みき姫先生「ちいさなママとＨな事情」。

みき姫先生の単行本「ちいさなママとＨな事情」の話。
※昔書いた母子相姦作品レビューですが、順不同でアップしてきます。

http://www.amazon.co.jp/%E3%81%A1%E3%81%84%E3%81%95%E3%81%AA%E3%83%9E%E3%83%9E%E3%81%A8H%E3%81%AA%E4%BA%8B%E6%83%85-%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB-%E3%81%BF%E3%81%8D%E5%A7%AB/dp/4765934942/ref=sr_1_33?s=books&ie=UTF8&qid=1408254249&sr=1-33&keywords=%E3%81%BF%E3%81%8D%E5%A7%AB


その題名通り、少女（といっても高校生の息子と同じくらいの世代）になってしまった未亡人の母親に恋心を抱いてしまった息子。
なんかそのパターンよく見ますね。
多いから例は挙げないけど。

学生時代に父と出会って結婚して以来、ずっと一緒だったから未亡人にまだ慣れない…という微妙な時期の母親。
ただし、どうもみき姫先生のタッチ的にちいさなママという感じがあんまりしない。
少女になる前（つまり普通におばさんの年齢だった母親の絵も何点かあるんだけど、これがけっこう若めだからそんなに若返った感じがしない）とのコントラストに欠けるっていうか、なんていうか…
一応元の母親は息子と同じくらいの背丈っていう感じで、少女になると息子より明らかに低いってくらいにはなるんだけど…そもそも第一話の母親の登場シーンで「母親が少女になっていたりして…」という見出しの１コマの母親自体あんまり小さく見えない。
これならいっそ母親をロリにして、年相応の母の方を若干ポチャくらいにしないと差が見えずらいと思いますね。
…で、母親が若返ってしまって息子としてドキドキしながら母親と関係を持ってしまうという。
若返ったっていう描写のためか、母親がセーラー服姿になったりスクール水着を着るシーンもあって、ちょっと痛々しい。
衣装に頼らず、ちゃんと若返ってしまったんだっていう描き方をして欲しかったなぁ。。
母親は戸惑いながらも男性としてというより家族として「ずっと一緒にいて欲しい」という思いから関係を続けるオチはグッジョブ。
母親が母親としての葛藤を一応持ち続けるから、若返った母親モノとしても禁忌として成立してるっていうのかなぁ…と思ったらいらない従姉がやってくるという展開。
この当て馬女が母親に嫉妬をさせたり、息子と関係を持ったりしてる内に少女になってしまった母親の事もバレ（彼女という事にしてあった）てしまうのですね。
何て言うか…ちょっとこの従姉うざいなって感じがしました。
身を引けばいいのに最後にはこの親子の暮らしに居座るっていう訳の分からないオチになっちゃいました。
好感が持てるのは母親が他の若い男に誘惑されたり狙われたりするようになっても最後まではいかない事、そして葛藤はありながらも親子として男女として関係は続く終わり方になった事くらいかなぁ。
でも、やっぱりちゃんと熟女母で描いて欲しかったなぁ…残念。