しいはずだから」
即座にキャロルはナンバー14を起動させた。
「指示を送信しました、トニー」
「ありがとう」
そう言いながらトニーは二杯目のコーヒーをカップに注いだ。
「カフェインの摂取は貴方の不安レベルを高めます」
「うんでもまだウイスキーを飲むには早いよ」
「一度抜けば不安も収まるかもしれません。お口でしてさしあげましょうか?」
「いや気持ちだけ受け取っておくよ」
「貴方は私を"極めて優秀な尺八使い"と評価してくれていたはずでしたが」
トニーはそれを聞いてクスクス笑った。
「キャロール、僕はそんな凝った言い回ししたことはないぞ」
「貴方が私を評価した正確な言葉は"極めてビッチなおちんぽしゃぶらー"でした。一般的に侮蔑的なニュアンス
を含む言い回しとされます。"尺八使い"はもう少し柔らかい言い方の一つです」
「なるほど、一つかしこくなった気がするよ。覚えとこう」
そう言いながらトニーはシナモンパンを一つかじった。
「今ナンバー10からメッセージが。お母様がお目覚めです。彼女はプレイルームで他のAIたちを眺めています」
「ママは好奇心旺盛な女性でね」
「二人は今こちらに向かった模様です。お母様もコーヒーを召し上がりますか?」
「ママは普段はブラックで飲むんだけど、今朝は多分砂糖入りを飲みたがると思うよ」
そこでキャロルはカップにコーヒーを注ぎ、スプーンをコーヒー皿に添えた。
そこにシャーリーとソーニャが入ってきた。
どちらも"昨夜はお楽しみだったようで"状態が抜けきっておらず、ソーニャに至っては全裸のままだ。
「モーニン。シャーリー、目覚めのコーヒーをどうぞ」
だがシャーリーは無言で別のカップにブランデーを注ぎ、それを持ってキッチンを出て自室に戻っていった。
彼女は誰とも視線も会話も交わさないままであった。
「今のママの様子はどう判断したもんだろうね?」
トニーは人間の心の機微の問題を、AIであるキャロルに投げかけた。
「羞恥がもっとも近いのではないでしょうか?」
「ソーニャ、君もシャワーを浴び、身だしなみを整えておいで。あと昨夜はご苦労さま、ありがとう」
「お礼には及びません。では失礼いたします」
ソーニャはそう言ってキッチンを出ていった。
「今日は研究所に出向かれますか?」とキャロル。
「やめとこうかな。ママとナンバー14をここに一緒に置いていくのは色々まずい気がする」
「お母様がここにいらっしゃるのであれば、ナンバー16を起動させる絶好の機会だと思います」
「キャロール。自分の池がワニだらけになってるってのに、それを増やしてどうするんだ、手に負えないよ」
「その分事態はもっと面白くなるかもしれません」
「ハハ、君は楽観的だな」
そう言ってトニーはクスクスと笑った。
数分後、一組の瓜二つの女性がキッチンに入ってきた。即ち美熟女とAIのペアである。
トニーは絶句し、次に凝視し、どちらが本当の自分の母親かを見極めようとした。
だがどちらがシャーリーで、どちらがナンバー14なのかさっぱりわからない。
「トニー、向かって右側のほうがお母様です」とキャロル。
「なんでわかった?二人とも同じ髪型・服装だぞ」
「貴方を見た時、彼女の瞳孔がわずかながら拡張しましたから」
「マジかよ」
二人の女性はトニーの反応を眺めながら、全く同じように微笑んでいた。ただし二人とも無言である。
「二人の共通性・一致度は極めて驚異的なレベルですね」とキャロルは論評した。
瞳孔で察しはついていたが、キャロルはすぐにナンバー14にアクセスし、彼女の視界からトニーを眺めて、自分
の判別が正しいことを確認している。
一方トニーはキャロルにそう言われても、実際にシャーリーがこらえきれずに笑い出すまで、全く判断がつかな
いままだった。
そしてシャーリーは改めて新しいカップにコーヒーを注いで、テーブル椅子の一つに腰掛けた。
そこで黙っていたナンバー14が口を開いた。
「ハニー。今朝もママにハニーのビンビンちんぽをしゃぶって欲しい?」
「なんてこった」と言ってトニーは頭を抱えた。
「いや、今朝はいいよ」
シャーリーは微笑みながらトニーに聞いた。
「あら、ママにしてもらいたくはないってわけ?」
「いやママこれは…説明できるよ、ちょっと待って」
そう言いながらもトニーの顔はみるみる真っ赤に染まっていく。
「説明されなくたって全部わかるわよ。キャロル、貴女もそうは思わない?」
「完璧に同意しますわ」
「でしょう。それでハニー、貴方はママの質問にまだ答えていないわよ
「それはママのおフェラご奉仕。しかも今朝は私たちがペアでしてあげられるってわけね」
ナンバー14の提案を聞き、トニーは自分の耳を疑った。
「ですってよ、ハニー」とシャーリーが畳み掛けてくる。
「ママ、ちょっと時間をくれないかな、もう僕は恥ずかしさでいたたまれないよ」
「あら!ママが昨日見たビデオの中じゃハニーは全然恥ずかしがってなかったわよ」
そこでトニーは正直に自分の中に溜め込んでいた長年の思いを白状することに決めた。
「ママ、ママは僕が異性を意識する年頃になってからずっと、僕の理想の女性だった。だけどママと僕は親子で、
その思いは決して許されないこともわかってた。僕はママとの関係をずっと夢見るしかなかったんだ。だから僕
はその夢を実現させるためナンバー14を作ったんだよ。ごめんよママ。これはママへの冒涜だ。僕はママに軽蔑
されても文句は言えない。もう一度言う、ごめんよママ」
「軽蔑ですって、まさかその反対でママは凄く光栄に思うわ。私のような年齢の女性が、若い男性に魅力を感じ
てもらえるだなんて、それが血を分けた息子の思いであっても、ママは凄く嬉しく思うのよ」
「嗚呼、そう言ってもらえたら救われた気分だよ、けど自分そっくりなAIを見たときはさぞ驚いただろうね」
そこでシャーリーは目を輝かせながら、トニーにお願いを始めた。
「トニー、私は昨夜ハイディ・クルムそっくりなAIをファックしたわ。今日は午後からハニーの許可をもらえる
なら、サンドラ・ブロックとハル・ベリーともファックしてみたいの。いわゆる3Pね。マーゴット・ロビーは
また日を改めてのお楽しみってとこかしらね」
シャーリーはそこでいったん言葉を切って、また話し始めた。
「でね今のところナンバー14はパスしとくわ。自分自身とファックするってのも変な話じゃない。あ、当然彼女
と鉢合わせしたときは驚いたわよ。そして自分の母親そっくりなAIを作ったハニーは変態さん、そしてその母親
であるママも同じく変態さんよ」
「変態さんはきついな。けどなんでママも変態さん?」
「ママはまだ母子相姦を冒す心の準備ができていないの。ならそれを見る所から始めてみようかなって。ハニー
パンツを脱ぎなさい。A.I.ママが貴方のコックをおフェラするところが見てみたいわ」
「え!何だって??」
トニーは目を大きく開き、シャーリーに思わず叫んでしまった。
「シャーリーは私にハニーのコックをしゃぶらせたがってるのよ。
そう言いながらナンバー14は一歩トニーに向かって足を踏み出した。
「さあボーイは聞き分けのいい子でしょ。ズボンをお脱ぎなさい」
そしてナンバー14はトニーの目の前でキッチンの床に膝をついた。
シャーリーは二人に向かって椅子の向きを変えた。
「ちょっとママ、本気?」
「本気も本気よ。ママ、心臓がワクワクでドキドキしちゃってるわ、さあズボンを脱ぐのよ」
トニーは抵抗は無意味と悟り、椅子から立ち上がってズボンを脱いだ。ナンバー14もアシストする。
そこでシャーリーは傍らに佇むキャロルの方を向いた。
「貴女、全然動じてない様子だけど?」
「ナンバー14がトニーをおしゃぶりしているところは、何度も目にしていますので」
「なるほどね。さてっとハニー、ママ、一つお願いがあるんだけど」
「なんだい?」
「ナンバー14を本当にママだと思ってしてみてくれる。ハニーが私のお口をどんなふうにファックするのかじっ
くり見てみたいから」
「ママ……」
「お願い」
シャーリーはトニーの目を凝視し、懇願、いやトニーに命じた。
「オッケー、わかった」
決心を固め、トニーは目の前に膝をついたナンバー14を見つめ語りかけた。
「ママ、その素敵なお口で僕をしゃぶってくれる?」
「ああ私のかわいいベイビーはママのお口が欲しいのね。もちろんしゃぶってあげてよ。ママはベイビーのミル
クが大好き。お口いっぱいに出してくれるわね」
「もちろんだよ」
トニーのコックはナンバー14に触れられる前に、会話のみで興奮し勃起し始めていた。
すぐさまナンバー14は彼を完全勃起させるべくそれをしごき始めた。
みるみる先端から透明なエキスがにじみ出し、彼女はそれを舌で舐め取っていく。
だがトニーは彼女のそのご奉仕を見てはいなかった。彼の視線はシャーリーに向けられていたのである。
トニーはナンバー14が陰のうを押し揉みながら、コックを頬張ったのを感じうめき声を漏らした。
舌で亀頭先端を舐められ、次に時計回りに亀頭の周囲をナンバー14の舌が淫らに旋回しているのを感じる。
「嗚呼…ママ」
かすれた快感の声を上げながら、トニーはシャーリーを見つめ続ける。
「ハニーは、ママにしゃぶられるのが好き?」とシャーリー。
「最高だよママ」
そこでトニーの視界に、キッチンに入ってきたソーニャの姿が入った。
彼女はソーニャの背後にそっと歩み寄り、両手でシャーリーの肩を優しくマッサージし、次にそのバストに手を
差し伸べ揉みしだき始めた。シャーリーは「嗚呼」と軽い快感の嗚咽を漏らした。
一方ナンバー14の口淫ご奉仕は続いている。
トニーのコックを先端から根本まで激しくおしゃぶり、一旦解放したかと思えば根本からカリ裏まで一気に舐め
あげる。その快感に身をよじらせながら、トニーはシャーリーから決して視線を離そうとはしない。
彼は今まさに母親にフェラされながら、母親が美女にレズ奉仕されている様子を眺めていた。
その信じられない体験に彼の後頭部は官能で痺れていた。
ソーニャは右手を乳房からシャーリーの婦人パンツの股間に移動させ、優しく愛撫した。
次にソーニャの手は腰部分からシャーリーのパンツの中に滑り込んだ。
AIである彼女の指は正確にシャーリーのクリットを探り当て、すぐさま小刻みに振動させ始めた。
「アッアン!いやぁーーーん」
アラフィフ美女の淫らかつ愛らしい声がキッチンに響き、さらなるトニーの官能をくすぐってくる。
トニーの目にシャーリーの、シャーリーの目にトニーの、お互いの紅潮した顔が映る。
「嗚呼ママ舌だ!ママの舌の上に出させてよ!お願いだ!!」
トニーは童貞少年のように切なげにナンバー14に懇願した、だがシャーリーを見つめる視線はそのままである。
ナンバー14は指示に従い口をトニーのコックから離し、カリ裏に舌をあてがった。
瞬間シャーリーも同じように舌を突き出し、トニーは今ナンバー14がどのような表情をしているのかを悟った。
それを合図にしたかのようにトニーは決壊した。
シャーリーの目にトニーが"自分の舌"めがけてあとからあとから白い飛沫を噴出する光景が映った。
それを見た瞬間、シャーリーは湧き上がるオーガズムとともに、大きく叫び声を上げた。
「ファック!凄いわハニー!もっと、もっと、もっとよ!ママのお口にぶちまけなさい!!!」
全身をエクスタシーの波で痙攣させながら、シャーリーは愛する息子の絶頂を見届け続けた。
やがて静寂が訪れた。トニーはそこでナンバー14の姿を見下ろし、微笑みながら言った。
「ママ、ゴックンするところを見せて」
ナンバー14は微笑み、わざと大きく喉を鳴らしてそれを飲み込んだ。
「美味しかったわ、ベイビーボーイ」
ナンバー14はトニーを見上げ微笑みながら言った。
ナンバー14はトニーの萎みつつあるコックの先端から滲むミルクを一滴指ですくい取りながら立ち上がった。
そしてそれをシャーリーの顔の前に持っていく。シャーリーは一瞬ためらい、トニーの方を見つめた。
「もう一度だ!」
トニーの声にすぐさまナンバー14は再びトニーの前に膝をついた。
彼はナンバー14の髪を掴むと、荒々しくコックを彼女の喉奥深くねじ込んだ。
そして獣のような唸り声をあげつつ、ナンバー14の口をファックする息子の姿をシャーリーは凝視した。
まもなくトニーはその朝二度目の放出を果たした。
事が終わるとナンバー14はトニーの手のくびきから解放された。
「今日もママにいっぱいミルクをくれて、本当にハニーはいい子だわ」
そう嬉しそうに言いながらナンバー14は立ち上がった。
そこでシャーリーは背後から愛撫奉仕を続けてくれていたソーニャの方を見上げた。
「ありがとう、可愛いソーニャ」
「どういたしまして、シャーリー」
次にシャーリーはトニーとナンバー14に向かって言った。
「そして二人にもありがとうと言わせてちょうだい」
「お礼には及びません。これは私の喜びでもあるのですから」
「僕もだよ。こんな凄い快感を感じたのって生まれて初めてだった、ママも僕のを舐めてみたい?」
シャーリーはトニーのストレートな問いかけにには答えず、肩をすくめながら言った。
「ママ、着替えてくるわ。パンツも下着も濡れてしまったから」
そう言いながらソーニャの手をパンツから優しく引き抜きながら立ち上がった。
そしてコーヒーをもう一杯注ぐとキッチンを出ていった。
「今のママの反応をどう思う?」
彼はキッチン内の三人のAIに尋ねた。三人は顔を見合わせ微笑むと、トニーに向かって全員肩をすくめた。
「なあどう思うよ?」
「すいません。私たちは全員、お母様への注意が足らなかったみたいですわ」とキャロル。
ナンバー14はトニーに近寄り、彼の唇に優しくキスを捧げた。
「今夜また会いましょうね、ハニー」
そして充電のために彼女はキッチンを去った。
「私はシャーリーになにか必要なものがないか聞いてきます」
そう言ってソーニャが続いた。
そこでキャロルはマスターに対し、本日の業務を提案した。
「貴方はナンバー16を起動させることを考えるべきだと思います」
「その前にまずやるべきことがある」
「何でしょう?」
「とりあえずはママと接触・会話したことによる、君たちの言語データのアップデートかな」
「それは彼女と出会ったときからタイムレスに行われています。他には?」
「味だよ。女性のエキスの味わい。まだ新しいエキスを僕は試していない」
ナンバー16の起動準備は既に整っていて、今週中にも実行される予定であった。
だがシャーリーの突然の訪問で、そのスケジュールは変更を余儀なくされたのである。
彼としてはナンバー16を起動したいのはやまやまであったが、母がいる間は保留にしようかと迷っている。
またナンバー16は確かに最新型だが、トニーの理想とする完成品とは言えないプロトタイプでもある。
ナンバー01から15のキャロルに至るまで、彼はその得られたデータを元にナンバー16の人工知能を調整した。
ナンバー16に搭載した新機能を、早くテストしてみたい気持ちもまた強いのである。
トニーとキャロルはリビングルームに移動した。しばらくしシャーリーがソーニャとともにやってきた。
ソファに座り、シャーリーは何やら真剣に考えている様子である。
「ママ、どうかしたかい?」
「ねえAIは実際にセックスで快感を得ているの?それともあの反応はプログラムされた演技なの?」
「彼女たちは快感をシュミレートする。そうプログラムされている」
「答えになってないわよ。彼女たちは実際に"感じる"ことができているの?」
「イエス、AIの人工皮膚には温度、圧力、接触、摩擦、伸長に対する受容体が含まれているんだ」
「じゃあ感情はあるのかしら?」
「結論から言えばノーだよ。彼女たちは人間の感情に反応するようにプログラムされている。だけど彼女たち自
身の感情に基づく反応じゃないんだ。たとえばソーニャがママをセックスに誘ったとする。そこでママが何らか
の理由で気が乗らずに断ったとしよう。彼女はがっかりした反応を見せるかもしれないけど、実際に彼女の気持
ちを傷つけてるわけじゃないんだ」
「ママの頭じゃ理解が追いつかないわ」
そこでキャロルが例え話を始めた。
「こう考えてみてください。貴女のスマホで電話をすることは、そのスマホを幸せにするのでしょうか?」
「いいえ、スマホはスマホよ。幸せも不幸もないわ」
「そのとおりです。ではアップル社がアップデートの通知を貴女に送り、貴女がそれを無視することを選択した
場合、アップル社は悲しみを覚えるのでしょうか?」
「全然でしょうね」
「ではAIではなく、誰かが貴女に素晴らしいオーガズムをもたらしてくれたとしましょう。貴女はその人にお返
しをする義務を感じますか?」
「もちろんよ。私がその人にお金という対価を支払ってでもいない限りね」
「ちょっとママ、本当にそういうことしてたわけじゃないよね?」
トニーの反応にキャロルは「トニー、もう少し私に話す時間をください」とやんわりと黙っているよう諭した。
そしてもう一度シャーリーに向かって話を続けた。
「ではAIが貴女にオーガズムを与えました。貴女は彼女にもしてあげる義務を感じますか?」
「ええ、そう思うわよ」
「そこが大きな錯覚なのです。AIはいわば貴女のスマホのようなものです。AIが貴女のために曲を演奏したから
と言って、AIは貴女がそれに合わせて歌ってくれることを期待してはいません。ソーニャは人間のように自分を
認識してはいません。だから貴女はAIに対して好きなだけ利己的になって構わないのです。彼女たちは貴女のス
マホ同様に何らそのことを気にかけることはないのですから」
「だけど私には昨夜のソーニャが、素晴らしい恋人に思えてしまってたわ」
「シャーリー、AIは人間を愛せません。愛情たっぷりのふるまいに見えても、実際はただの行為に過ぎません」
「ねえキャロル。人間も同じよ。皆行為をするわ。けどAIの行為は感情に基づかない、それはわかったわ。だけ
ど見知らぬ人と行為をするくらいなら、私はAIを選ぶ。ソーニャに親しみを感じてる。トニー、これって間違っ
ていると思う?」
「ママ、僕には僕を愛してくれる人がいる。即ちママだ。そして僕には僕を愛するように行動するようプログラ
ミングされたナンバー14がいる。彼女は僕とセックスするようにもプログラムした。だけど僕が愛してるのはマ
マだ。僕はナンバー14を愛してはいない」
「そうかしら? それはママとは別の形の愛なんじゃなくって?」
その言葉に悩んだ様子のトニーにキャロルが助け舟を出した。
「答えはすぐには出ない問いかけかもしれませんね、それでシャーリー、貴女の質問に対して私とトニーは答え
られたのでしょうか?」
「ええ、十分だわ」
「じゃあママ、今日は午後から観光といかないか、カリフォルニアを案内したいんだけどな」
「ごめんね、ママはハル・ベリーとサンドラ・ブロックとの3Pデートの予定が入ってるの」
「ああそうだったね。すっかり忘れてたよ、キャロル、必要な準備はできてるのかい?」
「完了済みです。プレイルームはソーニャの手で掃除が完了。ソーニャを含めた三人の充電も完了しており既に
起動済みです。ソーニャの昨夜のデータを元に、よりお母様に快感を与えられるようハルもサンドラもアップ
デートしています。シャーリー、ナンバー14も起動しましょうか?」
シャーリーはクスクス笑いながら言った。
「興味あるけど、今日はまだその日じゃないわね」
「お望みでしたらプレイの一部始終を撮影してお渡しすることも可能です。8K動画が最高品質です」
「あら、じゃあ私のプレイが、トニーとナンバー14ののプレイ中に流れてしまうじゃない」
「シャーリーが望まないのであれば、貴女に映像データを渡した時点でオリジナルのデータは削除されます」
「ということはハニーはママのビデオには興味がないって理解でいいのね」
「いや興味がないって言ったら嘘になる。ただ僕はママのプライバシーを尊重したいだけさ」
「フフ、エッチなママ友に見せたら驚くでしょうね。私がサンドラ・ブロックにプッシーナメナメされてるビデ
オを目にした日にはね。ああ、撮影の件だったわね。答えはイエス、イエスよ!録画してちょうだい。ねえハ
ニー、本当に男性型AIは作ってないの?ママはヒュー・ジャックマン、それもウルヴァリンがタイプなのよ」
「ごめんよ。ママが目にしたAIでおしまいなんだ」
「残念だわ。じゃあソーニャ、私をプレイルームまでエスコートしてちょうだい」
「承知しました。ブランデーもお持ちしましょうか?」
「いいわね!じゃあ可愛いボーイ&ガール、ママは美女とのプレイを楽しんでくるわね」
はしゃいだ様子でリビングを出ていくシャーリーの背中に、トニーは声をかけた。
「ママ、キャロルと僕は研究所に向かうから。夕食までには戻ってくるよ。なにか必要なことがあったらAIの誰
にでもいいから伝えて(すぐキャロルに伝わるから)」
「シャーリー、今夜の夕食には何かスペシャルディナーを用意させましょうか?」
「その前に映画スターのマンマンを思う存分食べてあげちゃうつもりよ」
「楽しんでねママ」
*****
一時間後トニーとキャロルは研究所に到着した。
ナンバー16は最終アップグレードを済ませたあとに、トニーの家に移動することとなった。
TO BE CONTINUED

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